カテゴリー: 防災知識

  • 子どもが嘔吐!停電・断水中ならどうする?災害時に困らない嘔吐物処理用品と備え

    子どもが嘔吐!停電・断水中ならどうする?災害時に困らない嘔吐物処理用品と備え

    地震や台風で停電・断水。

    ただでさえ大変な状況なのに、突然子どもが、

    「気持ち悪い……」

    と言って嘔吐してしまったら。

    2児のママとして考えると、これはかなり焦る状況です。

    普段ならタオルを使って、汚れた服や床を洗って、最後に手をしっかり洗う。

    でも断水中なら、蛇口をひねっても水が出ません。

    停電していれば洗濯機も使えないかもしれません。

    さらに感染性胃腸炎などが原因だった場合、処理方法によっては家族に感染を広げてしまう心配もあります。

    停電・断水時こそ、「子どもが吐いたときにどうする?」まで考えておくことが大切です。

    今回は商品紹介ではなく、災害時にも役立つ「嘔吐物処理セット」の作り方や、断水中の処理で気をつけたいポイントをまとめます。

    災害時でも子どもの嘔吐は突然起こる

    防災備蓄というと、

    • 水
    • 非常食
    • 非常用トイレ
    • 懐中電灯
    • モバイルバッテリー

    などを思い浮かべますよね。

    もちろん、どれも大切です。

    でも子どもがいる家庭では、もう一つ想定しておきたいことがあります。

    体調不良です。

    避難生活の最中でも、胃腸炎などになる可能性はあります。

    また、嘔吐の原因は感染症だけとは限りません。

    だからこそ「原因を決めつける」のではなく、感染性の可能性も考えて、できるだけ安全に処理できる準備をしておきたいところです。

    断水すると「吐いた後の片付け」が一気に難しくなる

    普段なら嘔吐物を処理したあと、床や衣類をきれいにして手を洗えます。

    ところが断水すると、

    • 床を十分に水拭きできない
    • 汚れた衣類をすぐ洗えない
    • 手洗いに使える水が限られる
    • 洗面所を十分に洗えない
    • トイレも使えない可能性がある

    など、普段とはまったく状況が変わります。

    しかも断水中の飲料水はとても貴重です。

    家族が飲む水や調理に使う水を、掃除だけで大量に使うわけにもいきません。

    だからこそ、「水が出なくても最低限の処理ができる用品」を一つにまとめておくと安心です。

    まず備えたい「嘔吐物処理セット」

    わが家なら、防災用品とは別に小さな箱や袋を用意して、次の物をまとめておきます。

    • 使い捨て手袋
    • 使い捨てマスク
    • 使い捨てエプロン
    • ペーパータオル
    • ビニール袋
    • 大きめのゴミ袋
    • 次亜塩素酸ナトリウムを含む家庭用塩素系漂白剤
    • 拭き取りに使う容器など
    • 必要に応じて使い捨てできる布や紙類

    「吐いてから家中を探す」のではなく、全部一緒にしておくのがポイントです。

    厚生労働省の資料でも、嘔吐物処理用品をセットとして、いつでも使用できるよう準備しておくことが勧められています。

    子どもが吐いたら、まず周りの人を離す

    床に嘔吐してしまった場合、最初にしたいのが、ほかの家族を近づけないことです。

    特に小さなきょうだいがいると、

    「どうしたの?」

    と近寄ってしまうことがあります。

    わが家も子どもが2人いるので、一人の対応をしている間にもう一人が近づいてしまう場面は十分考えられます。

    まず子ども本人の安全と状態を確認し、ほかの家族が汚染した場所を踏んだり触ったりしないようにします。

    処理するときは手袋・マスク・エプロンを

    感染性胃腸炎などの可能性を考える場合、素手で処理するのは避けます。

    厚生労働省では、嘔吐物などを処理する際、使い捨ての

    • 手袋
    • マスク
    • ガウンやエプロン

    などを着用する方法を案内しています。

    「防災用品なのにエプロン?」と思うかもしれません。

    でも、断水中は服が汚れてもすぐ洗濯できません。

    感染対策だけでなく、衣類への付着を減らす意味でも使い捨てエプロンは役立ちます。

    嘔吐物は「静かに」拭き取る

    ここは大事なポイントです。

    慌ててゴシゴシこすったり、勢いよく掃除したりするのではなく、ペーパータオルなどを使って静かに拭き取ります。

    厚生労働省は、汚物中のウイルスが飛び散らないように処理することを案内しています。

    ポイント

    ・素手で触らない
    ・勢いよく拭かない
    ・周囲に広げない
    ・使ったペーパー類は再利用しない
    ・処理後のゴミは袋に密閉する

    消毒液をスプレーで吹きかけるのは避ける

    「だったら消毒液をシュッシュッと吹きかければいいのでは?」

    と思うかもしれません。

    しかし、嘔吐物の処理では注意が必要です。

    厚生労働省の資料では、消毒液をスプレーで噴霧すると病原体を舞い上げ、感染の機会を増やす可能性があるため、噴霧しないよう案内されています。

    嘔吐物に向かって消毒液を勢いよくスプレーするのは避けましょう。

    ノロウイルスを想定した消毒は「塩素系」が基本

    感染性胃腸炎、とくにノロウイルスを想定する場合、アルコールだけに頼らないことも大切です。

    厚生労働省は、ノロウイルスを失活化する方法として次亜塩素酸ナトリウムなどによる処理を案内しています。

    家庭用の次亜塩素酸ナトリウムを含む塩素系漂白剤で代用できる場合があります。

    ただし、製品によって濃度が違います。

    必ず製品表示や使用上の注意を確認してください。

    また、次亜塩素酸ナトリウムには漂白作用や金属腐食性があります。

    素材によっては使用できない場合があるため、何にでも使える消毒液ではありません。

    塩素系漂白剤は「原液を直接かける」のもNG

    ここも防災備蓄をするときに覚えておきたいポイントです。

    「濃い方が効きそう」

    と考えて、嘔吐物へ家庭用塩素系漂白剤の原液を直接かけるのは危険です。

    厚生労働省の資料では、嘔吐物など酸性のものに原液を直接かけると有毒ガスが発生することがあるため、使用上の注意をよく確認するよう示されています。

    「とりあえず漂白剤をかければいい」ではありません。

    製品ごとの濃度・使用方法・注意事項を平常時に確認しておきましょう。

    使ったペーパー・手袋などはビニール袋へ

    嘔吐物を拭いたペーパータオルや、使用した手袋などをそのままゴミ箱へ入れるのは避けたいところです。

    使用した物はビニール袋へ入れ、密閉して廃棄します。

    災害時にはゴミ収集が止まる可能性もあります。

    数日間、自宅でゴミを保管しなければならないケースも考えられます。

    そのため、

    • 小さめのビニール袋
    • 大きめのゴミ袋
    • ゴミを一時保管する場所

    まで考えておくと安心です。

    断水中だからこそ「使い捨て」が役立つ

    普段なら雑巾を使って洗えば済みます。

    でも断水中は、その雑巾を洗う水も必要になります。

    感染性の嘔吐物だった場合、その後の管理にも注意が必要です。

    そのため非常時の嘔吐物処理では、可能な範囲で、

    • ペーパータオル
    • 使い捨て手袋
    • 使い捨てエプロン
    • ビニール袋

    など、処理後に密閉して廃棄できる物を備えておくと、水の使用量を減らせます。

    汚れた服や寝具はどうする?

    子どもの嘔吐で困るのが、服や布団まで汚れてしまった場合です。

    停電していれば洗濯機が使えず、断水していればそもそも洗濯できません。

    その場合、無理に限られた飲料水を大量に使って洗うよりも、まず汚れた物をほかの衣類や生活用品から分けることを考えます。

    一時的に隔離できるよう、大きめの袋を備えておくと便利です。

    「今すぐ洗えない物をどこに置く?」まで考えておくのが、断水対策です。

    換気も忘れずに

    厚生労働省によると、ノロウイルスは嘔吐物などが乾燥すると空中に漂い、それが口に入って感染することがあります。

    そのため、速やかに処理し、処理後は周囲への飛散に注意しながら換気します。

    停電中でも、建物や屋外の状況が安全で窓を開けられる場合には換気を行います。

    ただし、台風や大雨、火災、外気の危険などがある場合には、窓を開けること自体が危険になることがあります。

    災害時は屋外の安全も確認したうえで判断しましょう。

    処理が終わったら手洗いが重要。でも断水なら?

    嘔吐物の処理後は手洗いがとても重要です。

    ところが、ここで断水問題が出てきます。

    だからこそ家庭の飲料水とは別に、衛生管理に使う水についても考えておきたいところです。

    ノロウイルス対策では、アルコール消毒だけに頼るのではなく、石けんと流水による手洗いで物理的にウイルスを落とすことが重要です。

    断水対策では「飲む水」だけでなく、「衛生を守るための水」も必要になります。

    非常用トイレの備蓄も一緒に確認

    嘔吐と一緒に下痢の症状が出ることもあります。

    そのとき断水でトイレまで使えなかったら、さらに大変です。

    断水時は水が出ないだけでなく、排水設備の損傷などで水洗トイレを流せない場合があります。

    そのため、子どもがいる家庭では非常用トイレも重要な備蓄です。

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    停電しているなら夜間の処理も想定する

    子どもが吐くのは昼間とは限りません。

    むしろ寝ている途中で突然……ということもありますよね。

    そのとき停電していたら、暗い中で嘔吐物を処理することになります。

    嘔吐物がどこまで飛んでいるのか分からなければ、家族が踏んでしまう可能性もあります。

    懐中電灯やランタンなどをすぐ取り出せる場所に置き、予備電池も確認しておきましょう。

    「嘔吐用セット」は家族全員が分かる場所へ

    これも2児のママ目線では大切だと思います。

    子どもが吐いたとき、いつもママが対応できるとは限りません。

    ママ自身が体調を崩しているかもしれません。

    だから、

    「嘔吐処理セットはここ」

    と家族全員が分かる場所に置いておきます。

    箱の外側に、

    • ①手袋・マスク・エプロン
    • ②ペーパーで静かに処理
    • ③適切に消毒
    • ④袋に入れて密閉
    • ⑤手洗い

    など簡単な手順を書いておくのもおすすめです。

    半年に1回は中身をチェック

    嘔吐物処理セットは作ったら終わりではありません。

    特に次亜塩素酸ナトリウムを含む製品は、使用期限や保管方法を確認する必要があります。

    厚生労働省の資料でも、嘔吐物処理セットについて次亜塩素酸ナトリウム液の使用期限を確認することが示されています。

    防災用品の点検日に一緒に確認すると忘れにくくなります。

    子どもの嘔吐・停電断水対策チェックリスト

    嘔吐物処理用品

    • □ 使い捨て手袋
    • □ マスク
    • □ 使い捨てエプロン
    • □ ペーパータオル
    • □ ビニール袋
    • □ 大きめのゴミ袋
    • □ 次亜塩素酸ナトリウムを含む製品
    • □ 使用方法・使用期限を確認

    断水対策

    • □ 飲料水
    • □ 衛生管理に使う水
    • □ 非常用トイレ
    • □ 汚れた衣類を隔離する袋
    • □ ゴミを一時保管する場所を決める

    停電対策

    • □ 懐中電灯
    • □ ランタン
    • □ 予備電池
    • □ 夜でも処理用品を取り出せる場所に保管

    こんな症状があるときは「掃除」より子どもの状態を優先

    嘔吐すると、親としては床や布団の汚れが気になってしまいます。

    でも一番大切なのは、もちろん子どもの状態です。

    嘔吐を繰り返す、水分が取れない、意識や反応がおかしい、けいれん、呼吸の異常、強い腹痛、血を吐くなど、明らかに普段と違う様子がある場合は、掃除よりも医療につなげることを優先します。

    災害時には通常の医療機関が利用できない可能性もあるため、自治体や避難所、災害時の医療情報なども確認します。

    「吐いた物を早く片付けなきゃ」と思っても、まず子どもの安全と状態を確認。

    処理は、その次です。

    まとめ|防災バッグに「嘔吐物処理セット」を一つ追加しよう

    防災というと、大きな災害そのものへの備えに目が向きがちです。

    でも実際の避難生活では、

    「子どもが吐いた」
    「お腹を壊した」
    「服を汚した」

    といった日常的なトラブルも起こります。

    しかも、停電・断水していると、普段なら簡単にできる片付けが一気に難しくなります。

    手袋・マスク・エプロン・ペーパータオル・ビニール袋・適切な消毒用品を「嘔吐物処理セット」としてまとめておく。

    これだけでも、いざというときの慌て方は大きく変わります。

    そして2児のママとして特におすすめしたいのが、家族みんなが置き場所を知っておくこと。

    防災用品は「持っている」だけではなく、必要になった瞬間に使えることが大切です。

    今日、防災用品を確認するときに、

    「もし今、子どもがここで吐いたら、水を使わずにどこまで対応できる?」

    と一度想像してみてください。

    足りない物が見つかったら、それが次に備えるべき物です。

  • 赤ちゃん連れの在宅避難で必要なものは?避難所に行かない場合の備蓄チェックリスト【2児ママの防災】

    赤ちゃん連れの在宅避難で必要なものは?避難所に行かない場合の備蓄チェックリスト【2児ママの防災】

    大きな地震や台風が発生したとき、

    「赤ちゃんを連れて避難所へ行くべき?」

    と悩む家庭も多いと思います。

    避難所にはたくさんの人が集まります。

    赤ちゃんが泣いたらどうしよう。
    授乳する場所はある?
    ミルクのお湯は?
    おむつは足りる?
    夜泣きしたら周りに迷惑をかけない?

    2児のママとして考えると、不安になることが本当にたくさんあります。

    もし自宅に大きな被害がなく、周囲にも差し迫った危険がなく、自宅で安全に生活を続けられるのであれば、「在宅避難」という選択肢もあります。

    ただし、ここで注意したいことがあります。

    在宅避難=どんな災害でも家に残る、ではありません。

    津波、洪水、土砂災害、火災、建物倒壊などの危険がある場合は、安全な場所への避難を優先します。

    そのうえで自宅が安全なら、赤ちゃんにとって慣れた環境で過ごせる在宅避難にはメリットがあります。

    今回は、赤ちゃんと在宅避難することになった場合、何をどのくらい備えておけばいいのかを2児ママ目線でまとめます。


    そもそも「在宅避難」とは?

    災害が起きたら全員が避難所へ行かなければならない、と思っている方もいるかもしれません。

    でも、自宅が安全で生活できる状態なら、自宅で避難生活を送るという方法もあります。

    これが「在宅避難」です。

    赤ちゃんがいる家庭なら、

    • 普段使っている布団で寝られる
    • 赤ちゃんが慣れた環境で過ごせる
    • 授乳しやすい
    • おむつ交換の場所を確保しやすい
    • 泣き声を過度に気にしなくて済む
    • 普段使っている赤ちゃん用品を使える

    といったメリットがあります。

    一方で、避難所とは違い、必要な物が自宅に自動的にそろうわけではありません。

    在宅避難を選べるようにするためには、「ライフラインが止まった自宅で赤ちゃんと数日間生活できるか?」という視点で備蓄しておくことが大切です。

    赤ちゃん家庭では「最低3日、できれば1週間」を意識

    家庭での食料や水の備蓄は、最低3日分、できれば1週間分程度が一つの目安になります。

    ただし赤ちゃんがいる家庭では、大人の備蓄だけでは足りません。

    赤ちゃんには、

    • ミルク
    • 調乳用の水
    • 授乳用品
    • おむつ
    • おしりふき
    • 離乳食
    • 着替え

    など、赤ちゃん専用の物が必要になります。

    「家族4人で1週間分」+「赤ちゃん専用で1週間分」

    というように、分けて考えると確認しやすくなります。

    ① ミルクは「いつもの授乳方法が使えない」ことまで考える

    ミルクを飲んでいる赤ちゃんがいる場合、在宅避難で特に重要なのが授乳です。

    粉ミルクがたくさんあっても、

    断水していたら?
    ガスが止まったら?
    停電していたら?
    哺乳瓶を洗えなかったら?

