雨の日が何日も続くと、洗濯物が乾かない、買い物に行きにくい、外出の予定が立てづらい……。
大人にとってもストレスですが、子どもにとっても「外で思いきり遊べない日が続くこと」は意外と大きな負担になることがあります。
わが家にも子どもが2人いますが、雨が続いて家の中で過ごす時間が長くなると、
- いつもよりイライラする
- きょうだいゲンカが増える
- 「つまらない」「暇」と何度も言う
- 夜になってもなかなか寝ない
- ゲームや動画を見る時間が長くなる
といったことが気になります。
もちろん、こうした様子がすべて雨のせいとは限りません。
ただ、外出や遊びが制限されて普段の生活リズムが変われば、子どもにもストレスがかかる可能性があります。
大切なのは、「言うことを聞かない」と叱る前に、「もしかして少し疲れているのかな?」と子どもの変化に気づいてあげること。
今回は、雨の日が続いたときに2児のママとして気をつけたいと思う子どものメンタル面の変化と、家庭でできる対策をまとめます。
雨の日が続いたときに気をつけたい子どもの変化
子どものストレスは、大人のように「最近ストレスがたまっている」と言葉で表現されるとは限りません。
機嫌や行動、睡眠など、普段とは違う形で表れることもあります。
① いつもよりイライラしていないか
ちょっとしたことで怒ったり、きょうだいに強く当たったりする日が増えていないでしょうか。
雨で外遊びができず、家の中で同じ相手と長時間過ごしていれば、子ども同士でも距離が近くなりすぎることがあります。
そんなときは、ケンカを完全になくそうとするよりも、一人で過ごせる時間を少し作ってあげるのも一つの方法です。
② 「つまらない」「何もしたくない」が増えていないか
雨の日が続けば、公園、自転車、外遊びなど、子どもが普段楽しみにしていることができなくなります。
最初の1~2日なら家遊びを楽しめても、それが何日も続けば飽きてしまうのは当然です。
「せっかくおもちゃがあるのに」と考えるより、今日は何をしたいかを親子で相談してみるのもいいと思います。
③ 睡眠時間が乱れていないか
外で体を動かす時間が減り、家で動画やゲームを見る時間が増えると、普段とは違った生活リズムになりやすくなります。
雨の日だからといって夜更かしが続かないよう、起床・食事・入浴・就寝などの基本的な時間は、できるだけ普段に近づけることを意識したいところです。
④ 甘え方が強くなっていないか
いつもなら一人でできることを「ママやって」と言ったり、必要以上にくっついてきたりすることもあるかもしれません。
そんなとき、私は「もう大きいんだから」と突き放すよりも、少しだけ付き合ってあげるようにしています。
子どもの行動だけを見るのではなく、「何か不安なのかな?」「疲れているのかな?」と、その奥にある気持ちを考えてみることも大切です。
雨が続くときに家庭でやっておきたい7つのこと
1.短時間でも体を動かす
外へ行けなくても、家の中でできる運動はあります。
- 親子でストレッチ
- 子ども向けのダンス
- ラジオ体操
- 風船遊び
- 安全を確保したうえで簡単な室内運動
「30分運動させなきゃ」と考える必要はありません。
5分、10分でも親子で一緒に体を動かすだけなら、忙しい日でも取り入れやすいと思います。
2.子どもに「今日やりたいこと」を選んでもらう
雨で「できないこと」ばかりになると、子どもも不満がたまりやすくなります。
そこで、
- お菓子を一緒に作る
- 映画を見る
- 絵を描く
- 工作をする
- カードゲームをする
など、いくつか候補を出して子ども自身に選んでもらうようにします。
自分で決められることが一つあるだけでも、家で過ごす時間の印象は変わります。
3.ゲームや動画を全面禁止にしない
雨の日が続くと、どうしてもYouTubeやゲームの時間が長くなります。
親としては気になりますが、完全に禁止すると、それ自体が親子ゲンカの原因になることも。
わが家なら、
「見る・遊ぶ時間を決める」+「それ以外の遊びも用意する」
という形を意識します。
雨の日だからこそ、親も少し肩の力を抜いていいと思います。
4.子どもの話を聞く時間を作る
特別なカウンセリングのようなことをする必要はありません。
「今日どうだった?」
「雨ばっかりで嫌だね」
「晴れたら何したい?」
そんな普通の会話で十分です。
