夜のうちに台風が通り過ぎ、翌朝カーテンを開けると青空。
「もう台風は行ったみたい」
「今日は普通に外へ出ても大丈夫かな?」
子どもがいる家庭では、学校や保育園への送迎、買い物、仕事などもあるので、
台風が過ぎたらいつもの生活に戻りたくなりますよね。
でも、2児のママとして覚えておきたいのが、
「台風が過ぎた=外がすべて安全になった」ではない
ということです。
雨が止んでいても、川や用水路の増水、冠水した道路、倒木、飛来物、切れた電線など、
台風の翌朝だからこそ注意したい危険があります。
この記事では、台風が過ぎた翌朝に
子どもと外出するときに「やってはいけないこと」を、
2児のママ目線で10個まとめます。
「雨が止んだ」ことと「災害の危険がなくなった」ことは同じではありません。
台風の翌朝は、外へ出る前に最新の気象情報・避難情報・河川情報・交通情報などを確認しましょう。
台風が過ぎた翌朝にやってはいけないこと10選
❌ ① 川の様子を見に行く
❌ ② 用水路・側溝へ近づく
❌ ③ 冠水した道路を歩く
❌ ④ 水たまりだからと子どもを遊ばせる
❌ ⑤ 倒れた電柱・切れた電線へ近づく
❌ ⑥ 倒木や折れた枝の近くで遊ばせる
❌ ⑦ 落ちている物を子どもに触らせる
❌ ⑧ 崖・斜面の近くへ行く
❌ ⑨ 交通情報を確認せず出発する
❌ ⑩ 晴れたからとすぐ普段どおりに行動する
① 川の様子を見に行かない
台風の翌朝に特に避けたいのが、
川の様子を直接見に行くことです。
自宅周辺では雨が止んでいても、
上流で降った大量の雨が時間をかけて流れてくることがあります。
そのため、
「晴れているから川も落ち着いただろう」
と考えるのは危険です。
川の水位や状況が気になる場合は、
自分で見に行くのではなく、自治体や河川情報などを利用して確認しましょう。
子どもにとって、増水した川は普段とは違って見えるので、
「見てみたい」と興味を持つこともあるかもしれません。
でも台風の翌朝は、
「川を見に行くお散歩」はしないと家族のルールにしておきたいですね。
② 用水路・側溝へ近づかない
川だけでなく、
用水路や道路脇の側溝にも注意が必要です。
普段は水が少ない用水路でも、
大雨の後には水量が増えている場合があります。
さらに濁った水では、
どこまでが道路で、どこからが水路なのか分かりにくくなることもあります。
子どもとの登園・登校や散歩では、
普段使っている道だからと安心せず、
用水路や側溝から距離を取って歩くことを意識しましょう。
③ 冠水した道路を歩かない
台風翌朝、道路に水が残っていることがあります。
「足首くらいなら歩けそう」
と思っても、安易に入らないようにしましょう。
濁った水の下には、
- 側溝
- 段差
- 穴
- マンホール
- ガラスなどの危険物
- 流されてきた物
などが隠れている可能性があります。
冠水している道路は、
見た目だけで安全かどうか判断しないようにしましょう。
大雨が弱まった後の帰宅時に注意したいポイントについては、
こちらの記事でも詳しく紹介しています。
▶
【大雨が弱まった夕方】もう帰って大丈夫?退勤・下校時に気をつけること10選
④ 大きな水たまりで子どもを遊ばせない
雨上がりの大きな水たまりを見ると、
子どもは入りたくなることがありますよね。
長靴を履いていると、
なおさら「入ってみたい!」となるかもしれません。
でも台風直後の水たまりは、
普段の雨の日とは少し違って考えたいところです。
道路の破損や段差、ガラス片などが水の中に隠れている可能性もあります。
台風翌朝は、大きな水たまりを遊び場にしない
よう子どもにも伝えておきましょう。
⑤ 倒れた電柱・切れた電線に近づかない
強風によって電柱や電線などが被害を受けることがあります。
地面に電線のようなものが落ちていたら、
絶対に近づかないことが重要です。
子どもには、
「落ちている線には触らない」
「近づかず、大人に教える」
というルールを伝えておきましょう。
危険な状況を見つけた場合は、自分で動かしたり確認したりせず、
安全な場所から電力会社や関係機関へ連絡します。
⑥ 倒木・折れた枝の近くで遊ばせない
台風の強風によって、
木が倒れたり大きな枝が折れたりすることがあります。
一見すると倒れていない木でも、
枝が途中で折れて引っかかっている可能性もあります。
そのため台風翌朝は、
大きな木の真下や折れた枝の周辺を避けるようにしましょう。
公園も同じです。
いつもの公園だからとすぐ遊ばせず、
安全が確認されているか周囲をよく確認します。
⑦ 落ちている物を子どもに触らせない
台風翌朝の道路には、
普段見かけない物が落ちていることがあります。
例えば、
- 割れた傘
- 看板の一部
- トタンや金属片
- 割れたガラス
- 木の枝
- 壊れた植木鉢
- どこかから飛んできたゴミ
などです。
子どもにとっては、
「これ何だろう?」
と興味を引かれる物かもしれません。
でも鋭い部分があったり、汚れていたりする可能性があります。
「台風の後に落ちている物は、勝手に触らない」
見つけたら大人へ教えるよう、普段から話しておくと安心です。
⑧ 崖・斜面の近くへ不用意に近づかない
台風によって大量の雨が降った地域では、
雨が止んだ後も土砂災害に注意が必要な場合があります。
特に、
- 崖の近く
- 急な斜面
- 山沿いの道路
- 土砂災害警戒区域
などを通る場合は、最新の防災情報を確認しましょう。
異変を感じた場所へ
「ちょっと見に行ってみよう」と近づくのは避けます。
⑨ 電車・道路情報を確認せず出発しない
空が晴れていると、