    という問題があります。

    そこで、普段使っている粉ミルクだけでなく、状況に応じて乳児用液体ミルクなど、水やお湯を使わずに授乳できる方法も知っておくと安心です。

    液体ミルクについては、こちらの記事でも詳しく紹介しています。

    大切なのは「ミルクを持っている」だけで安心しないこと。

    赤ちゃんの口までどうやって安全に届けるかまで考えておきましょう。

    ② 哺乳瓶を洗う水がない場合も想定する

    在宅避難で断水すると、哺乳瓶の洗浄も大きな問題になります。

    飲料水があったとしても、その水は家族が飲んだり、調理したり、粉ミルクを作ったりするためにも必要です。

    限られた安全な水を毎回大量に使って哺乳瓶を洗えるとは限りません。

    そのため、

    • 普段の哺乳瓶
    • 使い捨てタイプの授乳用品
    • 液体ミルク
    • 非常時のコップ授乳

    など、複数の方法を知っておくと安心です。

    「哺乳瓶が使えなかった場合の第2の授乳方法」を決めておくことがポイントです。

    ③ おむつは「残り何枚」ではなく「何日分」で数える

    赤ちゃん家庭で絶対に切らしたくない物の一つがおむつです。

    災害が起きたあと、いつも利用しているドラッグストアがすぐ営業するとは限りません。

    物流が止まれば、店頭に商品が届かない可能性もあります。

    そこで一度、

    1日に使うおむつの枚数 × 7日

    を数えてみます。

    例えば1日8枚なら、1週間で56枚。

    さらに少し余裕があると安心です。

    「1パックあるから大丈夫」ではなく、「今ある枚数で何日生活できる?」と考えてみましょう。

    ④ おしりふきは多めにあると使い道が広い

    おしりふきも赤ちゃん家庭では重要な備蓄です。

    断水すると、お風呂に入れなかったり、手洗いが難しくなったりする可能性があります。

    おしりふきは本来のおむつ交換だけでなく、商品や使用目的を確認したうえで、ちょっとした汚れを拭くなどにも役立ちます。

    ただし、感染症対策として必要な手指衛生をすべておしりふきだけで代用できるとは限りません。

    衛生用品は用途ごとに備えておきましょう。

    ⑤ 離乳食は「加熱できない」前提でも考える

    離乳食が始まっている赤ちゃんなら、赤ちゃん用の食事も必要です。

    普段は手作りしていても、災害時には、

    • 水が出ない
    • 電子レンジが使えない
    • 冷蔵庫が止まる
    • 調理器具を十分に洗えない

    といった状況になる可能性があります。

    そこで、普段食べ慣れている物の中から、常温保存でき、調理の負担が少ない離乳食も備蓄候補になります。

    災害時に初めて食べる物ばかりにならないよう、平常時から食べ慣れている物を中心に考えると安心です。

    ⑥ 赤ちゃん用の水は「大人と別用途」で考える

    家庭の備蓄では、飲料水は1人1日3リットル程度が一つの目安とされています。

    でも、ミルクを飲んでいる赤ちゃんの場合は、単純に家族の人数分だけ計算して終わりにしない方が安心です。

    粉ミルクを使うなら調乳用の安全な水が必要です。

    さらに、授乳用品を衛生的に扱うためにも水が必要になる場合があります。

    赤ちゃんのいる家庭では、「飲む水」と「授乳に必要な水」を実際の生活に合わせて確認しておきましょう。

    ⑦ 非常用トイレは赤ちゃん家庭でも重要

    「赤ちゃんはおむつだから、トイレは大人の分だけ考えればいい」

    と思ってしまうかもしれません。

    でも、パパやママのトイレは必要です。

    断水や下水道のトラブルで自宅のトイレが使えなくなる可能性があります。

    赤ちゃんのお世話をしながら、毎回遠くの仮設トイレまで行くのは大変です。

    在宅避難を考えるなら、食料や水だけでなく携帯トイレ・簡易トイレも確認しておきましょう。

    ⑧ ゴミ袋は多めに備えておきたい

    赤ちゃんがいると、とにかくゴミが出ます。

    特に使用済みのおむつ。

    災害時にはごみ収集が通常通り行われない可能性があります。

    そうなると、使用済みおむつを数日間自宅で保管しなければならないことも考えられます。

    そこで、

    • 大きめのゴミ袋
    • 小さめのビニール袋
    • 使用済みおむつを一時保管する場所

    などを決めておきます。

    臭いや衛生面を考えて、居住スペースから離れた安全な保管場所を事前に考えておくと安心です。

    ⑨ 赤ちゃんの着替えは少し多めに

    赤ちゃんは、大人以上に着替えが必要になることがあります。

    ミルクを吐いたり、おむつから漏れたり、汗をかいたり。

    でも断水すると、すぐに洗濯できません。

    そこで、

    • 肌着
    • 洋服
    • スタイ
    • ガーゼ
    • タオル

    などを少し余裕を持って準備します。

    赤ちゃんは成長が早いので、防災バッグに入れっぱなしにしてサイズアウトしていないかも定期的に確認しましょう。

    ⑩ 季節によって「暑さ・寒さ対策」を変える

    在宅避難では停電する可能性があります。

    真夏ならエアコンが止まる。

    真冬なら暖房が止まる。

    赤ちゃんは自分で「暑い」「寒い」と伝えられません。

    そのため季節に応じて、

    • 毛布
    • タオル
    • 着替え
    • うちわなど電気を使わない暑さ対策
    • 安全に使用できる防寒用品

    なども確認します。

    防災用品は一年中同じではなく、季節の変わり目に見直すのがおすすめです。

    ⑪ 母子健康手帳や医療情報も準備

    災害時には、いつもの病院を受診できるとは限りません。

    赤ちゃんの、

    • 母子健康手帳
    • 健康保険に関する情報
    • 服用している薬の情報
    • アレルギー情報
    • かかりつけ医の連絡先

    などを、すぐ確認できるようにしておきます。

    スマホに記録している場合でも、停電や故障に備えて必要な情報を紙でも確認できるようにしておくと安心です。

    ⑫ 赤ちゃんのお気に入りも立派な防災用品

    防災というと、水や食料ばかり考えてしまいます。

    でも赤ちゃんにとっては、普段とまったく違う状況そのものが大きな負担になることがあります。

    そこで、

    • お気に入りのおもちゃ
    • 絵本
    • いつも使っているタオル

    など、安心につながる物も候補に入れておきます。

    命を守る備蓄を優先したうえで、赤ちゃんが少しでも普段に近い生活を送れる物も考えてみたいですね。

    在宅避難でも支援情報は必ず確認する

    自宅にいると、

    「避難所へ行っていないから支援を受けられないのでは?」

    と思うかもしれません。

    大規模災害では、在宅避難者など避難所以外で生活する被災者への支援も重要とされています。

    ただし、物資の配布場所や方法は災害・自治体によって異なります。

    自治体の公式サイト、防災情報、避難所などから、給水・物資配布・医療・乳幼児支援の情報を確認しましょう。

    在宅避難だからといって、家族だけですべてを抱え込む必要はありません。必要な支援につながるためにも、地域の情報を受け取れる状態にしておくことが大切です。

    在宅避難から「避難所・安全な場所への移動」に切り替える判断も大切

    最初は自宅で生活できていても、状況が変わることがあります。

    例えば、

    • 建物に新たな損傷が見つかった
    • 火災の危険が出てきた
    • 大雨で浸水の危険が高まった
    • 赤ちゃんの体調が悪くなった
    • 水や食料が不足した
    • 暑さ・寒さで自宅生活が難しくなった

    などです。

    「在宅避難すると決めたから絶対に家から出ない」のではなく、状況に応じて安全な避難先へ移ることも考えます。

    特に赤ちゃんの体調に不安がある場合は、利用できる医療・保健支援につながることを優先しましょう。

    赤ちゃん連れ・在宅避難の備蓄チェックリスト

    最後に、わが家なら確認しておきたいものをまとめます。

    授乳・食事

    • □ 普段使用しているミルク
    • □ 非常時の授乳方法
    • □ 調乳に使える安全な水
    • □ 哺乳瓶・授乳用品
    • □ 洗浄できない場合の代替手段
    • □ 月齢に合った離乳食

    おむつ・衛生

    • □ 紙おむつ
    • □ おしりふき
    • □ ビニール袋・ゴミ袋
    • □ ガーゼ
    • □ タオル
    • □ 衛生用品

    衣類・生活用品

    • □ 肌着
    • □ 着替え
    • □ スタイ
    • □ 毛布
    • □ 季節ごとの暑さ・寒さ対策
    • □ 赤ちゃんのお気に入り用品

    家族全体

    • □ 飲料水
    • □ 食料
    • □ 携帯トイレ・簡易トイレ
    • □ 懐中電灯
    • □ モバイルバッテリー
    • □ ラジオなどの情報収集手段
    • □ カセットコンロなど必要な調理手段

    情報・医療

    • □ 母子健康手帳
    • □ 医療・保険に関する情報
    • □ アレルギー情報
    • □ 必要な薬
    • □ かかりつけ医の連絡先
    • □ 避難場所
    • □ 自治体の防災情報を確認する方法

    まとめ|赤ちゃんとの在宅避難は「赤ちゃん専用の1週間」を考えよう

    赤ちゃんがいる家庭では、自宅が安全なら在宅避難が一つの選択肢になることがあります。

    慣れた自宅で過ごせることは、赤ちゃんにもパパ・ママにもメリットがあります。

    でも、電気、水道、ガス、物流が止まった自宅は、普段の自宅とはまったく違います。

    特に赤ちゃんは、

    「ミルクがなくなったから少し我慢してね」

    とはできません。

    おむつも、離乳食も、必要な物は大人の物で簡単に代用できない場合があります。

    家族全体の備蓄とは別に、「赤ちゃんだけで1週間生活するとしたら何が必要?」と考えてみる。

    これが、赤ちゃん家庭の在宅避難を考える第一歩です。

    そしてもう一つ大切なのは、在宅避難にこだわらないこと。

    自宅が危険になったり、赤ちゃんの健康を保てなくなったりしたら、安全な場所へ移動します。

    2児のママとして考えると、

    「避難所へ行く準備」と「自宅に残る準備」の両方をしておく。

    これが一番安心につながると思います。

    まず今日、おむつの残り枚数とミルクの残量を数えて、「今災害が起きたら何日持つ?」を確認するところから始めてみてはいかがでしょうか。

  • 停電・断水時の哺乳瓶はどう洗う?赤ちゃんの授乳で困らないための防災準備

    停電・断水時の哺乳瓶はどう洗う?赤ちゃんの授乳で困らないための防災準備

    地震や台風などで突然の停電・断水。

    赤ちゃんがいる家庭で、食料や水と同じくらい心配なのが「授乳をどうするか」ではないでしょうか。

    特にミルクを飲んでいる赤ちゃんの場合、

    「哺乳瓶を洗う水がない!」
    「消毒できないけど、そのまま使っていいの?」
    「粉ミルクを作る水はどうする?」

    と、次々に困ることが出てきます。

    私も2児のママとして考えると、赤ちゃんのお世話をしながら断水への対応までしなければならない状況は、本当に大変だと思います。

    災害時は「哺乳瓶をどう洗うか」だけでなく、「そもそも哺乳瓶を何度も洗わなくても授乳できる方法」を準備しておくことが大切です。

    今回は、停電・断水したときの哺乳瓶やミルクの問題と、赤ちゃんがいる家庭で平時から準備しておきたいことをまとめます。


    断水すると「哺乳瓶を洗う」こと自体が難しくなる

    普段なら、授乳が終わったら哺乳瓶を洗い、月齢や使用している用品に応じて必要な衛生管理をします。

    でも断水すると、その当たり前ができなくなります。

    飲料水が手元にあったとしても、その水は、

    • 赤ちゃんのミルク
    • 家族の飲料水
    • 調理
    • 歯磨き
    • 手洗いなどの衛生管理

    にも必要です。

    限られた安全な水を大量に使って、毎回哺乳瓶を洗うのは難しくなる可能性があります。

    だからこそ、断水時の授乳では「洗浄に使う水をできるだけ減らす」という視点も重要になります。

    哺乳瓶を洗えないときはどうする?

    厚生労働省では、災害時に粉ミルクを使用する際には衛生的な水を使用し、哺乳瓶の煮沸消毒や薬液消毒ができない場合には、使い捨ての紙コップを使って少しずつ時間をかけて飲ませる方法を案内しています。

    紙コップも使えないなど、ほかに手段がない場合には、使用した容器を衛生的な水でよく洗って使用することが示されています。

    災害時の優先順位を考えると

    ① 洗浄・衛生管理できる環境なら、普段の授乳方法を続ける
    ② 洗浄が難しいなら、使い捨て用品などを活用する
    ③ 哺乳瓶を清潔に保てない場合は、紙コップなどによる授乳方法も検討する

    災害が起きて初めて紙コップで授乳しようとしても、ママ・パパも赤ちゃんも戸惑う可能性があります。

    非常時に使う可能性のある方法は、平常時に知っておくことが大切です。

    紙コップから赤ちゃんがミルクを飲めるの?

    「赤ちゃんに紙コップ?」

    と驚く方もいると思います。

    哺乳瓶が衛生的に使えない災害時には、紙コップなどを代替手段として利用できる場合があります。

    ただし、大人のようにコップを傾けて一気に飲ませるわけではありません。

    赤ちゃんの状態を見ながら、無理に流し込まず、少しずつ時間をかけて授乳します。

    誤嚥を防ぐためにも、赤ちゃんの姿勢や飲ませ方には十分注意が必要です。

    実際に必要になった場合は、避難所の保健師、助産師、医師など専門職へ相談できる環境なら、飲ませ方について確認しましょう。

    停電すると「哺乳瓶の消毒」にも影響する

    断水だけでなく停電も問題になります。

    普段、電子レンジ式の消毒用品などを使っている家庭では、停電するといつもの方法が使えなくなる可能性があります。

    ガスも止まれば、お湯を沸かすことも難しくなります。

    つまり、

    停電+断水+ガス停止

    が重なると、普段通りの授乳環境を維持するのがかなり難しくなります。

    そこで重要なのが、電気・ガス・大量の水を使わなくても授乳できる方法を一つ用意しておくことです。

    液体ミルクは災害時の選択肢になる

    赤ちゃんがミルクを飲んでいる家庭なら、知っておきたいのが乳児用液体ミルクです。

    液体ミルクは、粉ミルクのように水で調乳する必要がありません。

    厚生労働省も、ライフラインが断絶した場合に、水などを使用せず授乳できる乳児用液体ミルクを状況に応じて活用することを示しています。

    断水時に液体ミルクを備えておくメリット

    ・調乳用の水を使わない
    ・お湯を沸かす必要がない
    ・停電時でも使いやすい
    ・調乳作業を減らせる

    ただし、液体ミルクを備えていても、「何を使って赤ちゃんに飲ませるか」まで考えておく必要があります。

    哺乳瓶に移して飲ませれば、その哺乳瓶の洗浄問題は残るからです。

    「ミルク」と「飲ませる道具」をセットで考える

    防災備蓄というと、

    「液体ミルクを買っておけば大丈夫!」

    と思ってしまいがちです。

    でも実際の授乳まで想像してみると、

    ミルク → 飲ませる → 使用後の容器をどうする?

