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  • 【地震でエレベーターに閉じ込められたらどうする?】絶対に無理に脱出しない!子どもと一緒の時の対処法を2児ママが解説

    【地震でエレベーターに閉じ込められたらどうする?】絶対に無理に脱出しない!子どもと一緒の時の対処法を2児ママが解説

    マンションやショッピングモール、
    駅、病院、オフィスなど、
    普段何気なく使っているエレベーター。

    もし乗っている途中で突然、

    グラグラグラ……!

    と大きな地震が起きたら、
    どうしますか?

    さらに、

    「ドアが開かない!」

    となったら……。

    想像しただけでも怖いですよね。

    しかも、
    子ども2人と一緒だったら、

    「ここから出なきゃ!」

    「ドアを開けられない?」

    「停電したら真っ暗になる?」

    「このまま酸素がなくなったら?」

    と、パニックになってしまうかもしれません。

    でも、
    地震でエレベーターに閉じ込められた時に、
    まず覚えておきたいことがあります。


    絶対に無理に脱出しようとしない!


    非常用呼び出しボタン・インターホンなどで外部へ連絡し、救助を待つ。

    エレベーターは、
    建物の各階の床と同じ位置に止まっているとは限りません。

    無理にドアを開けて外へ出ようとすると、
    昇降路へ転落するなど重大な事故につながる危険があります。

    今回は、
    「地震でエレベーターに閉じ込められたらどうする?」
    をテーマに、

    • 地震を感じた瞬間に何をする?
    • なぜ「全部の階のボタン」を押すの?
    • 閉じ込められたら最初に何をする?
    • ドアを自分で開けてもいい?
    • 停電したら真っ暗になる?
    • 酸欠になる心配は?
    • スマホがつながったら何を伝える?
    • 子どもがパニックになったら?
    • トイレに行きたくなったら?
    • 救助されるまでどう過ごす?
    • 地震後にエレベーターを使って避難していい?

    など、
    いざという時に知っておきたいことを
    2児ママ目線で詳しくまとめます。

    結論|地震でエレベーターに閉じ込められた時の行動

    最初に、
    一番大切な流れを確認しておきましょう。

    🚨 地震でエレベーターに閉じ込められたら

    ① 揺れを感じたら、すべての行先階ボタンを押す
    ↓

    ② 最初に停止した階で、安全を確認して降りる
    ↓

    ③ ドアが開かず閉じ込められたら、慌てない
    ↓

    ④ 非常用呼び出しボタン・インターホンで連絡する
    ↓

    ⑤ スマホが使えるなら外部への連絡も試す
    ↓

    ⑥ 自分でドアをこじ開けない
    ↓

    ⑦ 無理に天井などから脱出しない
    ↓

    ⑧ 子どもを落ち着かせ、体力を温存する
    ↓

    ⑨ 外部からの指示に従う
    ↓

    ⑩ 救助を待つ

    特に、

    「自分で脱出しようとしない」

    これは必ず覚えておきたいポイントです。

    地震を感じたら「すべての行先階ボタン」を押す

    エレベーターに乗っている時に地震を感じたら、
    まずどうするのでしょうか。

    日本エレベーター協会では、

    すべての行先階ボタンを押し、最初に停止した階で降りる

    よう案内しています。

    政府広報でも同様に、
    地震でエレベーターに乗っていた場合は、
    全ての階のボタンを押して最初に停止した階で降りることが原則
    とされています。

    ただし、
    停止した階そのものが危険な状況の場合もあるため、
    ドアが開いた先の状況を確認して判断することも必要です。

    💡 覚え方はシンプル

    地震を感じた!
    ↓
    全部の階のボタンを押す!
    ↓
    最初に安全に停止した階で降りる。

    最近のエレベーターなら自動で止まるんじゃないの?

    「今のエレベーターなら、
    地震が起きれば自動的に近くの階へ止まるのでは?」

    と思う方もいるでしょう。

    確かに、
    地震の揺れを感知すると
    最寄りの階に停止する安全装置を備えたエレベーターがあります。

    日本エレベーター協会によると、
    2009年9月の建築基準法施行令改正以降に設置された乗用・寝台用エレベーターの大半には、
    地震を感知して最寄りの階に停止させる装置が設けられています。

    ただし、
    すべてのエレベーターが同じ設備・仕様とは限りません。

    「自動で止まるはず」と何もしないのではなく

    自分でも全ての行先階ボタンを押す。

    これを覚えておきましょう。

    閉じ込められた!まず非常用呼び出しボタンを押す

    エレベーターが止まった。

    でも、
    ドアが開かない。

    そんな時は、

    「出なきゃ!」

    ではなく、

    「外部へ知らせる!」

    です。

    かご内にある
    非常用呼び出しボタン・インターホン
    などを使って外部へ連絡します。

    ☎ 閉じ込められたら

    非常用呼び出しボタン・インターホンを使用

    「地震でエレベーターに閉じ込められています」

    と伝え、
    外部からの指示に従います。

    非常ボタンを1回押して反応がなかったら?

    大規模地震では、
    建物や地域全体が混乱している可能性があります。

    非常用呼び出しボタンを押したのに、
    すぐ応答がないことも考えられます。

    だからといって、

    「誰にも気づいてもらえない!」

    と判断してドアをこじ開けるのは危険です。

    設備の案内に従って呼び出しを続け、
    スマホが使えるなら、
    外部への連絡手段も試します。

    マンションなら、

    • 管理会社
    • 管理室
    • 家族
    • 建物管理者
    • 必要に応じて119番などの緊急通報

    へ現在の状況を知らせることも考えます。

    外部につながったら何を伝える?

    パニックになると、
    何を話せばいいのか分からなくなります。

    そこで、
    できるだけ簡潔に伝えましょう。

    📢 伝えたい情報

    • どこの建物か
    • エレベーターに閉じ込められていること
    • 何人いるか
    • 子ども・高齢者などがいるか
    • けが人・急病人がいるか
    • 分かれば停止した位置・階
    • 煙・異臭・浸水など異常があるか

    特に、
    けが人や体調不良者がいる場合は、
    そのことを早めに伝えます。

    絶対NG|エレベーターのドアを自分でこじ開けない

    閉じ込められた時、
    一番やってはいけないことの一つです。

    映画やドラマでは、

    「ドアをこじ開けて脱出!」

    という場面がありますよね。

    でも、
    実際のエレベーターで真似してはいけません。

    エレベーターが停止している位置によっては、
    かごの床と建物の床がずれている可能性があります。

    そしてドアの外が、
    安全なフロアとは限りません。


    ドアを自力でこじ開けない!


    無理な脱出は、昇降路への転落など重大な事故につながる危険があります。

    日本エレベーター協会も、
    閉じ込められた場合に
    無理に脱出しようとするのは大変危険
    と明確に注意しています。

    天井の非常口から脱出してもいい?

    これも映画でよく見る場面です。

    エレベーターの天井を開けて、
    上へ脱出する。

    でも、

    自分で脱出しようとしないでください。

    昇降路は、
    一般の利用者が安全に歩いたり脱出したりする場所ではありません。

    閉じ込められた場合は、
    救助する側からの指示に従うことが基本です。

    「落下するかも」と怖い…エレベーターは大丈夫?

    子どもが、

    「このエレベーター、落ちちゃうの?」

    と聞いてくるかもしれません。

    日本エレベーター協会によると、
    エレベーターには落下を防止するための安全装置があります。

    もちろん、
    大地震後は設備の損傷状況が分からないため、
    利用を続けてよいという意味ではありません。

    ただ、
    閉じ込められたからといって、
    恐怖から無理に脱出しようとする方が危険です。

    子どもには

    「大丈夫。勝手に出ようとしないで、助けてもらうのを待とうね」

    と伝え、
    できるだけ不安を和らげてあげたいですね。

    停電したらエレベーターの中は真っ暗になる?

    閉じ込められた時に怖いのが、

    「停電したら真っ暗になるの?」

    ということ。

    日本エレベーター協会によると、
    一般的な乗用エレベーターでは、
    停電時には非常用バッテリーが起動して
    非常用照明が点灯する仕組みがあります。

    ただし、
    設備や種類によって仕様は異なります。

    また、
    照明がついていても、
    建物側の停電や通信設備への影響などが考えられます。

    スマホを持っているなら、
    バッテリーを無駄に使わないことも大切です。

    エレベーターの中で酸欠にならない?

    閉じ込められると、

    「密閉されているから、そのうち酸素がなくなるのでは?」

    と不安になるかもしれません。

    日本エレベーター協会では、
    かごには隙間があるため、閉じ込められたことで酸欠になるものではない
    と案内しています。

    💡 「酸素がなくなる!」と焦って脱出しない

    閉じ込められた時に優先するのは、 外部との連絡を確保して、安全に救助を待つことです。

    スマホがつながったら家族LINEにも連絡する

    非常用インターホンとは別に、
    スマホの電波が入るなら、
    家族へ自分の状況を伝えておくのも一つです。

    ただし、
    長電話を続けるより、
    短く必要な情報を伝えます。

    【家族LINEの例】

    「○○マンションのエレベーターに閉じ込められています。子ども2人と一緒。3人とも今のところケガなし。非常ボタンで連絡中。救助を待ちます。」

    このように、

    • 場所
    • 人数
    • けがの有無
    • 現在どうしているか

    を短く伝えれば、
    家族も状況を把握しやすくなります。

    スマホの電池はできるだけ温存する

    救助まで時間がかかる可能性を考えると、
    スマホは重要な連絡手段になります。

    そこで、

    • 画面を必要以上につけっぱなしにしない
    • 動画を見続けない
    • 不要なアプリを使わない
    • 長電話を控える

    など、
    状況に応じてバッテリーを温存します。

    ただし、
    救助要請や重要な連絡まで我慢する必要はありません。

    連絡手段として必要な電池を残しておく
    という考え方です。

    子どもと一緒に閉じ込められたらどうする?

    ここは、
    2児ママとして一番考えておきたいところです。

    大地震。

    エレベーター停止。

    ドアが開かない。

    子どもが泣きながら、

    「怖い!」

    「早く出たい!」

    「ママ、ドア開けて!」

    と言ってくるかもしれません。

    でも、
    大人までパニックになると、
    子どもの不安はさらに大きくなります。

    👩‍👧‍👦 子どもと一緒なら

    • まずけがをしていないか確認
    • 子どもを座らせるなど安全な姿勢を取らせる
    • 「助けを呼んでいるよ」と説明する
    • ドアやボタン周辺で遊ばせない
    • 無理にドアを触らせない
    • 飲み物があれば少しずつ使う
    • スマホの電池を温存する
    • 体調の変化を確認する

    子どもには「救助が来るまで待つ」と伝える

    小さな子どもに、
    エレベーターの安全装置について詳しく説明しても
    理解するのは難しいですよね。

    だから、


    「助けてくれる人に連絡したよ」


    「ここで待っていれば大丈夫だよ」


    「ドアは触らないで待とうね」

    くらいシンプルに伝える方が分かりやすいと思います。

    閉じ込められてトイレに行きたくなったら?

    これも、
    子どもがいる家庭では現実的な問題です。

    救助までの時間が長くなれば、

    「ママ、おしっこ……」

    となる可能性があります。

    そして、
    大人でも同じです。

    このため、
    マンションの防災を考えるなら、
    家の中だけでなく、
    普段持ち歩く防災用品についても考えておく価値があります。

    ただし、
    閉じ込められた時に
    「トイレを我慢するために水を飲まない」
    と極端に水分を控えるのは避けましょう。

    特に夏場など、
    エレベーター内の温度が高くなる状況では、
    体調管理が重要です。

    暑い・寒い時は体調変化を早めに伝える

    エレベーターが停止すると、
    空調環境が普段と同じとは限りません。

    真夏なら暑さ、
    真冬なら寒さが問題になる可能性があります。

    特に、

    • 乳幼児
    • 高齢者
    • 妊婦
    • 持病のある人
    • けがをしている人

    がいる場合は、
    外部と連絡が取れた時に伝えましょう。

    ⚠ 体調が悪くなったら我慢しない

    「子どもの具合が悪くなってきた」
    「呼吸が苦しい」
    「けがをして出血している」
    「意識がおかしい」

    など、 緊急性がある変化は外部へ伝えます。

    救助が遅いから大声で叫び続ける?

    助けがなかなか来ないと、

    「誰かー!」

    と叫び続けたくなるかもしれません。

    しかし、
    長時間大声を出し続ければ体力を消耗します。

    まずは、
    エレベーターに備えられた非常用連絡設備を使います。

    スマホが使えるなら、
    そちらからも必要な連絡を取ります。

    声や音で知らせる必要がある状況でも、
    体力を使い切らないことを意識しましょう。

    余震が来てもパニックにならない

    一度大きな地震が起きた後も、
    余震が発生する可能性があります。

    閉じ込められているところへ、
    再び揺れが来たら本当に怖いと思います。

    子どもも、

    「また揺れた!」

    とパニックになるかもしれません。

    そんな時も、
    ドアを無理に開けたり、
    自力脱出を試みたりせず、

    外部との連絡を保ちながら救助を待つ

    ことが基本です。

    エレベーターの中で火災や煙を感じたら?

    通常の閉じ込めとは違い、

    • 煙が入ってきた
    • 焦げ臭い
    • 異常な熱を感じる
    • 浸水してきた
    • けが人が重篤

    など、
    別の緊急事態が発生している場合があります。

    この場合は、
    その異常を非常用インターホンや緊急通報先へ明確に伝える
    ことが重要です。

    ただし、
    この場合でも自分の判断だけでドアをこじ開けたり、
    昇降路へ出たりするのは非常に危険です。

    外部からの指示に従います。

    地震後にエレベーターが動いている!乗っていい?

    ここも非常に重要です。

    大地震の揺れが収まった。

    マンションから避難しようとしたら、

    「エレベーター、普通に動いてる!」

    となることがあります。

    でも、


    地震後の避難にエレベーターを使わない!

    政府広報では、
    地震の揺れが収まった後に避難する際は、
    たとえエレベーターが動いていても使用しない
    よう案内しています。

    なぜなら、

    • 地震感知センサーが作動する
    • 停電する
    • 設備が故障する

    などによって、
    途中で緊急停止し、
    閉じ込められる可能性があるからです。

    「さっき動いたから大丈夫」も危険

    地震後に一度誰かがエレベーターを使えたとしても、
    その後も安全とは限りません。

    日本エレベーター協会では、
    地震後は
    建物等の管理者が安全を確認するまで利用しない
    よう案内しています。

    また、
    強い揺れを受けて運転を休止したエレベーターは、
    損傷が見当たらなくても技術者による点検が必要になる場合があります。

    🏢 マンションでは

    「動いているか」ではなく、

    「安全確認が済んで利用可能になっているか」

    を確認しましょう。

    高層マンションは「エレベーター停止後」も考えておく

    高層マンションでは、
    閉じ込めだけが問題ではありません。

    エレベーターが長時間停止すると、

    • 階段での移動が大変
    • 高齢者や小さな子どもの移動が難しい
    • 水や食料を上階へ運ぶのが大変
    • 停電・断水が重なる可能性
    • 外出や帰宅が難しくなる

    といった問題が出てきます。

    2児ママ目線で考えると、

    子ども2人+荷物+階段

    というだけでもかなり大変です。

    だからこそ、
    「エレベーターが使えない前提」でマンション防災を考える
    ことが大切だと思います。

    🐱 あわせて読みたい|茶トラぶろぐ

    大地震が起きた時は、
    エレベーターだけでなく、 家の中のどこが安全なのかを家族で確認しておくことも重要です。

    家具・窓・キッチンなど、
    室内の危険な場所をチェックする方法はこちらでまとめています。


    ▶ 【地震の時、家の中で安全な場所はどこ?】家族で「危険な場所」を探してみよう|2児ママの室内防災

    エレベーターが使えないから車で迎えに行く?

    大地震では、

    「エレベーターが止まった」

    「電車も止まった」

    「子どもが学校にいる」

    など、
    複数の問題が同時に起こる可能性があります。

    でも、
    子どもが心配だからといって、
    大地震直後に無理に移動するのも危険です。

    親自身が安全な場所にいるなら、
    まず自分の安全を確保し、
    学校の引き渡しルールや交通状況などを確認しましょう。

    🐱 あわせて読みたい|茶トラぶろぐ

    大地震で交通機関が止まった時、
    子どもが心配でも「すぐ歩いて帰宅することが正解とは限らない」という点も知っておきたいところです。


    ▶ 【災害時は無理に帰宅しない】その場にとどまる判断も大切|子どもがいる家庭で決めておきたいこと

    マンション住まいならエレベーター内を一度確認してみよう

    この記事を読んだ後、
    今日できることがあります。

    次にマンションのエレベーターへ乗った時、
    何気なくスマホを見るのではなく、
    かごの中を確認してみてください。

    例えば、

    • 非常用呼び出しボタンはどこ?
    • インターホンはどこ?
    • 非常時の説明はどこに書いてある?
    • 管理会社や保守会社の表示はある?
    • 子どもは非常ボタンの場所を知っている?

    などです。

    👩‍👧‍👦 2児ママとしておすすめしたい防災習慣

    次に子どもとエレベーターへ乗ったら、

    「地震が来たら、どのボタンを押すと思う?」

    とクイズにしてみる。

    答えは、

    「全部の行先階ボタン!」

    子どもだけでエレベーターに乗っていたら?

    子どもがある程度大きくなれば、
    マンションで一人でエレベーターに乗ることもあります。

    そんな時に地震が起きる可能性もゼロではありません。

    だから、
    子どもにも最低限、

    👦 子どもに教えておきたい4つ

    ① 地震が来たら全部の行先階ボタンを押す

    ② 止まって安全に降りられたら降りる

    ③ 閉じ込められたら非常用呼び出しボタンを押す

    ④ ドアを自分で開けて脱出しない

    この4つくらいなら、
    小学生くらいの子でも覚えやすいと思います。

    エレベーター閉じ込め対策|家族で確認したいチェックリスト

    ✅ わが家のチェックリスト

    • □ 地震を感じたら全ての行先階ボタンを押すと知っている
    • □ 最初に安全に停止した階で降りると知っている
    • □ 非常用呼び出しボタンの場所を知っている
    • □ 閉じ込められても自分でドアを開けない
    • □ 天井などから自力脱出しない
    • □ スマホが使えるなら現在地を家族へ伝える
    • □ スマホのバッテリーを温存する
    • □ 子どもにも非常時の行動を教えている
    • □ 地震後の避難にはエレベーターを使わない
    • □ 動いていても安全確認前は利用しない
    • □ 高層階まで階段で移動する場合を想定している
    • □ エレベーター停止を想定して自宅に水・食料を備蓄している

    2児ママ目線|閉じ込められたら「出る」より「知らせる」

    エレベーターに閉じ込められたら、
    本能的には、

    「ここから早く出たい!」

    と思います。

    子どもが泣いていたら、
    なおさらです。

    でも、
    そんな時こそ思い出したい言葉があります。


    「出る」より「知らせる」


    自力脱出ではなく、外部へ連絡する。

    非常用呼び出しボタンを押す。

    スマホが使えれば連絡する。

    現在地と人数を伝える。

    そして、
    救助を待つ。

    この順番を知っているだけでも、
    実際に閉じ込められた時の行動は変わると思います。

    まとめ|地震でエレベーターに閉じ込められても無理に脱出しない

    最後にもう一度、
    大切なポイントをまとめます。

    🚨 地震時のエレベーターで覚えておきたいこと

    ① 地震を感じたら全ての行先階ボタンを押す

    ② 最初に安全に停止した階で降りる

    ③ 閉じ込められたら非常用呼び出しボタンを使う

    ④ スマホが使えるなら外部へ状況を伝える

    ⑤ ドアを自分でこじ開けない

    ⑥ 天井などから自力脱出しない

    ⑦ 子どもを落ち着かせる

    ⑧ 体力とスマホの電池を温存する

    ⑨ 地震後の避難にエレベーターを使わない

    ⑩ 安全確認が済むまでエレベーターを利用しない

    そして、
    一番覚えておきたいのは、

    閉じ込められたら、無理に脱出しない。

    ということです。

    映画のようにドアを開けたり、
    天井から逃げたりするのではなく、

    非常用呼び出しボタンで知らせて、救助を待つ。

    子どもと一緒なら、

    「大丈夫。助けを呼んだから、ここで待とうね」

    と声をかける。

    そして、
    子どもが一人でエレベーターに乗る年齢なら、
    今日から、


    地震が来たら
    「全部の階のボタン」


    閉じ込められたら
    「非常用呼び出しボタン」


    自分でドアを開けない!