子どもの気持ちをすぐに否定せず、一度受け止める。
それだけでも、子どもが気持ちを言葉にするきっかけになります。
5.晴れた日にやりたいことを一緒に決める
雨が続くと、子どもにとっては「ずっとこのまま」のように感じることもあります。
そこで、
- 晴れたら公園へ行こう
- 自転車に乗ろう
- ○○を食べに行こう
- 虫を探しに行こう
など、雨が終わった後の楽しみを親子で話しておくのもおすすめです。
6.親自身も頑張りすぎない
雨の日が続いて大変なのは子どもだけではありません。
洗濯物は乾かない。
子どもは家の中で騒ぐ。
床は汚れる。
買い物にも行きづらい。
親だってイライラします。
厚生労働省も、子どもを支える大人自身のセルフケアや、できるだけ生活リズムを保つことの重要性を案内しています。
「今日は手抜きご飯でいい」「少しくらい部屋が散らかっていてもいい」。親に余裕がなくなってきたら、家事のハードルを下げることも必要だと思います。
7.大雨や台風が近づいているなら「安心できる準備」もする
雨が続いているときは、単なる長雨だけではなく、大雨や台風につながる場合もあります。
テレビなどで「大雨」「台風」「避難」といった言葉を繰り返し聞けば、子どもが不安になることもあります。
そんなときは必要以上に怖がらせるのではなく、
- 停電したらこのライトを使う
- 水と食べ物はここにある
- 避難するときはこのリュックを持つ
- 家族みんなで一緒に行動する
など、「もしものときも準備しているよ」と伝えられる状態にしておくと、親にとっても安心材料になります。
わが家のような子育て家庭で「防災用品を何からそろえればいいの?」という場合は、茶トラぶろぐで紹介している防災セットも参考になります。
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非常食・保存水・非常用トイレ・ライト・エアーベッドなど、災害時に必要性の高いものをまとめて備えたい家庭向けに、セット内容を詳しく紹介しています。
停電への備えも子どもの安心につながる
大雨や台風のときに、子どもが特に怖がりやすいのが突然の停電です。
夜にいきなり部屋が真っ暗になると、大人でも不安になります。
だからこそ、懐中電灯は「非常時に探す」のではなく、家族みんなが分かる場所に置いておくことが大切です。
茶トラぶろぐでは、単1~単4形の乾電池のいずれか1本で使えるパナソニックのライトについても紹介しています。
▼ 停電対策の記事
パナソニック「電池がどれでもライト」を2児ママ目線で紹介
停電時の明かりを準備しておきたい家庭向けの記事です。
こんな変化が長く続くときは一人で抱え込まない
雨の日に少し機嫌が悪い程度なら珍しいことではありません。
一方で、
- 強い不安が続く
- 眠れない状態が続く
- 食欲の大きな変化が続く
- 学校や園へ行くことへの強い抵抗が続く
- 普段と明らかに違う状態が続いている
など、保護者から見て気になる状態が続く場合は、家庭だけで解決しようとせず、学校・園、かかりつけの小児科などに相談することも大切です。
国立成育医療研究センターでも、子どものストレスや心のケアに関する情報を公開しています。
国立成育医療研究センター「子どものストレスとそのケアのお話」
まとめ|雨の日こそ子どもの「いつもと違う」に目を向けたい
雨の日が数日続いただけで、すぐに子どものメンタルに問題が起こるわけではありません。
ただ、外遊びができない、生活リズムが変わる、家族全員が家の中で過ごす時間が増えるなど、普段とは違う環境が続けば、子どももストレスを感じることがあります。
2児のママとして意識したいのは、
- 普段との違いに気づく
- 少しでも体を動かす
- 生活リズムを大きく崩さない
- 子どもの話を聞く
- 親自身も頑張りすぎない
- 大雨や台風への備えをして安心材料を増やす
ということです。
雨を止めることはできません。でも、「家の中でどう過ごすか」は家族で工夫できます。子どもの小さな変化を見逃さず、親子ともに無理をしすぎない雨の日を過ごしたいですね。
そして、大雨や台風が心配な時期は、子どもの心のケアと一緒に、停電・断水・非常食などの備えも一度確認しておきましょう。

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