    というところまで考える必要があります。

    例えば平時から、

    • 普段使用している哺乳瓶
    • 使い捨てタイプの授乳用品
    • 紙コップ
    • 液体ミルク

    など、複数の方法を知っておくと安心です。

    防災では「ミルクを備蓄する」だけでなく、「断水していても赤ちゃんの口まで安全に届けられるか」まで確認しましょう。

    使い捨て哺乳瓶という方法も

    災害時の備えとして、使い捨て哺乳瓶という選択肢もあります。

    洗浄や消毒を繰り返す必要がないタイプなら、断水時の負担を減らせます。

    ただし、一度使ったら廃棄するタイプの場合、必要な授乳回数に応じた数を準備しておく必要があります。

    また、赤ちゃんによっては普段と違う乳首ではうまく飲めないことも考えられます。

    災害用として初めて使うのではなく、平常時に一度試しておくと安心です。

    茶トラぶろぐでも「赤ちゃんの防災」を紹介しています

    茶トラぶろぐでは、赤ちゃんがいる家庭向けに、液体ミルクと授乳用品を組み合わせた防災についても紹介しています。

    ▼あわせて読みたい

    【赤ちゃんの防災に】液体ミルク×哺乳瓶の防災セット|2児ママ目線で紹介

    停電・断水時に「ミルクをどう作る?」「哺乳瓶をどうする?」という問題を減らすための備えを紹介しています。

    今回の記事では商品そのものではなく「どう備えるべきか」を中心にしていますので、具体的な授乳用品について確認したい方はこちらも参考にしてください。

    粉ミルクを使う家庭は「調乳用の水」も忘れない

    粉ミルクを備蓄している家庭では、ミルクだけあっても授乳できません。

    安全な水が必要です。

    断水すると家庭の蛇口から水が出なくなるため、赤ちゃんの調乳に使う水も備えておく必要があります。

    厚生労働省は、災害時に粉ミルクを使用する際には衛生的な水を使用し、ペットボトルの水を調乳に使う場合は硬水(ミネラル分の多い水)を避けるよう案内しています。

    備蓄する水を選ぶときは、赤ちゃんの調乳にも使用する可能性があることを考えておきましょう。

    水は「ミルクを作る分」だけでは足りない

    ここも、赤ちゃんのいる家庭では見落としやすいところです。

    粉ミルクを作るための水だけでなく、普段の授乳方法を続けるなら、哺乳瓶などを衛生的に扱うための水も必要になります。

    さらに家族全員の飲料水も必要です。

    だからこそ、断水時には安全な水がとても貴重になります。

    「水を何リットル備えるか」だけではなく、「その水を何に使うのか」まで考えておくのがポイントです。

    断水時に「これはやめたい」こと

    水がもったいないからといって、衛生状態が確認できない水で哺乳瓶を洗うのは避けたいところです。

    また、十分に衛生管理できない哺乳瓶を何度も使い続けるより、利用できる状況なら使い捨て用品や紙コップなど別の授乳方法を検討します。

    赤ちゃんは大人より体調を崩した時の影響が大きくなることがあります。

    「もったいないから」「いつもの方法だから」ではなく、非常時こそ衛生面を優先して考えましょう。

    母乳の場合も「何も備えなくていい」わけではない

    普段母乳だけで授乳している家庭では、哺乳瓶の洗浄問題は少なくなります。

    ただし災害時には、避難生活によるストレスや疲労など、ママ自身にも大きな負担がかかります。

    授乳できるプライバシーの確保や、ママ自身の食事・水分・休息も重要です。

    災害時に一時的に母乳の出方が変わったと感じても、自己判断だけで授乳をやめず、避難所などに保健師・助産師・医師がいる場合には相談しましょう。

    赤ちゃんだけでなく、授乳するママの体と心を守ることも防災の一部です。

    赤ちゃん用の防災バッグは大人と分けるのもおすすめ

    2児のママ目線で考えると、赤ちゃん用品は一か所にまとめておいた方が分かりやすいと思います。

    例えば、

    • 普段飲んでいるミルク
    • 液体ミルク
    • 授乳用品
    • 紙コップ
    • ガーゼ
    • おむつ
    • おしりふき
    • 着替え
    • ビニール袋
    • 母子健康手帳や必要な情報

    などです。

    「赤ちゃんセット」としてまとめておけば、急いで避難するときにも持ち出しやすくなります。

    備蓄量は「1日何回授乳するか」から逆算する

    「液体ミルクを何本買えばいい?」

    「使い捨て哺乳瓶はいくつ必要?」

    これは赤ちゃんの月齢や普段の授乳方法によって変わります。

    そこで、普段の生活で、

    1日の授乳回数 × 備えたい日数

    を一度数えてみます。

    例えば1日に何回ミルクを飲んでいるのかが分かれば、必要な授乳用品のおおよその数も見えてきます。

    混合授乳の場合も、普段どのくらいミルクを使用しているのか確認しておきましょう。

    赤ちゃんの備蓄は「家族4人で○日分」という計算だけではなく、赤ちゃん専用に考えることが大切です。

    月齢が変われば防災備蓄も変わる

    赤ちゃんの成長は早いですよね。

    数か月前にはミルクだけだった赤ちゃんが、いつの間にか離乳食を食べるようになります。

    おむつのサイズも変わります。

    そのため赤ちゃんの防災用品は、普通の非常食以上に定期的な見直しが必要です。

    おすすめなのは、

    「おむつのサイズが変わった時に防災バッグも確認する」

    というルールを決めてしまうこと。

    ミルクの種類、授乳回数、離乳食、着替えなども一緒に確認できます。

    停電・断水に備える「赤ちゃん授乳チェックリスト」

    • □ 普段飲んでいるミルクの種類を確認
    • □ 1日の授乳回数を確認
    • □ 調乳に使える安全な水を確認
    • □ 停電しても授乳できるか確認
    • □ 断水した場合の授乳方法を決める
    • □ 哺乳瓶を洗えない場合の代替手段を用意
    • □ 紙コップなど非常時の方法を知っておく
    • □ 液体ミルクを利用する場合は使用方法・期限を確認
    • □ 使い捨て授乳用品を使う場合は必要数を確認
    • □ 赤ちゃん用防災バッグを作る
    • □ ミルクや用品の使用期限を定期的に確認
    • □ 月齢に合わせて中身を見直す

    まとめ|「哺乳瓶を洗えない」を想定して授乳方法を2つ以上持っておこう

    災害時、赤ちゃんの授乳は待ってくれません。

    停電していても。

    断水していても。

    避難所にいても。

    赤ちゃんがお腹を空かせれば授乳が必要です。

    だからこそ、災害が起きてから、

    「哺乳瓶が洗えない!」

    「ミルクを作る水がない!」

    と困るのではなく、平常時から考えておきたいと思います。

    普段の授乳方法が使えなくなった場合の「第2の方法」を準備しておく。

    これが、赤ちゃんがいる家庭の防災ではとても大切です。

    液体ミルク、使い捨て授乳用品、紙コップなど、家庭によって準備する方法は違っていいと思います。

    大切なのは、

    「停電したら?」
    「水が止まったら?」
    「いつもの哺乳瓶が使えなかったら?」

    と一度想像してみること。

    2児のママとして、赤ちゃんがお腹を空かせたときに慌てなくて済むように。

    今日、いつもの授乳セットを見ながら「これが使えなくなったらどうする?」を家族で話してみてはいかがでしょうか。

  • 【液体ミルクは防災用に何本必要?】3日・7日分を計算|赤ちゃんの災害備蓄を2児ママ目線で解説

    【液体ミルクは防災用に何本必要?】3日・7日分を計算|赤ちゃんの災害備蓄を2児ママ目線で解説

    赤ちゃんがいる家庭で防災備蓄を考えるとき、
    おむつと一緒に絶対に確認しておきたいのが
    赤ちゃんのミルクです。

    特に普段、粉ミルクを利用している家庭では、
    地震や台風などで停電・断水すると、
    いつものようにお湯を用意できない可能性があります。


    「液体ミルクは何本備蓄すればいい?」

    「3日分なら何本?」

    「7日分だと何本必要?」

    「240ml缶なら1週間で何缶?」

    2児のママとして考えても、
    赤ちゃんの「飲むもの」だけは
    災害が起きてから探すのではなく、
    平常時に必要量を確認しておきたいところです。

    そこで今回は、
    防災用の液体ミルクは何本必要なのか、
    3日分・7日分を具体的に計算します。

    結論|「1日に必要な量×3日・7日」で計算しよう

    最初に結論です。

    液体ミルクの必要本数は、
    赤ちゃんによって違います。

    そのため、
    「赤ちゃんなら一律○本」ではなく、普段わが子が飲んでいる量を基準にする
    のが基本です。


    液体ミルク備蓄の基本


    1日に飲むミルクの総量 × 3日

    =3日分


    1日に飲むミルクの総量 × 7日

    =7日分

    そして、
    液体ミルク1本(1缶)の容量で割れば、
    必要本数の目安が分かります。

    現在の「らくらくミルク」は240ml

    ここは以前の商品を知っている方ほど注意したいポイントです。

    明治「ほほえみ らくらくミルク」は2026年1月にリニューアルされ、
    従来の120ml・200mlタイプから、
    240mlのプルタブ缶へ変更されています。

    ⚠ 計算するときは容量を確認

    この記事では現在の240mlタイプを例に計算します。

    ほかのメーカー・容量の商品を備蓄する場合は、
    その商品の内容量に置き換えて計算してください。

    まず「わが子が1日にどのくらい飲むか」を確認

    必要な液体ミルクの量を考えるうえで、
    一番大切なのは、


    普段、わが子が1日に飲んでいる
    ミルクの回数と量を確認する

    ことです。

    月齢が同じでも、
    授乳回数や1回に飲む量には個人差があります。

    また、

    • 完全ミルク
    • 母乳とミルクの混合
    • 離乳食が始まっている

    などによっても必要量は変わります。

    そのためこの記事では、
    以下の数字はあくまで「計算例」
    として紹介します。

    例① 1回200mlを1日5回飲む場合

    例えば普段、

    1回200ml × 1日5回

    飲んでいる赤ちゃんを例にします。

    1日の総量は、


    200ml × 5回
    =1,000ml/日

    です。

    3日分なら3,000ml

    1,000ml × 3日
    =3,000ml

    240ml缶で単純計算すると、

    3,000ml ÷ 240ml
    =12.5缶

    端数を切り上げると、
    容量ベースでは13缶相当です。

    7日分なら7,000ml

    1,000ml × 7日
    =7,000ml

    240ml缶で計算すると、

    7,000ml ÷ 240ml
    =約29.2缶

    端数を切り上げると、
    容量ベースでは30缶相当です。


    【計算例】1回200ml×1日5回の場合

    1日 → 1,000ml

    3日 → 3,000ml → 240ml缶で約13缶相当

    7日 → 7,000ml → 240ml缶で約30缶相当

    注意|実際の備蓄は「総量÷240ml」だけで決めない

    ここはとても重要です。

    先ほどは分かりやすく、
    総量を240mlで割って必要量を計算しました。

    しかし実際の液体ミルク備蓄では、
    「必要な総量」だけでなく、1回の授乳でどのように使うか
    まで考える必要があります。


    例えば赤ちゃんが1回200ml飲むからといって、
    240ml缶の残り40mlを次の授乳まで保存できるとは限りません。

    開封後の取り扱いや飲み残しについては、
    必ず商品の表示・メーカーの最新の使用方法に従ってください。

    防災用の本数を決めるときは、
    「1日何回授乳するか」も含めて考えることが大切です。

    例② 1日5回すべて液体ミルクを使うなら?

    仮に災害時、
    1日5回の授乳をすべて液体ミルクで行い、
    1回につき1缶使用する計画なら、
    計算はもっとシンプルです。


    1日5缶 × 3日
    =15缶

    1日5缶 × 7日
    =35缶

    つまり、
    「1日何回液体ミルクを使う予定なのか」
    によっても必要本数は変わります。

    1日6回なら3日・7日分は何本?

    1回につき1缶を使う想定で、
    1日6回なら、


    3日分
    6本 × 3日 = 18本

    7日分
    6本 × 7日 = 42本

    となります。

    1日7回なら3日・7日分は何本?

    同じように、
    1日7回、1回につき1缶を使う想定なら、


    3日分
    7本 × 3日 = 21本

    7日分
    7本 × 7日 = 49本

    液体ミルク3日・7日分の早見表

    「1回の授乳で1缶使う」と仮定した場合の
    簡単な早見表です。

    1日の使用本数 3日分 7日分
    4本 12本 28本
    5本 15本 35本
    6本 18本 42本
    7本 21本 49本
    8本 24本 56本
    ※この表は月齢別の推奨授乳回数ではありません。

    「普段1日に液体ミルクを何本使うか」を基準にした単純計算です。

    赤ちゃんに必要な授乳量・回数については、商品の表示や医師・助産師等から受けている個別の指導を優先してください。

    完全ミルクと混合では必要本数が違う

    当然ですが、
    すべての赤ちゃんが同じ本数を備蓄する必要はありません。

    例えば、
    普段から母乳とミルクを組み合わせている家庭なら、
    液体ミルクを使用する回数は少なくなる場合があります。

    一方、
    ミルクを中心に授乳している家庭では、
    災害時に必要となる液体ミルクの量が多くなる可能性があります。


    大切なのは

    「他の赤ちゃんが何本必要か」

    ではなく、


    「わが子なら1日何回・どのくらい必要か」

    を確認することです。

    母乳育児なら液体ミルクを必ず備蓄しないとダメ?