    この3つだけでも、
    家族で共有してみてください。

    大地震は、
    家にいる時に起こるとは限りません。

    マンションから出かける途中、
    買い物中、
    学校や仕事へ向かう途中。

    いつものエレベーターが、
    突然止まる可能性もあります。

    だからこそ、

    「閉じ込められた時にどうするか」を、閉じ込められる前に知っておく。

    それも、
    家族を守るための大切な防災対策だと思います。

    参考|公的機関・専門団体の情報

    ※エレベーターの設備・安全装置・非常時の動作は、設置時期、機種、建物、管理状況などによって異なります。実際に地震で閉じ込められた場合は、自力で無理に脱出しようとせず、かご内の非常用呼び出しボタン・インターホン等で外部へ連絡し、管理者・保守会社・消防等の指示に従ってください。火災、煙、浸水、重篤なけが・急病など別の緊急事態が発生している場合は、その状況を外部へ速やかに伝えてください。

  • 【大地震直後にやってはいけないこと10選】知らないと危険!家族を守るために2児ママが覚えておきたい行動

    【大地震直後にやってはいけないこと10選】知らないと危険!家族を守るために2児ママが覚えておきたい行動

    突然、
    家が大きく揺れ始めたら――。

    スマホから緊急地震速報。

    食器棚から物が落ちる。

    子どもが、

    「ママ!怖い!」

    と泣き出す。

    そんな状況になったら、
    落ち着いて行動できる自信はありますか?

    2児のママとして考えると、
    私はきっと、

    「子どもを守らなきゃ!」

    ということで頭がいっぱいになると思います。

    でも、
    大地震直後には、

    「良かれと思ってやった行動」が、かえって危険につながる

    ことがあります。

    ⚠ 大地震直後は「何をするか」だけでなく「何をしないか」も大切!

    地震発生直後は、 普段とはまったく違う環境になります。

    床にはガラス。
    外には落下物。
    道路には被害。
    停電後には通電火災の危険。

    だからこそ、 危険な行動をあらかじめ知っておくことが家族を守る防災につながります。

    今回は、
    「大地震直後にやってはいけないこと10選」
    をテーマに、

    「じゃあ、代わりにどうすればいい?」

    まで、2児ママ目線で分かりやすくまとめます。

    まず結論|大地震直後にやってはいけないこと10選

    ⚠ 大地震直後に避けたい10の行動

    ① 揺れている最中に慌てて外へ飛び出す

    ② 揺れている最中に火を消しに行く

    ③ 子どものところへ無理に走って移動する

    ④ 裸足で家の中を歩く

    ⑤ 地震後にエレベーターを使う

    ⑥ 電気が復旧したらすぐブレーカーを入れる

    ⑦ ガス臭いのに火や電気機器を使う

    ⑧ 津波の危険があるのに荷物を取りに戻る

    ⑨ むやみに車で避難する

    ⑩ 子どもが心配だからと無理に帰宅する

    それぞれ、
    理由を詳しく見ていきましょう。

    ① 揺れている最中に慌てて外へ飛び出す

    家が激しく揺れたら、

    「外の方が安全かも!」

    と考えて、
    玄関へ走りたくなるかもしれません。

    でも、
    強い揺れの最中に動き回るのは危険です。

    家の中では、

    • 家具が倒れる
    • テレビが飛ぶ
    • 食器が落ちる
    • 窓ガラスが割れる

    可能性があります。

    さらに外へ飛び出した先にも、

    • 屋根瓦
    • 窓ガラス
    • 看板
    • 外壁
    • ブロック塀

    などの危険があります。

    ⭕ 代わりにどうする?

    まずはその場で頭と体を守ることを優先。

    丈夫な机が近くにあり安全に入れるなら机の下へ。
    机がなければ、家具・ガラス・落下物から離れ、
    頭や首を守ります。

    🐱 あわせて読みたい|茶トラぶろぐ

    家の中で地震が起きた時、 「どこへ逃げればいい?」と迷わないように、
    家族で安全な場所・危険な場所を確認しておきましょう。


    ▶ 【地震の時、家の中で安全な場所はどこ?】家族で「危険な場所」を探してみよう|2児ママの室内防災

    ② 揺れている最中に火を消しに行く

    昔から、

    「地震だ!火を消せ!」

    というイメージを持っている人も多いかもしれません。

    でも、
    激しい揺れの中でキッチンまで移動すると、

    • 熱湯をかぶる
    • 鍋が落ちる
    • 食器が飛んでくる
    • 転倒する

    などの危険があります。

    政府広報でも、
    火を使っていた場合は揺れが収まってから火の始末をする
    よう案内されています。

    ❌ 揺れているのにコンロまで走らない

    まず守るのは、 火より自分と子どもの命。

    ⭕ 代わりにどうする?

    揺れが収まってから安全を確認して火元を確認します。

    出火していて安全に初期消火できる状況なら対応し、
    危険を感じたら無理をせず避難します。

    ③ 子どものところへ無理に走って移動する

    これ、
    2児ママとしては一番やってしまいそうです。

    リビングにママ。

    子どもは別の部屋。

    突然、
    震度6強や震度7クラスの激しい揺れ。

    そうなれば、

    「子どものところへ行かなきゃ!」

    と思いますよね。

    でも、
    立っていることすら難しいような強い揺れの中を移動すれば、
    親自身が転倒したり、
    家具や落下物に巻き込まれたりする可能性があります。

    親が負傷してしまえば、
    その後子どもを守ることも難しくなります。

    ⭕ 子どもにも「自分で身を守る」を教えておく

    「地震が来たらママのところへ走ってきて」ではなく、

    「まず、その場所で頭を守ってね」

    と教えておくことも大切です。

    揺れが収まってから、
    足元などの安全を確認しながら子どものところへ向かいます。

    ④ 裸足で家の中を歩く

    揺れが収まった。

    子どもは大丈夫?

    玄関は?

    外の様子は?

    と動き始める前に、
    足元を確認してください。

    地震後の床には、

    • 割れたガラス
    • 食器の破片
    • 照明器具の破片
    • 家具の部品
    • 尖った物

    などが散乱している可能性があります。

    そこで裸足のまま歩けば、
    足を切ってしまうことがあります。

    災害時に足を負傷すると、
    その後の避難にも影響します。

    👟 夜の地震にも備えよう

    寝室の安全な場所に、必要に応じて 底を守れる履物とライトを準備しておくと、
    夜間の地震対策になります。

    ⑤ 地震後にエレベーターを使う

    マンションの高層階に住んでいると、

    「階段は大変だからエレベーターで……」

    と思うかもしれません。

    でも、
    大地震後の避難でエレベーターを利用するのは避けましょう。

    政府広報では、
    地震の揺れが収まった後に避難する際は、たとえエレベーターが動いていても使用しない
    よう案内しています。

    理由は、

    • 停電
    • 故障
    • 地震感知センサーの作動

    などで緊急停止し、
    閉じ込められる可能性があるためです。


    「動いているから大丈夫」は危険!

    地震後の避難では、
    エレベーターを使わない。

    なお、
    地震発生時にすでにエレベーターの中にいる場合は、
    全ての階のボタンを押し、
    最初に停止した階で降りることが基本です。

    閉じ込められた場合は、
    無理にドアを開けようとせず、
    非常用呼び出しボタンなどで救助を求めます。

    ⑥ 電気が復旧したらすぐブレーカーを入れる

    地震で停電。

    数時間後、
    近所の明かりがつき始めた。

    すると、

    「電気が戻った!」

    とすぐにブレーカーを入れたくなるかもしれません。

    ここで注意したいのが、
    通電火災です。

    地震によって、

    • 電気ストーブが倒れている
    • 電源コードが傷ついている
    • 家電が倒れている
    • 配線が損傷している
    • 可燃物が電気機器の上に落ちている

    などの状態になっていると、
    電気が復旧した際に火災につながる可能性があります。

    ⚡ 停電復旧=すぐ電源ONではない

    まず、 電気機器・コード・家の中に異常がないか確認。

    避難して家を離れる場合には、
    安全に行える状況でブレーカーを落としてから避難します。

    漏電が疑われる場合や設備に異常がある場合は、
    無理に復旧させないことも大切です。

    ⑦ ガス臭いのに火や電気機器を使う

    揺れが収まり、
    部屋の中で、

    「なんかガス臭い……?」

    と感じたら要注意です。

    政府広報では、
    ガスの臭いがする場合はガスを使用せず、
    窓を開けて換気し、
    ガスの元栓などを閉めて緊急連絡先へ連絡するよう案内しています。

    ここで特に避けたいのが、

    • ライターをつける
    • ろうそくに火をつける
    • ガスコンロを使う

    などの火気です。

    🔥 ガス臭い時に「停電だからろうそく」は危険

    暗くても、 安全が確認できるまで火を使わない。

    防災用のライトをすぐ使える場所に準備しておくことが大切です。

    ⑧ 津波の危険があるのに荷物を取りに戻る

    海の近くで大きな地震。

    避難を始めたところで、

    「あ、防災リュックを忘れた!」

    「スマホを家に置いてきた!」

    「財布を取りに戻りたい!」

    と思っても、
    津波の危険がある場合は命を最優先にします。

    津波警報等が発表された場合や、
    海岸付近で強い揺れ・長い揺れを感じた場合などは、
    津波から離れるための避難を優先します。


    命 > 防災リュック > スマホ > 財布


    物を取りに戻るために避難を遅らせない。

    防災リュックは、
    命を守る避難を遅らせてまで持つものではありません。

    ⑨ むやみに車で避難する

    子どもが2人いると、

    「車なら荷物も積めるし、子どもも歩かなくて済む」

    と思いますよね。

    私も普段ならそう考えると思います。

    でも大規模地震直後は、

    • 道路の損傷
    • 倒壊物
    • 信号機の停止
    • 大渋滞
    • 緊急車両の通行

    などが考えられます。

    特に津波避難については、
    徒歩避難が原則とされています。

    ただし、
    地域の地形、津波到達時間、避難場所までの距離、
    要配慮者の状況などによって、
    自治体が自動車避難を想定している地域もあります。

    🚗 「災害=とりあえず車」にはしない

    自宅周辺では、 どの災害で、どこへ、どの方法で避難するのか
    を平常時にハザードマップや自治体の避難計画で確認しておきましょう。

    ⑩ 子どもが心配だからと無理に帰宅する

    最後は、
    子どもがいる家庭だからこそ覚えておきたいことです。

    仕事中に大地震。

    電車が全部止まった。

    子どもは学校。

    そんな状況なら、

    「今すぐ子どものところへ帰らなきゃ!」

    と思いますよね。

    でも、
    大地震直後に長距離を歩いて帰宅すると、

    • 建物の倒壊
    • 落下物
    • 火災
    • 道路の混雑
    • 余震

    などに巻き込まれる可能性があります。

    子どもが学校にいる場合は、
    学校の災害時対応・引き渡しルールに従うことも重要です。

    ⭕ 「迎えに行く」より先に自分の安全を確保

    親自身が無事でいることも、 子どもを守るために必要な行動です。

    🐱 あわせて読みたい|茶トラぶろぐ

    大地震で電車が止まった時、
    「子どもが心配だから歩いてでも帰りたい」と思う方へ。

    災害直後はあえてその場にとどまるという判断についてもまとめています。


    ▶ 【災害時は無理に帰宅しない】その場にとどまる判断も大切|子どもがいる家庭で決めておきたいこと

    番外編|地震直後に「トイレを流す」のも要注意

    10選とは別に、
    もう一つぜひ覚えておきたいことがあります。

    それが、
    大地震直後の水洗トイレです。

    蛇口から水が出るからといって、
    排水管や下水道まで無事とは限りません。

    特にマンションでは、
    建物内の排水管が損傷している状態で流すと、
    下階への汚水漏れなどにつながる可能性があります。

    🚽 大地震後は「水が出る=流していい」ではない

    自治体やマンション管理会社・管理組合などからの情報を確認し、
    排水設備の安全が分からない間は、
    携帯トイレなどの利用を考えます。

    子どもには「10個全部」覚えさせなくてもいい

    ここまで10項目を紹介しましたが、
    小さな子どもに、

    「これを全部覚えてね!」

    と言っても難しいですよね。

    そこで、
    2児ママとして子どもに伝えるなら、
    もっとシンプルにしたいと思います。


    ① 揺れている時は走らない


    ② 頭を守る


    ③ 揺れが止まるまで待つ


    ④ 勝手に外へ出ない


    ⑤ ママ・パパ・先生の話を聞く

    まずは、
    このくらいでも十分です。

    夜中の大地震はさらに危険

    大地震が昼間に起きるとは限りません。

    午前2時。

    家族全員が寝ている。

    突然、
    激しい揺れ。

    そして停電。

    真っ暗な部屋の中で、
    床には物が散乱しているかもしれません。

    そんな状況で、
    子どものところへ裸足で走れば危険です。

    だから寝室には、

    • ライト
    • 足を守れる履物
    • スマホなど連絡手段

    を、地震で飛ばされにくく取り出しやすい場所に準備しておくと安心です。

    大地震直後の「最初の10分」をイメージしてみる

    やってはいけないことを覚えたら、
    次は、

    「じゃあ、実際に地震が起きたら何をする?」

    を家族で考えてみましょう。

    揺れている間
    → 無理に移動せず頭・体を守る


    揺れが収まった直後
    → 家族のけがを確認
    → 靴・履物を確保
    → 火元や周囲の危険を確認


    その後
    → 正確な災害情報を確認
    → 津波・火災・建物倒壊などの危険を判断
    → 必要なら安全な方法で避難

    「スマホで地震情報を調べる」前に周囲を見る

    大地震が起きたら、
    スマホで震度や震源を確認したくなります。

    もちろん、
    正確な災害情報を確認することは大切です。

    でも、
    強い揺れの最中にスマホを探し回ったり、

    「震度いくつ?」

    と画面ばかり見たりするより、
    まず自分と子どもの安全を確保します。

    📱 順番が大切

    ① 自分の身を守る
    ↓
    ② 子どもの安全を確認
    ↓
    ③ 周囲の危険を確認
    ↓
    ④ 災害情報を確認

    SNSの情報だけを信じて行動しない

    大地震が起きると、
    XなどのSNSには大量の情報が流れます。

    中には非常に役立つ情報もありますが、
    誤情報や古い情報が混ざる可能性もあります。

    特に、

    • 津波情報
    • 避難指示
    • 火災情報
    • 道路情報
    • 給水情報

    など、
    命に関わる判断では、

    • 気象庁
    • 自治体
    • 消防・警察
    • 防災行政無線
    • 信頼できる報道機関

    などの情報も確認します。

    「SNSで見たから」で命に関わる判断をしない。

    これも家族で共有しておきたいですね。

    大地震直後|家族で確認したいチェックリスト

    ✅ わが家の地震直後チェック

    • □ 揺れている最中に外へ飛び出さない
    • □ 揺れている最中に火を消しに行かない
    • □ 強い揺れの中で子どものところへ無理に走らない
    • □ 揺れが収まったら足元を確認する
    • □ 裸足で歩かない
    • □ 地震後の避難にエレベーターを使わない
    • □ 停電復旧後すぐ電源を戻さない
    • □ ガス臭い時は火を使わない
    • □ 津波の危険がある時は荷物を取りに戻らない
    • □ むやみに車で避難しない
    • □ 無理に帰宅しない
    • □ 大地震後のトイレをむやみに流さない
    • □ SNSだけで判断しない
    • □ 公式の災害情報を確認する
    • □ 余震にも注意する

    2児ママ目線|「正しいことを全部やる」より最初に命を守る

    防災について勉強すればするほど、

    地震が起きたら、

    「火を確認しなきゃ」

    「玄関を開けなきゃ」

    「防災リュックを持たなきゃ」

    「ブレーカーを落とさなきゃ」

    「子どものところへ行かなきゃ」

    と、
    やることがたくさんあるように感じます。

    でも、
    強い揺れの最中に全部やろうとする必要はありません。


    まず命を守る。


    それ以外は、揺れが収まってから。

    親が無事でなければ、
    子どもを守ることもできません。

    だから私は、
    子どもにも、

    「大きく揺れたら、ママのところへ走ってこなくていいよ。まず頭を守ってね」

    と伝えておきたいと思います。

    まとめ|大地震では「慌てて何かする」ことが危険になる

    大地震が発生すると、
    誰でも怖くなります。

    特に子どもがいれば、

    「早く助けなきゃ」

    「早く逃げなきゃ」

    という気持ちになると思います。

    でも、
    その焦りが危険な行動につながることがあります。

    ⚠ 大地震直後にやってはいけないこと10選

    ① 揺れている最中に慌てて外へ飛び出す

    ② 揺れている最中に火を消しに行く

    ③ 子どものところへ無理に走って移動する

    ④ 裸足で家の中を歩く

    ⑤ 地震後にエレベーターを使う

    ⑥ 電気復旧後すぐブレーカーを入れる

    ⑦ ガス臭いのに火や電気機器を使う

    ⑧ 津波の危険があるのに荷物を取りに戻る

    ⑨ むやみに車で避難する

    ⑩ 子どもが心配だからと無理に帰宅する

    そして、
    この10個より先に覚えてほしいのが、

    揺れている間は、まず自分の命を守る。

    ということです。

    地震が起きた瞬間に、
    完璧な防災行動をする必要はありません。

    まず自分。

    そして子ども。

    揺れが収まってから、
    一つずつ安全を確認していきます。

    ぜひ今日、
    子どもたちに、

    「今ここで大きな地震が来たら、最初に何をする?」

    と聞いてみてください。

    答えはシンプルです。


    走らない。
    慌てない。
    まず頭と命を守る。

    「何を持って逃げるか」より先に、
    「何をしてはいけないか」を家族で知っておく。

    それも、
    2児のママとして大切にしたい
    わが家の防災対策です。

    参考|公的機関の地震・防災情報

    ※地震発生時に必要な行動は、建物の被害状況、火災・津波・土砂災害の危険、現在地、家族構成、自治体の避難情報などによって異なります。実際の災害時には自分と家族の命を守ることを最優先にし、気象庁・自治体・消防・警察などの最新情報に従って行動してください。津波の危険がある場合は、荷物の確保より安全な場所への避難を優先してください。

  • 【断水したらトイレは流していい?】知らないと危険!逆流・排水管トラブルを防ぐ災害時の注意点

    【断水したらトイレは流していい?】知らないと危険!逆流・排水管トラブルを防ぐ災害時の注意点

    大きな地震が発生。

    しばらくすると、

    「水道が出ない!」

    となったら、
    皆さんはまず何を考えますか?

    飲み水。

    料理。

    手洗い。

    お風呂。

    いろいろ困りますが、
    子ども2人がいる家庭でかなり深刻なのが、

    「トイレ、どうする?」

    という問題です。

    そして、ここでやってしまいそうなのが、

    「水道が出ないだけなら、お風呂の残り湯をバケツで入れて流せばいいよね?」

    という行動。

    でも、
    大きな地震の後はちょっと待ってください。

    ⚠ 大地震後は、自己判断ですぐトイレを流さない!

    問題は、 「水が出るかどうか」だけではありません。

    地震によって、 自宅の排水管や建物の排水設備、下水道施設などが損傷している可能性
    があります。

    壊れていることに気づかず水を流してしまうと、
    汚水が流れなかったり、
    逆流したりするおそれがあります。

    特にマンションなどの集合住宅では、
    下の階で汚水があふれる可能性もあるため注意が必要です。

    今回は、
    「断水したらトイレは流していい?」
    という疑問について、
    2児ママ目線で、

    • 断水した時にトイレを流していいのか
    • 地震後にすぐ流してはいけない理由
    • お風呂の残り湯は使っていいのか
    • マンションで特に注意したいこと
    • 水が出る場合でも安心できない理由
    • 携帯トイレの使い方
    • 4人家族なら何回分必要なのか
    • 子どもがいる家庭で準備しておきたいこと

    を詳しくまとめます。

    結論|「断水=バケツの水で流せばOK」ではない

    最初に結論です。


    大地震後は、排水設備などの安全が確認できるまで、むやみにトイレを流さない。

    これを家族で覚えておきたいです。

    「断水」と聞くと、

    水が来ない=給水側だけの問題

    と思ってしまいがちです。

    しかし大きな地震では、

    • 水道管
    • 建物内の給水設備
    • 建物内の排水管
    • 宅地内の排水設備
    • 道路下の下水道管
    • 下水処理施設
    • ポンプ施設

    などが被害を受ける可能性があります。

    つまり、

    🚰 「水を入れれば流せる」と「流して安全」は別の話

    便器から水が一度見えなくなったとしても、
    その先の排水管・下水道まで正常とは限りません。

    なぜ地震後にトイレを流すと危険なの?

