【台風で停電したら冷蔵庫は何時間もつ?】開けない方がいい理由と食品を守る停電対策|2児ママの防災準備

執筆者:

カテゴリ:

台風で停電したとき、
子どもがいる家庭で心配になるのが冷蔵庫の中の食品です。

「停電したら冷蔵庫は何時間くらいもつの?」
「牛乳やお肉は大丈夫?」
「冷えているか確認するために開けてもいい?」
「冷凍庫のアイスや冷凍食品はどうする?」

2児のママとして考えても、
冷蔵庫には子どもの牛乳やヨーグルト、
作り置きのおかず、肉や魚など、
傷んだら困るものがたくさん入っています。

だから停電すると、
つい冷蔵庫を開けて
「まだ冷たいかな?」
と確認したくなりますよね。

でも実は、
停電中こそ冷蔵庫・冷凍庫をなるべく開けないことが大切です。

今回は、
台風で停電したら冷蔵庫は何時間くらいもつのか、なぜ開けない方がいいのか、停電前・停電中・復旧後にできる食品対策を、
2児ママ目線でまとめます。

💡 先に結論|停電したら冷蔵庫をなるべく開けない!

農林水産省によると、
停電時に扉を開けない場合、低温を保てる時間の目安は、


冷蔵庫:約4時間
冷凍庫:約1~2日

とされています。

ただし、これはあくまで目安です。

・室温
・季節
・冷蔵庫・冷凍庫の状態
・中に入っている食品の量
・扉を開けた回数

などによって変わります。

「4時間なら絶対大丈夫」という意味ではありません。

停電したら、
まず冷蔵庫・冷凍庫の扉をなるべく開けないことを覚えておきましょう。

台風で停電したら冷蔵庫は何時間もつ?

一番気になるのが、

「結局、何時間なら大丈夫なの?」

ということですよね。

農林水産省は、
扉を開けない場合に低温を保持できる時間について、
冷蔵庫は約4時間、冷凍庫は約1~2日を目安として紹介しています。

ただし、
この数字だけを見て、

「停電から3時間59分なら全部食べられる!」

という判断をするのは避けましょう。

冷蔵庫の機種や庫内の状態、
室温などによって温度の上がり方は違います。


時間は「安全を保証する数字」ではなく、判断するときの目安の一つとして考えることが大切です。

なぜ停電したら冷蔵庫を開けない方がいいの?