    母乳で育てている家庭だからといって、
    この記事を読んで
    「必ず液体ミルクを○十本買わなければ」
    と考える必要はありません。

    授乳方法は家庭によって異なります。

    母乳育児を続ける家庭では、
    災害時にも安心して授乳できるよう、

    • 落ち着いて授乳できる場所
    • プライバシーを確保するもの
    • 母親の水分や食事
    • 母子が休める環境

    などを考えておくことも大切です。


    「防災だから母乳からミルクへ変更しなければならない」
    という意味ではありません。

    普段の授乳方法を基本に、
    わが家に必要な備えを考えましょう。

    液体ミルクが災害時に役立つ理由

    液体ミルクが防災用品として注目される大きな理由は、
    調乳のための水やお湯を用意する必要がない
    ことです。

    災害時には、

    • 断水して水が使えない
    • 停電して電気ケトルが使えない
    • ガスが止まる
    • 避難先でお湯を確保しにくい

    といったことが考えられます。

    東京都も、
    水などが不自由な災害時には
    乳児用液体ミルクが有用だと案内しています。


    🍼 調乳用の水が不要

    🔥 調乳のためのお湯が不要

    ⚡ 停電時にも使いやすい

    🎒 避難先でも授乳の選択肢になる

    ただし「液体ミルクだけあればOK」ではない

    ここも2児のママ目線で確認しておきたいポイントです。

    液体ミルクを何十本備えても、
    赤ちゃんへどうやって飲ませるか
    を考えていなければ困る可能性があります。

    現在の240mlタイプなど、
    商品によって容器や使用方法が異なります。

    そのため、

    • 清潔な哺乳用品
    • 商品の使用方法に合った授乳手段
    • 必要に応じてカップなど
    • 手指を清潔にする用品

    も一緒に考えておきましょう。

    注意|以前のアタッチメントが使えない場合がある

    明治「ほほえみ らくらくミルク」の旧120ml・200mlタイプを使ったことがある家庭は、
    特に確認してほしいポイントです。


    旧120ml・200mlスクリューボトル缶用のアタッチメントは、
    現在の240mlプルタブ缶には使用できません。

    「昔買ったアタッチメントがあるから大丈夫」
    と思い込まず、
    現在備蓄している商品の使用方法を確認しておきましょう。

    液体ミルクは一度、平常時に試しておく

    防災用として購入した液体ミルクを、
    災害が起きるまで一度も使わず保管するのはおすすめしません。

    2児のママとしては、
    平常時に一度使ってみる
    ことをおすすめします。

    平常時に確認しておきたいこと

    ☑ 赤ちゃんが飲めるか

    ☑ どうやって開封するか

    ☑ どうやって飲ませるか

    ☑ 1回にどのくらい飲むか

    ☑ 何本あれば1日分になるか

    ☑ 賞味期限はいつまでか

    災害発生後に初めて使うより、
    親も赤ちゃんも一度経験しておいたほうが安心です。

    液体ミルクもローリングストックしよう

    液体ミルクにも賞味期限があります。

    防災用として奥にしまい込み、
    気づいたら期限が近づいていた……
    ということは避けたいですよね。

    そこで取り入れたいのが、
    ローリングストックです。

    🍼 液体ミルクのローリングストック

    ① 少し多めに備える

    ② 賞味期限が近いものから普段使いする

    ③ 使った分を買い足す

    ④ 赤ちゃんの成長に合わせて必要量を見直す

    これなら、
    防災専用品として放置するより管理しやすくなります。

    液体ミルクは防災リュックと自宅に分ける

    7日分の液体ミルクをすべて防災リュックへ入れると、
    かなり重くなります。

    例えば240mlの液体が30本なら、
    中身だけでも約7.2L相当です。

    さらに容器の重さがあります。

    赤ちゃん家庭では、

    • おむつ
    • おしりふき
    • 着替え
    • タオル
    • 母子健康手帳など
    • 抱っこひも

    も必要です。

    🎒 持ち出し用
    避難直後に必要になる分

    🏠 自宅備蓄
    在宅避難を含めた残りの備蓄

    というように分けて考えると、
    現実的な備蓄になります。

    おむつも一緒に7日分を確認しよう

    ミルクの備蓄を確認したら、
    ぜひ同じタイミングで
    おむつの残り枚数も確認してください。

    例えば1日10枚使う赤ちゃんなら、

    3日分 → 30枚

    7日分 → 70枚

    です。

    茶トラぶろぐでは、
    赤ちゃんのおむつを防災用に何枚備えればいいのかも詳しくまとめています。

    👶 あわせて読みたい


    ▶ 【赤ちゃんのおむつは防災用に何枚必要?】3日・7日分をサイズ別に考える


    ※公開済みの「赤ちゃんのおむつは防災用に何枚必要?」の記事URLに差し替えてください。

    液体ミルクについてもっと詳しく知りたい方へ

    茶トラぶろぐでは、
    液体ミルクを防災備蓄に取り入れる理由についても詳しく紹介しています。

    また、
    茶トラぶろぐでは明治「ほほえみ らくらくミルク」を使った防災セットについても紹介しています。

    ※商品記事を読む際の注意

    過去に販売されていた120ml・200mlタイプは、
    2026年1月に240mlタイプへリニューアルされています。

    購入を検討するときは、
    現在の商品容量・容器・使用方法を必ず確認してください。

    2児ママ目線|「何本ある?」ではなく「何日分ある?」で考える

    液体ミルクを備蓄するとき、

    「家に12本あるから大丈夫」

    と本数だけで考えてしまいがちです。

    でも大切なのは、
    その12本がわが子にとって何日分なのか
    です。


    「何本ある?」
    ではなく

    「何日分ある?」

    普段1日5本使うなら、
    12本では約2日分です。

    35本あれば、
    1日5本として7日分になります。

    このように、
    わが子の1日の使用量から逆算すると、
    本当に必要な備蓄量が見えてきます。

    赤ちゃんの成長に合わせて毎月見直そう

    赤ちゃんは成長とともに、
    ミルクの量や回数、離乳食とのバランスが変化します。

    そのため、
    一度7日分を計算して終わりではありません。

    月に1回チェック

    ☑ 今は1日何回飲んでいる?

    ☑ 1回にどのくらい飲んでいる?

    ☑ 液体ミルクは何本ある?

    ☑ それは何日分?

    ☑ 賞味期限は大丈夫?

    ☑ 授乳に必要な用品はそろっている?

    ☑ 防災リュックの中身も今の月齢に合っている?

    まとめ|液体ミルクは「わが子の1日分×7日」で考えよう

    防災用の液体ミルクに、
    すべての赤ちゃんに共通する「正解の本数」があるわけではありません。

    普段の授乳量・授乳回数を確認して、
    わが子に必要な量を計算することが大切です。


    🍼 まず1日の授乳量・回数を確認

    🍼 3日分=1日分×3

    🍼 7日分=1日分×7

    🍼 1缶の容量だけでなく授乳回数も考える

    🍼 現在の「らくらくミルク」は240mlタイプ

    🍼 平常時に一度使っておく

    🍼 賞味期限を確認してローリングストック

    🎒 持ち出し用と自宅備蓄を分ける

    👶 赤ちゃんの成長に合わせて定期的に見直す

    2児のママとして、
    災害時に避けたいのは、

    「赤ちゃんのミルクがあと1本しかない」

    という状況です。

    液体ミルクは、
    水やお湯を確保しにくい災害時の
    大切な選択肢のひとつになります。

    だからこそ、
    災害が起きてから慌てて探すのではなく、
    平常時に
    「わが家には何日分ある?」
    を確認しておきたいですね。


    今日、家にある液体ミルクを数えてみませんか?


    普段1日に使う本数 × 7日
    をひとつの目安に、わが家の備蓄を確認してみましょう。

  • 【災害時におむつがなくなったらどうする?】赤ちゃん家庭の緊急対処法と今できる防災備蓄

    【災害時におむつがなくなったらどうする?】赤ちゃん家庭の緊急対処法と今できる防災備蓄

    地震や台風、大雨などの災害が起きたとき、
    赤ちゃんがいる家庭で心配になるもののひとつが
    紙おむつです。

    もし物流が止まり、
    スーパーやドラッグストアへ行ってもおむつが買えなくなったら……。


    「おむつがあと5枚しかない!」

    「避難所に行けばもらえる?」

    「なくなったらタオルで代用できる?」

    「赤ちゃんのおむつを節約しても大丈夫?」

    2児のママとして考えても、
    これはかなり不安になる状況です。

    大人ならある程度我慢できることでも、
    赤ちゃんのおむつ交換を単純に我慢させるわけにはいきません。

    そこで今回は、
    災害時に赤ちゃんのおむつがなくなったらどうすればいいのか、
    そして、そんな状況にならないために今できる備えをまとめます。

    結論|災害時におむつがなくなってから探すのでは遅い

    最初に一番大切なことをお伝えします。


    赤ちゃんのおむつは「なくなったら何とかする」のではなく、「なくならないように備える」のが基本です。

    大規模災害では、
    道路や物流が止まったり、
    店舗が営業できなくなったりする可能性があります。

    支援物資として乳児・小児用おむつが供給される場合もありますが、
    発災直後から、わが子に合うサイズのおむつが必要な枚数だけ手に入るとは限りません。

    そのため赤ちゃんがいる家庭では、
    最低3日分をまず確保し、
    できれば7日分程度を自宅に備えておくことをおすすめします。

    おむつが足りないと気づいたら最初にすること

    災害発生後、
    「おむつが足りないかもしれない」と気づいたら、
    まず慌てず残り枚数を確認します。

    👶 最初に確認

    ① おむつは残り何枚?

    ② 普段1日何枚使っている?

    ③ あと何日分ある?

    ④ 自宅以外の防災リュックにも入っていない?

    ⑤ サイズアップ用に買ったおむつはない?

    例えば残り30枚で、
    普段1日10枚使っているなら、

    30枚 ÷ 10枚 = 約3日分

    です。

    「なんとなく少ない」ではなく、
    あと何日分あるのか数字にすると、
    次に何をすべきか判断しやすくなります。

    ① 自治体・避難所の支援情報を確認する

    大規模災害では、
    自治体や避難所などを通じて生活物資が配布されることがあります。

    国の災害時の物資支援でも、
    乳児・小児用おむつは基本的な支援物資のひとつになっています。

    おむつが不足しそうな場合は、

    • 市区町村の公式サイト
    • 自治体の防災情報
    • 指定避難所
    • 地域の物資配布場所
    • 自治体の公式SNS

    などを確認します。


    「支援物資でおむつが来るから大丈夫」と最初から当てにするのは避けましょう。

    災害の規模や道路状況などによって、必要な物資が届くまで時間がかかる可能性があります。

    ② 避難所にいるなら早めに相談する

    避難所でおむつが少なくなってきた場合は、
    完全になくなるまで待たず、
    早めに避難所の運営スタッフへ相談しましょう。

    そのときは、


    「赤ちゃん用のおむつが必要です」

    「今使っているサイズはMです」

    「残りが○枚です」

    など、
    必要なサイズと現在の状況を具体的に伝えます。

    「赤ちゃん用なら何でもいい」とは限りません。

    サイズが合わなければ漏れたり、
    赤ちゃんが不快に感じたりすることもあるため、
    普段使っているサイズを伝えることが大切です。

    ③ 親族・知人にも早めに連絡する

    道路や配送の状況が比較的落ち着いていて、
    安全に受け渡しできる状況なら、
    親族や知人に協力をお願いできる場合もあります。

    例えば、

    • 同じくらいの年齢の子どもがいる家庭
    • 離れた地域に住んでいる親族
    • 近所の子育て家庭

    などです。

    ただし、
    おむつを取りに行くために危険な場所へ移動するのは避けてください。

    赤ちゃんと家族の安全が最優先です。

    おむつを「交換しないで節約」はおすすめしない

    残りが少なくなってくると、

    「なるべく交換しないほうがいいのかな?」

    と思ってしまうかもしれません。

    しかし、
    単純におむつ交換の回数を減らして節約する方法はおすすめできません。


    赤ちゃんの肌の状態や排便の有無を確認し、汚れたおむつを必要以上に長時間そのままにしないことが大切です。

    特にうんちをした場合などは、
    赤ちゃんを清潔に保つことを優先します。

    災害時だからこそ、
    赤ちゃんの体調や肌の変化にも注意しましょう。

    おむつが本当になくなったらどうする?

    ここが一番気になるところだと思います。

    支援物資も届かず、
    買いにも行けず、
    とうとう紙おむつがなくなってしまった。

    そんな場合には、
    清潔な布などを一時的に利用せざるを得ないケースも考えられます。

    ただし、
    これは紙おむつと同じ性能を持つものではありません。


    ⚠ 布を使った応急対応は、あくまで紙おむつを入手するまでの一時的な方法として考えましょう。

    清潔な布を使う場合に注意したいこと

    どうしても紙おむつがなく、
    清潔な布などを使用する場合には、
    衛生状態をできるだけ保つことが重要です。

    使える可能性があるものとしては、

    • 清潔なタオル
    • 清潔な綿素材の布
    • 清潔な衣類の布

    などが考えられます。

    ただし、
    赤ちゃんの肌に直接触れるため、
    汚れた布や刺激の強い素材は避けます。

    また、ビニール袋など通気性のない素材を
    赤ちゃんの肌へ直接巻き付けるのは避けましょう。

    締め付けや蒸れにも十分注意し、
    赤ちゃんの肌の状態をこまめに確認してください。

    布を使ったら「交換・洗浄」が必要になる

    紙おむつと大きく違うのがここです。

    布を使えば、
    使用後に洗う必要があります。

    ところが災害時には、

    • 断水している
    • 洗濯できない
    • 十分な水がない
    • 乾燥させる場所がない

    ことがあります。


    つまり「タオルがあれば、おむつの代わりになるから大丈夫」と単純には考えられません。

    だからこそ、
    紙おむつそのものを切らさない備蓄が重要なのです。

    災害時は衛生管理が特に大切

    災害時は断水などによって、
    普段より手洗いや洗濯が難しくなる可能性があります。

    おむつ交換のときも、
    できる範囲で手指や赤ちゃんのお尻を清潔に保ちます。

    水が十分に使えない場合に備えて、

    • 赤ちゃん用おしりふき
    • ウェットティッシュ
    • 手指衛生用品
    • 使い捨てできる袋

    なども一緒に備えておくと安心です。

    おしりふきも切らさない

    紙おむつだけを大量に備えて、
    おしりふきを忘れてしまっては困ります。

    特に断水時は、
    水を使って赤ちゃんのお尻を洗うことが難しくなる可能性があります。


    紙おむつ
    +
    おしりふき
    +
    防臭袋

    この3つをセットで備えておくと安心です。

    使用済みおむつをどうするかも考えておく

    新品のおむつを用意したら、
    次は使用済みおむつについて考えます。

    例えば1日10枚使う赤ちゃんなら、
    7日間で、


    10枚 × 7日
    = 使用済みおむつ70枚

    になる可能性があります。

    災害時にはごみ収集が一時的に止まる可能性もあるため、

    • 防臭袋
    • 大きめのごみ袋
    • 使い捨て手袋
    • 一時保管する場所

    まで考えておきましょう。

    処分方法は災害時に自治体が案内するルールに従ってください。

    一番の対策は「7日分を切らさない」こと

    ここまで緊急時の対応を紹介しましたが、
    2児のママとして一番おすすめしたいのは、
    やはり


    おむつがなくなる前に備えておくこと

    です。

    内閣府も、
    乳幼児がいる家庭では紙おむつなどを非常持ち出し品としてあらかじめ準備することを案内しています。

    家庭全体の備蓄と同じように、
    まず3日分、できれば7日分をひとつの目標にすると分かりやすいでしょう。

    赤ちゃんのおむつは何枚備蓄すればいい?

    必要な枚数は、
    赤ちゃんによって違います。

    一番簡単なのは、


    普段1日に使う枚数 × 備蓄したい日数

    で計算する方法です。

    例えば1日10枚使うなら、

    3日分 → 30枚

    7日分 → 70枚

    です。

    サイズ別の具体的な計算は、
    こちらの記事で詳しくまとめています。

    👶 あわせて読みたい|おむつは何枚必要?


    ▶ 【赤ちゃんのおむつは防災用に何枚必要?】3日・7日分をサイズ別に計算


    ※公開後、上のリンクを今回作成した「おむつ3日・7日分」の記事URLに変更してください。

    新生児のおむつは特に多めに確認

    新生児期は、
    おむつ交換の回数が多くなりやすい時期です。

    例えば1日10〜12枚使っているなら、
    7日分で70〜84枚になります。

    茶トラぶろぐでは、
    新生児用おむつ84枚が何日分になるのかも実際に計算しています。

    おむつは「防災専用」にしないほうが管理しやすい

    紙おむつは赤ちゃんの成長とともにサイズが変わります。

    そのため、
    防災用として大量にしまい込むと、
    いざ使おうとしたときに
    サイズアウトしている可能性があります。

    そこでおすすめなのが、
    普段使いしながら備蓄するローリングストックです。

    👶 わが家ならこうします

    ① 使用中のおむつがある

    ② 未開封の予備を置いておく

    ③ 予備を開ける

    ④ 新しいパックを買い足す

    ⑤ サイズアップ時は備蓄も入れ替える

    これなら、
    常に一定量のおむつを自宅に置きながら、
    サイズアウトも防ぎやすくなります。

    防災リュックのおむつもサイズ確認

    意外と忘れやすいのが、
    防災リュックに入れたおむつです。

    数か月前に入れたままになっていると、

    「避難先で開けたら新生児サイズだった!」

    ということも考えられます。

    赤ちゃんの成長は早いので、
    月に1回程度、おむつのサイズを確認すると安心です。

    赤ちゃん防災はおむつだけではない

    おむつを7日分準備できたら、
    ほかの赤ちゃん用品も一緒に確認しましょう。

    👶 赤ちゃん防災チェックリスト

    ☐ 紙おむつ

    ☐ おしりふき

    ☐ 防臭袋

    ☐ ミルク

    ☐ 哺乳用品

    ☐ 調乳に必要な水

    ☐ 離乳食(月齢に応じて)

    ☐ 着替え

    ☐ ガーゼ・タオル

    ☐ 抱っこひも

    ☐ 衛生用品

    ミルクを飲んでいる赤ちゃんの場合は、
    停電・断水時の授乳方法も考えておく必要があります。

    茶トラぶろぐでは、
    水やお湯を使わずに授乳できる液体ミルクについても紹介しています。

    2児ママ目線|「あと1パック」が赤ちゃんを守る備えになる

    防災というと、
    特別な防災グッズを買わなければいけないと思いがちです。

    でも赤ちゃんのおむつの場合、
    一番簡単な防災は、


    いつものおむつを
    「あと1パック」多めに置いておく

    ことかもしれません。

    災害時に、
    赤ちゃんを抱っこしておむつを探し回るのは大変です。

    まして大きな地震や大雨の直後なら、
    外へ買い物に出ること自体が危険な場合もあります。

    「なくなったら買う」ではなく、
    「なくなる前に買う」。

    これを普段の習慣にしておくだけでも、
    立派な赤ちゃん防災になります。

    まとめ|災害時におむつがなくなる前に、今7日分を確認しよう

    災害時には、
    いつものお店で、
    いつものサイズのおむつが買えるとは限りません。


    👶 おむつが少なくなったら残り日数を計算

    🏢 自治体・避難所の物資情報を確認

    📢 完全になくなる前に早めに相談

    ⚠ 単純に交換回数を減らして節約しない

    🧻 どうしてもない場合の布などは一時的な応急対応として考える

    🧼 衛生管理と赤ちゃんの肌の状態に注意

    🗑 使用済みおむつの保管も準備

    🧷 まず3日分、できれば7日分を備蓄

    🔄 普段使いしながらローリングストック

    2児のママとして、
    災害時に一番避けたいのは、

    「赤ちゃんのおむつがない。どうしよう」

    という状況です。

    災害が起きてからできることには限界があります。

    だからこそ、
    平常時の今ならできることをひとつずつ。


    まず今日、家にあるおむつを数えてみませんか?