    東京都下水道局では、
    大震災によって下水道管や水再生センター、ポンプ所などが損傷した場合、
    下水道の使用を制限することがあると案内しています。

    また、
    使用制限が出ていない場合でも、
    排水設備が破損していないか確認する必要があります。

    配管が壊れている状態で排水すると、

    • 下水が詰まる
    • 汚水が逆流する
    • 破損箇所から汚水が漏れる
    • マンションの下階へ影響する

    といった問題につながる可能性があります。

    ⚠ 「便器が壊れていない=トイレを使える」ではありません

    見えない床下や壁の中、
    建物の外にある排水管が損傷している可能性もあります。

    断水していなくてもトイレを流さない方がいい場合がある

    ここは特に覚えておきたいポイントです。

    大地震の後、
    蛇口をひねったら水が出た。

    すると、

    「よかった!うちは断水してない!」

    と思いますよね。

    でも、

    水が出る=排水して大丈夫

    ではありません。

    給水設備と排水設備は別だからです。

    蛇口から水が出ていても、
    地震によって排水管や下水道が損傷している可能性があります。

    覚えておきたいこと

    「水道が出るか?」だけで判断しない。

    地震後は、
    自治体から下水道の使用制限が出ていないか、
    マンションなら管理会社・管理組合などからトイレ利用について案内が出ていないか確認しましょう。

    お風呂の残り湯でトイレを流してもいい?

    断水対策としてよく聞くのが、

    「お風呂の残り湯をトイレに使う」

    という方法です。

    確かに、
    給水だけが止まっていて、
    排水設備や下水道が正常に使用できることが確認されている状況なら、
    機種や自治体等の案内に従って生活用水を利用できる場合があります。

    しかし、
    大地震直後に自己判断で浴槽の水を大量に流すのは避けたいところです。

    横浜市も、
    大規模地震時には目に見えない場所の下水管が破損している可能性があるため、
    排水設備の安全確認が終わるまで浴槽やトイレの水などを流さない
    よう案内しています。

    ⚠ 地震直後

    「断水した!」
    ↓
    「お風呂に水がある!」
    ↓
    「じゃあトイレに全部流そう!」

    とすぐ判断するのは避けましょう。

    マンションは特に注意!下の階で汚水があふれることも

    マンションやアパートなど、
    集合住宅に住んでいる家庭は特に注意が必要です。

    自分の部屋の便器に異常がなくても、
    建物内の共用排水管が損傷している可能性があります。

    東京都下水道局も、
    集合住宅では排水設備が破損している状態で使用すると、
    下の階のお宅へ汚水が逆流する場合がある
    と注意しています。

    つまり、


    「うちのトイレは流れたから大丈夫」

    とは限らないのです。

    マンションで大地震が発生したら、

    • 管理会社
    • 管理組合
    • 建物管理者
    • 自治体

    などから、
    排水設備・トイレの使用について案内が出ていないか確認しましょう。

    「流れるか試しに流してみよう」も慎重に

    ここもやってしまいそうです。

    「壊れているか分からないから、一回だけ流してみよう」

    でも、
    集合住宅ではその「一回」が下階への漏水につながる可能性があります。

    地震直後は、
    自治体や建物管理者の案内を確認し、
    必要な点検が済むまでは携帯トイレなどを利用する方が安心です。

    では、大地震直後のトイレはどうする?

    そこで必要になるのが、

    携帯トイレ

    です。

    便器そのものが安全に使用できる状態であれば、
    便器に便袋をセットし、
    排泄物を凝固剤などで処理するタイプがあります。

    水で流さないため、
    断水時にも使えます。

    🚽 大地震直後の基本イメージ

    ① まず水洗トイレを流さない
    ↓

    ② 自治体・管理会社などの情報を確認
    ↓

    ③ 排水設備の安全が確認できるまでは携帯トイレなどを使用
    ↓

    ④ 使用済み便袋は自治体のルールに従って保管・処分

    携帯トイレを洋式便器で使う基本的な考え方

    製品によって使い方は異なりますが、
    一般的には、

    1. 便器が破損していないことを確認する
    2. 必要に応じて便器を保護する袋をセットする
    3. その上に排泄用の便袋をセットする
    4. 排泄する
    5. 凝固剤などを使用する
    6. 袋をしっかり閉じる
    7. 決めた場所で一時保管する
    8. 自治体のルールに従って処分する

    という流れになります。

    実際には製品ごとに使用方法が異なるため、
    手元にある携帯トイレの説明書を平常時に一度確認しておきましょう。

    便器の中の水はどうする?

    携帯トイレを使う際に、

    「便器の中に水があるけど大丈夫?」

    と迷うことがあります。

    この場合も、
    使用する携帯トイレの説明書に従います。

    また、
    地震で便器自体が、

    • 割れている
    • ずれている
    • 傾いている
    • 床との接合部に異常がある

    などの場合は、
    その便器を利用しないようにしましょう。

    使用済み携帯トイレはどこに置く?

    2児ママ目線で、
    実際の被災生活を想像すると、
    ここもかなり重要です。

    家族4人が携帯トイレを使えば、
    使用済みの便袋がどんどん増えていきます。

    しかも、
    災害時にはゴミ収集が通常通り行われない可能性があります。

    そのため、
    使用済み携帯トイレの一時保管場所も考えておきます。

    🗑 使用済み便袋で考えておきたいこと

    • 子どもの手が届きにくい場所
    • 生活スペースからできるだけ分ける
    • 袋をしっかり閉じる
    • 臭いや衛生面を考える
    • 自治体の災害時の収集・処分ルールを確認する

    平常時のゴミ出し方法と、
    災害時の処理方法が同じとは限りません。

    自治体からの案内に従いましょう。

    4人家族なら携帯トイレは何回分必要?

    ここで、
    わが家のような4人家族で考えてみます。

    内閣府が掲載している災害時トイレのガイドラインでは、
    平均的な排泄回数として
    1人1日5回が目安とされています。

    すると、

    1人 × 1日
    5回

    4人家族 × 1日
    20回

    4人家族 × 3日
    60回

    4人家族 × 7日
    140回

    となります。

    経済産業省では、
    災害用トイレについて
    1人当たり1週間35回分を備蓄の目安として紹介しています。

    4人家族なら、

    5回 × 4人 × 7日 = 140回分

    です。

    実際の回数には個人差がありますが、

    「家族4人だから20個くらいあればいいかな」

    では、
    1日程度でなくなる可能性があります。

    🐱 あわせて読みたい|茶トラぶろぐ

    大きな地震のニュースをきっかけに、 防災袋や携帯トイレの数を家族で見直す方法もまとめています。


    ▶ 【大きな地震が起きたら防災袋を見直そう】ニュースを「わが家の備えを確認するきっかけ」に|2児ママの防災習慣

    トイレに行く回数を減らすために水を飲まないのはNG

    携帯トイレが少なくなってくると、

    「なるべくトイレに行かないようにしよう」

    と思うかもしれません。

    そして、

    「水を飲まなければトイレに行かなくて済む」

    と水分を控えてしまうことがあります。

    これは避けたい行動です。

    内閣府も、
    災害時にトイレの使用をためらうことで水分や食品の摂取を控えると、
    脱水症状などの健康障害につながるおそれがあると注意しています。


    「トイレが心配だから水を飲まない」は危険!

    特に子どもや高齢者がいる家庭では、
    水分を我慢させないようにしましょう。

    断水時は飲み水とトイレ用の水を分けて考える

    断水すると、
    家にある水をどう使うかも重要になります。

    まず優先したいのは、

    • 飲料
    • 食事
    • 必要な衛生管理

    など、
    命や健康に直接関係する水です。

    排水設備の安全が確認されていないのに、
    貴重な飲料水を大量にトイレへ流すのは避けたいところです。

    携帯トイレを備蓄しておけば、
    排泄物を流すために大量の水を使わずに済むというメリットがあります。

    🐱 あわせて読みたい|茶トラぶろぐ

    断水すると、
    トイレだけでなく飲み水・料理・手洗いなどにも影響します。

    家庭でできる水の備蓄と節水についてはこちらで詳しくまとめています。


    ▶ 水不足に備えて今からできること7選|家庭で始める水の備蓄と節水対策【子育て家庭の防災】

    子どもにも「地震の後は勝手に流さない」と教えておく

    これは、
    子どもがいる家庭ならぜひやっておきたいです。

    大人は、

    「地震で排水管が壊れているかもしれない」

    と理解できます。

    でも子どもは、
    普段と同じようにトイレへ行き、
    普通にレバーを回してしまうかもしれません。

    そこで、
    難しい説明ではなく、

    👧 子どもとの約束

    「大きな地震の後は、トイレを勝手に流さないでね」

    「ママかパパに聞いてから使おうね」

    くらいシンプルに伝えておくと、
    子どもも覚えやすいと思います。

    夜中に地震が起きたら?携帯トイレの場所を家族全員が知っておく

    防災用品は持っている。

    でも、

    「どこに置いたっけ?」

    では困ります。

    特に夜中の大地震で停電した場合、
    暗闇の中で携帯トイレを探すことになるかもしれません。

    そのため、

    • 携帯トイレ
    • ゴミ袋
    • トイレットペーパー
    • ライト
    • 手袋
    • ウェットティッシュなどの衛生用品

    をどこに置いているか、
    家族で共有しておきましょう。

    携帯トイレだけではなく「トイレセット」で備える

    実際の災害時を想像すると、
    便袋と凝固剤だけでは不十分なことがあります。

    🚽 一緒に備えておきたいもの

    • 携帯トイレ
    • トイレットペーパー
    • 大きめのゴミ袋
    • 使い捨て手袋
    • 手指衛生用品
    • ウェットティッシュ
    • 消臭対策用品
    • ライト
    • 生理用品
    • 子どものおむつ

    特に断水時は、
    普段のように手を洗えない可能性があります。

    トイレ後の衛生管理までセットで考えておきたいです。

    「トイレットペーパー以外」を便器に流さない

    災害時は、
    トイレットペーパーが不足して、

    • ティッシュ
    • ウェットティッシュ
    • おしりふき
    • 紙おむつ

    などを使う場面も考えられます。

    しかし、
    これらをトイレへ流すのは避けましょう。

    東京都下水道局も、
    紙おむつ、おしりふき、ティッシュペーパーなど水に溶けにくいものは排水管などを詰まらせる原因になる
    と注意しています。

    ⚠ 流さないもの

    • 紙おむつ
    • おしりふき
    • 一般的なティッシュペーパー
    • その他、水に溶けにくいもの

    断水が復旧した!すぐトイレを流していい?

    数日後、

    「水が出た!」

    となったら、
    うれしくてすぐトイレを使いたくなります。

    でも、
    給水が復旧したことと排水設備が安全であることは別です。

    特に大地震後は、

    • 自治体の下水道情報
    • 使用制限が解除されたか
    • マンション管理会社・管理組合からの案内
    • 建物内の排水設備の点検状況

    を確認しましょう。

    マンションの場合は、
    自分の判断だけで再開せず、
    建物全体として使用可能かを確認したいところです。

    断水と地震による「トイレ停止」は分けて考えよう

    ここまで読むと、

    「断水したら絶対にトイレを流しちゃダメなの?」

    と思うかもしれません。

    大切なのは、
    断水の原因と排水側の状態を分けて考えることです。

    ケース① 給水だけが止まっている

    排水設備・下水道が正常で、
    自治体や建物管理者から使用制限がなく、
    便器メーカー等の方法に従える場合は、
    生活用水を利用できる場合があります。


    ケース② 大地震直後で排水設備の状態が分からない

    自己判断で流さず、携帯トイレなどを使用。

    自治体や管理会社などからの情報を確認します。

    つまり、

    「断水したか?」だけではなく
    「排水して大丈夫か?」を確認する。

    これが重要です。

    2児ママ目線|トイレは「災害が起きてから考える」では遅い

    防災というと、
    水や食料を優先して準備しがちです。

    もちろん、
    それらはとても大切です。

    でも、
    4人家族なら、
    平均的な目安で1日に約20回。

    3日で約60回。

    1週間なら約140回。

    トイレを使う計算になります。

    大きな地震が起きてから、

    「そういえば、トイレどうする?」

    と考えるのでは遅いんですよね。


    水と食料を備えたら、次はトイレ。


    「流せない前提」で準備しておこう。

    今日できる「わが家の断水・トイレ対策」チェックリスト

    ✅ 家族で確認したい15項目

    • □ 大地震後はトイレをすぐ流さないと家族で共有した
    • □ 水が出ても排水できるとは限らないと知っている
    • □ お風呂の残り湯を地震直後に自己判断で流さない
    • □ 自治体の下水道情報を確認する方法を知っている
    • □ マンションの災害時トイレルールを確認した
    • □ 携帯トイレを備蓄している
    • □ 家族人数×日数で必要数を計算した
    • □ できれば1週間分を意識している
    • □ 携帯トイレの使い方を確認した
    • □ 使用済み便袋の保管場所を考えた
    • □ ゴミ袋を多めに備えている
    • □ トイレットペーパーを備蓄している
    • □ 手袋・衛生用品も用意している
    • □ 子どもに「地震後は勝手に流さない」と教えた
    • □ 家族全員が携帯トイレの保管場所を知っている

    まとめ|断水したら「水を入れて流す」前に確認しよう

    断水した時、

    「お風呂に水があるから大丈夫」

    と思うかもしれません。

    でも、
    大地震では水道だけでなく、
    排水管や下水道なども被害を受ける可能性があります。

    だから、


    大地震直後は
    トイレをむやみに流さない!


    水が出ても油断しない。


    お風呂の水も自己判断で流さない。


    排水設備の安全が確認できるまでは携帯トイレを使う。

    そして、
    マンションなら特に、
    管理会社・管理組合などの案内を確認します。

    最後に、
    家族で覚えておきたい言葉はこれです。

    「水が出る」と「流していい」は別!

    子どもにも、

    「大きな地震の後は、勝手にトイレを流さないでね」

    と一度伝えてみてください。

    そして今日、
    家にある携帯トイレの数を数えてみましょう。

    4人家族なら、
    1週間の目安は
    140回分。

    もし、

    「10回分しかなかった……」

    となっても、
    今気づけたなら備えを見直すきっかけになります。

    災害時のトイレは、
    我慢すれば済む問題ではありません。

    食べること、飲むことと同じくらい、「排泄できる環境」を準備しておく。

    それも、
    子ども2人との在宅避難を考えるうえで、
    忘れたくない防災対策だと思います。

    参考|公的機関の災害時トイレ情報

    ※災害時に水洗トイレを使用できるかどうかは、災害の種類、断水原因、下水道・宅地内排水設備・建物内配管の被害状況、自治体による使用制限、建物管理者の判断などによって異なります。大地震後は自己判断で大量の水を流さず、自治体・下水道管理者・マンション管理会社や管理組合などからの最新情報を確認してください。携帯トイレの使用・保管・廃棄についても、製品説明および自治体のルールに従ってください。

  • 【停電が3日続いたら冷蔵庫の食べ物はどうする?】食べていい?捨てる?2児ママが考える停電時の食品管理

    【停電が3日続いたら冷蔵庫の食べ物はどうする?】食べていい?捨てる?2児ママが考える停電時の食品管理

    大きな地震や台風で停電。

    最初の数時間なら、

    「そのうち復旧するかな」

    と思って待つかもしれません。

    でも、

    半日。

    1日。

    2日。

    そして3日……。

    ここまで停電が続いたら、
    気になってくるのが、

    「冷蔵庫の食べ物、どうすればいいの?」

    という問題です。

    冷蔵庫には、

    • 肉
    • 魚
    • 牛乳
    • ヨーグルト
    • 卵
    • ハムやソーセージ
    • 作り置きのおかず
    • 子どもの食べ物
    • 昨日の残り物

    など、
    いろいろな食品が入っていますよね。

    さらに冷凍庫には、
    冷凍食品やお肉、アイスなど。

    4人家族なら、
    冷蔵庫と冷凍庫を合わせて
    かなりの量になる家庭も多いと思います。

    2児のママとしては、

    「もったいないから食べたい」

    という気持ちもあります。

    でも、
    災害時に家族がお腹を壊してしまったら、
    普段以上に大変です。

    ⚠ 停電時の冷蔵庫で一番避けたいのは「もったいないから食べる」という無理な判断

    見た目やにおいに異常がなくても、 安全だと判断できない食品があります。

    特に子どもがいる家庭では、 「迷ったら食べない」
    という判断も大切です。

    今回は、
    「停電が3日続いたら冷蔵庫の食べ物はどうする?」
    をテーマに、

    • 停電直後にまずやること
    • 冷蔵庫は何時間くらい大丈夫?
    • 冷凍庫の食品はどうする?
    • 肉・魚・牛乳・卵は食べられる?
    • アイスが溶けたら?
    • 3日停電した場合はどう判断する?
    • 停電前にできる準備
    • 子どもがいる家庭の注意点

    まで、2児ママ目線で詳しく考えていきます。

    結論|3日停電したら「冷蔵庫だから大丈夫」とは考えない

    まず結論です。

    停電から3日たっている場合、
    冷蔵庫は通常の冷蔵状態を維持できているとは限りません。

    そのため、

    「冷蔵庫に入っていたから3日後でも大丈夫」

    とは考えないようにしましょう。

    農林水産省によると、
    冷蔵庫の温度は
    4℃前後が一つの目安とされています。

    しかし停電すると冷却できなくなるため、
    時間とともに庫内温度は上昇します。

    さらに、
    扉を何度も開ければ、
    外の暖かい空気が入ります。

    停電したら最初に覚えておきたいこと


    冷蔵庫・冷凍庫をむやみに開けない!

    「何が入っていたっけ?」と何度も確認するほど、
    庫内の冷気を逃がしてしまいます。

    停電したら冷蔵庫のドアをできるだけ開けない

    停電に気づいたら、
    ついやってしまいそうなのが、

    「冷蔵庫、大丈夫かな?」

    と扉を開けることです。

    でも、
    これはできるだけ我慢。

    農林水産省も、
    冷蔵庫・冷凍庫は
    扉を長時間開けたり何度も開閉すると、外気によって庫内温度が上昇する
    と案内しています。

    💡 停電直後の基本ルール

    • 冷蔵庫をむやみに開けない
    • 冷凍庫もできるだけ開けない
    • 必要な食品を出す時はまとめて取り出す
    • 「何が入っているか確認するだけ」の開閉を減らす
    • 停電した時刻をメモする

    最後の
    「何時から停電したか」
    も重要です。

    食品の状態を判断する時に、
    停電からどのくらい経過したかが分からなければ、
    判断しにくくなるからです。

    「冷蔵庫なら○時間絶対安全」とは考えない

    停電時の食品について調べると、

    「○時間まで大丈夫」

    という数字を見かけることがあります。

    ただし、
    実際の庫内温度は、

    • 季節
    • 室温
    • 冷蔵庫の性能
    • 食品の量
    • 停電前の庫内温度
    • ドアを何回開けたか

    などで変わります。

    真冬の停電と、
    室温が30℃を超える真夏の停電では、
    同じようには考えられません。

    「○時間以内だから絶対大丈夫」はNG

    時間だけでなく、 食品の種類・保存温度・停電中の環境を考えて判断しましょう。

    停電が3日続いたら冷蔵庫の中はどう考える?

