【災害時の徒歩帰宅に備える】職場にスニーカーを1足置いておこう|長距離を歩くための防災準備

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大きな地震が起きて電車やバスが止まった時、
「もし歩いて家まで帰ることになったら?」
と考えたことはありますか?

普段の通勤では電車に乗っているので、
職場から自宅まで実際に歩くことを想像する機会はあまりないかもしれません。

でも、大規模な災害では公共交通機関が長時間止まり、
安全が確認されたあとに
徒歩で帰宅することになる可能性
があります。

そんな時に意外と重要なのが、
「靴」
です。


職場に歩きやすいスニーカーを1足置いておく。

たったこれだけでも、災害時に長い距離を歩かなければならなくなった時の備えになります。

2児のママとして考えると、
子どもが学校や保育園で待っている時ほど
「できるだけ早く帰りたい」
と思ってしまうはずです。

だからこそ、慌てて帰るのではなく、
安全が確認されて徒歩帰宅することになった時に、きちんと歩ける準備
を平常時からしておきたいと思います。

災害時の徒歩帰宅に「歩きやすい靴」が大切な理由

内閣府の帰宅困難者対策ガイドラインでも、
徒歩帰宅を想定した備えとして
歩きやすい靴や地図、救急用具などを職場等に常備しておくこと
が紹介されています。

また、過去の帰宅困難者に対する調査でも、
帰宅途中に必要だと感じたものとして
「歩きやすい靴」
が上位に挙げられています。

内閣府の帰宅困難者対策はこちらから確認できます。


▶ 内閣府|帰宅困難者等対策を確認する

普段の靴で何時間も歩けますか?

通勤時の靴を思い浮かべてみてください。

例えば、

  • パンプス
  • ハイヒール
  • 革靴
  • ローファー
  • サンダル

などで通勤している方も多いですよね。

駅まで10分程度歩くなら問題なくても、
数時間・十数kmという長距離を歩く
となると話は変わります。

靴擦れや足の痛みが起きれば、
歩くスピードが落ちるだけでなく、
途中で歩けなくなることも考えられます。


災害時は、普段の通勤とは道路状況も違います。

瓦礫やガラス、段差、通行止めなどが発生している可能性もあるため、「長時間歩きやすい靴」を準備しておくことが大切です。

女性こそ職場にスニーカーを置いておきたい

特にパンプスやヒールで通勤することが多い方には、
職場用の防災スニーカー
を準備しておくのがおすすめです。

2児のママとして考えると、
仕事中に大きな地震が起きたら、
一番最初に考えるのはやはり子どものことだと思います。

「学校まで行きたい」
「自宅まで帰りたい」
と思っても、
足が痛くて歩けなければ移動そのものが難しくなります。

普段から職場のロッカーや机の下などに、
履き慣れたスニーカーを1足
置いておくだけでも備えになります。

男性も革靴のまま長距離歩行は大変

「スニーカーを置いておく」というと、
ヒールを履く女性向けの対策に感じるかもしれません。

でも、男性の革靴も
長距離を何時間も歩くために作られた靴ではありません。

普段は快適でも、
長時間歩けば足裏やかかとが痛くなったり、
靴擦れが起きたりする可能性があります。

家族全員の防災を考えるなら、
パパの職場にも歩きやすい靴を置いておく
ことをおすすめします。

スニーカーは「履き慣れたもの」を選ぼう

防災用だからと新品のスニーカーを箱のまま職場に置くより、
一度履いて、自分の足に合うことを確認したもの
がおすすめです。

新品の靴は、

  • かかとが擦れる
  • サイズが微妙に合わない
  • 長時間履くと痛くなる

といったことがあります。


防災用の靴は「見た目」より「長時間歩けるか」で選ぶ。

普段の休日などに何度か履き、
1時間程度歩いても痛くならないか
確認してから職場へ置いておくと安心です。

古すぎるスニーカーを防災用にするのは注意

「もう普段は履かない古いスニーカーを職場に置こう」
と考える方もいるかもしれません。

もちろん状態が良ければ使えますが、
長期間保管した靴は
靴底や接着部分が劣化している可能性
があります。

いざ履いた時に靴底が剥がれてしまっては困ります。

そのため、
年に1回程度、防災用品の点検と一緒に靴の状態も確認
しておくといいですね。

靴下も一緒に置いておくと便利

意外と忘れやすいのが靴下です。

例えば夏場にストッキングや短い靴下で出勤していた場合、
長時間スニーカーで歩くと靴擦れしやすくなることがあります。

職場のスニーカーと一緒に、

  • 厚手の靴下
  • 替えの靴下

を1~2足置いておくのもおすすめです。


スニーカー+靴下をセットで保管

防災用品として袋にまとめておけば、いざという時に探す必要もありません。

雨の日に備えてレインコートも一緒に

災害が晴れた日に起きるとは限りません。

雨の中を徒歩で移動する可能性もあります。

傘は片手がふさがりやすいため、
防災用としては
両手を使えるレインコートやポンチョ
も準備しておくと便利です。

職場の防災セットとして、

  • スニーカー
  • 靴下
  • レインコート

をまとめておくのもいいですね。

スニーカーと一緒に職場へ置いておきたいもの

徒歩帰宅を想定するなら、靴だけではなく
数時間歩く可能性
を考えて備えたいところです。

職場に置いておきたい防災用品

  • 歩きやすいスニーカー
  • 替えの靴下
  • 飲料水
  • 非常食
  • モバイルバッテリー
  • 小型ライト
  • 携帯トイレ
  • レインコート
  • マスク
  • 救急用品
  • 常備薬
  • 現金
  • 紙の地図

スマホだけではなく「紙の地図」もあると安心

普段ならスマートフォンの地図アプリで簡単に自宅まで案内してもらえます。

しかし災害時には、

  • スマホのバッテリーが切れる
  • 通信しにくくなる
  • 普段の道路が通れない

可能性があります。

内閣府のガイドラインでも、
徒歩帰宅を想定した備えとして
日常行動範囲の地図
が挙げられています。

職場から自宅までのおおまかなルートが分かる地図を、
スニーカーと一緒に保管しておくのもおすすめです。

一度「職場から自宅まで何kmあるか」確認してみよう

電車通勤をしていると、
職場と自宅の実際の距離
を知らない方も多いのではないでしょうか。

Googleマップなどで一度、
徒歩の場合の距離を確認してみるだけでも防災になります。

例えば、

  • 何kmあるのか
  • 大きな川を渡るのか
  • 橋はいくつあるのか
  • 途中に避難場所はあるのか
  • 徒歩だと通常何時間かかるのか

などを平常時に確認しておきましょう。

ただし、実際の災害時は通行止めや火災などにより、
普段のルートを通れるとは限りません。

重要|スニーカーがあっても災害直後にすぐ帰らない

ここは今回の記事で一番大切なポイントです。


「歩きやすい靴がある=すぐ歩いて帰る」ではありません。

大規模地震の直後は、
多くの人が一斉に帰宅すると道路や駅周辺が混雑し、
救急・消防などの活動に影響する可能性があります。

東京都では、
一斉帰宅を抑制し、安全な場所で待機すること
を呼びかけています。


▶ 東京都|帰宅困難者対策を確認する

まずは職場など安全な場所にとどまり、

  • 火災の状況
  • 道路の被害
  • 余震
  • 交通機関の状況
  • 自治体からの情報

などを確認しましょう。


スニーカーは「すぐ帰るため」ではなく、「安全が確認されて帰宅する時のため」の備えです。

茶トラぶろぐ関連記事|災害直後は無理に帰宅しない

茶トラぶろぐでは、
大地震で交通機関が止まった時に、無理に帰宅せずその場にとどまる重要性
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子どもと離れて被災した時の集合場所も決めておこう

2児のママとして考えると、
職場から帰れない時に一番気になるのは
「子どもは大丈夫かな?」
ということです。

だからこそ、靴や防災用品だけではなく、
家族が離れ離れになった時のルール
も平常時に決めておくことが大切です。

茶トラぶろぐでは、
集合場所について
「場所+具体的な目印+時間」
まで決めておく方法も紹介しています。

▼家族の待ち合わせルールはこちら


【災害で子どもと離れ離れになったら】家族の集合場所は「場所+目印+時間」まで決めよう

同じ避難場所へ向かっても、到着する時間が違えば会えない可能性があります。集合場所の具体的な目印と、確認する時間まで家族で決めておく考え方を紹介しています。

子どもが学校にいるなら無理に迎えに行かない判断も

災害時に子どもが学校や保育園にいる場合、
「今すぐ迎えに行かなきゃ」
と思ってしまうかもしれません。

でも、学校や園で安全に保護されているのであれば、
親が危険な道路を無理に歩いて迎えに行くことで
かえって家族全体のリスクを高める
可能性があります。

平常時に、

  • 学校・園の災害時の対応
  • 子どもの引き渡しルール
  • 誰がお迎えに行けるか
  • 迎えが遅れた場合の対応

を確認しておきましょう。

スニーカーを置く場所は「すぐ取り出せるところ」に

せっかく職場に置いていても、
災害時に取り出せなければ意味がありません。

おすすめなのは、

  • 自分のロッカー
  • 机の下
  • デスク横の収納

など、自分ですぐ取り出せる場所です。

倉庫の奥など、
災害時に入れなくなる可能性がある場所
だけに保管するのは避けたいところです。

年に1回「職場防災セット」を見直そう

一度置いたら終わりではなく、
年に1回程度は中身を確認しましょう。

職場防災セットの点検項目

  • スニーカーの靴底は劣化していない?
  • 靴のサイズは問題ない?
  • 靴下は入っている?
  • 飲料水の期限は大丈夫?
  • 非常食の期限は大丈夫?
  • モバイルバッテリーは充電されている?
  • 常備薬は古くなっていない?
  • 地図・家族の連絡先は最新?

まとめ|職場に「歩いて帰れる靴」を1足置いておこう

災害時の備えというと、
水や非常食、モバイルバッテリーなどを思い浮かべます。

でも、公共交通機関が止まり、
最終的に徒歩で帰宅することになった時には、
「何を履いているか」も重要な防災対策
になります。


職場にスニーカーを1足。

小さな備えですが、長距離を歩かなければならなくなった時には大きな違いになります。

特に、

  • パンプスで通勤している
  • ヒールを履くことが多い
  • 革靴で通勤している
  • 職場から自宅まで距離がある

という方は、一度考えてみてください。

そしてもう一度、大切なことを。


災害が起きたからといって、すぐ歩いて帰宅する必要はありません。

まずは安全な場所で待機し、
周囲の被害や行政からの情報を確認する。

そして、
安全に移動できる状況になってから徒歩帰宅を考える。

スニーカーは、その時のために準備しておくものです。

2児のママとしては、
子どものところへ帰るためにも、
まず自分がケガをせず、安全に帰れる準備をしておくこと
が大切だと思います。

明日職場へ行ったら、
「この靴で家まで歩けるかな?」
と一度、自分の足元を見てみてはいかがでしょうか。

※本記事は一般的な防災情報をまとめたものです。実際の災害時には、自治体・警察・消防・勤務先などからの最新情報や指示を確認し、安全を最優先に行動してください。

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