    「普段1日に使う枚数 × 7日」
    があるか確認するところから始めましょう。

  • 【赤ちゃんのおむつは防災用に何枚必要?】3日・7日分をサイズ別に計算|新生児〜Lサイズの備蓄目安

    【赤ちゃんのおむつは防災用に何枚必要?】3日・7日分をサイズ別に計算|新生児〜Lサイズの備蓄目安

    赤ちゃんがいる家庭で防災用品を準備するとき、
    絶対に切らしたくないもののひとつが
    紙おむつです。

    水や非常食は備えていても、


    「赤ちゃんのおむつって、防災用に何枚必要?」

    「3日分なら何枚?」

    「1週間なら1パックで足りる?」

    「新生児とLサイズでは同じ枚数でいいの?」

    と聞かれると、
    意外と分からないですよね。

    私も2児のママとして考えると、
    災害時に
    「赤ちゃんのおむつがあと数枚しかない!」
    という状況はできるだけ避けたいと思います。

    そこで今回は、
    赤ちゃんのおむつを防災用に何枚備えればいいのか、
    3日分・7日分をサイズ別の使用例から計算してみます。

    結論|「1日のおむつ使用枚数×3日・7日」で計算しよう

    最初に結論です。

    防災用のおむつは、
    「赤ちゃんなら一律○枚」と考えるより、
    普段わが子が1日に使っている枚数から計算するのが一番確実です。


    防災用おむつの基本計算


    普段1日に使う枚数 × 3日

    =まず確保したい枚数


    普段1日に使う枚数 × 7日

    =1週間分の備蓄枚数

    例えば1日に10枚使う赤ちゃんなら、


    3日分 → 10枚 × 3日 = 30枚

    7日分 → 10枚 × 7日 = 70枚

    となります。

    つまり、
    まずは3日分を確保し、できれば7日分まで増やす
    という考え方なら準備しやすいと思います。

    赤ちゃんのおむつ|3日・7日分の早見表

    サイズによって交換回数が必ず決まるわけではありませんが、
    備蓄量をイメージしやすいように計算例を作ってみました。

    サイズ 1日の使用例 3日分 7日分
    新生児 10〜12枚 30〜36枚 70〜84枚
    S 8〜10枚 24〜30枚 56〜70枚
    M 6〜8枚 18〜24枚 42〜56枚
    L 5〜7枚 15〜21枚 35〜49枚
    ※重要

    この表は「サイズごとに必ずこの枚数を使う」という意味ではありません。

    排尿・排便回数、授乳量、体調、交換するタイミングなどによって必要枚数は変わります。

    実際にわが子が1日に使っている枚数を最優先してください。

    新生児|3日分30〜36枚・7日分70〜84枚の計算例

    特におむつの使用量が多くなりやすいのが新生児期です。

    例えば1日に10〜12枚交換している赤ちゃんなら、


    👶 1日10枚の場合

    3日 → 30枚
    7日 → 70枚

    👶 1日12枚の場合

    3日 → 36枚
    7日 → 84枚

    になります。

    新生児の場合、
    1週間分だけでも70〜84枚程度になるケースがある
    ということですね。

    新生児84枚なら何日分?

    例えば84枚入りのおむつなら、


    1日10枚なら
    84 ÷ 10 = 約8.4日分

    1日12枚なら
    84 ÷ 12 = 7日分

    という計算になります。

    茶トラぶろぐでは、
    実際に新生児用おむつ84枚を防災目線で計算した記事もあります。

    Sサイズ|3日分24〜30枚・7日分56〜70枚の計算例

    少し成長してSサイズを使うようになった赤ちゃんで、
    仮に1日8〜10枚使っているとします。


    1日8枚 × 3日 = 24枚
    1日8枚 × 7日 = 56枚

    1日10枚 × 3日 = 30枚
    1日10枚 × 7日 = 70枚

    この場合は、
    3日分24〜30枚、7日分56〜70枚
    という計算例になります。

    ただし同じSサイズでも、
    月齢や赤ちゃんによって交換回数は違います。

    Mサイズ|3日分18〜24枚・7日分42〜56枚の計算例

    Mサイズで1日6〜8枚程度使用している場合は、


    1日6枚 × 3日 = 18枚
    1日6枚 × 7日 = 42枚

    1日8枚 × 3日 = 24枚
    1日8枚 × 7日 = 56枚

    となります。

    7日分なら、
    42〜56枚程度という計算例です。

    Lサイズ|3日分15〜21枚・7日分35〜49枚の計算例

    Lサイズを使っている子どもで、
    仮に1日5〜7枚交換している場合。


    1日5枚 × 3日 = 15枚
    1日5枚 × 7日 = 35枚

    1日7枚 × 3日 = 21枚
    1日7枚 × 7日 = 49枚

    となります。

    ただし、
    下痢や体調不良などで普段より交換回数が増える可能性
    もあります。

    防災備蓄は計算ぴったりではなく、
    少し余裕を持たせておくと安心です。

    2児ママ目線|一番正確なのは「昨日何枚使った?」を数えること

    サイズ別の目安よりも、
    私がおすすめしたい方法があります。

    それが、


    「わが子が1日に何枚使っているか数える」

    ことです。

    例えば、
    昨日使った枚数が9枚だったなら、

    9枚 × 3日 = 27枚

    9枚 × 7日 = 63枚

    となります。

    できれば1日だけではなく、
    数日間のおおよその平均を見ると、
    より現実に近い備蓄量を考えやすくなります。

    7日分ぴったりではなく「予備」も持っておきたい

    2児のママとしては、
    私は計算した枚数ぴったりにはしません。

    例えば1週間で70枚必要なら、
    70枚だけではなく、
    少し予備が残る状態にしておきたいです。

    災害時には、

    • 下痢をして交換回数が増える
    • おむつを装着するときに失敗する
    • 汚れてすぐ交換する
    • 避難生活が長引く
    • 物流がなかなか戻らない

    ことも考えられます。


    「7日分を計算する」+「少し余裕を持たせる」

    この考え方で備えておくと安心です。

    でも、おむつの大量買いには注意

    「多ければ多いほど安心!」
    と思うかもしれません。

    でも赤ちゃんのおむつには、
    大人の防災用品にはない問題があります。

    それが「サイズアウト」です。

    特に新生児〜Sサイズの時期は、
    赤ちゃんがどんどん成長します。

    防災用だからと何か月分も大量購入すると、
    使い切る前に次のサイズへ移ることがあります。

    ⚠ おむつ備蓄の注意点

    新生児サイズを大量購入
    ↓

    赤ちゃんが成長
    ↓

    まだ余っているのにSサイズへ
    ↓

    防災備蓄が使えなくなる

    だからこそ、
    「7日分+少し予備」程度を普段使いしながら回していく
    方法が使いやすいと思います。

    おむつはローリングストックがおすすめ

    紙おむつは、
    ローリングストックととても相性がいい防災用品です。

    👶 おむつのローリングストック

    ① 普段のおむつを使う

    ② 未開封の予備を1パック程度置いておく

    ③ 使用中のパックがなくなる

    ④ 予備を開ける

    ⑤ 新しい予備を買い足す

    この方法なら、
    防災専用として何年も保管する必要がありません。

    そしてサイズが変わりそうになったら、
    今のサイズを使い切りながら、
    次のサイズへ切り替えられます。

    防災リュックに7日分全部入れる必要はない

    新生児なら、
    7日分だけで70〜84枚程度になるケースがあります。

    これを全部、防災リュックへ入れるのはかなり大変です。

    しかも赤ちゃんがいる家庭では、

    • ミルク
    • 水
    • 哺乳用品
    • おしりふき
    • 着替え
    • タオル
    • 母子健康手帳など

    も必要です。

    さらに、
    赤ちゃん本人を抱っこして避難しなければならない場合もあります。

    そこで、
    持ち出し用と自宅備蓄を分ける
    方法がおすすめです。

    🎒 防災リュック
    避難直後に必要な枚数を入れる

    🏠 自宅備蓄
    残りを在宅避難用として保管する

    何枚持ち出すかは、
    避難先や移動時間、防災リュックの重さなどから家庭ごとに決めましょう。

    おむつだけではダメ|おしりふきもセットで備える

    おむつを1週間分用意したら、
    忘れずに確認したいのが
    おしりふきです。

    特に断水時には、
    普段のように水で洗うことが難しくなる可能性があります。


    👶 おむつ
    +
    🧻 おしりふき
    +
    🗑 防臭袋

    この3つはセットで考えておくと安心です。

    使用済みおむつ70枚をどこに置く?

    新品のおむつだけを考えて終わりではありません。

    例えば1日10枚使えば、
    7日間で、


    10枚 × 7日
    = 使用済みおむつ70枚

    になる可能性があります。

    災害時には、
    ごみ収集が普段通り行われない可能性もあります。

    そのため、

    • 防臭袋
    • 大きめのごみ袋
    • 使い捨て手袋
    • 一時保管する場所

    まで考えておく必要があります。

    使用済みおむつの処分方法については、
    災害時に自治体から出されるごみ収集・災害廃棄物の案内を確認してください。

    赤ちゃん防災はミルク・水も一緒に確認

    おむつを7日分準備できたら、
    赤ちゃん用の防災備蓄をまとめて確認しておきましょう。

    特にミルクを飲んでいる赤ちゃんなら、
    おむつと同じように
    「今、家に何日分ある?」
    を確認しておくことが大切です。

    茶トラぶろぐでは、
    停電・断水時の選択肢になる液体ミルクについても紹介しています。

    赤ちゃん用防災用品チェックリスト

    おむつと一緒に、
    次のものも確認しておきましょう。

    👶 赤ちゃん防災チェック

    ☐ 今のサイズのおむつ

    ☐ おしりふき

    ☐ 防臭袋・ビニール袋

    ☐ ミルク

    ☐ 哺乳用品

    ☐ 調乳に必要な水

    ☐ 離乳食(月齢に応じて)

    ☐ 着替え

    ☐ ガーゼ・タオル

    ☐ 抱っこひも

    ☐ 必要な衛生用品

    毎月1回「サイズ」と「残り枚数」を確認しよう

    赤ちゃんの防災用品は、
    一度準備したら終わりではありません。

    特におむつは、

    • 赤ちゃんの体重が増える
    • サイズが変わる
    • 1日の交換回数が変わる
    • テープからパンツタイプへ変わる

    など、成長によって状況が変わります。

    そこでわが家なら、
    月に1回程度、おむつを買うタイミングで防災備蓄も確認します。

    毎月チェックすること

    ☑ 今のおむつサイズは?

    ☑ 家に何枚ある?

    ☑ 1日に何枚使っている?

    ☑ 7日分ある?

    ☑ 防災リュックのおむつも今のサイズ?

    ☑ おしりふき・防臭袋も足りる?

    まとめ|防災用おむつは「わが子の1日分×7」で考えよう

    赤ちゃんのおむつは、
    サイズだけで必要枚数を決めることはできません。

    一番大切なのは、
    わが子が普段1日に何枚使っているのか
    を確認することです。


    👶 まず「1日の使用枚数」を数える

    🧷 3日分=1日の枚数×3

    🧷 7日分=1日の枚数×7

    🧷 計算ぴったりではなく少し予備も持つ

    🧷 新生児〜Sサイズはサイズアウトに特に注意

    🔄 普段使い+ローリングストックがおすすめ

    🎒 持ち出し用と自宅備蓄を分ける

    🧻 おしりふき・防臭袋も忘れない

    2児のママとして考えると、
    おむつは
    「災害が起きたら買えばいい」にはしたくない赤ちゃん用品
    です。

    大きな災害では、
    お店に商品があったとしても、
    今わが子が必要としているサイズだけ手に入らない可能性もあります。

    だからこそ、
    普段使っているおむつを少し多めに持っておく。

    そして使ったら買い足す。

    赤ちゃんが成長したら、
    備蓄も次のサイズへ入れ替える。


    今日、おむつの残り枚数を数えてみませんか?

    普段の1日の使用枚数で割れば、
    「わが家には今、何日分あるのか」
    がすぐに分かります。

  • 【赤ちゃんがいる家庭の防災備蓄は何日分?】おむつ・ミルク・水を7日分で計算|2児ママの防災チェックリスト

    【赤ちゃんがいる家庭の防災備蓄は何日分?】おむつ・ミルク・水を7日分で計算|2児ママの防災チェックリスト

    地震や台風、大雨に備えて、
    水や非常食を準備している家庭は多いですよね。

    でも、赤ちゃんがいる家庭では、
    大人用の防災備蓄だけでは足りません。


    「おむつは何枚必要?」

    「ミルクは何日分あればいい?」

    「赤ちゃんのミルク用の水も必要?」

    「とりあえず3日分あれば大丈夫?」

    わが家も子どもが2人いるので、
    防災を考えるときに特に心配なのが
    「子どもに必要なものがなくなること」です。

    大人の食事なら、ある程度は別の食品で代用できます。

    でも赤ちゃんのおむつやミルクは、
    災害が起きたからといって簡単に別のもので代用できません。

    そこで今回は、
    赤ちゃんがいる家庭では防災備蓄を何日分用意すればいいのかを考えながら、
    おむつ・ミルク・水を7日分で実際に計算してみます。

    結論|赤ちゃん用品は最低3日分、できれば7日分を目標に

    最初に結論です。

    災害への家庭備蓄では、
    最低3日分から1週間程度をひとつの目安として考えます。

    赤ちゃんがいる家庭でも、
    私はまず3日分を確保し、
    最終的には7日分を目標に備えるのがおすすめだと考えています。


    👶 赤ちゃんの防災備蓄

    まず確保したい量
    → 最低3日分

    できれば目標にしたい量
    → 7日分


    特に「おむつ・ミルク・赤ちゃんが食べられるもの」は優先して備える

    ただし、
    赤ちゃんは月齢によって必要な量が大きく違います。

    そのため、
    「赤ちゃんならおむつ○枚」と一律に決めるより、
    わが子が普段1日に使っている量を基準に計算するのが一番分かりやすいです。

    赤ちゃんの7日分を実際に計算してみよう

    計算方法はとても簡単です。


    普段1日に使う量 × 7日

    例えば、

    • おむつ → 1日10枚
    • ミルク → 1日6回

    という赤ちゃんなら、

    👶 7日分の一例

    おむつ
    10枚 × 7日 = 70枚

    ミルク
    6回 × 7日 = 42回分

    という計算になります。

    ただし、これはあくまで計算例です。

    授乳回数やミルク量、おむつ交換回数は
    月齢や赤ちゃんによって違うため、
    必ず普段のわが子の使用量に置き換えて計算してください。

    ① 紙おむつは何枚必要?

    赤ちゃんの防災用品で、
    私が特に切らしたくないと思うのが紙おむつです。

    災害時だからといって、

    「今日はおむつ交換を減らそう」

    とはなかなかできません。

    特に月齢の低い赤ちゃんは、
    おしっこやうんちの回数も多いため、
    想像以上におむつを使うことがあります。

    1日10枚使う赤ちゃんなら7日で70枚

    例えば普段、
    1日に10枚程度交換している場合。


    1日10枚 × 3日 = 30枚

    1日10枚 × 7日 = 70枚

    つまり、
    最低3日なら30枚、7日なら70枚
    という計算です。

    1日12枚なら7日で84枚

    新生児などで交換回数が多く、
    1日12枚使うなら、


    12枚 × 7日 = 84枚

    になります。

    茶トラぶろぐでは、
    新生児用おむつ84枚が災害時に何日分になるのかを、
    2児ママ目線で実際に計算しています。

    おむつは「7日分ぴったり」より少し多めに

    2児のママ目線で考えるなら、
    私は計算ぴったりではなく、
    少し余裕を持たせておきたいです。

    災害時には、

    • いつもより交換回数が増える
    • 下痢などで多く使う
    • 汚してしまい交換する
    • 避難生活が7日以上続く
    • 近所のお店でサイズの合うおむつが手に入らない

    といったことも考えられるからです。


    「7日分=絶対にこれで足りる」ではありません。

    普段の使用量を基準にして、家庭の収納に余裕があれば少し多めに備えておくと安心です。

    おむつ備蓄で注意したいのはサイズアウト

    赤ちゃんのおむつには、
    非常食とは違った注意点があります。

    それが、
    サイズアウトです。

    赤ちゃんはどんどん成長します。

    防災リュックに新生児サイズを入れて安心していたら、
    半年後にはもう使えない……。

    そんなこともあります。

    👶 定期的に確認したいこと

    ☑ 今使っているおむつのサイズ

    ☑ 防災リュックのおむつサイズ

    ☑ 自宅に何枚残っているか

    ☑ おしりふきのストック

    防災用として別にしまい込むより、
    普段使いしながら買い足すローリングストック
    のほうが管理しやすいと思います。

    ② ミルクは何日分必要?

    ミルクを飲んでいる赤ちゃんの場合、
    おむつと同じくらい重要なのがミルクです。

    災害が起きても、
    赤ちゃんの授乳を何日も待たせることはできません。

    そこでミルクも、
    最低3日分、できれば7日分を目標に、
    普段の授乳量から計算してみましょう。

    1日6回飲むなら7日で42回分

    例えば、
    1日6回ミルクを飲んでいる場合。


    6回 × 3日 = 18回分

    6回 × 7日 = 42回分

    となります。

    ただし、
    赤ちゃんの月齢によって1回に飲む量も授乳回数も違います。

    粉ミルクの場合は、
    「何回分」だけでなく、普段1日に何g使っているか
    を確認しておくと、より正確に計算できます。

    母乳育児でも「何も備えなくていい」ではない

    普段母乳だけで育てている場合でも、
    赤ちゃん用の防災準備が不要になるわけではありません。

    避難生活では、
    授乳しやすい場所やプライバシーの確保など、
    普段とは違った問題が起こる可能性があります。

    授乳ケープやタオルなど、
    自分と赤ちゃんが落ち着いて授乳できるもの
    も防災用品として確認しておきたいですね。

    授乳について心配なことがある場合は、
    自己判断で授乳方法を変更するのではなく、
    医師・助産師などの専門家へ相談してください。

    災害時は液体ミルクという選択肢も

    粉ミルクを作るためには、
    安全な水や衛生的な調乳環境が必要です。

    ところが災害時には、

    • 断水する
    • 停電する
    • ガスが止まる
    • お湯を沸かせない
    • 哺乳用品を十分に洗えない

    といった状況になる可能性があります。

    そんなときの選択肢のひとつが、
    乳児用液体ミルクです。


    液体ミルクは調乳済みなので、粉ミルクのように水で溶かす必要がありません。

    停電・断水時の授乳方法を増やすという意味でも、普段から使い方を確認しておくと安心です。

    茶トラぶろぐでも、
    赤ちゃんの防災用として液体ミルクについて詳しく紹介しています。

    液体ミルクも「買って置くだけ」にしない

    防災用だからといって、
    赤ちゃんが一度も飲んだことのないミルクを大量に備蓄するのはおすすめできません。

    平常時に、

    • 赤ちゃんが飲めるか
    • どのように開けるのか
    • どの乳首・授乳器具を使うのか
    • 保存方法はどうなっているか
    • 賞味期限はいつか

    を確認しておきましょう。

    「非常時に初めて使う」ではなく、平常時に一度試しておく。

    これも赤ちゃん防災では大切だと思います。

    ③ 水はどのくらい必要?

    家庭の防災備蓄では、
    飲料水と調理用水として
    1人1日おおよそ3Lがひとつの一般的な目安とされています。

    そのため大人も含めた家族全体の水は、
    家族人数に合わせて別途計算する必要があります。


    一般的な家庭備蓄の水の目安

    1人1日 約3L

    1人3日 → 約9L

    1人7日 → 約21L

    ただし、
    この「1人3L」をそのまま赤ちゃんの飲水量やミルク量として考えるわけではありません。

    家族全体の飲料・調理用水を考えるための一般的な備蓄目安です。

    粉ミルクなら「調乳用の水」も考える

    粉ミルクを使っている家庭では、
    家族の飲料水だけでなく、
    ミルクを作るための安全な水も必要です。

    例えば、
    1回200mlの調乳を1日5回すると仮定すれば、


    200ml × 5回 = 1日1L

    1L × 7日 = 7L

    となります。

    ただしこれは、
    「1回200mlを1日5回飲む赤ちゃん」という仮定での計算例です。

    実際には月齢や授乳状況によって必要量が違います。

    現在の授乳量を確認して、
    わが子に必要な調乳用水を計算してください。


    粉ミルクの調乳方法、水の選び方、温度などは、必ず使用しているミルクメーカーや公的機関の案内に従ってください。

    水もローリングストックすると管理しやすい

    「大量の水を防災専用に置く場所がない」
    という家庭もありますよね。

    そんな場合は、
    普段飲む水を少し多めに買って、
    使ったら補充する方法があります。

    茶トラぶろぐでも、
    2Lペットボトルの水を普段使いしながら防災備蓄する方法を紹介しています。

    ④ おしりふきも7日分を忘れずに

    おむつを70枚用意しても、
    おしりふきが少ししかなければ困ります。

    しかも断水時には、
    水で赤ちゃんのお尻を洗うことが難しくなる可能性があります。

    そこでおしりふきも、
    普段1週間で何パック使うかを確認しておきましょう。

    おむつとセットでローリングストックすると、
    在庫を把握しやすくなります。

    ⑤ 使用済みおむつを入れる袋も必要

    意外と忘れやすいのが、
    使用済みおむつをどうするかです。

    災害時にはごみ収集が一時的に止まる可能性もあります。

    使用済みのおむつを室内に置くことになれば、
    臭いや衛生面も気になります。

    そのため、

    • 中身の見えにくい袋
    • 防臭袋
    • 大きめのごみ袋
    • 一時保管場所

    までセットで考えておくと安心です。

    ⑥ 離乳食が始まっている赤ちゃんは食事も7日分

    離乳食が始まっている場合は、
    ミルクだけではなく、
    赤ちゃんが普段食べている食品も確認します。

    災害用だからといって、
    食べたことのないベビーフードだけを大量に用意するより、
    普段から食べ慣れているものをローリングストックする方法が使いやすいです。

    🥣 離乳食期に確認したいもの

    ☑ 食べ慣れたベビーフード

    ☑ 赤ちゃん用の飲み物

    ☑ スプーン

    ☑ 使い捨てできる食器類

    ☑ ウェットティッシュ

    ☑ 食物アレルギーへの対応

    特にアレルギーがある場合は、
    避難所や支援物資で必ず対応食品が手に入るとは限りません。

    家庭で食べられるものを余裕を持って備えておくことが大切です。

    赤ちゃんの防災用品|7日分チェックリスト

    ここまでをまとめます。

    👶 赤ちゃんの防災備蓄チェック

    ☐ 紙おむつ 7日分

    ☐ おしりふき 7日分

    ☐ ミルク 7日分

    ☐ 調乳に必要な水

    ☐ 液体ミルク(家庭の授乳方法に応じて)

    ☐ 哺乳用品

    ☐ 離乳食・ベビーフード

    ☐ 赤ちゃん用の飲み物

    ☐ ガーゼ・タオル

    ☐ 着替え

    ☐ ビニール袋・防臭袋

    ☐ 衛生用品

    ☐ 抱っこひも

    ☐ 母子健康手帳など必要な情報

    ☐ 赤ちゃんが落ち着けるお気に入りのもの

    全部を防災リュックに入れなくてもいい

    「7日分必要なら、おむつ70枚をリュックに?」

    と思うかもしれません。

    でも、
    赤ちゃんを抱っこしながら、
    おむつ・水・ミルク・着替えなど7日分を全部持って避難するのは現実的ではありません。

    そこでわが家なら、
    「持ち出す分」と「自宅備蓄」を分けます。

    🎒 防災リュック
    避難直後に必要になる分を中心に入れる

    🏠 自宅備蓄
    残りを在宅避難用として保管する

    「7日分備蓄する=7日分全部を持って逃げる」
    ではありません。

    赤ちゃんを安全に避難させられることを最優先に、
    持てる重さも確認しておきましょう。

    2児ママ目線|赤ちゃん用品は「なくなってから買う」をやめる

    赤ちゃんがいる家庭の防災で、
    私が特に大切だと思うのが、


    「なくなりそうになったら買う」から
    「少し多めに置いておく」へ変えること。

    です。

    例えば、

    • おむつをもう1パック
    • おしりふきを数パック
    • ミルクを少し多めに
    • ベビーフードを数日分多めに
    • 水をもう1ケース

    というように、
    普段使うものを少しずつ増やすだけでも防災になります。

    使ったら買い足すようにすれば、
    賞味期限やサイズアウトにも対応しやすくなります。

    「3日分→7日分」の順番なら始めやすい

    いきなり赤ちゃん用品を全部7日分そろえようとすると、
    かなりの量になります。

    収納場所も必要ですし、
    一度に購入すると家計への負担も大きくなります。

    そこで、


    STEP1 まず3日分を確保

    ↓

    STEP2 おむつ・ミルク・水を追加

    ↓

    STEP3 7日分まで増やす

    ↓

    STEP4 普段使いしながら補充

    という順番なら始めやすいと思います。

    毎月「赤ちゃん防災チェック」をしよう

    赤ちゃんの防災用品は、
    大人用の防災用品より頻繁な見直しが必要です。

    なぜなら、
    赤ちゃんは成長するからです。

    • おむつのサイズが変わる
    • 飲むミルクの量が変わる
    • 授乳回数が変わる
    • 離乳食が始まる
    • 食べられるものが増える
    • 着替えのサイズが変わる

    半年に一度ではなく、
    おむつを買うタイミングなどに月1回程度ざっと確認
    すると管理しやすくなります。

    まとめ|赤ちゃんの防災備蓄は「まず3日、できれば7日」を目標に

    赤ちゃんがいる家庭では、
    大人用の水や非常食だけでなく、
    赤ちゃん専用の備蓄が必要です。


    👶 まず最低3日分を確保

    👶 できれば7日分を目標にする

    🧷 おむつは「1日の使用枚数×7」で計算

    🍼 ミルクは「1日の授乳回数・使用量×7」で計算

    💧 粉ミルクなら調乳用の水も忘れない

    🧻 おしりふき・防臭袋もセットで備える

    🥣 離乳食期なら食べ慣れたベビーフードも用意

    🎒 持ち出し用と自宅備蓄を分ける

    🔄 成長に合わせて定期的に入れ替える

    2児のママとして考えると、
    災害時に一番避けたいのは、

    「赤ちゃんのおむつがない」
    「ミルクがない」

    という状況です。

    災害が起きてから探すのではなく、
    いつも使っているものを少し多めに置いておく。

    それだけでも、
    立派な赤ちゃんの防災になります。


    まず今日、家にある

    「おむつ・ミルク・水」

    が何日分あるか数えてみませんか?

  • 【災害時のトイレットペーパーは何個必要?】4人家族7日分を計算|防災備蓄は何ロールあれば安心?

    【災害時のトイレットペーパーは何個必要?】4人家族7日分を計算|防災備蓄は何ロールあれば安心?

    地震や台風、大雨に備えて、
    水や非常食、非常用トイレを準備しているご家庭は多いと思います。

    でも、非常用トイレを確認していると、
    ふと気になることがあります。


    「トイレットペーパーって、災害用に何個あればいいの?」

    わが家は子どもが2人いる4人家族。

    もし大きな災害で物流が止まり、
    しばらく買い物へ行けなくなったら、
    トイレットペーパーも普段のように買えるとは限りません。

    しかも断水時に非常用トイレを使えても、
    トイレットペーパーがなければ困ります。

    そこで今回は、
    災害時にトイレットペーパーは何個必要なのか、4人家族の7日分を実際に計算してみます。

    結論|4人家族の7日分なら約4ロールがひとつの目安

    最初に結論です。

    経済産業省が紹介している目安では、
    一般的な市販のトイレットペーパーの場合、
    1人が1週間に使用する量は約1ロールとされています。


    1人 × 7日 = 約1ロール

    4人 × 7日 = 約4ロール

    つまり、
    4人家族で7日間なら約4ロールがひとつの計算上の目安になります。

    ただし、これはあくまで平均的な目安です。

    家族構成や年齢、体調、普段の使用量などによって、
    実際に必要な量は変わります。

    「じゃあ4ロール備蓄すればOK?」ではない

    ここは特に注意したいところです。

    4ロールという数字は、
    4人家族が約7日間使用する量を単純計算した目安です。

    家庭の防災備蓄として、
    経済産業省が推奨しているトイレットペーパーの備蓄量は
    約1か月分です。


    4人家族の場合

    7日分の使用目安 → 約4ロール
    1か月分の備蓄目安 → 約16ロール

    そのため、わが家なら
    「4ロールあれば大丈夫」と考えるのではなく、
    普段使う分とは別に余裕を持たせながら、合計16ロール程度を切らさない
    ように管理したいと思います。

    なぜ災害時にトイレットペーパーの備蓄が必要?

    「トイレットペーパーならコンビニやスーパーですぐ買える」
    と思うかもしれません。

    でも、大規模な災害が起きると、

    • 物流が止まる
    • 道路が通行できなくなる
    • 店舗が休業する
    • 一時的に購入が集中する
    • 店頭在庫が少なくなる

    といった状況が考えられます。

    だからこそ、
    災害が起きてから買いに行くのではなく、普段から自宅に置いておく
    ことが大切です。

    4人家族なら何ロール?日数別に計算

    「7日だけでなく、3日・2週間・1か月なら?」
    という方のために計算してみます。

    🧻 4人家族の使用量の目安

    約3〜4日 → 約2ロール相当

    7日 → 約4ロール

    14日 → 約8ロール

    約1か月 → 約16ロール

    こうして数字にすると、
    意外と分かりやすいですね。

    特に4人家族の場合、
    12ロール入りを1パック持っているだけでは、1か月分の目安には届かない
    計算になります。

    家族人数別|7日間なら何ロール必要?