「今日は普通に学校へ行けそう」
「いつもどおり仕事へ行けそう」
と思いますよね。
しかし台風が通過した後でも、
- 電車の運転見合わせ
- 速度規制
- 道路の通行止め
- 冠水
- 倒木
- 信号機の停電
などが残っている可能性があります。
家を出る前に交通機関・学校・保育園・勤務先などの情報を確認
しておきましょう。
「いつもの時間だから出発する」ではなく、
安全に移動できる状況かを確認してから判断します。
⑩ 晴れたからとすぐ普段どおりに戻さない
台風一過の朝は、
驚くほど晴れることがあります。
青空を見ると、
「もう大丈夫!」
という気持ちになりやすいですよね。
でも、
天気が回復したことと、道路・川・斜面などが安全になったことは別
です。
外出前にまず情報を確認する。
これを台風翌朝の習慣にしたいですね。
子どもだけで外へ遊びに行かせるのは少し待つ
学校がお休みになったり、台風一過で晴れたりすると、
子どもから
「公園に行っていい?」
「友達と遊んでくる!」
と言われることもあると思います。
そんなときは、
大人が周辺の安全を確認する前に子どもだけで外へ出さない
ようにしたいところです。
特に、
- 川
- 用水路
- 公園
- 大きな木がある場所
- 冠水した道路
- 崖や斜面
の近くへ行く可能性がないか確認しましょう。
通学路・保育園までの道もいつもと同じとは限らない
子育て家庭で特に確認したいのが、
通学路や保育園までの道です。
普段は安全な道でも、台風後には、
- 枝が落ちている
- 道路に水が残っている
- 側溝が見えにくくなっている
- 工事用の物が倒れている
- 信号機が正常に動いていない
など、いつもと違う状況になっている可能性があります。
学校や保育園、自治体から連絡が出ていないか確認し、
必要なら安全な別ルートを検討しましょう。
車で送迎するときも冠水道路へ入らない
「歩くのが危ないなら、車で送ればいい」
と思うこともありますよね。
でも、車なら冠水した道路を安全に通れるとは限りません。
水深が分からない場所へ無理に進入せず、
通行止めや冠水情報を確認しましょう。
少し遠回りになっても、
安全が確認できる道を選ぶことを優先します。
自宅のベランダ・庭を戻すのも急がない
台風前に物干し竿や植木鉢、子どものおもちゃなどを室内へ片付けていた場合、
翌朝すぐ元へ戻したくなるかもしれません。
でも、まだ風が強い場合があります。
最新の気象情報を確認して、
安全になってから元へ戻すようにしましょう。
台風前にベランダを片付けるポイントについては、
茶トラぶろぐの台風対策記事も参考にしてください。
「雨が止んだ後」に残る危険を家族で話しておこう
子どもには、
「危ないからダメ!」
だけでは伝わりにくいことがあります。
そこで、
① 雨が止んでも川を見に行かない
② 用水路・側溝へ近づかない
③ 水がたまっている道路へ入らない
④ 台風後に落ちている物へ触らない
⑤ 外へ遊びに行く前にパパ・ママへ確認する
と、具体的に決めておくと子どもにも伝わりやすくなります。
台風翌朝、外出前に5分で確認したいチェックリスト
□ 警報・注意報など最新の気象情報を確認した
□ 避難情報を確認した
□ 川の水位情報を確認した
□ 土砂災害情報を確認した
□ 道路の冠水・通行止めを確認した
□ 電車・バスの運行情報を確認した
□ 学校・保育園からの連絡を確認した
□ 通学路・送迎ルートに危険がないか確認した
□ 子どもだけで危険な場所へ行かないよう話した
□ 外出を延期できないかも含めて判断した
台風が来る前の準備も大切
台風翌朝の安全を考えるうえでも、
やはり大切なのは台風が来る前の準備です。
飲料水や食料だけでなく、
避難場所・ハザードマップ・通学路・車の駐車場所などを事前に確認しておくと、
台風後の判断もしやすくなります。
▶
【台風接近前にやることリスト】子どもがいる家庭の備え・買い物チェックリスト
台風が過ぎた翌朝こそ「自分で見に行かない」
台風の夜は家の中にいたので、
翌朝になると外の様子が気になりますよね。
「近所の川、大丈夫だったかな?」
「道路はどのくらい水が出たのかな?」
私も気になると思います。
でも確認するためだけに危険な場所へ行く必要はありません。
川の水位・道路・避難情報などは、できる限り公式情報で確認する。
この習慣を家族で持っておくことも、大切な防災対策です。
まとめ|台風が過ぎた翌朝も「もう大丈夫」と決めつけない
台風が過ぎて雨が止み、青空が見えると、
いつもの生活へ戻りたくなります。
でも台風翌朝には、
- 増水した川・用水路
- 冠水した道路
- 倒木・折れた枝
- 切れた電線
- 飛来物
- 土砂災害
- 交通機関の乱れ
などの危険が残っている可能性があります。
子どもは雨が止んで晴れてくると、
「もう外に行っていいよね!」と思いやすいですよね。
でも台風後は、
空ではなく「足元と周囲」に危険が残っている
ことがあります。
私なら翌朝は、まずスマホで情報を確認。
川・道路・学校や保育園・交通機関の状況を確認してから、
子どもと外へ出るか判断します。
雨が止んだ。
台風が過ぎた。
だからすぐ安全。
とは決めつけないこと。
台風の翌朝までを「台風対策」と考えて、
家族みんなで安全を確認してから日常生活へ戻りたいですね。
茶トラぶろぐでは、台風・大雨・停電・断水など、
子どもがいる家庭で実践しやすい防災対策を紹介しています。

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