    72時間。

    つまり3日間、
    冷蔵庫に電気が来なかったとします。

    途中で別の電源や十分な氷・保冷手段などを使って
    安全な温度を保てていた場合を除けば、
    要冷蔵食品について慎重な判断が必要です。

    特に注意したいのが、

    • 生肉
    • 生魚
    • 刺身
    • 牛乳
    • 生クリーム
    • 要冷蔵の乳製品
    • 調理済みのおかず
    • 作り置き
    • 残り物
    • 要冷蔵と表示された食品

    などです。

    食品のパッケージに、

    「要冷蔵」「10℃以下で保存」

    などと書かれているものは、
    その保存条件を守ることが前提です。

    長時間その条件を維持できなかった食品を、

    「見た目が普通だから」

    「においがしないから」

    だけで安全と判断しないようにしましょう。

    においを嗅いで大丈夫なら食べてもいい?

    これは特に注意したいポイントです。

    腐敗が進めば、

    • 変なにおい
    • 変色
    • ぬめり
    • 膨張

    などが出る場合があります。

    当然、
    そのような異常がある食品は食べないようにします。

    でも逆に、

    「においが普通=安全」

    とも言えません。

    農林水産省も、
    においや色、味では食中毒菌がどの程度いるか判断できない
    と注意を呼びかけています。

    ⚠ 味見して安全確認しない

    「ちょっと食べてみて大丈夫そうなら……」
    という確認方法は避けましょう。

    安全性に疑問がある食品は食べない。

    「加熱すれば大丈夫」とも限らない

    停電で長時間ぬるくなった食品を見て、

    「火を通せば大丈夫でしょ」

    と思うこともあるかもしれません。

    しかし、
    不適切な温度で長時間保存された食品について、
    加熱すれば必ず安全になると考えるのは避けましょう。

    食中毒の原因によっては、
    食品中で作られた毒素などが問題になる場合もあります。

    災害時こそ、

    「怪しいものを加熱して救済する」より「安全な食品を食べる」

    ことを優先したいです。

    肉・魚・牛乳・作り置きは特に慎重に

    停電時、
    私なら特に慎重に判断したい食品があります。

    🔴 特に温度管理を意識したい食品

    • 生肉・ひき肉
    • 生魚・刺身
    • 牛乳
    • 要冷蔵の乳製品
    • ハム・ソーセージなど要冷蔵品
    • 作り置きのおかず
    • 弁当・総菜
    • 炊いたご飯
    • 残り物
    • クリームなどを使った生菓子

    特に小さな子どもに食べさせる場合は、
    大人以上に慎重に判断したいところです。

    卵はどうする?「いつも常温の店にあるから大丈夫」とは考えない

    卵についても、

    「スーパーでは常温で売っていることもあるから大丈夫?」

    と思うかもしれません。

    しかし、
    家庭で保管している食品については、
    商品の保存表示に従うことが基本です。

    停電後に長時間適切な温度を維持できなかった場合は、
    「卵だから大丈夫」と一律に判断せず、
    保存状況や表示を確認してください。

    冷凍庫は「開けない」がさらに重要

    次に冷凍庫です。

    冷凍庫は、
    凍っている食品そのものが
    保冷剤のような役割をします。

    農林水産省も、
    冷凍庫では凍結した食品同士がお互いを冷やすため、
    食品をある程度詰めておくことが温度維持に役立つと紹介しています。

    ❄ 停電したら冷凍庫は特に開けない

    中に何が入っているか確認するためだけに
    何度も開けるのは避けましょう。

    冷気をできるだけ逃がさないことが大切です。

    冷凍食品は停電後どのくらい保つ?

    農林水産省が紹介している情報では、
    冷凍庫を閉めた状態なら、3~4時間程度は冷凍食品の品質をある程度保てる
    とされています。

    ただし、
    これは

    「3~4時間を超えたら全部ダメ」

    という意味でも、

    「3~4時間以内なら絶対安全」

    という意味でもありません。

    冷凍庫の大きさや中身、室温、開閉回数などによって
    状態は変わります。

    冷凍食品が溶けていたら再冷凍していい?

    電気が復旧した時、

    「冷凍食品が溶けてる……」

    ということもあります。

    農林水産省では、
    一度溶けた冷凍食品を再凍結すると品質が損なわれる可能性がある
    と案内しています。

    長時間温度管理できておらず安全性に疑問があるものを、

    「とりあえずまた凍らせよう」

    とするのは避けましょう。

    アイスが溶けていたら?

    子どもがいる家庭だと、
    冷凍庫にアイスが入っていることも多いですよね。

    停電で完全に溶けてしまったアイスを見て、

    「電気が戻ったからもう一度凍らせよう」

    と思うかもしれません。

    しかし、
    長時間溶けた状態だった食品は、
    温度管理ができていたとは言えません。

    安全性に疑問がある場合は、
    子どもに食べさせないという判断をしたいところです。

    停電直後は「傷みやすいものから食べる」でいい?

    停電したばかりで、
    まだ食品が十分冷えていて、
    安全な状態を保てているのであれば、

    「冷蔵庫にある食品を先に使う」

    という考え方はあります。

    例えば停電初期に、
    安全な状態を確認しながら
    冷蔵・冷凍食品を食事に活用し、

    その後、

    • 常温保存食品
    • 缶詰
    • レトルト食品
    • 乾麺
    • 常温保存できる飲料

    などへ移行する方法です。

    🍚 停電時の食事を考える順番

    停電初期
    安全を確認できる冷蔵・冷凍食品

    ↓

    停電が長期化
    常温保存できる食品へ移行

    ↓

    長期停電
    ローリングストック・非常食などを活用

    ただし、
    すでに長時間ぬるくなった食品を
    「先に食べれば大丈夫」という意味ではありません。

    停電3日目は「冷蔵庫を空にする日」と考えなくていい

    3日停電したから、

    「とりあえず全部食べよう!」

    とする必要はありません。

    むしろ、
    安全性が判断できない要冷蔵食品を無理に食べることは避けます。

    災害時は、
    病院へ行くこと自体が難しい可能性があります。

    断水していれば、
    嘔吐や下痢への対応も普段より大変です。

    小さな子どもが体調を崩せば、
    家族全体の負担も一気に大きくなります。


    災害時は「食品を捨てないこと」より「家族が体調を崩さないこと」を優先

    クーラーボックスがある場合は?

    停電時に、
    クーラーボックスや保冷バッグを活用する方法もあります。

    ただし、
    入れれば自動的に安全になるわけではありません。

    氷や十分に凍った保冷剤などを使い、
    食品を安全な低温に保てていることが重要です。

    何時間安全に保てるかは、

    • 保冷容器の性能
    • 氷・保冷剤の量
    • 外気温
    • 食品の量
    • 開閉回数

    などによって変わります。

    台風なら「停電する前」に準備できる

    地震による停電は突然ですが、
    台風の場合はある程度事前に予測できます。

    台風接近前なら、
    冷蔵庫・冷凍庫について準備しておきましょう。

    🌀 台風前にやっておきたいこと

    • 冷蔵庫・冷凍庫の中身を確認
    • 傷みやすい食品を早めに使う
    • 保冷剤を凍らせておく
    • 水を入れた容器などを安全に凍らせておく
    • クーラーボックスを準備
    • 常温で食べられる食品を確認
    • 停電時に何から食べるか家族で決める
    🐱 あわせて読みたい|茶トラぶろぐ

    台風は地震と違って、 停電する前に冷蔵庫や食料の準備ができる災害でもあります。

    台風が近づいている時に何を準備すればいいのか、
    子どもがいる家庭向けにまとめています。


    ▶ 【台風接近前にやることリスト】子どもがいる家庭の備え・買い物チェックリスト|2児ママの防災準備

    冷凍庫には保冷剤を普段から入れておく

    わが家で簡単にできる停電対策として、
    普段から冷凍庫に
    保冷剤を入れておく方法があります。

    農林水産省も、
    冷凍庫内では凍った食品がお互いを冷やすため、
    隙間がある場合には保冷剤を活用する方法を紹介しています。

    もちろん、
    これだけで3日間冷凍状態を保てるという意味ではありません。

    でも、
    停電初期の温度上昇を少しでも抑えるための
    準備の一つとして考えられます。

    冷蔵庫の中身をスマホで撮っておくのも便利

    停電したら扉を開けない。

    でも、

    「何が入ってたっけ?」

    となりますよね。

    そこで普段から、
    買い物後などに冷蔵庫の中をスマホで撮っておく方法もあります。

    停電時に、
    扉を開けずに、

    • 肉がある
    • 牛乳がある
    • 作り置きがある
    • 冷凍食品がある

    と確認できます。

    ただし災害時はスマホの充電も貴重なので、
    必要な範囲で確認しましょう。

    普段から「常温で食べられる食品」を持っておく

    停電3日目になっても、

    「冷蔵庫の食品を何とか食べなきゃ」

    となる最大の理由は、
    冷蔵庫以外に食べ物がないからかもしれません。

    そこで重要になるのが、
    ローリングストックです。

    普段食べている食品の中から、
    常温で保存できるものを少し多めに持ち、

    食べる。

    買い足す。

    また食べる。

    という形で備蓄します。

    🐱 あわせて読みたい|茶トラぶろぐ

    停電が長引いた時に、
    冷蔵庫の食品だけに頼らなくて済むよう、 普段の食事をそのまま備蓄につなげるローリングストックを始めておくと安心です。


    ▶ 備蓄は無駄にならない!「保険+値上がり対策」と考えるローリングストックのすすめ|2児ママの防災術

    子どもがいる家庭は「子どもが食べられる常温食」も考える

    大人なら、

    「今日は缶詰だけでもいいよ」

    と我慢できるかもしれません。

    でも、
    子どもは災害による不安だけでも大きなストレスを感じます。

    そんな中で、
    食べ慣れていない非常食しかないと、
    食べてくれないことも考えられます。

    だから私は、

    👧 子どもの停電対策で考えたい食品

    • 普段から食べ慣れている常温保存食品
    • そのまま食べられるもの
    • 調理に水を大量に使わないもの
    • 子どもが食べやすいもの
    • 少し気持ちが落ち着くおやつ

    をローリングストックに入れておきたいです。

    カセットコンロがあっても「傷んだ食品を加熱する道具」にはしない

    停電時には、
    カセットコンロなど電気を使わない調理手段が役立つ場合があります。

    ただし、

    「傷んでいるかもしれない肉を加熱すれば食べられる」

    という使い方は避けましょう。

    安全に保存できている食品を調理するための手段として考えます。

    また、
    使用時は必ず製品の注意事項を守り、
    換気や火災にも十分注意してください。

    停電が復旧したら最初に冷蔵庫をチェック

    3日後、
    ようやく電気が復旧。

    冷蔵庫のランプがついた!

    それだけでホッとすると思います。

    でも、
    電気が戻ったからといって、
    停電中に温度が上がった食品が元の安全な状態に戻るわけではありません。

    💡 復旧後に確認

    • 停電時間
    • 食品の保存表示
    • 庫内温度を確認できるなら温度
    • 冷凍食品が解凍されていないか
    • 包装が異常に膨らんでいないか
    • 明らかな異臭・変色・ぬめりなどがないか
    • 安全性に疑問がある食品は処分する

    冷蔵庫の「停電対策」を普段からやっておこう

    停電してからできることには限界があります。

    だからこそ、
    平常時の準備が大切です。

    🧊 わが家の冷蔵庫・停電対策チェック

    • □ 保冷剤を冷凍している
    • □ クーラーボックス・保冷バッグの場所を知っている
    • □ 冷凍庫にある程度食品を入れている
    • □ 冷蔵庫を詰め込みすぎていない
    • □ 冷蔵庫の温度設定を確認している
    • □ 台風前は傷みやすい食品を減らす
    • □ 常温保存食品を備蓄している
    • □ 子どもが食べられる常温食もある
    • □ 停電した時は扉を開けないと家族で共有している
    • □ 食品の保存表示を確認する習慣がある

    停電1日目・2日目・3日目の考え方

    分かりやすく、
    停電が長引いた時の考え方をまとめます。

    停電直後

    冷蔵庫・冷凍庫をできるだけ開けない。
    停電開始時刻を確認します。


    停電が長引いてきたら

    要冷蔵食品の温度管理ができているかを意識します。
    安全を確認できる食品と、常温保存食品を使い分けます。


    停電3日目

    適切な低温を維持できなかった要冷蔵食品については、
    「冷蔵庫に入っていたから」という理由だけで食べない。
    安全性に疑問がある食品は処分し、
    常温保存できる備蓄食品などへ切り替えます。

    2児ママ目線|冷蔵庫より守りたいものがある

    停電で冷蔵庫の食品を捨てることになったら、
    本当にもったいないです。

    買ったばかりのお肉。

    牛乳。

    作り置き。

    冷凍食品。

    家族4人分なら、
    かなりの金額になることもあります。

    私も、

    「できれば捨てたくない」

    と思います。

    でも、
    災害時に一番守りたいものは冷蔵庫の中身ではありません。


    食品より、家族の健康。


    「もったいない」より「食中毒にならない」を優先しよう。

    特に、
    停電・断水・猛暑などが重なっている時に、
    子どもがお腹を壊してしまったら、
    普段以上に対応が難しくなります。

    だから、

    「これ、食べさせて大丈夫かな?」

    と迷う食品は、
    無理して子どもに食べさせない。

    そのためにも、
    冷蔵庫とは別に
    安全に食べられる食品を備蓄しておくことが大切だと思います。

    まとめ|停電3日目は「冷蔵庫を信じる」より「安全を確認する」

    停電が3日続いた時、
    冷蔵庫の食品について一番大切なのは、

    「3日たったから全部捨てる」

    でも、

    「冷蔵庫に入っていたから全部食べる」

    でもありません。

    停電時間や食品の種類、
    保存表示、実際の温度管理などを確認し、
    安全性を優先して判断することです。

    停電時の冷蔵庫|覚えておきたい10項目

    • ① 停電したら冷蔵庫をむやみに開けない
    • ② 冷凍庫もできるだけ開けない
    • ③ 停電開始時刻を確認する
    • ④ 「○時間なら絶対安全」と決めつけない
    • ⑤ 要冷蔵食品は保存条件を確認する
    • ⑥ におい・見た目だけで安全と判断しない
    • ⑦ 味見で安全確認しない
    • ⑧ 安全性に疑問がある食品は食べない
    • ⑨ 子どもには特に慎重に判断する
    • ⑩ 普段から常温保存食品を備蓄する

    そして、
    今日からできる一番簡単な対策は、

    「停電したら冷蔵庫を開けない」

    と家族で決めておくことです。

    さらに、
    冷凍庫には保冷剤。

    家には常温保存できる食料。

    子どもが食べ慣れている食品も少し多めに。

    こうした小さな準備を積み重ねておけば、
    3日間の停電になった時にも、

    「冷蔵庫のこれ、食べるしかないよね……」

    という無理な判断を減らせます。

    停電対策は、
    電気を確保することだけではありません。

    「冷蔵庫が使えなくても家族が安全に食事できる」

    ところまで考えておくことが、
    2児のママとして備えておきたい防災だと思います。

    参考|食品の保存・食中毒予防に関する公的情報

    ※停電時の冷蔵庫・冷凍庫内の温度変化は、機種、室温、季節、庫内の食品量、扉の開閉回数、保冷手段などによって異なります。本記事は「停電から○時間以内ならすべての食品が安全」と保証するものではありません。食品に記載された保存方法を確認し、安全性に疑問がある食品は無理に食べないでください。災害時には自治体や厚生労働省、農林水産省などが発信する最新の食品衛生情報も確認してください。

  • 【災害時に子どもとはぐれたら?】家族で決める5つの約束|大地震でも子どもが迷わないための防災対策

    【災害時に子どもとはぐれたら?】家族で決める5つの約束|大地震でも子どもが迷わないための防災対策

    大地震が起きた時、
    子どもと必ず一緒にいられるとは限りません。

    学校にいる時。

    習い事に行っている時。

    友達と遊んでいる時。

    家族で買い物をしている時。

    避難所へ向かっている途中。

    そして、大勢の人がいる場所で避難している最中に、
    ほんの一瞬、子どもと離れてしまうことも考えられます。

    2児のママとして想像すると、

    「もし大地震で子どもとはぐれたら……」

    というのは、本当に怖いことです。

    親なら必死になって子どもを探すと思います。

    でも同じように、
    子どもも、

    「ママがいない!」

    「パパを探さなきゃ!」

    と動き回ってしまったらどうでしょう。

    親はAへ。

    子どもはBへ。

    さらに移動してCへ。

    これでは、
    お互いを探しているのに、
    どんどん離れてしまう可能性があります。

    ⚠ 災害時の「はぐれ対策」は、はぐれてから考えるのでは遅い

    大切なのは、平常時に、


    「もしママやパパと離れたら、どうする?」

    を子どもと話しておくことです。

    今回は、
    「災害時に子どもとはぐれたら?」
    をテーマに、
    2児ママ目線で
    家族で決めておきたい5つの約束
    をまとめます。

    結論|「ママを探して歩き回らない」を最初の約束に

    まず、私が子どもに一番伝えておきたいのは、


    「ママやパパを探して危険な場所を歩き回らなくていいよ」

    ということです。

    大地震直後は、
    普段安全な道でも、

    • ガラスが落ちている
    • ブロック塀が倒れている
    • 建物から物が落下してくる
    • 火災が発生している
    • 道路が壊れている
    • 信号機が止まっている
    • 余震が発生する

    などの危険が考えられます。

    津波や火災など、その場所に差し迫った危険がある場合は、
    当然ながら安全な場所への避難が最優先です。

    そのうえで、
    安全が確保できたら、
    家族で事前に決めたルールに従うことが大切です。

    災害時に子どもとはぐれた時の「5つの約束」

    👨‍👩‍👧‍👦 わが家で決めたい5つの約束

    約束① まず自分の身を守る

    約束② ママ・パパを探して危険な場所を歩き回らない

    約束③ 会う場所をあらかじめ決めておく

    約束④ 連絡できない時の方法を決めておく

    約束⑤ 困った時に誰へ助けを求めるか決めておく

    この5つを、
    一つずつ詳しく見ていきましょう。

    約束①|まず自分の身を守る

    子どもと離れている時に地震が起きたら、
    親はすぐに、

    「子どものところへ行かなきゃ!」

    と思います。

    でも、
    子どもにも親にも、
    最初にしてほしいことは同じです。

    まず、自分の命を守る。

    強い揺れの最中に、
    ママを探して走り出してはいけません。

    学校なら先生の指示に従う。

    施設にいるならスタッフの指示を聞く。

    屋外なら、
    落下物や倒壊物などから身を守る。

    津波の危険がある場所なら、
    家族との待ち合わせよりも
    津波からの避難を最優先します。

    家族を探すより先に命を守る

    「ママを探さなきゃ」ではなく、

    「まず自分が安全な場所へ行く」

    これを子どもに何度も伝えておきたいです。

    約束②|ママ・パパを探して危険な場所を歩き回らない

    次の約束は、

    「安全になった後も、勝手に遠くまで探しに行かない」

    です。

    親子がはぐれた時に一番困るのは、
    お互いが別々の方向へ動き続けることです。

    例えば、
    家族でショッピングセンターにいる時に大地震が起き、
    避難の途中ではぐれたとします。

    ママは、

    「子どもは駐車場に行ったかも」

    と駐車場へ。

    子どもは、

    「ママはお店に戻ったかも」

    と建物へ戻る。

    これでは、
    すれ違ってしまいます。

    子どもに伝える言葉はシンプルに

    「ママが見つからなくても、危ない場所を探し回らなくていいよ」

    「安全な場所にいてね」

    「ママとパパも安全になったら必ず探しに行くからね」

    小さな子どもほど、
    複雑なルールより、
    短くて覚えやすい約束にしておくことが大切です。

    約束③|「会う場所」をあらかじめ決めておく

    ここが今回の記事で、
    特に家族で実践してほしいポイントです。

    災害時には、
    スマホで連絡できるとは限りません。

    だからこそ、

    「連絡できなかったら、ここで会おう」

    という場所を決めておきます。

    政府広報でも、
    災害の種類や発生時間などを想定して、
    家族で集合場所を決めておくことが案内されています。

    「○○公園」だけではなく、もっと具体的に

    例えば、

    「○○公園」

    だけでは、
    公園が広いと会えない可能性があります。

    そこで、

    △ ○○公園

    ではなく、


    ◎ ○○公園の時計の前


    ◎ ○○小学校の指定された受付場所

    のように、できるだけ具体的に決めておきます。

    集合場所は1か所だけにしない

    大地震では、
    いつもの集合場所が使えないこともあります。

    火災。

    建物被害。

    浸水。

    津波。

    土砂災害。

    こうした危険によって、
    近づけない可能性もあります。

    そこで、

    🏠 わが家の集合場所

    第1候補:____________

    第2候補:____________

    第3候補:____________

    というように、
    複数の候補を決めておくと安心です。

    ただし、
    津波や火災などの危険が迫っている場合に、集合場所へ戻ることを優先してはいけません。

    その場合は、
    命を守れる場所への避難が最優先です。

    集合場所は家族で実際に歩いて確認する

    場所を決めただけでは、
    子どもがたどり着けない可能性があります。

    ぜひ休日などに、
    家族で歩いてみてください。

    👟 家族で確認しよう

    • 自宅から避難場所まで歩く
    • 学校からの位置関係を確認する
    • 危険なブロック塀がないか見る
    • 狭い道路を確認する
    • 橋や踏切を確認する
    • 別ルートも考える
    • 集合場所の「どこで待つか」まで確認する
    🐱 あわせて読みたい|茶トラぶろぐ

    集合場所を決めたら、 そこまでの道に地震時の危険がないかも家族で確認してみてください。


    ▶ 【地震が起きたら近所のどこが危険?】家族で歩いて確認したい危険ポイント|2児ママの防災

    約束④|連絡できない時の方法を決めておく

    子どもとはぐれたら、
    まずスマホで連絡しようと考える家庭も多いと思います。

    もちろん、
    LINEや電話などが使える状況なら、
    大切な連絡手段になります。

    しかし大規模災害では、
    通信の混雑や通信設備の被害、停電、スマホの充電切れなどによって、
    普段通りに連絡できない可能性があります。

    そこで、
    家族で連絡手段の順番を決めておきます。

    📱 わが家の連絡ルール例

    ① 家族LINE
    ↓
    使えない

    ② SMSなど別の連絡方法
    ↓
    使えない

    ③ 災害用伝言ダイヤル171・web171
    ↓
    直接連絡できない

    ④ 事前に決めた集合場所・学校等のルールに従う

    「171」を家族で一度使ってみる

    災害時の安否確認手段として知っておきたいのが、

    171

    災害用伝言ダイヤル(171)です。

    災害によって電話がつながりにくくなった際などに提供される
    「声の伝言板」で、
    電話番号をキーに安否情報を録音・確認できます。

    インターネットを使った
    災害用伝言板(web171)もあります。

    ここで重要なのは、

    「家族でどの電話番号を使って確認するか」

    を事前に決めておくことです。

    災害時に初めて使うのではなく、
    体験利用できる日に家族で練習しておくと、
    いざという時に迷いにくくなります。

    🐱 あわせて読みたい|茶トラぶろぐ

    「大地震の時、家族LINEは本当に使える?」という疑問について、
    LINE・SMS・171・web171・公衆電話などをまとめた記事もあります。


    ▶ 茶トラぶろぐ|災害時の家族の連絡手段についての記事をチェック

    約束⑤|困った時に「誰に助けを求めるか」を決める

    子どもが一人になった時、
    大人に助けを求めることも必要になります。

    ただ、

    「誰でもいいから知らない人についていって」

    という教え方は避けたいところです。

    子どもの年齢や状況に合わせて、
    助けを求めやすい場所や相手を家族で話しておきます。

    🆘 子どもが助けを求める候補

    • 学校にいるなら先生
    • 施設内ならスタッフや係員
    • 避難所なら運営スタッフ
    • 警察官
    • 交番
    • 消防・救急関係者
    • 事前に家族で決めた信頼できる近所の大人

    そして子どもには、

    「家族とはぐれました」

    「○○小学校の○年生です」

    「ママと連絡が取れません」

    と伝えられるようにしておくと安心です。

    子どもに「名前・家族の連絡先」をどう持たせる?

    小さな子どもは、
    親の電話番号を覚えていないことがあります。

    大人でも、
    スマホに登録している家族の電話番号を
    暗記していない人は多いのではないでしょうか。

    そこで、
    子どもの年齢に応じて、
    緊急連絡カードを持たせる方法があります。

    🪪 緊急連絡カードに書く例

    • 子どもの名前
    • 保護者の名前
    • 保護者の電話番号
    • 別の緊急連絡先
    • 学校名
    • 必要に応じて重要な支援情報

    ただし、
    個人情報を外から丸見えにしないようにしましょう。

    ランドセルやリュックの外側に大きく住所・氏名・電話番号を書くのではなく、
    必要な時に確認できる場所に収納するなど、
    防犯面にも配慮します。

    2人の子どもが別々の場所にいたらどうする?

    2児家庭では、
    もう一つ考えておきたい問題があります。

    上の子は小学校。

    下の子は保育園。

    ママは職場。

    パパも別の職場。

    この状態で大地震が起きたら、

    「誰が、どちらを迎えに行く?」

    という問題が出てきます。

    災害が起きてから、

    「どっちに行く?」

    とLINEで相談できるとは限りません。

    だからこそ、
    平常時に優先順位を決めておきます。

    👨‍👩‍👧‍👦 2児家庭で決めておくこと

    上の子:______が迎えに行く

    下の子:______が迎えに行く

    パパが帰宅できない場合:______

    ママが帰宅できない場合:______

    両親とも動けない場合:______

    学校にいる時は「勝手に学校を出ない」を確認

    大地震の時、
    子どもが学校にいる可能性は高いですよね。

    学校にはそれぞれ、
    災害時の避難や児童・生徒の引き渡しなどのルールがあります。

    そのため、

    「地震が起きたら自分で家に帰ってきて」

    と一律に決めるのは避けましょう。

    まずは、
    子どもの学校の
    災害時引き渡しルールを確認します。

    子どもにも、

    「学校にいる時は先生の指示に従ってね」

    「ママを探して勝手に学校を出なくていいよ」

    と伝えておきます。

    習い事・塾・学童のルールも確認する

    忘れやすいのが、
    学校以外の場所です。

    • 学童
    • 塾
    • スポーツクラブ
    • 習い事
    • 放課後施設

    などについても、
    災害時に、

    • 子どもをその場で待機させるのか
    • 保護者へどう連絡するのか
    • 誰に引き渡せるのか
    • 避難場所はどこなのか

    を確認しておきましょう。

    買い物中にはぐれた場合の集合場所も決めてみる

    家族で大型商業施設やテーマパークなどへ出かけることもあります。

    そんな時に地震が起きたら、
    人が一斉に動き、
    家族とはぐれる可能性があります。

    だからといって、
    地震の揺れが続いている最中に
    「いつもの集合場所」へ無理に向かうのは危険です。

    まずは、
    その場の安全確保と施設スタッフの指示を優先します。

    そのうえで、
    安全が確保された後の行動について、
    外出先でも、

    「もし離れたら、どうする?」

    と確認する習慣をつけるのもおすすめです。

    兄弟だけで一緒にいる時はどうする?

    2児家庭では、
    兄弟姉妹だけで行動している時もあります。

    そんな時は、

    「お兄ちゃんが全部判断する」

    「上の子が下の子を絶対に守る」

    と重い責任を背負わせすぎないことも大切だと思います。

    上の子も子どもです。

    兄弟に伝えたいこと

    「できるだけ一緒に安全な場所へ行こう」

    「困ったら先生や係の人などに助けを求めよう」

    「無理してママやパパを探しに行かなくていいよ」

    という程度の、
    子どもが実行できるルールにしておきたいです。

    公衆電話を一度使わせてみる

    スマホを持っていない子どもなら、
    公衆電話も知っておきたい連絡手段です。

    ただ、
    今の子どもたちは、
    公衆電話そのものを使った経験がない場合があります。

    災害時に初めて、

    「これ、どうやって電話するの?」

    となるより、
    平常時に親子で一度使っておくと安心です。

    🐱 あわせて読みたい|茶トラぶろぐ

    子どもと一緒に、 公衆電話の場所と使い方も確認してみましょう。


    ▶ 【子どもと一度使ってみよう】公衆電話は災害時につながりやすい!スマホ時代だからこそ覚えておきたい使い方

    「知らない人について行かない」と「助けを求める」を両立する

    ここは、
    子どもへの説明が難しいところです。

    普段は、

    「知らない人について行っちゃダメ」

    と教えていますよね。

    一方で、
    災害時に一人になれば、
    大人の助けが必要になることがあります。

    だからこそ、
    単純に、

    「知らない大人に助けてもらって」

    ではなく、

    • 学校なら先生
    • お店なら店員さん
    • 駅なら駅員さん
    • 交番なら警察官
    • 避難所ならスタッフ

    など、
    「人」だけでなく「場所や役割」で教えると、
    子どもにも伝えやすくなります。

    「家に戻れば会える」とは限らない

    子どもに、

    「何かあったら家に帰ってきて」

    と教えている家庭もあるかもしれません。

    でも大災害では、
    自宅が安全とは限りません。

    火災。

    倒壊。

    津波。

    浸水。

    土砂災害。

    こうした危険がある場合、
    自宅へ戻る行動が危険になることもあります。

    ⚠ 「絶対に家へ戻る」というルールにはしない

    災害時は、

    自宅へ戻ることより、今いる場所で命を守ることが最優先。

    子どもとはぐれた時のための「家族カード」を作ろう

    この記事を読んだら、
    ぜひ家族で1枚作ってみてほしいものがあります。

    👨‍👩‍👧‍👦 わが家の「はぐれた時カード」

    ① まず行く安全な場所
    ________________

    ② 第1集合場所
    ________________

    ③ 第2集合場所
    ________________

    ④ 第3集合場所
    ________________

    ⑤ 171で確認する電話番号
    ________________

    ⑥ 困った時に頼る人・場所
    ________________

    ⑦ ママの電話番号
    ________________

    ⑧ パパの電話番号
    ________________

    そして、
    紙を作るだけで終わらず、
    実際に子どもと声に出して確認することが大切です。

    月1回「もし今地震が起きたら?」をやってみる

    子どもは、
    一度聞いただけでは忘れてしまいます。

    そこで、
    難しい防災訓練にしなくても、

    買い物中に、

    「もし今、大きな地震が起きてママとはぐれたらどうする?」

    と聞いてみます。

    公園でも、

    「ここで地震が起きたら、どこが安全かな?」

    と考えてみます。

    学校へ行く途中なら、

    「ママと連絡できなかったらどうするんだっけ?」

    と確認します。

    こうした会話を繰り返すことで、
    防災を「特別な勉強」ではなく、
    日常の習慣にできます。

    2児ママ目線|子どもに覚えてほしい言葉はたった3つ

    5つの約束を全部覚えられない小さな子なら、
    私はもっとシンプルでもいいと思います。


    ① まず自分を守る


    ② ママを探し回らない


    ③ 困ったら先生や係の人に助けを求める

    そして親から、

    「ママとパパは必ずあなたを探すからね」

    と伝えておきたいです。

    災害時に子どもとはぐれないための事前チェックリスト

    ✅ 家族で確認したい15項目

    • 子どもに「まず自分の身を守る」と伝えた
    • 勝手に親を探し回らない約束をした
    • 第1集合場所を決めた
    • 第2集合場所を決めた
    • 必要に応じて第3候補も決めた
    • 集合場所の具体的な待ち合わせ位置を決めた
    • 家族で実際に避難ルートを歩いた
    • LINE以外の連絡方法も決めた
    • 171で使う電話番号を決めた
    • 171・web171の使い方を確認した
    • 子どもに公衆電話を使わせたことがある
    • 学校の引き渡しルールを確認した
    • 習い事・塾・学童の災害時対応を確認した
    • 緊急連絡カードを用意した
    • 子どもが助けを求める相手・場所を確認した

    まとめ|「はぐれない」だけでなく「はぐれても迷わない」準備を

    親としては、

    「絶対に子どもとはぐれない」

    と思いたいです。

    もちろん、
    できる限り子どもから離れないことは大切です。

    でも、
    大地震はいつ、どこで起きるか分かりません。

    最初から家族が別々の場所にいることもあります。

    だから私は、


    「はぐれないための対策」だけではなく、


    「はぐれても子どもが迷わない準備」

    も必要だと思います。

    最後に、
    5つの約束をもう一度。

    👨‍👩‍👧‍👦 災害時に子どもとはぐれた時の5つの約束

    ① まず自分の身を守る

    ② ママ・パパを探して危険な場所を歩き回らない

    ③ 会う場所をあらかじめ決めておく

    ④ 連絡できない時の方法を決めておく

    ⑤ 困った時に誰へ助けを求めるか決めておく

    今夜、
    子どもたちに一度、

    「もし大きな地震でママとはぐれたら、どうする?」

    と聞いてみてください。

    答えられなくても大丈夫。

    その質問をきっかけに、
    今日から家族の約束を作ればいいのです。

    家族LINEが使えなくても。

    電話がつながらなくても。

    ママとパパがすぐに迎えに行けなくても。

    子ども自身が、

    「私はどうすればいいか分かっている」

    という状態を作っておく。

    それが、
    2児のママとして今から準備しておきたい
    「はぐれ対策」です。

    参考|公的機関・災害時の安否確認サービス

    ※災害時に取るべき行動は、地震・津波・火災・洪水・土砂災害など災害の種類や、その時いる場所によって異なります。集合場所へ向かうことよりも命を守る行動が優先される場合があります。学校・保育園・幼稚園・学童・習い事などの災害時対応や引き渡し方法については、それぞれの施設・自治体の最新ルールを確認してください。

  • 【大地震発生!家族LINEは使える?】電話・SMS・171・公衆電話まで連絡手段を全部確認|2児ママの防災

    【大地震発生!家族LINEは使える?】電話・SMS・171・公衆電話まで連絡手段を全部確認|2児ママの防災

    大きな地震が突然起きた時、
    私が2児のママとして真っ先に気になるのは、

    「子どもたちは大丈夫?」

    ということです。

    子どもは学校。

    パパは職場。

    私は買い物中。

    そんな時に大地震が起きたら、
    家族全員が別々の場所にいる可能性があります。

    そこでまず思いつくのが、

    「家族LINEに送ればいいよね?」

    という方法です。

    確かにLINEは、
    普段から家族で使い慣れている便利な連絡手段です。

    でも、
    大規模災害では通信設備の被害や停電、通信の混雑などによって、
    いつも通りにスマートフォンが使えるとは限りません。

    ⚠ 「家族LINEがあるから大丈夫」で終わらせない

    大切なのは、


    LINEが使えなかった時の第2・第3の連絡方法まで家族で決めておくこと

    です。

    今回は、
    「大地震発生!家族LINEは使える?」
    をテーマに、

    • LINEは災害時に使える?
    • 電話はなぜつながりにくくなる?
    • SMSは使える?
    • 171って何?
    • web171とは?
    • 公衆電話はどう使う?
    • スマホの充電が切れたら?
    • 子どもが学校にいる時は?
    • 連絡が取れない時はどうする?

    まで、2児ママ目線でまとめます。

    結論|家族LINEは使える可能性がある。でも「LINEだけ」は危険

    まず結論からです。

    大地震が起きても、
    インターネット通信が利用できれば
    LINEでメッセージを送受信できる可能性があります。

    さらにLINEには、
    大規模災害が発生した際に
    「LINE安否確認」
    が表示される場合があります。

    自分の安否を知らせたり、
    友だちの安否を確認したりできる機能です。

    ただし、

    • スマートフォンが壊れた
    • 基地局や通信設備に被害が出た
    • 圏外になった
    • 停電が長引いた
    • スマホのバッテリーが切れた
    • 通信環境が不安定になった

    などの状況では、
    LINEを使えない可能性もあります。

    家族の連絡手段は「一本」ではなく「複数」に

    ① LINE
    ② SMS
    ③ 災害用伝言ダイヤル171
    ④ web171
    ⑤ 公衆電話
    ⑥ 学校・職場などの連絡方法
    ⑦ 事前に決めた集合場所

    どれか1つが使えなくても、次の方法へ切り替えられる準備が大切です。

    大地震直後、家族LINEに最初に送る内容は?

    家族LINEが使える場合、
    長い文章を書く必要はありません。

    むしろ、
    まず伝えたいのはシンプルな情報です。

    📱 家族LINEで最初に伝えたい4つ

    ① 無事かどうか
    「無事です」「けがなし」

    ② 今いる場所
    「○○小学校」「会社」「○○駅」

    ③ これからどうするか
    「会社で待機します」「学校で待っています」

    ④ 次の連絡方法
    「LINEがダメなら171に入れます」

    例えば、

    「無事。今は会社。電車停止。無理に帰らず会社で待機します。次は18時ごろLINE確認。ダメなら171に伝言を入れます。」

    くらいでも、
    家族が知りたい情報はかなり伝わります。

    「既読」がつかなくても何度も送り続けない

    家族LINEに送ったのに、
    既読がつかない。

    親としては、
    ものすごく不安になりますよね。

    でも、

    「既読がつかない=家族に何かあった」

    とは限りません。

    スマホを確認できない状況かもしれません。

    学校で避難している途中かもしれません。

    充電を温存しているかもしれません。

    通信状態が悪いだけかもしれません。

    だからこそ、
    家族で、

    「LINEがつながらなければ次は171」

    のようなルールを決めておくことが重要です。

    大地震では電話がつながりにくくなることがある

    地震が起きた直後、

    「子どもに電話しよう!」

    「学校に電話しよう!」

    「パパに電話しよう!」

    と多くの人が一斉に電話をかける可能性があります。

    大規模災害では、
    通信が集中したり通信設備が被災したりすることで、
    電話がつながりにくくなる場合があります。

    そのため、
    電話がつながらない時に、
    何度も何度も発信し続けることだけに頼らず、
    別の安否確認方法へ切り替えることも大切です。

    SMS(ショートメッセージ)も候補にしておく

    LINEだけでなく、
    電話番号を使ってメッセージを送る
    SMSも家族の連絡手段の一つです。

    ただしSMSについても、
    通信設備の被害や混雑などの影響を受ける可能性があります。

    つまり、

    LINEが絶対でもない。

    SMSが絶対でもない。

    電話が絶対でもない。

    だからこそ、複数の方法を知っておくことが防災になります。

    覚えておきたい「171」|災害用伝言ダイヤル

    家族でぜひ覚えておきたい番号があります。

    171

    これは、
    災害用伝言ダイヤル(171)です。

    被災地の方の電話番号をキーにして、
    安否などの音声メッセージを登録・確認できるサービスです。

    ☎ 171の基本

    伝言を残す
    171 → 「1」→ 電話番号 → 音声案内に従う

    伝言を聞く
    171 → 「2」→ 電話番号 → 音声案内に従う

    大切なのは、
    どの電話番号を家族共通のキーにするか事前に決めておくことです。

    例えば、

    「災害時はママの携帯番号を確認する」

    「自宅の番号をキーにする」

    など、
    家族全員が同じ番号を覚えておくと迷いにくくなります。

    インターネットが使えるなら「web171」もある

    171には、
    インターネット版ともいえる
    災害用伝言板(web171)があります。

    電話番号をキーにして、
    インターネット上で安否情報を
    文字で登録・確認できます。

    🌐 web171


    ▶ 災害用伝言板(web171)を確認する

    「171は聞いたことがあるけど、web171は知らなかった」
    という方は、平常時に一度仕組みを確認しておくのがおすすめです。

    171とweb171は「災害が起きてから初めて使う」にしない

    災害時は、
    普段より焦っています。

    そんな時に、

    「171ってどうやるんだっけ?」

    となると、
    せっかくのサービスをうまく利用できないかもしれません。

    災害用伝言ダイヤル171とweb171には、
    体験利用できる機会があります。

    家族で一度、

    • 伝言を登録する
    • 家族が確認する
    • キーにする電話番号を決める

    ところまで練習しておくと安心です。

    公衆電話も家族の連絡手段として知っておきたい

    スマートフォンが当たり前になった今、
    子どもにとって
    公衆電話は「使ったことがないもの」
    になっていることがあります。

    でも災害時を考えると、
    使い方を一度経験しておく価値があります。

    特に、

    • 子どものスマホが使えない
    • スマホを持っていない
    • 充電が切れた

    という状況も考えられます。

    🐱 あわせて読みたい|茶トラぶろぐ

    スマホ時代だからこそ、 子どもと一度、公衆電話を使ってみるのがおすすめです。


    ▶ 【子どもと一度使ってみよう】公衆電話は災害時につながりやすい!スマホ時代だからこそ覚えておきたい使い方|2児ママの防災

    スマホが使えても「充電切れ」という問題がある

    災害発生直後はスマホが使えていても、
    停電が長引けば、
    バッテリー残量が問題になります。

    家族が心配だからと、

    • 何度も電話する
    • 何度もLINEを開く
    • SNSをずっと更新する
    • 動画を見続ける

    と、
    バッテリーの消費が増えます。

    🔋 災害時はスマホを「連絡+情報収集の命綱」と考える

    • 画面の明るさを下げる
    • 不要な操作を減らす
    • 家族への連絡は短くまとめる
    • 必要に応じて省電力機能を使う
    • 充電できる時に充電する

    停電すると自宅の固定電話も使えないことがある

    「スマホがダメなら家の固定電話」

    と考えている家庭もあると思います。

    しかし、
    固定電話も機器や契約しているサービスによっては、
    停電すると利用できない場合があります。

    電話機や通信機器に電源が必要なケースがあるためです。

    自宅に固定電話がある家庭は、

    「停電してもこの電話は使える?」

    を一度確認しておきましょう。

    子どもが学校、親が職場なら「連絡できない前提」も必要

    私が2児のママとして特に怖いのが、

    大地震が起きた時、
    子ども2人が学校、親が職場
    というケースです。

    そんな時、
    子ども本人と連絡が取れるとは限りません。

    学校側も、

    • 児童・生徒の安全確認
    • 避難誘導
    • けが人への対応
    • 保護者への情報発信
    • 引き渡し対応

    などを行う可能性があります。

    だからこそ、

    「連絡が取れない=すぐ学校へ走る」

    ではなく、
    学校の災害時ルールを平常時から確認しておくことが大切です。

    学校への電話連打は避ける

    子どもが心配だと、
    学校へ電話したくなります。

    私も親なので、
    その気持ちはすごく分かります。

    でも、
    災害直後の学校では先生たちが子どもの安全確保などに対応している可能性があります。

    学校が決めている、

    • メール
    • 学校アプリ
    • Webサイト
    • 災害時連絡システム
    • 引き渡しルール

    などを優先して確認しましょう。

    家族と連絡が取れない時の「集合場所」を決める

    そして、
    スマホ以上に重要だと思うのが、
    集合場所です。

    LINEもダメ。

    電話もダメ。

    SMSもダメ。

    171もすぐ確認できない。

    そんな状況でも、

    「連絡できなかったら○○へ行く」

    と決めてあれば、
    家族が同じ行動を取りやすくなります。

    🏠 家族で2か所決めておく

    第1集合場所
    自宅または近くの安全な場所

    第2集合場所
    自宅に近づけない時の指定避難所など

    「家がダメだった場合」を決めておくのがポイントです。

    子どもには「家族を探しに行かない」と教えておく

    大地震で家族と連絡が取れないと、
    子ども自身も不安になります。

    そこで伝えておきたいのが、


    「ママやパパを探しに行かなくていい」

    学校にいるなら先生の指示に従い、 安全な場所で待つ。

    ママとパパも、
    それぞれ自分の場所で安全を確保する。

    安全になったら必ず迎えに行く。

    というルールです。

    家族LINEが使えなくても、
    この約束を子どもが覚えていれば、
    勝手に移動してしまうリスクを減らせます。

    「連絡が取れないから徒歩で帰宅」も慎重に

    大地震で電車が止まり、
    家族とも連絡が取れない。

    そうなると、

    「歩いて帰ろう」

    と思うかもしれません。

    しかし災害直後の道路では、

    • 建物や塀の倒壊
    • ガラスや看板の落下
    • 火災
    • 道路損傷
    • 信号機の停止
    • 大勢の帰宅困難者

    などが発生している可能性があります。

    安全な場所にいるなら、
    むやみに移動を開始しないという判断も大切です。

    🐱 あわせて読みたい|茶トラぶろぐ

    家族と連絡が取れないと、
    「早く帰らなきゃ」と焦ってしまいます。

    でも大地震直後は、 その場にとどまる方が安全なケースもあります。


    ▶ 【災害時は無理に帰宅しない】その場にとどまる判断も大切|子どもがいる家庭で決めておきたいこと

    家族LINEには「災害時ルール」を固定しておくのもおすすめ

    普段使っている家族LINEを、
    連絡だけではなく
    防災ルールの共有場所
    として使う方法もあります。

    例えば、
    家族で決めた内容をメモしておきます。

    📱 わが家の災害時連絡ルール

    ① 最初は家族LINE
    ② ダメならSMS
    ③ 次は171・web171
    ④ 171で使う電話番号:________
    ⑤ 子どもの学校の連絡方法:________
    ⑥ 第1集合場所:________
    ⑦ 第2集合場所:________
    ⑧ 誰が子どもを迎えに行く?:________

    スマホだけに保存するのではなく、
    紙にも書いて防災リュックなどへ入れておくと、
    スマホが使えない時にも確認できます。

    家族の電話番号を「スマホを見ずに」言える?

    これも一度試してみてください。

    子どもに、

    「ママの携帯番号、分かる?」

    と聞いてみます。

    大人でも、
    家族の電話番号をスマホの連絡先に登録しているだけで、
    暗記していないことがあります。

    災害でスマホが壊れたり、
    別の電話を借りたりした時には、
    電話番号そのものが分からないと困ります。

    小さな子どもなら無理に暗記させる必要はありませんが、
    家族の連絡先を書いたカードを持たせる方法もあります。

    離れた地域の親戚を「中継役」にする方法も

    家族だけでなく、
    遠方に住んでいる親戚などと、

    「災害時は○○さんにも連絡する」

    と決めておく方法もあります。

    例えば、

    ママ → 遠方の祖父母へ安否を伝える。

    パパ → 同じ祖父母へ確認する。

    という形です。

    ただし、
    これも電話だけに頼るのではなく、
    LINE・SMS・171などと組み合わせて考えます。

    家族4人の「連絡手段優先順位」を決めてみる

    災害時は、
    選択肢が多すぎても迷います。

    そこで、
    わが家では何から試すのかを決めておきましょう。

    わが家の例

    第1手段:家族LINE

    ↓ 使えない

    第2手段:SMS

    ↓ 使えない

    第3手段:171・web171

    ↓ 直接連絡できない

    第4手段:学校・職場の災害時連絡方法を確認

    最終ルール:安全を確保し、事前に決めた集合場所・引き渡しルールに従う

    災害時の家族連絡チェックリスト

    ✅ 家族で確認したい15項目

    • 家族LINEを作っている?
    • LINEが使えない場合を考えた?
    • SMSの使い方を知っている?
    • 171を知っている?
    • 171で使う電話番号を決めた?
    • web171を知っている?
    • 171・web171を体験したことがある?
    • 子どもは公衆電話を使える?
    • 家族の電話番号を確認した?
    • 学校の災害時連絡方法を知っている?
    • 学校の引き渡しルールを知っている?
    • 第1集合場所を決めた?
    • 第2集合場所も決めた?
    • 遠方の連絡先を決めた?
    • 連絡が取れない時に勝手に移動しないルールを決めた?

    2児ママ目線|一番安心なのは「連絡できなくても家族が同じ行動を取れること」

    この記事を書きながら、
    私が一番大切だと思うのは、

    「必ず連絡できる方法」を探すことではありません。

    災害では、
    どんな通信手段でも使えなくなる可能性があります。

    だから本当に大切なのは、


    連絡できなくても、家族全員が「次にどうするか」を知っていること

    だと思います。

    子どもは学校で待つ。

    親は危険な状況で無理に帰宅しない。

    安全になったら決めた人が迎えに行く。

    LINEがダメなら171を見る。

    家に戻れなければ第2集合場所へ行く。

    ここまで決まっていれば、
    スマホの画面に「圏外」と表示されても、

    「家族は約束通り動いているはず」

    と考えることができます。

    まとめ|家族LINE+171+公衆電話+集合場所まで決めておこう

    大地震が起きた時、
    家族LINEはとても便利な連絡手段の一つです。

    でも、

    「LINEさえあれば大丈夫」

    とは考えない方が安心です。

    家族で用意したい連絡手段

    📱 家族LINE
    💬 SMS
    ☎ 災害用伝言ダイヤル171
    🌐 web171
    ☎ 公衆電話
    🏫 学校・職場の災害時連絡システム
    🏠 第1・第2集合場所

    そして、
    一番大切なのは、

    「連絡が取れなかったら、どうする?」

    まで家族で話しておくことです。

    今夜、
    家族LINEで、

    「もし大地震でLINEが使えなかったら、次はどうする?」

    と聞いてみてください。

    たったそれだけでも、
    わが家の防災を見直すきっかけになります。

    2児のママとしては、
    スマホがつながることだけを期待するより、

    「つながらなくても家族が迷わない準備」

    をしておくことが、
    子どもたちを守る大切な防災だと思います。

    参考|災害時の連絡・安否確認サービス

    ※災害時の通信状況は、災害の規模、地域、通信設備の被害、停電、利用している通信会社・端末などによって異なります。LINE、SMS、電話など特定の手段が必ず利用できるとは限りません。実際の災害時には、通信事業者・自治体・学校などから発表される最新情報を確認してください。

  • 【子ども2人を連れて避難】防災リュックは何kgまで?2児ママが考える「本当に持って歩ける重さ」

    【子ども2人を連れて避難】防災リュックは何kgまで?2児ママが考える「本当に持って歩ける重さ」

    防災リュックを準備していると、
    どんどん中身が増えていきませんか?

    水。

    非常食。

    ライト。

    モバイルバッテリー。

    携帯トイレ。

    着替え。

    子どものもの。

    「あれも必要かも」

    「これも入れておいた方が安心」

    と考えているうちに、
    リュックを持ち上げてみたら……

    「重い!これ、子ども2人と一緒に本当に持って逃げられる?」

    となることがあります。

    2児のママとして考えると、
    ここはとても大切なポイントです。

    大人1人だけなら背負える重さでも、

    • 子どもと手をつなぐ
    • 下の子を抱っこする
    • 階段を下りる
    • 暗い道を歩く
    • 雨の中を避難する
    • 瓦礫や段差を避ける

    となれば、
    話はまったく変わってきます。

    ⚠ 防災リュックで一番大切なのは「たくさん入っていること」ではありません


    子どもを安全に連れて避難できる重さであること

    これが最優先です。

    今回は、
    「子ども2人を連れて避難するとき、防災リュックは何kgまで?」
    という疑問について、
    2児ママ目線で具体的に考えていきます。

    結論|防災リュックに「全員共通の○kgまで」という正解はない

    最初に結論です。

    「女性なら○kg」「男性なら○kg」と一律に決めるのはおすすめできません。

    なぜなら、
    同じ10kgでも、

    • 体格
    • 体力
    • 年齢
    • 健康状態
    • 避難する距離
    • 道路の状況
    • 階段の有無
    • 子どもの年齢
    • 抱っこが必要か

    によって、
    実際の負担が大きく変わるからです。

    防災リュックは、
    数字だけで決めるのではなく、


    「そのリュックを背負って、子ども2人を安全に連れて避難所まで歩けるか?」

    を基準に考えることが大切です。

    よく見る「体重の○%」は絶対的な防災基準ではない

    防災リュックについて調べると、

    「体重の10%程度」

    「体重の20%まで」

    といった数字を見かけることがあります。

    しかし、
    災害時の避難用リュックについて、すべての人に当てはまる公的な一律重量基準があるわけではありません。

    例えば、
    体重50kgだから、

    「10kgなら必ず大丈夫」

    とは言えません。

    平坦な道を普通に歩く10kgと、
    停電したマンションの階段を子どもと下りる10kgでは、
    負担がまったく違います。

    数字は参考程度に

    防災リュックでは、 「○kg以下だから大丈夫」ではなく、実際の避難行動ができるか
    を確認しましょう。

    2児ママの場合「リュック+子どもの重さ」で考える

    子どもがいる家庭で忘れてはいけないのが、
    避難途中で子どもを抱っこする可能性です。

    例えば、

    防災リュックが8kg。

    下の子が12kg。

    だとします。

    避難途中で、

    「ママ、もう歩けない」

    となれば、
    実質的にはかなり大きな負担になります。

    ここが2児家庭の重要ポイント

    防災リュックだけを背負って、
    「この重さなら大丈夫!」
    と判断しないこと。

    子どもの手を引く・抱っこする可能性まで含めて確認しましょう。

    まずは防災リュックを体重計に載せてみよう

    この記事を読んだら、
    ぜひ一度やってほしいことがあります。

    それは、

    完成した防災リュックの重さを量ること

    です。

    意外と、
    自分のリュックが何kgあるのか知らない家庭も多いと思います。

    体重計を使えば、
    簡単に確認できます。

    そして、

    • 5kg
    • 7kg
    • 10kg
    • 12kg

    など、
    数字を把握してから実際に背負ってみます。

    大切なのはここからです。

    背負うだけではダメ!最低でも実際に歩いてみる

    玄関でリュックを背負って、

    「持てたからOK!」

    ではありません。

    防災リュックは、
    持つためではなく避難するためのものです。

    可能であれば、
    安全な平常時に家族で、
    実際の避難場所まで歩いてみましょう。

    🎒 防災リュック実地テスト

    • 防災リュックを背負う
    • 普段の靴を履く
    • 子ども2人と一緒に歩く
    • 避難場所まで行ってみる
    • 坂道や階段も確認する
    • 途中で子どもが疲れないか確認する
    • 自分が子どもを助けられる余力があるか確認する

    これをやってみると、

    「思ったより重い」

    「子どもと歩くと全然違う」

    ということに気づくかもしれません。

    「なんとか持てる重さ」は重すぎる可能性がある

    防災リュックを背負った時に、

    「よいしょ!」

    と気合いを入れないと立てない。

    数分歩くだけで肩が痛い。

    階段でバランスを崩しそうになる。

    そんな状態なら、
    災害時にはさらに厳しくなる可能性があります。

    避難時は、

    • 余震
    • 停電
    • 雨
    • 道路の損傷
    • 落下物
    • 混雑

    など、
    普段より歩きにくい条件になることも考えられます。

    目指したいのは

    「ギリギリ背負える」ではなく、


    「子どもを助けられる余力を残して歩ける」

    重さです。

    子どもの年齢によって適切な重さは大きく変わる

    同じ「子ども2人」でも、
    年齢によって避難の難易度はまったく違います。

    乳幼児がいる場合

    抱っこする可能性が高いため、
    大人の防災リュックは特に軽量化を意識したいところです。

    さらに、

    • オムツ
    • おしりふき
    • ミルク
    • 着替え
    • 子どもの飲み物

    なども必要になります。

    大人だけの避難より、
    荷物が増えやすい家庭です。

    幼児が2人の場合

    最初は歩いていても、
    途中で、

    「疲れた」

    「怖い」

    「抱っこ」

    となる可能性があります。

    そのため、
    2人とも最後まで歩ける前提で荷物を決めない
    ことが大切です。

    小学生の場合

    自分で歩ける年齢になれば、
    親の負担は少し減ります。

    ただし、
    大地震の直後は道路状況も普段とは違います。

    子ども自身に大きな荷物を背負わせすぎず、
    安全に歩くことを優先したいです。

    防災リュックが重すぎたら「全部必要?」を見直す

    実際に背負ってみて重かったら、
    中身を減らします。

    ここで大切なのが、

    「避難時に持って逃げる物」と「自宅に備蓄する物」を分ける

    ことです。

    防災用品を全部リュックに入れる必要はありません。

    🎒 持ち出し用

    避難時に必要になる最低限のもの。

    🏠 自宅備蓄

    在宅避難などで数日~1週間過ごすための水・食料・携帯トイレなど。

    この2つをごちゃ混ぜにすると、
    防災リュックがどんどん重くなります。

    水を全部持って避難しようとしない

    特に重くなりやすいのが、
    水です。

    水は、
    1Lで約1kg。

    4人家族の飲料・調理用として
    1人1日3Lを考えると、

    1日だけでも、

    3L × 4人 = 12L

    つまり水だけで約12kgになります。

    3日分なら36L。

    7日分なら84Lです。

    これを全部リュックに入れて避難するのは現実的ではありません。

    「備蓄量」と「持ち出し量」は別です

    自宅に備えておく水と、 避難時に持っていく水を分けて考えましょう。

    🐱 あわせて読みたい|茶トラぶろぐ

    4人家族で必要になる水の量については、
    こちらの記事と一緒に確認すると、 「家に置く水」と「持って逃げる水」を考えやすくなります。


    ▶ 茶トラぶろぐ|家族の水・断水対策の記事をチェックする

    携帯トイレも140回分すべて持ち出す必要はない

    以前の記事でも紹介したように、
    4人家族の携帯トイレは、
    1人1日5回を目安にすると、

    3日分で60回。

    7日分で140回です。

    でも、
    140回分すべてを防災リュックに入れる必要はありません。

    まとまった備蓄は自宅に置き、
    避難用には必要量を分けて入れておく。

    この考え方にすると、
    リュックを軽くできます。

    子ども2人なら「大人1人に全部」ではなく分散する

    家族全員で避難できる場合は、
    荷物を1人に集中させないことも大切です。

    例えば、

    • ママのリュック
    • パパのリュック
    • 年齢に応じた子どもの小さなリュック

    というように、
    無理のない範囲で分散できます。

    ただし、
    子ども用リュックも
    「持てる限界まで詰める」のは避けたいところです。

    子どもの一番大切な役割は、

    安全に歩いて避難すること

    だからです。

    「パパが持つ予定」は災害時に通用しないことも

    ここは2児家庭でぜひ考えてほしいポイントです。

    防災リュックを、

    「重いけど、パパが持てば大丈夫」

    としていませんか?

    大地震は、
    家族全員が家にいる時に起きるとは限りません。

    パパは職場。

    ママは自宅。

    子ども2人と一緒。

    という状況もあり得ます。

    防災リュックは「一番大変な状況」でも考える

    大人1人+子ども2人

    この状態でも安全に避難できるか、
    一度確認してみましょう。

    マンション住まいは「階段」を必ずテストする

    マンションでは、
    大地震や停電によって
    エレベーターが使えなくなる可能性があります。

    そのため、
    高層階に住んでいる家庭では、

    防災リュックを背負って階段を安全に下りられるか

    まで確認したいところです。

    平地では問題なかったリュックでも、
    階段になると一気に負担が増えることがあります。

    雨の日ならさらに条件が厳しくなる

    避難するのは、
    晴れた昼間とは限りません。

    台風。

    大雨。

    夜間。

    真冬。

    そんな時に避難する可能性もあります。

    雨の日なら、

    • 足元が滑りやすい
    • 視界が悪い
    • 傘を持つと片手がふさがる
    • 子どもと手をつなぐ必要がある

    ため、
    普段以上に余裕が必要です。

    リュックが重すぎるサイン

    ⚠ こんな状態なら中身を見直そう

    • 背負う時に大きくよろける
    • 立ち上がるだけで大変
    • 数分で肩や腰が痛くなる
    • 階段でバランスを崩す
    • 子どもと手をつなぎにくい
    • しゃがんで子どもを助けにくい
    • 走る必要がある時に動けない
    • 子どもを抱っこする余裕がない

    1つでも気になるなら、
    軽量化を検討しましょう。

    防災リュックから減らす時の考え方

    ただし、
    闇雲に減らせばいいわけではありません。

    私は、
    次の順番で考えると整理しやすいと思います。

    ① 命を守るために必要?

    ② 避難直後に必要?

    ③ 自宅備蓄に移せる?

    ④ 家族で分散できる?

    ⑤ 同じ役割の物が重複していない?