    同じ考え方で、家族人数別にも計算できます。

    家族人数 7日分の目安 約1か月分の目安
    1人 約1ロール 約4ロール
    2人 約2ロール 約8ロール
    3人 約3ロール 約12ロール
    4人 約4ロール 約16ロール
    5人 約5ロール 約20ロール

    もちろん実際の使用量には個人差があるので、
    普段のわが家が1週間で何ロール使っているのか
    を一度確認するのが一番確実です。

    2児ママ目線|子どもがいる家庭は少し多めに備えたい

    わが家のように子どもがいる家庭なら、
    私は計算ぴったりではなく、
    少し余裕を持たせて備蓄したいと思います。

    なぜなら災害時には、
    トイレットペーパーをトイレだけに使うとは限らないからです。

    例えば、

    • 子どもがトイレを汚してしまった
    • 鼻をかむ
    • ちょっとした汚れを拭く
    • 非常用トイレを使用するときに多めに使った

    など、普段より使用量が増えることも考えられます。


    4人家族7日分=約4ロールは「計算上の目安」。

    実際の家庭備蓄では余裕を持たせ、
    約1か月分の16ロール程度を目標にすると安心です。

    シングルとダブルでは同じ「1ロール」でも違う

    ここも注意したいポイントです。

    トイレットペーパーには、

    • シングル
    • ダブル
    • 長巻き
    • 芯なしタイプ

    などがあります。

    そのため、
    「1ロール」という個数だけで比較すると、実際の紙の長さが違う
    場合があります。

    例えば同じ12ロールでも、
    一般的なタイプと長巻きタイプでは総延長が大きく異なることがあります。

    備蓄するときは「何ロール?」だけでなく、1ロールの長さも確認。

    普段使っている商品の減り方を基準に考えると、わが家に必要な量を把握しやすくなります。

    省スペースなら長巻きタイプも便利

    「16ロールも置く場所がない……」
    という家庭もありますよね。

    特にマンションや収納の少ない家では、
    トイレットペーパーの保管場所は意外と悩みます。

    そんな場合は、
    1ロールあたりの長さが長いタイプを普段使いする方法もあります。

    ロール数を抑えながら、
    同程度の紙の長さを備蓄しやすくなります。

    おすすめは「防災用にしまい込む」よりローリングストック

    トイレットペーパーは、
    非常食のように「防災専用」として何年間も押し入れへしまう必要はありません。

    わが家なら、
    普段使いしながら一定量を切らさないローリングストック
    にします。

    🧻 わが家ならこんなルール

    ① 普段使う

    ② ストックが減る

    ③ 決めた数量になったら買い足す

    ④ 常に一定量を家に残す

    例えば4人家族なら、
    16ロール程度を備蓄の目安として、
    それを大きく下回らないように買い足していく方法です。

    これなら防災用品として存在を忘れにくく、
    普段から使うので無駄にもなりにくいですね。

    トイレットペーパーは湿気・水濡れにも注意

    紙なので、保管場所にも注意が必要です。

    例えば、

    • 湿気が多い場所
    • 水漏れの可能性がある場所
    • 床へ直接置く

    といった保管方法は避けたいところです。

    袋に入った状態で、
    できるだけ清潔で乾燥した場所へ保管しましょう。

    1か所に全部置かない方法も

    防災用品では、
    「一か所にまとめておけば安心」と思いがちです。

    でも大きな地震で家具が倒れたり、
    収納扉が開かなくなったりすると、
    その場所から取り出せない可能性もあります。

    そこで、収納スペースに余裕があれば、

    🧻 トイレ収納 → 普段使う分

    📦 防災備蓄 → 予備

    🎒 防災用品置き場 → 非常用トイレと一緒に数ロール

    というように、
    少し分散して保管する方法も考えられます。

    トイレットペーパーだけあってもトイレは使えない

    そして、今回の記事で一番忘れないでほしいことがあります。


    災害時は、トイレットペーパーを備蓄しただけではトイレ対策になりません。

    断水したり排水設備が使用できなくなった場合には、
    水洗トイレが使えない可能性があります。

    そこで一緒に備えておきたいのが、

    • 携帯トイレ・非常用トイレ
    • 凝固剤
    • 汚物袋
    • 防臭袋
    • 使い捨て手袋
    • ウェットティッシュ
    • 手指衛生用品

    などです。

    非常用トイレは4人家族なら何回分?

    トイレットペーパーと一緒に、
    非常用トイレの数も確認してみましょう。

    非常用トイレの備蓄では、
    1人1日5回をひとつの目安として考える方法があります。


    4人 × 5回 × 7日
    = 140回分

    つまり4人家族で1週間なら、
    トイレットペーパーだけでなく
    非常用トイレも140回分程度をひとつの目安として考えることになります。

    茶トラぶろぐでは、
    100回分の非常用トイレについて実際に家族人数から計算しています。

    凝固剤だけでは足りない!トイレ用品をセットで備える

    非常用トイレを準備するときは、
    「凝固剤だけ大量に買えば大丈夫」とは限りません。

    排泄物を受ける袋や防臭袋、
    手袋、衛生用品なども必要になります。

    茶トラぶろぐでは、
    災害時のトイレに必要なものをまとめた記事も掲載しています。

    🐱 トイレ防災をまとめて見直したい方へ


    ▶ 防災知識の記事一覧|非常用トイレ・断水対策をチェック

    便器が使えない場合も考えておこう

    地震では断水だけでなく、
    便器そのものが破損してしまう可能性もあります。

    その場合、
    普段の便座に携帯トイレをセットすることもできません。

    そんなケースに備えて、
    折りたたみ式などの簡易トイレを準備する方法もあります。

    2児ママ目線|わが家なら「16ロールを切らさない」を目標に

    今回計算してみて、
    4人家族の7日分は約4ロールがひとつの目安だと分かりました。

    でも、私なら4ロールだけを「防災備蓄」として用意するのではなく、
    約1か月分の16ロールを目安に、普段使いしながらストックします。

    👩‍👧‍👦 わが家の目標

    🧻 7日分の計算上の目安 → 約4ロール

    🧻 家庭に置いておきたい目標 → 約16ロール

    🚽 非常用トイレ → 家族人数に合わせて備蓄

    🧤 手袋・防臭袋・衛生用品 → トイレ用品と一緒に保管

    これなら普段は普通に使えて、
    災害が起きてもある程度の余裕があります。

    まとめ|4人家族7日分は約4ロール。でも備蓄は約1か月分を目標に

    最後にまとめます。


    🧻 1人1週間 → 約1ロール

    🧻 4人家族7日間 → 約4ロール

    🧻 4人家族約1か月 → 約16ロール

    🧻 実際の使用量には個人差がある

    🧻 長巻き・シングル・ダブルなど製品差にも注意

    🧻 普段使いしながら備えるローリングストックがおすすめ

    🚽 非常用トイレ・凝固剤・袋・衛生用品も忘れずに

    トイレットペーパーは、
    水や非常食ほど「防災用品」というイメージが強くないかもしれません。

    でも子どもが2人いるわが家では、
    災害時に
    「トイレットペーパーがあと1個しかない!」
    という状況にはしたくありません。

    特別なものを買わなくても、
    いつも使っているトイレットペーパーを少し多めに置いておくだけで始められます。


    まずは今日、家にあるトイレットペーパーを数えてみませんか?

    4人家族なら「16ロールある?」をひとつのチェックポイントにしてみましょう。

  • 【災害時のトイレに必要なもの全部リスト】凝固剤だけでは足りない!断水に備える完全チェックリスト

    【災害時のトイレに必要なもの全部リスト】凝固剤だけでは足りない!断水に備える完全チェックリスト

    地震や台風、大雨に備えて防災用品を見直していると、
    意外と悩むのが「災害時のトイレには何を準備すればいいの?」ということ。

    非常用トイレについて調べると「凝固剤」という言葉をよく見かけます。

    私も子どもが2人いるので、

    「とりあえず凝固剤をたくさん買っておけば大丈夫なのかな?」

    と思ってしまいそうになります。

    でも、実際に災害時のトイレを使う場面を想像すると、
    凝固剤だけではトイレ対策は完成しません。

    排泄するための袋は?
    使った後の臭い対策は?
    手袋は?
    トイレットペーパーは?
    手を洗えないときは?
    使用済みの袋をどこに置く?

    ……と、「使った後」まで考えると必要なものがいくつも出てきます。

    そこで今回は、
    災害時のトイレに必要なものを「全部リスト」にして、2児のママ目線で分かりやすくまとめます。

    結論|災害時のトイレは「凝固剤だけ」では足りない

    最初に結論です。


    凝固剤だけを大量に備蓄しても、災害時のトイレ対策は完成しません。

    凝固剤は排泄物の水分を固めるために役立ちますが、
    実際にトイレを使うには、

    • 排泄物を受ける袋
    • 使用後の袋を密閉するもの
    • 臭いを抑えるもの
    • 手を汚さないためのもの
    • 衛生を保つもの
    • 使用済み袋を保管するもの

    なども必要になります。

    だからわが家では、
    「非常用トイレ=凝固剤」ではなく、「排泄→処理→衛生→保管」までを1セット
    として考えたいと思っています。

    災害時のトイレに必要なもの全部リスト

    まずはチェックリストです。

    🚽 災害時のトイレ・完全チェックリスト

    ☐ 携帯トイレ・非常用トイレ

    ☐ 凝固剤

    ☐ 汚物袋・排便袋

    ☐ 便器カバー用の袋

    ☐ 防臭袋

    ☐ 使い捨て手袋

    ☐ トイレットペーパー

    ☐ ティッシュ

    ☐ ウェットティッシュ

    ☐ 手指衛生用品

    ☐ 除菌・清掃用品

    ☐ ゴミ袋

    ☐ フタ付き保管容器

    ☐ ライト・懐中電灯

    ☐ 簡易トイレ(便器が使えない場合)

    ☐ プライバシーを確保するもの

    全部を別々に購入する必要があるという意味ではありません。

    市販の非常用トイレセットには、
    凝固剤・汚物袋・防臭袋などがセットになっている商品もあります。

    大切なのは、
    「わが家にあるセットには何が入っていて、何が足りないのか」
    を確認することです。

    ① 携帯トイレ・非常用トイレ

    まず必要なのが、
    水洗トイレが使えなくなったときに排泄するための携帯トイレ・非常用トイレです。

    災害時には断水などによって、
    普段使っている水洗トイレが使用できなくなる可能性があります。

    便器が壊れていなければ、
    便器に専用の袋を取り付けて使用するタイプが家庭では使いやすいでしょう。

    ポイント

    「凝固剤を持っている」ではなく、
    「家族全員が排泄できるセットになっているか」を確認しましょう。

    ② 凝固剤

    次が凝固剤です。

    凝固剤は排泄物の水分を吸収して固め、
    使用後の処理をしやすくするために使われます。

    ただし、

    凝固剤だけあっても、排泄物を受ける袋がなければ困ります。

    凝固剤と袋がセットになっているか、
    それぞれ何回分あるのかまで確認しておきましょう。

    茶トラぶろぐでは、大容量タイプの凝固剤についても紹介しています。

    ③ 汚物袋・排便袋

    個人的に、
    凝固剤と同じくらい忘れたくないと思うのが汚物袋です。

    便器へ袋をセットし、その中で排泄して処理するタイプなら、
    基本的には使用回数に応じた袋が必要になります。

    例えば凝固剤が100回分あっても、
    使用できる汚物袋が20枚しかなければ、
    そのままでは100回分の備えとは言いにくいですよね。

    「凝固剤の数」と「汚物袋の数」をセットで確認!

    ④ 便器カバー用の袋

    商品によって使用方法は異なりますが、
    便器へ直接汚物袋をセットする前に、
    便器そのものを覆う袋を使用する方法もあります。

    万が一袋が破れたり、ずれたりした場合の汚れを減らしやすくなります。

    ただし、非常用トイレは製品によって使用手順が異なるので、
    必ず自宅に備蓄している商品の説明書を確認してください。

    ⑤ 防臭袋|「固める」と「臭わせない」は別問題

    ここは、2児のママとして特に重視したいところです。

    災害時に非常用トイレを使用しても、
    すぐにゴミ収集へ出せるとは限りません。

    数日間、使用済みの排泄物を自宅で保管する可能性があります。


    凝固剤で固めたからといって、臭い対策まで終わったとは限りません。

    特に夏場やマンションでの在宅避難を考えると、
    防臭袋までセットで備えておくと安心です。

    茶トラぶろぐで紹介しているBOS非常用トイレ100回分は、
    凝固剤だけでなく防臭袋を使って処理するタイプです。

    ⑥ 使い捨て手袋

    災害時のトイレでは、
    使い捨て手袋も一緒に備えておきたいものです。

    使用後の袋を取り外したり、
    トイレ周辺を清掃したりするとき、
    排泄物へ直接触れないための対策になります。

    子どもがいると、

    • 袋をうまく使えない
    • 便座を汚してしまう
    • 親が処理を手伝う

    ということも十分考えられます。

    そのため、わが家なら非常用トイレの箱の中に手袋も一緒に入れておきます。

    ⑦ トイレットペーパー

    非常用トイレそのものを備蓄していても、
    トイレットペーパーがなくなれば困ります。

    普段使っている分とは別に、
    防災備蓄として少し余裕を持たせておくと安心です。

    ただし収納場所が湿気や水濡れの可能性がある場合には、
    袋やケースなどで保護しておきましょう。

    ⑧ ウェットティッシュ・手指衛生用品

    断水すると、
    トイレを流せないだけでなく、
    蛇口から水が出ず、いつものように手を洗えない可能性があります。

    そこで、

    • ウェットティッシュ
    • 手指衛生用品
    • 清拭用品

    なども一緒に準備しておきたいところです。

    トイレの備蓄は「排泄できれば終わり」ではありません。

    排泄後に手や周囲を清潔に保つところまで考えておきましょう。

    ⑨ 除菌・清掃用品

    便器や床を汚してしまった場合に備え、
    清掃に使える用品も用意しておきます。

    災害時には十分な水を掃除へ使えない可能性もあります。

    そのため、
    普段のトイレ掃除とは違う環境になることを想定して備えておくことが大切です。

    ⑩ ゴミ袋

    意外と忘れやすいのが普通のゴミ袋です。

    災害時には非常用トイレだけでなく、

    • 使用済みティッシュ
    • 手袋
    • ウェットティッシュ
    • 衛生用品

    などのゴミも発生します。

    家庭用のゴミ袋も多めに備えておきたいですね。

    ⑪ フタ付きの保管容器

    そして非常用トイレで忘れたくないのが、
    「使った後、どこへ置くの?」という問題です。

    大規模災害ではゴミ収集が一時的に止まる可能性があります。

    その場合、使用済み携帯トイレを家庭で一時保管する必要が出てきます。

    わが家なら、
    防臭袋などで密閉したうえで、
    フタ付き容器などを利用して一時保管できる準備も考えておきます。

    ⑫ ライト・懐中電灯

    「トイレ用品なのにライト?」
    と思うかもしれません。

    でも災害が夜に発生し、
    断水と停電が同時に起きたら、真っ暗なトイレで袋や凝固剤をセットしなければならなくなるかもしれません。

    特に子どもがいる家庭では、
    暗いトイレそのものを怖がることも考えられます。

    そこで、
    トイレの近くにも小型ライトを置いておくと安心です。

    ⑬ 簡易トイレ|便器そのものが使えない場合に

    携帯トイレをたくさん用意していても、
    地震で便器そのものが破損してしまえば、
    普段の便座を利用できない場合があります。

    そんなときの選択肢になるのが、
    折りたたみ式などの簡易トイレです。

    茶トラぶろぐでは、
    簡易トイレとプライバシーテントがセットになったタイプも紹介しています。

    ⑭ プライバシーを確保するもの

    自宅のトイレがそのまま使えるなら問題になりにくいのですが、
    簡易トイレを別の場所へ設置する場合は、
    「どこで使うのか」も重要になります。

    特に、

    • 女性
    • 子ども
    • 複数世帯で過ごしている場合

    などは、安心して排泄できる空間を確保することも大切です。

    簡易テントや目隠しなども、
    家庭の状況に合わせて検討しておきましょう。

    非常用トイレは何回分必要?