理由はとてもシンプルです。

停電すると冷蔵庫は新しく冷気を作り続けることができません。

それでも停電直後は、
庫内や食品そのものが冷えているため、
すぐに室温と同じになるわけではありません。

ところが扉を開けると、
庫内の冷たい空気と外の暖かい空気が入れ替わり、庫内温度が上がりやすくなります。

そして停電中は、
上がった温度を冷蔵庫が再び下げることができません。

⚠️ 停電したらやりがちなこと

「まだ冷たいかな?」→ 冷蔵庫を開ける

「牛乳は大丈夫かな?」→ また開ける

「冷凍食品は?」→ 冷凍庫も開ける

「子どものジュースを取ろう」→ また開ける


確認のために何度も開けるほど、せっかく残っている冷気を逃がしてしまいます。

停電したら、
「確認するために開けない」
を家族のルールにしておくと分かりやすいです。

冷蔵庫と冷凍庫では「もつ時間」が違う

冷蔵庫と冷凍庫は分けて考えましょう。

冷蔵庫|目安は約4時間

冷蔵室には、

  • 牛乳
  • ヨーグルト
  • 惣菜
  • 作り置き
  • 残った料理

など、
温度管理が重要な食品が多く入っています。

停電が長時間続いた場合は、
肉・魚・惣菜など傷みやすい食品には特に注意します。

冷凍庫|目安は約1~2日

冷凍庫は、
扉を閉めたままにしておけば、
冷蔵庫より長く低温を保てる可能性があります。

さらに、
凍っている食品そのものが保冷剤のような役割をして、
お互いを冷やす効果も期待できます。

そのため、
停電中は冷凍庫もむやみに開けないことが重要です。

冷凍庫はある程度入っている方が停電に強い

普段の冷蔵庫では、
食品を詰め込みすぎると冷気が循環しにくくなります。

一方、
冷凍庫では凍った食品そのものが保冷剤のような役割をします。

農林水産省も、
冷凍室は凍結した食品を詰めることで、お互いを冷やすことができると紹介しています。

そこで、
台風の接近が事前に分かっている場合は、
冷凍庫に余裕があるなら
保冷剤をあらかじめ凍らせておくのも一つの備えです。

台風前に保冷剤を凍らせておこう

ケーキや冷凍食品などを買ったときにもらった保冷剤を、
自宅に保管している家庭も多いと思います。

台風予報が出たら、
まだ電気が使えるうちに冷凍庫へ入れて、
しっかり凍らせておきましょう。

停電が長引いた場合には、
クーラーボックスなどと組み合わせて食品の低温維持に使える場合があります。

ただし、
停電が始まってから何度も冷凍庫を開け、保冷剤を出し入れするのは逆効果になることもあります。

「何を冷蔵庫に残すか」
「何をクーラーボックスへ移すか」
は状況を見ながら判断しましょう。

台風前にペットボトルを凍らせるなら注意点も

停電対策として、
水を凍らせて保冷に利用する家庭もあります。

ただし、
液体は凍ると膨張します。

容器いっぱいに水を入れて凍らせるなど、
破損につながる使い方は避け、
容器の表示や注意事項を確認してください。

無理に自作するより、
市販の保冷剤を活用する方が分かりやすい場合もあります。

停電したら「子どもにも冷蔵庫を開けない」と伝える

大人が気をつけていても、
子どもがいつものように冷蔵庫を開けてしまうことがあります。

特に暑い時期なら、

「ジュース飲みたい!」
「アイス食べたい!」
「ヨーグルト取っていい?」

となりますよね。

停電したら、
子どもにも分かりやすく、

「今は冷蔵庫がお休みしているから、なるべく開けないでおこうね」

と伝えておくのがおすすめです。

👩 2児ママの工夫

わが家なら、
台風が来る前に子どもが飲みそうな常温保存できる飲み物や、
食べられるおやつを別に準備しておきます。

そうすれば停電中に、

「お茶取るね!」
「ジュースどこ?」

と冷蔵庫を何度も開けなくて済みます。


停電中に冷蔵庫を開けない工夫は、停電する前から始められます。

停電したら先に食べた方がいい食品は?

停電が長引きそうだからといって、
すぐに冷蔵庫の食品を全部出す必要はありません。

まずは扉を閉めて冷気を保ちます。

停電が長時間続き、
食品の安全な温度を保てなくなった可能性がある場合には、
傷みやすい食品に注意します。

特に、

  • 牛乳などの乳製品
  • 惣菜
  • 作り置き料理
  • 食べ残し

などは慎重に判断しましょう。

「もったいないから子どもに食べさせよう」という判断はしないこと。

災害時に食中毒になると、
病院への移動なども普段より難しくなる可能性があります。

「においを嗅げば分かる」は危険

停電復旧後、

「臭くないから食べられるよね?」

と思うかもしれません。

しかし、
食品の安全性を見た目やにおいだけで判断できるとは限りません。

さらに、


「ちょっと味見して確かめよう」は避けましょう。

少しでも安全性に不安がある食品は、
無理に食べないことが大切です。

冷凍食品が溶けたら再冷凍していい?

停電後に冷凍庫を確認すると、
冷凍食品が柔らかくなっていることがあります。

農林水産省は、
完全に溶けた冷凍食品を再び凍らせることは避けるよう案内しています。

また、
保存に必要な温度を保てなかった食品については、
無理に食べず処分することも必要です。

「もう一度凍らせれば元通り」ではありません。

停電復旧後、すぐ冷蔵庫を開けてもいい?

電気が戻ると、

「よかった!全部大丈夫!」

と思いますよね。

でも、
電気が復旧したことと、中の食品が安全であることは別問題です。

長時間停電していた場合は、
食品の状態や保存温度などを確認し、
安全性に不安があるものは食べないようにしましょう。

また、
冷蔵庫が正常に動いているかも確認します。

停電前に冷蔵庫の温度を下げておくべき?