    「便利だから」だけで入れている物が複数あれば、
    見直せる可能性があります。

    子ども用品は簡単に削りすぎない

    一方、
    子ども用品は
    「重いから全部減らそう」
    とするのも注意が必要です。

    乳幼児なら、

    • 必要な飲食物
    • オムツ
    • 着替え
    • 衛生用品
    • 必要な薬

    など、
    大人とは違う必需品があります。

    大切なのは、
    必要なものを残しながら、不要な重複を減らすことです。

    避難場所までの距離も「重さ」を決める重要ポイント

    避難場所まで300mの家庭と、
    2km歩かなければならない家庭では、
    同じ重量でも負担が違います。

    さらに、

    • 急な坂がある
    • 橋を渡る
    • 踏切がある
    • 狭い道がある
    • ブロック塀が多い

    など、
    避難ルートによっても条件は変わります。

    防災リュックの重さを決める前に、
    実際の避難ルートを家族で歩くことをおすすめします。

    🐱 あわせて読みたい|茶トラぶろぐ

    避難ルートを確認する時は、
    地震で危険になりやすい場所も一緒にチェックしておきましょう。


    ▶ 【地震が起きたら近所のどこが危険?】家族で歩いて確認したい危険ポイント10選|2児ママの防災

    子ども2人と避難する「本番テスト」をしてみよう

    おすすめなのが、
    休日に家族で行う
    避難シミュレーションです。

    🎒 実際にやってみよう

    1. 防災リュックを完成させる
    2. 重量を量る
    3. 実際に背負う
    4. 子ども2人と家を出る
    5. 安全な避難ルートを歩く
    6. 避難場所まで行く
    7. 帰宅後に「重すぎなかった?」を確認する

    さらに、
    途中で下の子を安全な場所で抱っこする状況を想定して、

    「この状態で動ける?」

    まで確認すると、
    より現実的です。

    「避難所へ行く=全部持って逃げる」ではない

    もう一つ大切なのが、
    災害時には必ずしも
    すぐ避難所へ行くとは限らないことです。

    自宅が安全で、
    津波や火災などの危険がなく、
    自治体から避難が必要とされていなければ、
    在宅避難になるケースもあります。

    だからこそ、

    🎒 防災リュック
    緊急避難に持ち出すもの

    🏠 自宅備蓄
    自宅で数日過ごすためのもの

    を分けて準備することが重要です。

    「リュックを捨てる判断」も覚えておきたい

    これは極端な話に聞こえるかもしれませんが、
    大切なことです。

    避難中、

    • 津波が迫っている
    • 火災が迫っている
    • 子どもが転倒した
    • 抱っこしなければ移動できない
    • リュックが引っ掛かって動けない

    など、
    命に危険が迫る状況では、

    荷物より命が最優先です。

    防災用品を守るために、
    避難が遅れてはいけません。

    2児ママ目線|防災リュックの「適正重量チェック」

    ✅ 10項目チェック

    • リュックの実際の重量を知っている
    • 無理なく自分で背負える
    • 背負ったまま子どもと手をつなげる
    • しゃがんで子どもを助けられる
    • 階段を安全に移動できる
    • 避難場所まで歩ける
    • 下の子を抱っこする余力がある
    • 持ち出し品と自宅備蓄を分けている
    • 大人1人+子ども2人でも対応できる
    • 半年~1年ごとに子どもの成長に合わせて見直している

    「できない」があれば、
    中身や重量を見直すサインです。

    2児ママが一番伝えたいこと|軽いことも立派な防災

    防災リュックを見ると、

    「たくさん入っている方が安心」

    と思いがちです。

    でも、
    重すぎて逃げられなかったら、
    本末転倒です。

    特に子ども2人を連れている親には、
    荷物を運ぶ以外にも、

    • 子どもの手を握る
    • 危険を確認する
    • 転倒した子を起こす
    • 必要なら抱っこする
    • 子どもを安心させる

    という大切な役割があります。


    リュックを運ぶために避難するのではありません。


    子どもと自分の命を守るために避難します。

    まとめ|「何kgまで?」より「子ども2人と安全に歩ける?」で決めよう

    子ども2人を連れて避難するときの防災リュックについて、
    最後にまとめます。

    🎒 防災リュックの重さで覚えておきたいこと

    • 全員共通の「○kgまで」という正解はない
    • 体重の○%という数字だけで判断しない
    • 実際に完成したリュックの重量を量る
    • 背負った状態で避難場所まで歩いてみる
    • 子どもを抱っこする可能性も考える
    • 大人1人+子ども2人の状況も想定する
    • マンションなら階段も確認する
    • 持ち出し品と自宅備蓄を分ける
    • 重すぎたら中身を見直す
    • 危険が迫ったら荷物より命を優先する

    「防災リュックは何kgが正解?」

    と聞かれたら、
    私は、

    「子ども2人と安全に避難できて、まだ子どもを助ける余力が残る重さ」

    と考えたいです。

    ぜひ今日、
    家にある防災リュックを体重計に載せてみてください。

    そして週末にでも、
    子どもたちと一緒に背負って、
    安全な場所で少し歩いてみてください。

    もしかすると、

    「これ、重すぎるね」

    と気づくかもしれません。

    その気づきこそ、
    災害が起きる前だからできる、
    大切な防災対策です。

    参考|公的機関の防災・避難情報

    ※防災リュックの適切な重量は、体格・体力・年齢・健康状態・避難距離・道路状況・子どもの年齢などによって異なります。本記事では特定の重量を「安全」と保証するものではありません。自治体のハザードマップや避難情報を確認し、ご家庭の状況に合わせて準備してください。津波、火災、土砂災害など命に危険が迫っている場合は、荷物の確保より安全な場所への避難を最優先してください。

  • 雨の日が続くと子どもがイライラ?2児ママが気をつけたい心の変化と家庭でできる7つのこと

    雨の日が続くと子どもがイライラ?2児ママが気をつけたい心の変化と家庭でできる7つのこと

    雨の日が何日も続くと、洗濯物が乾かない、買い物に行きにくい、外出の予定が立てづらい……。

    大人にとってもストレスですが、子どもにとっても「外で思いきり遊べない日が続くこと」は意外と大きな負担になることがあります。

    わが家にも子どもが2人いますが、雨が続いて家の中で過ごす時間が長くなると、

    • いつもよりイライラする
    • きょうだいゲンカが増える
    • 「つまらない」「暇」と何度も言う
    • 夜になってもなかなか寝ない
    • ゲームや動画を見る時間が長くなる

    といったことが気になります。

    もちろん、こうした様子がすべて雨のせいとは限りません。

    ただ、外出や遊びが制限されて普段の生活リズムが変われば、子どもにもストレスがかかる可能性があります。

    大切なのは、「言うことを聞かない」と叱る前に、「もしかして少し疲れているのかな?」と子どもの変化に気づいてあげること。

    今回は、雨の日が続いたときに2児のママとして気をつけたいと思う子どものメンタル面の変化と、家庭でできる対策をまとめます。

    雨の日が続いたときに気をつけたい子どもの変化

    子どものストレスは、大人のように「最近ストレスがたまっている」と言葉で表現されるとは限りません。

    機嫌や行動、睡眠など、普段とは違う形で表れることもあります。

    ① いつもよりイライラしていないか

    ちょっとしたことで怒ったり、きょうだいに強く当たったりする日が増えていないでしょうか。

    雨で外遊びができず、家の中で同じ相手と長時間過ごしていれば、子ども同士でも距離が近くなりすぎることがあります。

    そんなときは、ケンカを完全になくそうとするよりも、一人で過ごせる時間を少し作ってあげるのも一つの方法です。

    ② 「つまらない」「何もしたくない」が増えていないか

    雨の日が続けば、公園、自転車、外遊びなど、子どもが普段楽しみにしていることができなくなります。

    最初の1~2日なら家遊びを楽しめても、それが何日も続けば飽きてしまうのは当然です。

    「せっかくおもちゃがあるのに」と考えるより、今日は何をしたいかを親子で相談してみるのもいいと思います。

    ③ 睡眠時間が乱れていないか

    外で体を動かす時間が減り、家で動画やゲームを見る時間が増えると、普段とは違った生活リズムになりやすくなります。

    雨の日だからといって夜更かしが続かないよう、起床・食事・入浴・就寝などの基本的な時間は、できるだけ普段に近づけることを意識したいところです。

    ④ 甘え方が強くなっていないか

    いつもなら一人でできることを「ママやって」と言ったり、必要以上にくっついてきたりすることもあるかもしれません。

    そんなとき、私は「もう大きいんだから」と突き放すよりも、少しだけ付き合ってあげるようにしています。

    子どもの行動だけを見るのではなく、「何か不安なのかな?」「疲れているのかな?」と、その奥にある気持ちを考えてみることも大切です。

    雨が続くときに家庭でやっておきたい7つのこと

    1.短時間でも体を動かす

    外へ行けなくても、家の中でできる運動はあります。

    • 親子でストレッチ
    • 子ども向けのダンス
    • ラジオ体操
    • 風船遊び
    • 安全を確保したうえで簡単な室内運動

    「30分運動させなきゃ」と考える必要はありません。

    5分、10分でも親子で一緒に体を動かすだけなら、忙しい日でも取り入れやすいと思います。

    2.子どもに「今日やりたいこと」を選んでもらう

    雨で「できないこと」ばかりになると、子どもも不満がたまりやすくなります。

    そこで、

    • お菓子を一緒に作る
    • 映画を見る
    • 絵を描く
    • 工作をする
    • カードゲームをする

    など、いくつか候補を出して子ども自身に選んでもらうようにします。

    自分で決められることが一つあるだけでも、家で過ごす時間の印象は変わります。

    3.ゲームや動画を全面禁止にしない

    雨の日が続くと、どうしてもYouTubeやゲームの時間が長くなります。

    親としては気になりますが、完全に禁止すると、それ自体が親子ゲンカの原因になることも。

    わが家なら、

    「見る・遊ぶ時間を決める」+「それ以外の遊びも用意する」

    という形を意識します。

    雨の日だからこそ、親も少し肩の力を抜いていいと思います。

    4.子どもの話を聞く時間を作る

    特別なカウンセリングのようなことをする必要はありません。

    「今日どうだった?」

    「雨ばっかりで嫌だね」

    「晴れたら何したい?」

    そんな普通の会話で十分です。

    子どもの気持ちをすぐに否定せず、一度受け止める。

    それだけでも、子どもが気持ちを言葉にするきっかけになります。

    5.晴れた日にやりたいことを一緒に決める

    雨が続くと、子どもにとっては「ずっとこのまま」のように感じることもあります。

    そこで、

    • 晴れたら公園へ行こう
    • 自転車に乗ろう
    • ○○を食べに行こう
    • 虫を探しに行こう

    など、雨が終わった後の楽しみを親子で話しておくのもおすすめです。

    6.親自身も頑張りすぎない

    雨の日が続いて大変なのは子どもだけではありません。

    洗濯物は乾かない。

    子どもは家の中で騒ぐ。

    床は汚れる。

    買い物にも行きづらい。

    親だってイライラします。

    厚生労働省も、子どもを支える大人自身のセルフケアや、できるだけ生活リズムを保つことの重要性を案内しています。

    「今日は手抜きご飯でいい」「少しくらい部屋が散らかっていてもいい」。親に余裕がなくなってきたら、家事のハードルを下げることも必要だと思います。

    7.大雨や台風が近づいているなら「安心できる準備」もする

    雨が続いているときは、単なる長雨だけではなく、大雨や台風につながる場合もあります。

    テレビなどで「大雨」「台風」「避難」といった言葉を繰り返し聞けば、子どもが不安になることもあります。

    そんなときは必要以上に怖がらせるのではなく、

    • 停電したらこのライトを使う
    • 水と食べ物はここにある
    • 避難するときはこのリュックを持つ
    • 家族みんなで一緒に行動する

    など、「もしものときも準備しているよ」と伝えられる状態にしておくと、親にとっても安心材料になります。

    わが家のような子育て家庭で「防災用品を何からそろえればいいの?」という場合は、茶トラぶろぐで紹介している防災セットも参考になります。

    ▼ 関連記事
    「防災のミカタ2人用68点セット」を2児ママ目線で紹介

    非常食・保存水・非常用トイレ・ライト・エアーベッドなど、災害時に必要性の高いものをまとめて備えたい家庭向けに、セット内容を詳しく紹介しています。

    停電への備えも子どもの安心につながる

    大雨や台風のときに、子どもが特に怖がりやすいのが突然の停電です。

    夜にいきなり部屋が真っ暗になると、大人でも不安になります。

    だからこそ、懐中電灯は「非常時に探す」のではなく、家族みんなが分かる場所に置いておくことが大切です。

    茶トラぶろぐでは、単1~単4形の乾電池のいずれか1本で使えるパナソニックのライトについても紹介しています。

    ▼ 停電対策の記事
    パナソニック「電池がどれでもライト」を2児ママ目線で紹介

    停電時の明かりを準備しておきたい家庭向けの記事です。

    こんな変化が長く続くときは一人で抱え込まない

    雨の日に少し機嫌が悪い程度なら珍しいことではありません。

    一方で、

    • 強い不安が続く
    • 眠れない状態が続く
    • 食欲の大きな変化が続く
    • 学校や園へ行くことへの強い抵抗が続く
    • 普段と明らかに違う状態が続いている

    など、保護者から見て気になる状態が続く場合は、家庭だけで解決しようとせず、学校・園、かかりつけの小児科などに相談することも大切です。

    国立成育医療研究センターでも、子どものストレスや心のケアに関する情報を公開しています。

    国立成育医療研究センター「子どものストレスとそのケアのお話」

    まとめ|雨の日こそ子どもの「いつもと違う」に目を向けたい

    雨の日が数日続いただけで、すぐに子どものメンタルに問題が起こるわけではありません。

    ただ、外遊びができない、生活リズムが変わる、家族全員が家の中で過ごす時間が増えるなど、普段とは違う環境が続けば、子どももストレスを感じることがあります。

    2児のママとして意識したいのは、

    • 普段との違いに気づく
    • 少しでも体を動かす
    • 生活リズムを大きく崩さない
    • 子どもの話を聞く
    • 親自身も頑張りすぎない
    • 大雨や台風への備えをして安心材料を増やす

    ということです。

    雨を止めることはできません。でも、「家の中でどう過ごすか」は家族で工夫できます。子どもの小さな変化を見逃さず、親子ともに無理をしすぎない雨の日を過ごしたいですね。

    そして、大雨や台風が心配な時期は、子どもの心のケアと一緒に、停電・断水・非常食などの備えも一度確認しておきましょう。

    ▶ 茶トラぶろぐの「防災グッズ」記事をまとめて見る

  • 【マンションで停電すると水道も止まる?】高層階ほど要注意!2児ママが考える断水・停電の防災対策

    【マンションで停電すると水道も止まる?】高層階ほど要注意!2児ママが考える断水・停電の防災対策

    マンションに住んでいると、
    大地震や台風による停電で気になるのが、

    「電気が止まったら、水道も止まるの?」

    という問題です。

    「停電なんだから、水道は関係ないんじゃない?」

    と思っている方もいるかもしれません。

    でも実はマンションでは、
    停電が原因で水道が使えなくなる場合があります。

    特に高層階では、
    停電による影響を考えておくことが大切です。

    ⚠ マンション住まいなら知っておきたい

    水道本管が壊れていなくても、マンション内で水を上の階へ送る 給水ポンプが停電で停止すると、水が出なくなる場合があります。

    つまり、「地域は断水していないのに、わが家では水が出ない」ということもあり得ます。

    2児のママとして考えると、

    水が飲めない。

    トイレが使えない。

    エレベーターも動かない。

    そんな状態で子ども2人と高層階にいたら、
    かなり大変です。

    今回は、
    「マンションで停電すると水道も止まる?」
    という疑問から、

    • なぜ停電すると断水するの?
    • 停電しても水が出るマンションはある?
    • 高層階ほど何が大変?
    • 水はどのくらい備蓄する?
    • トイレはどうする?
    • エレベーターが止まったら?
    • 子どもがいる家庭で準備したいことは?

    まで、2児ママ目線で分かりやすく整理します。

    結論|マンションは停電すると水道が止まる「場合がある」

    まず結論です。

    マンションで停電したからといって、必ず水道が止まるわけではありません。

    停電時に水が使えるかどうかは、
    マンションの給水方式や非常用電源などによって変わります。

    国土交通省の資料でも、
    増圧ポンプなど電気を必要とする設備を利用している建物では、
    停電によって給水できなくなる場合があることが示されています。

    つまり…

    水道本管が正常
      +
    マンションが停電
      ↓
    給水ポンプ停止
      ↓
    部屋の蛇口から水が出ない!

    ということが起こる可能性があります。

    なぜマンションでは水を上まで送るのに電気が必要なの?

    戸建て住宅と違い、
    マンションでは何階、何十階という高さまで水を届けなければなりません。

    そのため建物によっては、
    ポンプを使って水を上の階へ送っています。

    このポンプは電気で動きます。

    そのため停電すると、

    電気が止まる → ポンプが止まる → 水を送れない

    という状況になる可能性があります。

    停電しても水道が止まらないマンションもある

    一方で、
    すべてのマンションが同じ仕組みではありません。

    水道本管の圧力を利用して直接給水できる方式では、
    建物側の停電だけなら水を使える場合があります。

    また、
    非常用発電設備から給水ポンプへ電力を供給できるマンションもあります。

    🏢 大切なのは「わが家のマンションはどうなの?」

    「マンションだから断水する」
    「うちのマンションは新しいから大丈夫」

    と決めつけず、自分が住んでいるマンションの設備を確認しておくことが重要です。

    自宅マンションの給水方式を確認してみよう

    では、
    自宅のマンションが停電した時に水が使えるか、
    どう確認すればいいのでしょうか。

    まずは、
    管理会社や管理組合に確認する
    のが分かりやすい方法です。

    管理会社に聞いてみたいこと

    • マンションの給水方式は?
    • 停電すると各住戸も断水する?
    • 何階から影響が出る?
    • 給水ポンプは非常用電源につながっている?
    • 非常用電源はどのくらい使える?
    • 受水槽の水を災害時に利用できる?
    • 災害時の給水場所は決まっている?

    この7つを確認するだけでも、
    停電への備え方がかなり具体的になります。

    高層階で怖いのは「断水+エレベーター停止」

    高層マンションで私が特に心配なのが、

    断水とエレベーター停止が同時に起きること

    です。

    例えば20階に住んでいて、
    水道が止まったとします。

    給水所から水をもらえるとしても、
    エレベーターまで停止していたら、
    水を持って階段を上がらなければならない可能性があります。

    水は1Lでおよそ1kg。

    2Lペットボトル6本なら、
    水だけでも約12kgです。

    それを持って何階も階段を上るのは、
    大人でもかなり大変です。

    ましてや子ども2人を連れていたら……。

    2児のママとしては、
    想像するだけでも大変だと思います。

    高層階こそ「水は家に置いておく」が重要

    だからこそ、
    高層階に住んでいる家庭では、

    「断水したら給水所へ行けばいい」

    だけではなく、

    「最初から自宅に水を備えておく」

    ことを重視したいです。

    一般的な家庭備蓄では、
    飲料・調理用の水として
    1人1日約3Lがひとつの目安になります。

    4人家族なら、

    1人3L × 4人

    1日12L

    です。

    3日なら、

    36L

    7日なら、

    84L

    になります。

    高層階では「運ぶ大変さ」まで考える

    エレベーターが使えない状態で、 36kg、84kgもの水を後から階段で運ぶのは現実的ではありません。

    平常時から少しずつ自宅に備蓄しておく方が安心です。

    🐱 あわせて読みたい|茶トラぶろぐ

    断水への備えは、
    飲み水だけではありません。

    生活用水や節水方法など、 家庭でできる水不足への備えも一緒に確認しておきましょう。


    ▶ 水不足に備えて今からできること7選|家庭で始める水の備蓄と節水対策

    断水すると一番困るのはトイレかもしれない

    飲み水と同じくらい、
    マンションの断水で困るのが
    トイレです。

    家族4人なら、
    1人1日5回として、

    5回 × 4人 =
    1日20回

    にもなります。

    3日なら60回。

    7日なら140回です。

    停電や断水が長引いた時に、

    「トイレが流せない!」

    となってから準備するのは難しいです。

    「お風呂の水でトイレを流せばいい」は要注意

    ここもマンション防災で重要なポイントです。

    断水したら、

    「浴槽の水をバケツで流せばトイレは使える」

    と思っている方もいるかもしれません。

    しかし大地震では、
    建物の排水管や下水道が損傷している可能性があります。

    排水設備に問題がある状態でトイレを流すと、
    汚水の逆流や漏水などにつながる可能性があります。

    🚽 大地震直後は勝手に水を流さない

    「水がある=トイレを流していい」ではありません。

    特にマンションでは、
    管理会社・管理組合などによる 排水設備の安全確認を待つ必要がある場合があります。

    そのため、
    マンション住まいでは
    携帯トイレの備蓄がとても重要になります。

    4人家族なら携帯トイレは何回分?

    1人1日5回を目安にすると、
    4人家族では、

    🚽 4人家族の場合

    1日:20回分

    3日:60回分

    7日:140回分

    水と同じように、
    「あるかどうか」ではなく「何日分あるか」
    を確認することがポイントです。

    停電するとエレベーターも使えない可能性

    マンションの停電では、
    エレベーターにも影響が出ます。

    非常用電源がある建物でも、
    停電時にすべての設備を平常時と同じように動かせるとは限りません。

    国土交通省も、
    マンションの非常用電源について、

    • エレベーター
    • 給水ポンプ
    • 消火ポンプ
    • 共用照明

    など、
    どの設備へ優先して電力を供給するか検討することが重要
    としています。

    つまり、

    「非常用発電機があるマンションだから全部大丈夫」

    とも限りません。

    高層階では「階段生活」を一度想像してみる

    例えば、
    15階に住んでいる家庭で、
    エレベーターが止まったら。

    買い物。

    水の運搬。

    ごみ出し。

    子どもの送り迎え。

    すべて階段になる可能性があります。

    小さな子どもがいる家庭では、
    抱っこが必要になることもあります。

    2児ママ目線で考えたいこと

    • 子どもは階段で何階まで歩ける?
    • 下の子を抱っこして上れる?
    • その状態で水も持てる?
    • ベビーカーは使える?
    • 夜間に階段を移動できる?

    こう考えると、
    高層階では「家から出なくても数日過ごせる備蓄」
    がとても重要だと感じます。

    停電するとオートロックや共用設備はどうなる?

    停電時には、
    水道やエレベーター以外の設備にも影響が出る可能性があります。

    例えば、

    • 共用廊下の照明
    • オートロック
    • インターホン
    • 機械式駐車場
    • インターネット設備

    などです。

    ただし、
    どの設備が停止するか、
    非常用電源でどこまで動くかはマンションによって異なります。

    防災訓練や管理組合からの資料などで、
    停電時の共用設備の動きも確認しておきましょう。

    停電時に機械式駐車場から車を出せないことも

    車を持っている家庭は、
    もう一つ確認したいことがあります。

    それが、
    機械式駐車場です。

    機械式駐車場は電気で動くため、
    停電すると車を出庫できなくなる可能性があります。

    国土交通省の停電時の設備影響に関する資料でも、
    機械式駐車場について
    停電時に自家用車を出庫できない場合が示されています。

    🚗 「停電したら車で避難」はできる?

    機械式駐車場を利用している家庭は、 停電時に車を出せるのかも管理会社などに確認しておきましょう。

    真夏の停電は「断水+エアコン停止」に注意

    真夏に停電した場合は、
    さらに厳しい状況になります。

    給水ポンプが止まって断水。

    エレベーターも停止。

    そして、
    エアコンも使えない。

    高層階だからといって、
    必ずしも室内が涼しいとは限りません。

    室温が危険な状態になれば、
    在宅避難にこだわらず、
    冷房が使える安全な場所へ移動する判断も必要になります。

    冬の停電も油断できない

    冬なら、
    暖房設備が使えなくなる可能性があります。

    特に、

    • 乳幼児
    • 高齢者
    • 体調の悪い家族

    がいる家庭では、
    室温の低下にも注意が必要です。

    マンション防災は、

    「地震に強い建物だから大丈夫」

    だけではなく、

    「建物は無事でもライフラインが止まったらどうする?」

    まで考えておくことが大切です。

    高層マンションで備えておきたいもの

    🏢 高層階の防災チェック

    • 飲料・調理用の水
    • 生活用水
    • 非常食
    • 携帯トイレ
    • 懐中電灯・ランタン
    • スマートフォンの充電手段
    • 子どもの必要品
    • 常備薬
    • ごみ袋
    • ウェットティッシュなど水を使わない衛生用品

    商品をたくさん買うことよりも、
    「停電したらわが家で何が使えなくなるか」から逆算する
    ことが大切です。

    マンションの防災訓練には参加しておきたい

    マンションの防災訓練というと、

    「忙しいから今回はいいかな」

    と思ってしまうこともありますよね。

    でもマンションの場合、
    災害時には
    住民同士の協力が重要になる場面があります。

    特に高層階では、

    • 安否確認
    • 給水
    • エレベーター停止時の対応
    • 避難
    • 情報共有

    など、
    建物全体で対応することもあります。

    一度参加しておくだけでも、

    「災害時はここに集合するんだ」

    「給水場所はここなんだ」

    と分かることがあります。

    2児ママがマンションで確認したい「停電シミュレーション」

    家族で一度、
    こんな想像をしてみてください。

    もし今、マンション全体が停電したら?

    • 蛇口から水は出る?
    • トイレは使える?
    • エレベーターは動く?
    • 玄関のオートロックは?
    • 廊下は明るい?
    • スマホを何日充電できる?
    • 子どもの食事は作れる?
    • 冷蔵庫の食材はどうする?
    • 真夏ならどこへ移動する?
    • 給水所から水を運べる?

    答えられない項目があったら、
    そこが
    わが家の防災で次に確認するポイント
    です。

    マンション停電対策|今すぐ確認したい12項目

    ✅ チェックリスト

    • マンションの給水方式を知っている?
    • 停電すると断水するか確認した?
    • 非常用電源は給水ポンプにつながっている?
    • 非常用電源でエレベーターは動く?
    • 停電時の給水場所を知っている?
    • 飲料水を最低3日分備えている?
    • できれば7日分を目指している?
    • 生活用水について考えた?
    • 携帯トイレを備蓄している?
    • 機械式駐車場は停電時どうなる?
    • 夜間用のライトがある?
    • 子どもと階段移動について話した?

    2児ママ目線|高層階は「取りに行く防災」より「家に置く防災」

    高層マンションの防災を考えていて、
    私が特に大切だと思うのが、

    「必要になったら取りに行けばいい」と考えすぎないこと

    です。

    エレベーターが動いている普段なら、
    1階まで降りるのは簡単です。

    でも停電したら、
    20階から1階へ降りるだけでも大変。

    さらに、
    水を持って20階まで戻るとなれば、
    もっと大変です。

    子どもが小さければ、
    なおさらです。

    高層階の防災で意識したいこと


    「取りに行く」より「最初から家にある」

    この状態を少しずつ作っておくと、
    停電・断水時の負担を大きく減らせます。

    まとめ|マンションは停電だけで「水・トイレ・移動」が同時に困ることも

    マンションで停電すると、
    必ず水道が止まるわけではありません。

    しかし、
    給水ポンプを使っているマンションでは、
    停電によって水を上階へ送れなくなる可能性があります。

    さらに高層階では、

    • 水が出ない
    • トイレが使えない
    • エレベーターが止まる
    • 水を階段で運ぶ
    • エアコンが使えない

    という問題が同時に起こることも考えられます。

    今日やってほしいことは一つ

    管理会社や管理組合に、


    「このマンションは停電したら水道も止まりますか?」

    と確認してみてください。

    もし、

    「給水ポンプが止まるので断水します」

    という回答なら、
    自宅の水・携帯トイレ・生活用水の備蓄を見直すきっかけになります。

    反対に、

    「非常用電源で一定時間は給水できます」

    という場合でも、
    何時間使えるのか、その後はどうなるのか
    まで確認しておくと安心です。

    2児のママとしては、

    「マンションだから安心」ではなく、「わが家のマンションは停電するとどうなる?」

    まで知っておくことが、
    本当に役立つ防災だと思います。

    参考|公的機関のマンション・停電対策情報

    ※停電時に断水するかどうか、非常用発電設備で給水ポンプやエレベーターがどの程度利用できるかは、建物の給水方式・設備・非常用電源の構成などによって異なります。必ずお住まいのマンションの管理会社・管理組合等に最新の設備状況をご確認ください。また、大地震後は給排水管や下水設備が損傷している可能性があるため、水が出る場合でもトイレ等への排水について管理会社・自治体等の案内を確認してください。

  • 【災害用トイレは4人家族で何回分必要?】3日・7日分を実際に計算|2児ママの防災備蓄

    【災害用トイレは4人家族で何回分必要?】3日・7日分を実際に計算|2児ママの防災備蓄

    防災用品をそろえていると、
    つい水や非常食ばかりに目が行きがちです。

    でも、
    災害が起きた時にかなり困るのが、

    「トイレが使えない!」

    という問題です。

    大きな地震では、
    水道が止まるだけでなく、
    給排水管や下水道が損傷して、
    自宅のトイレを流せなくなる可能性があります。

    2児のママとして考えると、
    大人だけなら多少我慢できても、

    「子どもが急にトイレ!」

    となった時に困らないよう、
    十分な数を備えておきたいと思います。

    🚽 4人家族の災害用トイレ備蓄目安

    1人1日5回 × 4人 = 1日20回

    3日分:60回分
    7日分:140回分

    今回は、
    災害用トイレは4人家族なら何回分必要なのか
    を、実際に計算してみます。

    さらに、

    • 3日分なら何個?
    • 7日分なら何個?
    • 携帯トイレと簡易トイレは何が違う?
    • 断水したら家のトイレを流していい?
    • 使用後の袋はどうする?
    • 子どもがいる家庭では何に注意する?

    なども、2児ママ目線で分かりやすくまとめます。

    結論|4人家族なら3日分60回・7日分140回が目安

    まず結論です。

    災害用トイレは、
    1人1日5回を目安に計算します。

    4人家族なら、

    4人家族・1日分

    5回 × 4人

    = 20回分

    つまり、
    家族4人で1日過ごすだけで、
    約20回分必要になります。

    4人家族の3日分|60回分必要

    最低限の備えとして、
    まず考えたいのが
    3日分です。

    5回 × 4人 × 3日

    = 60回分

    4人家族なら、
    3日分で60回分
    がひとつの目安になります。

    例えば、
    家に「非常用トイレ10回分」が1箱だけある場合、

    10回 ÷ 20回/日 =
    家族4人では約半日分

    しかありません。

    「ちゃんと備蓄しているつもりだったのに、
    思ったより全然足りなかった」

    ということが起こりやすい部分です。

    4人家族の7日分|140回分必要

    次に、
    できれば備えておきたい
    7日分を計算します。

    5回 × 4人 × 7日

    = 140回分

    4人家族では、
    1週間で140回分になります。

    経済産業省も、
    災害用トイレの備蓄について、
    1人当たり35回分/週
    を目安として案内しています。

    必要回数を一覧表で見ると分かりやすい

    家族人数 1日 3日分 7日分
    1人 5回 15回 35回
    2人 10回 30回 70回
    3人 15回 45回 105回
    4人 20回 60回 140回

    そもそも「災害用トイレ」って何?

    災害用トイレには、
    いくつか種類があります。

    家庭で備蓄しやすい代表的なものが、
    携帯トイレです。

    一般的には、

    • 便器にかぶせる排便袋
    • 排泄物を固める凝固剤

    などを組み合わせて使います。

    自宅の洋式便器が壊れていなければ、
    便器そのものを座る場所として利用しながら、排泄物だけ袋で処理
    できます。

    「携帯トイレ」と「簡易トイレ」は違う

    名前が似ていて少し分かりにくいですが、
    考え方は違います。

    携帯トイレ

    既存の便器などに袋を設置し、
    排泄物を凝固剤などで処理するタイプ。

    簡易トイレ

    持ち運びできる便座や箱などを組み立てて、
    その中に袋を設置して使うタイプ。

    自宅の便器が使える状態なら、
    携帯トイレだけでも対応できるケースがあります。

    一方で、
    便器が壊れている場合や、
    別の場所で排泄する必要がある場合には、
    簡易トイレが役立つこともあります。

    大地震後、断水していなくてもトイレを流さない方がいい場合がある

    ここはとても重要です。

    地震の後、
    水道が出ていると、

    「水が出るから普通にトイレを流して大丈夫」

    と思ってしまうかもしれません。

    でも、
    地震によって
    排水管や下水管が壊れている可能性があります。

    その状態で水を流すと、

    • 汚水が逆流する
    • 下の階へ漏水する
    • 建物内の配管からあふれる

    などのトラブルにつながる可能性があります。

    ⚠ 大地震の直後は「流せる=流していい」とは限らない

    特にマンションなどでは、 管理会社・管理組合・自治体などから排水設備の安全確認が出るまで、水を流さない
    というルールが設けられる場合があります。

    自宅・地域のルールを事前に確認しておきましょう。

    2児ママ目線|60回・140回ぴったりではなく少し余裕を持ちたい

    1人1日5回という数字は、
    あくまで平均的な目安です。

    子どもがいる家庭では、

    • トイレが近い子
    • 夜中に何度も行く子
    • お腹を壊している
    • 緊張するとトイレが近くなる

    など、
    状況によって使用回数が増える可能性があります。

    そのため、
    2児のママとしては、

    「60回あるから絶対大丈夫」ではなく、少し多めに考える

    のが安心だと思います。

    例えば4人家族なら

    最低ラインとして60回分をまず確保。

    その後、 140回分+少し余裕
    を目標に増やしていくと考えやすくなります。

    幼児がいる家庭は「使えるか」を実際に試しておく

    防災用トイレは、
    買って終わりではありません。

    特に子どもは、
    普段と違うトイレを怖がることがあります。

    暗い。

    袋がある。

    いつものように水が流れない。

    そんな状況だけでも、
    子どもにとっては不安です。

    だからこそ、
    一度平常時に、

    • 袋を便器にセットする
    • 凝固剤の使い方を見る
    • 子どもに説明する

    ところまで、
    家族で確認しておくと安心です。

    オムツの子がいても災害用トイレは必要?

    下の子がまだオムツなら、

    「4人家族だけど、トイレを使うのは3人だから少なくていい?」

    と思うかもしれません。

    実際には、
    使用する家族の人数や年齢に合わせて調整できます。

    ただし、
    オムツの子には、
    災害用トイレとは別にオムツの十分な備蓄が必要です。

    そして子どもは成長するので、

    「去年はオムツだったけど、今年はトイレを使う」

    ということもあります。

    防災用品は、
    子どもの成長に合わせて見直す
    ことが大切です。

    使用後の袋はどこに置く?ここまで考えておく

    災害用トイレで意外と忘れがちなのが、
    使った後の排泄物をどう保管するかです。

    災害直後は、
    ごみ収集が通常通り行われない可能性があります。

    そうなると、
    家族4人で1日20回。

    7日なら140回。

    使用済みの袋もかなり増えます。

    🚮 備蓄時に考えておきたいこと

    • 使用済み袋をまとめる袋
    • 一時保管する場所
    • 子どもが触らない場所
    • 臭い対策
    • 自治体の災害時のごみ出しルール

    処分方法は自治体によって異なる場合があるため、
    実際の災害時は自治体の案内に従ってください。

    トイレを我慢するのはNG

    「非常用トイレを使いたくない」

    「数を減らすためにトイレを我慢しよう」

    と考えるのは避けたいところです。

    トイレを我慢したくて、
    水分摂取まで控えてしまうと、
    脱水などの健康問題につながる可能性があります。

    内閣府でも、
    災害時にトイレを我慢することで、
    水分や食事を控え、
    健康障害につながることがあると注意しています。

    「トイレが心配だから水を飲まない」は危険

    災害時だからこそ、 必要な水分を取り、安心してトイレを使える準備
    をしておきましょう。

    🐱 あわせて読みたい|茶トラぶろぐ

    大きな地震をきっかけに防災袋を見直す時は、
    水や非常食だけでなく、 携帯トイレの「回数」まで確認するのがおすすめです。


    ▶ 【大きな地震が起きたら防災袋を見直そう】ニュースを「わが家の備えを確認するきっかけ」に|2児ママの防災習慣

    水の備蓄とトイレの備蓄はセットで考える

    災害対策では、

    「飲み水はたくさんある」

    という家庭でも、

    「トイレは5回分しかない」

    ということがあります。

    でも、
    水分をしっかり取れば、
    当然トイレにも行きます。

    だから、

    水と災害用トイレはセットで備える

    と考えると分かりやすいです。

    🐱 水の備蓄量も確認|茶トラぶろぐ

    4人家族では、
    水も家族人数と日数で計算しておく必要があります。

    「水は何リットルある?」と「トイレは何回分ある?」を一緒に確認
    すると、より現実的な在宅避難の備えになります。


    ▶ 茶トラぶろぐ|家族でできる防災対策の記事一覧を見る

    全部を防災リュックに入れる必要はない

    4人家族で140回分となると、

    「そんなにリュックに入らない!」

    と思いますよね。

    でも、
    家族の備蓄すべてを
    非常用持ち出し袋に入れる必要はありません。

    🏠 自宅備蓄
    在宅避難や断水に備えるまとまった回数

    🎒 持ち出し用
    避難時に持てる範囲の回数

    というように分けて考えるのがおすすめです。

    「100回セット」があれば4人家族で何日分?

    例えば、
    災害用トイレが100回分あるとします。

    4人家族では1日約20回なので、

    100回 ÷ 20回/日 = 5日分

    になります。

    つまり、
    4人家族では
    100回分でも1週間分には届きません。

    7日分を目指すなら、
    あと40回分必要です。

    「50回セット」なら何日分?

    同じように計算すると、

    50回 ÷ 20回/日 = 2.5日分

    です。

    50回分を見ると多く感じますが、
    4人家族では
    約2日半しかありません。

    だからこそ、
    商品の箱に書いてある
    「50回」「100回」という数字だけを見るのではなく、

    「わが家では何日分?」

    に変換して考えることが大切です。

    わが家の必要数を簡単に計算する方法

    計算式


    5回 × 家族人数 × 備えたい日数

    例えば、
    5人家族で7日なら、

    5回 × 5人 × 7日

    =
    175回分

    になります。

    4人家族の災害用トイレチェックリスト

    🚽 今すぐ確認したい12項目

    • 携帯トイレは家にある?
    • 何回分あるか数えた?
    • 4人家族で3日分60回ある?
    • できれば7日分140回を目指している?
    • 実際に一度使い方を確認した?
    • 子どもにも使い方を説明した?
    • 使用済み袋をまとめる袋がある?
    • 使用後の保管場所を考えた?
    • 自宅用と持ち出し用を分けている?
    • 大地震直後に水洗トイレを流す危険を知っている?
    • マンションの排水ルールを確認した?
    • 子どもの成長に合わせて必要数を見直している?

    2児ママ目線|水や非常食と同じくらい「トイレ」は重要

    防災というと、
    どうしても、

    水。

    食料。

    ライト。

    モバイルバッテリー。

    などから準備しますよね。

    もちろん全部大切です。

    でも、
    子ども2人と自宅で断水を経験したとして、

    「トイレが1回も使えない」

    となったら、
    本当に大変だと思います。

    そしてトイレは、
    災害が起きてから急に準備することが難しいものです。

    だからこそ、

    「非常用トイレ、あるよ」

    で終わらず、

    「家族4人で何回分ある?」

    まで確認しておきたいです。

    まとめ|4人家族なら最低60回、できれば140回分を目標に

    4人家族の災害用トイレについて、
    最後にもう一度まとめます。

    4人家族の災害用トイレ

    1日分
    20回

    3日分
    60回

    7日分
    140回

    計算方法は、

    5回 × 家族人数 × 日数

    です。

    まずは、
    今ある携帯トイレを数えてみてください。

    もし10回分なら、
    4人家族では約半日。

    50回分なら、
    約2日半。

    100回分でも、
    約5日です。

    数字にすると、
    必要量がかなり分かりやすくなります。

    2児のママとしては、

    「トイレを我慢しなくていい備え」

    をしておくことも、
    子どもの健康を守る大切な防災対策だと思います。

    ぜひ今日、
    防災用品の中にある携帯トイレを取り出して、

    「何回分ある?」

    と数えてみてください。

    その確認が、
    いざという時の安心につながります。

    参考|公的機関の災害用トイレ情報

    ※1人1日5回は平均的な排泄回数をもとにした備蓄の目安です。実際の使用回数は年齢、体調、生活習慣などによって異なります。乳幼児、高齢者、持病のある方などがいる家庭では余裕を持って備えてください。また、使用済み携帯トイレの処理方法や大地震後の水洗トイレの利用可否は、自治体や建物の管理ルールによって異なるため、実際の災害時には自治体・管理会社などの案内を確認してください。