    必要な物が分かったら、
    次は「何回分準備するか」です。

    災害用トイレの備蓄では、
    1人1日5回をひとつの目安として計算できます。

    🚽 1週間分の目安

    1人暮らし:5回 × 1人 × 7日 = 35回

    2人家族:5回 × 2人 × 7日 = 70回

    3人家族:5回 × 3人 × 7日 = 105回

    4人家族:5回 × 4人 × 7日 = 140回

    5人家族:5回 × 5人 × 7日 = 175回

    わが家のような4人家族なら、
    1週間で140回分がひとつの目安になります。

    「100回分も買ったから大丈夫!」と思っても、
    4人家族なら1日20回として計算すると約5日分です。


    非常用トイレは「箱の大きさ」ではなく、
    「家族人数 × 使用回数 × 日数」で考えるのがポイントです。

    凝固剤140回分なら、袋も140枚あればOK?

    ここで、もう一度確認したいことがあります。

    4人家族で140回分を準備するなら、
    凝固剤も汚物袋も必要回数分を確保することが基本になります。

    しかし、それだけではなく、

    • 袋が破れたときの予備
    • 子どもがセットに失敗したとき
    • 便器カバーに使う袋
    • 使用後にまとめる袋

    なども考えられます。

    そのため、
    袋類はギリギリの枚数ではなく、少し余裕を持って準備しておくと安心です。

    2児ママ目線|わが家なら「3セット」に分けて備える

    防災用品を全部ひとつの箱に詰め込むと、
    いざというとき探すのが大変です。

    そこで私なら、
    トイレ用品を3つに分けて考えます。

    ① すぐ使うセット
    非常用トイレ数回分・手袋・トイレットペーパー・ライト

    ② 備蓄セット
    残りの凝固剤・汚物袋・防臭袋・衛生用品

    ③ 使用後セット
    防臭袋・ゴミ袋・手袋・フタ付き保管容器

    特に「すぐ使うセット」は、
    夜中でも取り出せるトイレ近くに置いておきたいですね。

    買って終わりにしない!一度だけ使い方を確認

    非常用トイレを100回分、140回分と備えても、
    災害時に初めて箱を開けるのは不安です。

    私なら子どもたちと一緒に一度だけでも、

    • どこに非常用トイレがあるか
    • 袋をどう取り付けるか
    • 凝固剤をいつ使うか
    • 使用後の袋をどう閉じるか
    • 使用済み袋をどこへ置くか

    を確認しておきます。


    「持っている」から「家族みんなが使える」へ。

    ここまで準備して、初めて本当のトイレ防災になると思います。

    使用済みトイレの「捨て方」も確認しておこう

    災害時には通常のゴミ収集が停止したり、
    普段とは異なる収集方法になる可能性があります。

    そのため、
    使用済みの携帯トイレを自己判断ですぐ集積所へ出すのではなく、自治体から発表される災害時の収集・分別ルールを確認しましょう。

    「使える非常用トイレを用意する」だけでなく、
    回収されるまで自宅でどう保管するかまで決めておくことが重要です。

    最後にもう一度|災害時のトイレ全部リスト

    最後に、スマホを見ながらそのまま自宅の備蓄をチェックできるようにまとめます。

    🚽 わが家のトイレ防災チェック

    □ 携帯トイレ・非常用トイレ
    □ 凝固剤
    □ 汚物袋・排便袋
    □ 便器カバー用の袋
    □ 防臭袋
    □ 使い捨て手袋
    □ トイレットペーパー
    □ ティッシュ
    □ ウェットティッシュ
    □ 手指衛生用品
    □ 除菌・清掃用品
    □ ゴミ袋
    □ フタ付き保管容器
    □ ライト・懐中電灯
    □ 必要なら簡易トイレ
    □ 必要ならプライバシーテント


    さらに確認!
    □ 家族人数×5回×7日分ある?
    □ 使用方法を一度確認した?
    □ 夜中でも取り出せる?
    □ 使用後の保管場所を決めた?

    まとめ|災害時のトイレは「使った後」まで準備しよう

    防災用品を準備していると、
    つい「凝固剤を何回分買うか」だけに目が向いてしまいます。

    でも、実際の災害を想像すると必要なのは、


    排泄する
    ↓
    固める
    ↓
    袋を閉じる
    ↓
    臭いを抑える
    ↓
    手や周囲を清潔にする
    ↓
    回収まで安全に保管する

    という一連の準備です。

    特に子どもが2人いるわが家では、
    災害が起きてから

    「袋がない!」
    「手袋がない!」
    「使ったトイレを置く場所がない!」

    となるのは避けたいと思っています。


    凝固剤だけでは足りません。

    「使う前」から「使った後」までをセットで備える。
    これが、家族のトイレ防災で大切なポイントです。

    まずは今日、自宅にある非常用トイレの箱を一度開けて、
    「凝固剤以外に何が入っている?」
    と確認するところから始めてみませんか?

  • 【夜中に断水!子どもが「トイレ」と言ったらどうする?】慌てないための非常用トイレ対策

    【夜中に断水!子どもが「トイレ」と言ったらどうする?】慌てないための非常用トイレ対策

    夜中、家族みんなが寝ているときに突然の断水。

    そんなとき、子どもが起きてきて、

    「ママ、トイレ……」

    と言ったら、どうしますか?

    昼間なら状況を確認したり、防災用品を探したりする余裕があります。

    でも夜中なら、

    • 家の中が暗い
    • 子どもは眠くて機嫌が悪い
    • 突然の断水で状況が分からない
    • トイレを我慢できない

    ということも考えられます。

    私も子どもが2人いるので、
    「夜中に突然トイレが使えなくなったら?」
    と考えると、非常用トイレは押し入れの奥にしまっておくだけでは不十分だと感じます。

    今回は、
    夜中に断水して子どもから「トイレ」と言われたとき、どう行動すればいいのか
    を2児のママ目線で順番にまとめます。

    結論|まず「流す」より非常用トイレを準備

    夜中に突然断水した場合、まず確認したいのは
    水洗トイレを安全に流せる状態なのかということです。

    特に地震など災害に伴う断水では、
    水道だけでなく排水管や下水設備などに問題が起きている可能性もあります。

    ⚠️「お風呂の水を入れれば流せる」とすぐ判断しない

    災害時には排水設備の状態が分からないことがあります。
    自治体・管理会社などの情報を確認し、安全が確認できない場合は携帯トイレ・非常用トイレを使用することも考えましょう。

    そして子どもがすでに「トイレ!」と言っているなら、
    情報収集に時間をかけすぎるわけにもいきません。

    だからこそ、わが家なら
    非常用トイレをすぐ使える状態にしておくことを優先します。

    夜中に「トイレ!」と言われたらどうする?5ステップ

    🚽 夜中の断水・5ステップ

    ① 明かりを確保する
    ↓

    ② 水洗トイレをすぐ流さない
    ↓

    ③ 便器に非常用トイレをセット
    ↓

    ④ 子どもを安心させて排泄させる
    ↓

    ⑤ 使用後は凝固・密閉して一時保管

    ① まず明かりを確保する

    断水だけなら照明が使える場合もありますが、
    地震などでは停電も同時に発生する可能性があります。

    夜中に暗い家の中を歩くと、

    • 家具にぶつかる
    • 床に落ちた物を踏む
    • 割れたガラスなどでケガをする
    • 子どもが怖がる

    といった危険があります。

    まずは懐中電灯やランタンなどで足元とトイレまでの動線を確認しましょう。

    2児ママ目線のポイント

    夜中の防災では「防災用品を持っている」だけでなく、
    暗闇でもすぐ取り出せる場所にあるかが重要です。

    懐中電灯は寝室にも置いておきたい

    玄関の防災リュックに懐中電灯を入れていても、
    真っ暗な状態で玄関まで取りに行くのは大変です。

    わが家なら、

    • 寝室
    • リビング
    • 防災リュック

    など、複数の場所に明かりを準備しておきます。

    茶トラぶろぐでは、単1〜単4形乾電池のどれか1本で使えるタイプのライトについても紹介しています。

    ② 水洗トイレをすぐ流さない

    次に重要なのがここです。

    断水すると、

    「タンクに水が残っているから1回なら流せるかな?」

    「お風呂の残り湯を使えばいいかな?」

    と思うかもしれません。

    しかし地震などの災害では、
    排水設備まで正常とは限りません。


    断水の原因や排水設備の状態が分からない場合は、
    「水がある=流して大丈夫」と考えないことが大切です。

    マンションの場合は管理会社・管理組合からの案内なども確認しましょう。

    ③ 便器に非常用トイレをセットする

    便器自体に破損がなく、安全に使える場合は、
    便器に携帯トイレの袋を取り付けて使用できます。

    製品によって使い方は異なりますが、一般的には、

    便器に袋をセット
    ↓
    排泄
    ↓
    凝固剤などで処理
    ↓
    袋を取り外す
    ↓
    しっかり密閉

    という流れになります。

    実際には自宅で備蓄している商品の説明書に従って使用してください。

    夜中だからこそ非常用トイレを「すぐ取れる場所」に

    ここで2児のママとして一番考えておきたいのが、
    非常用トイレの保管場所です。

    夜中に子どもが、

    「ママ、もう我慢できない!」

    と言っている横で、
    押し入れの段ボールを何箱も開けている余裕はありません。

    そこで、わが家なら備蓄全部を一か所へまとめるのではなく、
    すぐ使う数回分をトイレの近くにも置いておく
    という方法を考えます。

    🚽 トイレの近くに置いておきたいもの

    ✓ 非常用トイレ数回分
    ✓ 凝固剤
    ✓ 汚物袋
    ✓ 防臭袋
    ✓ 使い捨て手袋
    ✓ トイレットペーパー
    ✓ ウェットティッシュなどの衛生用品
    ✓ 小型ライト

    ④ 子どもを安心させてトイレへ

    突然水が出なくなったり、
    いつもと違う袋を便器に取り付けたりすると、
    小さな子どもは不安になるかもしれません。

    まして夜中なら、眠さや暗さも重なります。

    そんなときは、

    「大丈夫だよ。今日はこのトイレを使おうね」

    「ちゃんとトイレできるから我慢しなくていいよ」

    と、できるだけ普段と同じように使わせてあげたいですね。

    そのためにも、
    親が非常用トイレの使い方を事前に知っていることが重要です。

    一度だけでも子どもと「トイレ練習」を

    非常用トイレを100回分持っていたとしても、
    一度も箱を開けたことがなければ、
    夜中の暗い状況で説明書を読みながら準備することになります。

    私はそれよりも、
    平常時に一度だけでも、

    • 袋の取り付け方
    • 凝固剤の使い方
    • 使用後の袋の閉じ方
    • 子どもが座ったときに問題ないか

    を確認しておきたいと思います。

    防災訓練というより「家族で一度使い方を確認する」くらいでOK。

    一度経験しておけば、夜中の断水でも慌てにくくなります。

    ⑤ 使用後の排泄物はどうする?

    無事に子どもがトイレを済ませたら、
    次に考えるのが使用済みの袋です。

    凝固剤などを使用し、
    製品の説明に従って処理したうえで、
    袋をしっかり密閉します。

    必要に応じて防臭袋などを利用し、
    あらかじめ決めておいた場所で一時保管します。

    災害時は普段どおりゴミ収集が行われるとは限らないため、
    自治体などの指示を確認して処分しましょう。

    子どもに「朝まで我慢して」は避けたい

    夜中に断水したとき、

    「朝になったら復旧するかもしれないから、それまで我慢できない?」

    と言いたくなるかもしれません。

    でも、トイレを我慢するために水分まで控えるようになるのは避けたいところです。

    特に子どもは、
    大人と同じように状況を理解して長時間我慢できるとは限りません。


    「トイレが使えないから我慢する」のではなく、
    「水洗トイレが使えなくても排泄できる環境」を作っておく。

    これが、子どものいる家庭では特に大切な備えだと思います。

    非常用トイレは何回分あればいい?

    携帯トイレの必要数を考える際には、
    1人1日5回をひとつの目安として計算できます。

    例えば4人家族なら、


    4人 × 5回 × 7日
    = 140回分

    です。

    つまり100回分を備えていても、
    4人家族なら1日20回として約5日分です。

    「100回もあるから十分」と考えず、
    家族人数から必要量を計算しておきましょう。

    茶トラぶろぐでは100回分の非常用トイレも紹介

    「実際に100回分の非常用トイレはどんなセット?」
    という方は、こちらの記事も参考にしてください。

    凝固剤を多めに備える方法も

    非常用トイレの備蓄数を増やしたい場合、
    凝固剤を多めに備えておくという方法もあります。

    茶トラぶろぐでは、約360回分を目安とした大容量タイプの凝固剤についても紹介しています。

    ただし、凝固剤だけではトイレ対策は完成しません。
    汚物袋や防臭袋などもセットで準備しておきましょう。

    便器が壊れていたらどうする?

    地震によって便器そのものが破損している場合には、
    無理に使用しないことが大切です。

    そのような場合に備えて、
    折りたたみ式などの簡易トイレを用意しておく方法もあります。

    夜中の断水に備えて「寝る前でも取れる場所」に

    今回この記事を書きながら、
    2児のママとして一番大事だと思うのは、
    非常用トイレを持っているかだけではなく、すぐ使えるかということです。

    例えば、

    わが家ならこの3か所を意識

    🔦 寝室 → ライト

    🚽 トイレ付近 → 非常用トイレ数回分+手袋+衛生用品

    📦 防災備蓄場所 → 残りの非常用トイレ・凝固剤・防臭袋

    というように分けておきます。

    これなら夜中に突然断水しても、
    家中の防災用品を探し回らずに済みます。

    家族で決めておきたい「夜中の断水ルール」

    防災用品を買うだけでなく、
    家族で簡単なルールを決めておくと安心です。

    👨‍👩‍👧‍👦 わが家の断水ルール例

    ① 水が出なくても勝手にトイレを流さない

    ② 夜中ならまずライトをつける

    ③ 非常用トイレはトイレ近くの収納から出す

    ④ 子どもにトイレを我慢させない

    ⑤ 使用後の袋は決めた場所へ

    ⑥ 朝になったら断水・排水・ゴミ収集などの情報を確認する

    まとめ|「ママ、トイレ!」にすぐ対応できる備えを

    夜中に断水して、
    子どもから突然「トイレ!」と言われたら、
    その場で初めて対処方法を調べるのは大変です。

    だからこそ平常時に、

    • ライトをすぐ取れる場所に置く
    • 非常用トイレをトイレ付近にも置く
    • 袋の取り付け方を一度確認する
    • 凝固剤の使い方を知っておく
    • 使用後の袋の保管場所を決める
    • 家族人数に必要な回数を備蓄する

    ところまで準備しておきたいですね。


    夜中の断水で大切なのは、
    「水洗トイレをどうやって流す?」だけではありません。

    水が流せなくても、子どもが安心してトイレへ行ける。
    そんな環境を準備しておくことも、大切な防災です。

    今夜寝る前に、一度だけ確認してみてください。

    「非常用トイレ、暗い中でもすぐ取り出せますか?」