台風が来るからといって、
取扱説明書に反する極端な設定をする必要はありません。

まずは普段から、
自宅の冷蔵庫が適切な温度で運転されているかを確認しておきましょう。

農林水産省では、
目安として冷蔵庫は4℃前後、
冷凍室は-18℃以下が適温と紹介しています。

設定方法は機種によって異なるため、
自宅の冷蔵庫の取扱説明書を確認してください。

冷蔵庫に温度計を入れておくのも一つの方法

停電後に、

「中は何度くらいになっていたんだろう?」

と困ることがあります。

そこで、
冷蔵庫・冷凍庫用の温度計を平常時から使っておくのも一つの方法です。

ただし、
確認するために停電中何度もドアを開けてしまっては意味がありません。

温度確認のために頻繁に開閉しないことを優先しましょう。

台風前に冷蔵庫へ買い込みすぎない

台風が来ると聞くと、

「食料をいっぱい買っておかなきゃ!」

と思いますよね。

でも、
停電の可能性があるときに
要冷蔵食品だけを大量に買うのは考えものです。

停電が長引けば、
せっかく買った食品を処分することになるかもしれません。

そこで台風前は、

  • 常温保存できる食品
  • そのまま食べられる食品
  • 普段から食べ慣れている非常食
  • 子どもが食べられる食品

も組み合わせて準備しましょう。

停電時は「冷蔵庫を使わなくても食べられる物」が役立つ

停電すると、
冷蔵庫だけでなく電子レンジやIH調理器なども使えなくなる可能性があります。

だからこそ、

「冷やさなくても保存できて、加熱しなくても食べられる物」

を少し備えておくと安心です。

例えば、

  • 缶詰
  • レトルト食品
  • 保存パン
  • 子どもが食べ慣れているお菓子
  • 常温保存可能な飲料

など、
家族が普段から食べられる物を中心に考えます。

赤ちゃんがいる家庭はミルク・離乳食も別に考える

赤ちゃんがいる家庭では、
大人の食品とは別に備えを考える必要があります。

特に停電時は、
冷蔵庫に保存している物だけに頼らず、
赤ちゃんが普段から食べられる常温保存可能な食品も確認しておくと安心です。

茶トラぶろぐでは、
災害時の赤ちゃんの備えとして
明治ほほえみ らくらくミルクも紹介しています。


【赤ちゃんの防災に】明治ほほえみ らくらくミルクをチェック

赤ちゃん用品は災害時に急に別の物へ変更するのが難しいこともあります。

台風が来る前に、いつものミルク・離乳食・おむつなどを確認しておきましょう。

冷蔵庫以外の停電対策も一緒に確認しよう

台風による停電では、
困るのは冷蔵庫だけではありません。

夜なら照明が消え、
スマホも充電できなくなります。

そこで台風前には、

  • スマートフォンを充電する
  • モバイルバッテリーを充電する
  • 懐中電灯・ランタンを準備する
  • 乾電池を確認する
  • 飲料水を確認する
  • 非常用トイレを確認する

なども一緒に済ませておきましょう。

冷蔵庫だけを守るのではなく、「電気がなくても家族で生活できるか」を考えることが大切です。

台風前の準備はこちらもチェック

茶トラぶろぐでは、
子どもがいる家庭向けに
台風が近づく前にやっておきたいことをまとめています。


【台風接近前にやることリスト】子どもがいる家庭の備え・買い物チェックリスト

台風の進路が分かっているなら、
停電する前に
充電・保冷剤・食料・飲料水・ライトなどをまとめて確認しておきましょう。

停電した夜、子どもが怖がる場合の準備も

大人にとっては
「冷蔵庫の中身」が心配でも、
子どもにとって一番怖いのは
突然部屋が真っ暗になることかもしれません。

台風による停電に備えて、
子どもが過ごす部屋には安全に使えるライトを準備し、
家族が一緒に過ごせる場所を考えておきましょう。

冷蔵庫を守ることも大切ですが、
停電したときに子どもが安心して過ごせる準備も忘れないようにしたいですね。

停電が長引いたら「冷蔵庫を守る」より食品安全を優先

せっかく買った肉や魚、
作り置きのおかずを捨てるのは本当にもったいないですよね。

私も、

「これくらいなら大丈夫じゃない?」

と思ってしまう気持ちは分かります。

でも災害時は、
ただでさえ普段と違う生活になります。

そんなときに家族が食中毒になれば、
さらに大変です。


「もったいない」より「家族の安全」を優先。

安全性に不安のある食品を無理に食べないことも、
大切な防災対策です。

台風で停電したときの冷蔵庫チェックリスト

🧊 台風前にチェック!

□ 冷蔵庫・冷凍庫の中身を確認した
□ 傷みやすい食品を買い込みすぎていない
□ 保冷剤を凍らせた
□ クーラーボックスの場所を確認した
□ 常温保存できる食品を準備した
□ 加熱なしで食べられる食品を準備した
□ 子ども用のおやつ・飲み物を確認した
□ 赤ちゃんのミルク・離乳食を確認した
□ スマホを充電した
□ モバイルバッテリーを充電した
□ ライト・乾電池を確認した
□ 家族に「停電中は冷蔵庫をなるべく開けない」と伝えた

停電中の冷蔵庫でやってはいけないこと

⚠️ これは避けよう

❌ 冷えているか確認するため何度も扉を開ける
❌ 子どもが自由に冷蔵庫を開け閉めする
❌ 「4時間以内なら絶対安全」と決めつける
❌ 停電が長時間続いた食品をにおいだけで判断する
❌ 安全確認のために食品を味見する
❌ 完全に溶けた冷凍食品をそのまま再冷凍する
❌ 傷んだ可能性のある食品を「もったいない」と子どもに食べさせる
❌ 冷蔵庫を使う食品だけを台風前に大量購入する

停電した瞬間にやることは「まず開けない」

突然電気が消えると、

「冷蔵庫どうしよう!」

と焦りますよね。

でも停電直後に、
慌てて冷蔵庫の中身を全部出す必要はありません。

まずは、


冷蔵庫・冷凍庫を閉めたままにする。

そして、
停電情報や台風情報を確認しながら、
長期化する可能性を考えます。

これなら、
突然の停電でもすぐに実践できます。

まとめ|停電したら冷蔵庫は「開けない」が基本

台風で停電すると、
冷蔵庫の中の食品が心配になります。

扉を開けない場合の低温保持時間の目安は、

冷蔵庫:約4時間
冷凍庫:約1~2日

とされています。

ただし、
実際の時間は気温・食品量・冷蔵庫の状態などによって変わります。

だからこそ、


停電したら、まず冷蔵庫・冷凍庫をなるべく開けない。

これを覚えておきましょう。

そして台風が来る前に、

  • 保冷剤を凍らせる
  • 常温保存できる食品を用意する
  • 子どもの飲み物・おやつを別に準備する
  • 傷みやすい食品を買い込みすぎない
  • クーラーボックスを確認する

などを済ませておけば、
停電したときにも落ち着いて対応しやすくなります。

👩 2児ママからひとこと

停電すると、
私はたぶん最初に

「冷蔵庫、大丈夫かな?」

と気になってしまいます。

子どもの牛乳もある。
ヨーグルトもある。
夕食用のお肉もある。
冷凍庫にはアイスもある。

だからこそ、
つい扉を開けて確認したくなるんですよね。

でも、
停電中は「確認しないこと」が食品を守ることにつながります。

わが家なら台風が来る前に、
保冷剤を凍らせて、
常温で飲める飲み物と子どものおやつを準備。

そして家族みんなに、


「停電したら冷蔵庫は開けないよ!」

と伝えておきたいと思います。

難しい防災対策ではありません。

「開けない」というだけでも、停電時にできる大切な冷蔵庫対策。

台風予報が出たら、
冷蔵庫の中身と保冷剤を一度チェックしておきたいですね。

茶トラぶろぐでは、
台風・停電・断水など、
子どもがいる家庭で実践しやすい防災対策を紹介しています。


茶トラぶろぐの防災記事をもっと見る

コメント

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA