台風が過ぎて雨や風が落ち着くと、
「ベランダを元に戻そう」
「庭に飛んできた物を片付けよう」
「子どもも外に出して大丈夫かな?」
と思いますよね。
子どもが2人いるわが家でも、台風のために家の中へ入れた物を戻したり、
庭や家の周りを片付けたりするとなると、子どもも一緒に外へ出たがると思います。
でも、台風後の屋外には普段とは違う危険が残っていることがあります。
特に注意したいのが、飛散物・割れたガラス・倒木・切れた電線・冠水した場所などです。
「台風が通り過ぎたから、もう安全」とは限りません。
この記事では、台風後の片付けで子どもを外へ出しても大丈夫なのか、
片付けを始める前に確認したい危険を2児のママ目線でまとめます。
台風が過ぎても、すぐに子どもと一緒に外へ出るのではなく、
最初に大人が安全な場所から周囲の状況を確認しましょう。
切れた電線や倒れた電柱など明らかな危険がある場合は、
近づかない・触らない・子どもを近づけない
ことが大切です。
台風後の片付けにはどんな危険がある?
台風が通過した後の庭や道路には、
普段ならない物が落ちていることがあります。
例えば、
- 折れた木の枝
- 植木鉢の破片
- 割れたガラス
- トタン板
- 看板の破片
- 傘
- 釘や金属片
- 壊れたプラスチック製品
- 飛ばされてきたゴミ
などです。
さらに、電線や電柱、太陽光発電設備などが損傷している可能性もあります。
見た目では危険性が分からない物もあるので、
子どもに「落ちている物を拾わない」と伝えておくことも大切です。
台風後に注意したい危険10選
❌ ① 切れた電線・倒れた電柱
❌ ② 割れたガラス・金属片
❌ ③ 飛ばされてきた物
❌ ④ 倒木・折れた枝
❌ ⑤ 冠水した道路・庭
❌ ⑥ 用水路・側溝
❌ ⑦ 壊れた屋根・看板・フェンス
❌ ⑧ 損傷した太陽光パネルなどの設備
❌ ⑨ 不安定になった植木鉢・物置など
❌ ⑩ まだ続いている強風
① 切れた電線・倒れた電柱には絶対に近づかない
台風後に最も気をつけたいものの一つが、
切れた電線や倒れた電柱です。
「電線が地面に落ちているから、電気は流れていないだろう」
と自己判断するのは危険です。
経済産業省も、災害によって切れた電線や倒れた電柱は
感電のおそれがあるため、
近づいたり触れたりせず、電力会社へ連絡するよう注意を呼びかけています。
・近づかない
・触らない
・子どもを近づけない
・自分で移動させない
・安全な場所から電力会社などへ連絡する
子どもにも、
「道路に線みたいなものが落ちていても、絶対に触らないでね」
と具体的に伝えておきたいですね。
② 割れたガラス・金属片を素手で拾わない
強風で窓や植木鉢、看板などが壊れると、
細かな破片が庭や道路に散らばっている可能性があります。
特にガラス片は小さいと見つけにくく、
子どもが踏んだり触ったりする危険があります。
裸足やサンダルで外へ出ないようにし、
片付ける大人も肌の露出を減らし、作業に適した靴や手袋を使いましょう。
小さな子どもにガラスや金属片の回収を手伝わせるのは避けます。
③ 飛ばされてきた物を子どもに触らせない
台風後には、
「これ、どこから飛んできたんだろう?」
という物が庭や道路に落ちていることがあります。
子どもは珍しい物を見つけると、
つい拾ってしまいますよね。
でも、
- 尖った部分がある
- 割れている
- 釘が出ている
- 汚水などで汚れている
- 電気設備の一部である
といった可能性があります。
台風後に子どもと外へ出るなら、
最初に「落ちている物には触らない」と約束してから。
「危ないからダメ」だけでなく、
「割れていたり、尖っていたりするかもしれないからだよ」
と理由まで説明すると伝わりやすいと思います。
④ 倒木・折れた枝の下に入らない
台風後は道路や公園に木の枝が落ちていることがあります。
地面に落ちている枝だけではありません。
木の上で折れたまま引っかかっている枝が、
後から落下する可能性も考えます。
大きな木の周囲で異変を感じた場合は近づかず、
子どもを木の下で遊ばせないようにしましょう。
⑤ 冠水している場所へ入らない
庭や道路に水が残っていると、
子どもは長靴で入りたくなるかもしれません。
でも台風後の冠水場所では、
- 段差
- 側溝
- 穴
- ガラス片
- 金属片
- 流されてきた物
などが水の下に隠れている可能性があります。
「大きな水たまりみたいだから大丈夫」と考えず、冠水した場所には入らない
ようにしましょう。
⑥ 用水路・側溝を見に行かない
雨が止んだ後でも、
用水路や側溝に大量の水が流れていることがあります。
濁った水で境目が分かりにくくなっている場合もあります。
片付けの途中で、
「側溝にゴミが詰まっているから取っておこう」
と思うこともあるかもしれません。
しかし、水の流れが強い状況で無理に作業するのは避け、
安全が十分確認できてから対応しましょう。
⑦ 壊れた屋根・看板・フェンスに近づかない
台風後は、
屋根材・看板・フェンス・物置などが完全には倒れていなくても、
強風によって緩んでいる可能性があります。
一見すると大丈夫そうでも、
後から倒れたり落下したりすることがあります。
グラグラしている物を自分で直そうとしないことも大切です。
高い場所の作業や危険を伴う修理は、
専門業者などへの相談を検討しましょう。
⑧ 壊れた太陽光パネルなどに触らない
台風後に太陽光パネルなどの設備が壊れたり、
飛ばされていたりする場合も注意が必要です。
太陽光パネルは光が当たっていると発電する可能性があるため、
破損した設備を見つけても安易に触らないようにします。
台風後に飛んできた物が何なのか分からない場合も、
子どもに触らせず、安全な距離を取ることを優先しましょう。
⑨ 植木鉢・物置・自転車などをすぐ元に戻さない
台風前に室内へ移動した植木鉢や自転車などを、
すぐ元の場所へ戻したくなりますよね。
でも、まだ風が強い場合があります。
片付けは急がず、
気象情報を確認して安全になってから行います。
茶トラぶろぐでは、台風が来る前に
物干し竿・植木鉢・自転車などを確認することも紹介しています。
▶
【台風接近前にやることリスト】子どもがいる家庭の備え・買い物チェックリスト
台風前にしっかり片付けておけば、
台風後の飛散物や片付け作業を減らすことにもつながります。
⑩ 雨が止んでも強風が残っているなら片付けない
台風の中心が通り過ぎると、
雨が止んだり晴れ間が見えたりすることがあります。
しかし、
雨が止んだからといって風まで安全になったとは限りません。
風が強い状態で外へ出れば、
- 物が飛んでくる
- 木の枝が落ちてくる
- 転倒する
- ドアが強風であおられる
などの危険があります。
片付けは今日中に終わらせなくても大丈夫。安全になってからでOKです。
子どもに台風後の片付けを手伝わせてもいい?
子どもが大きくなってくると、
「私も手伝う!」
「僕も片付ける!」
と言ってくれることがあります。
とてもありがたいですが、
台風直後の屋外では大人が先に安全を確認することを優先します。
危険な物が残っている可能性がある段階では、
子どもには室内で待ってもらう方が安心です。
子どもにお願いするなら「安全な室内作業」から
子どもにも台風後の片付けへ参加してもらうなら、
最初は室内でできることがおすすめです。
□ 防災用品を元の場所へ戻す
□ 懐中電灯を収納する
□ おもちゃを片付ける
□ 防災リュックの中身を一緒に確認する
□ 備蓄した水や食料を整理する
□ 「今回やった台風対策」を家族で振り返る
外の片付けを無理に手伝わせなくても、
防災を家族で振り返ること自体が立派な防災教育になります。
台風後に子どもを外へ出す前のチェックリスト
□ 雨・風が十分に落ち着いている
□ 避難情報などを確認した
□ 家の周りに切れた電線がない
□ 電柱が傾いたり倒れたりしていない
□ ガラス片・金属片が落ちていない
□ 倒木・折れた枝がない
□ 冠水している場所がない
□ 危険な飛散物がない
□ 屋根・看板・フェンスなどが不安定になっていない
□ 子どもに「落ちている物を触らない」と伝えた
子どもと外へ出るなら服装にも注意
安全を確認してから外へ出る場合でも、
台風直後は普段より足元に注意します。
ガラスや小さな破片が落ちている可能性があるため、
サンダルや裸足は避け、足を保護できる靴を選びましょう。
片付けをする大人も、
- 作業に適した手袋
- 長袖・長ズボン
- 足を保護できる靴
など、けがを防ぎやすい服装を意識します。
道路まで様子を見に行かなくていい
台風が過ぎると、
「近所はどうなっているかな?」
「川は大丈夫だったかな?」
と気になります。
でも、確認のためだけに子どもを連れて歩き回る必要はありません。
川や用水路、冠水した道路などには近づかず、
必要な情報は自治体や気象情報などから確認しましょう。
台風接近中の片付けはもっと危険
今回の記事は「台風が過ぎた後」の片付けですが、
台風接近中に外へ出て片付けるのはさらに危険です。
茶トラぶろぐでは、
台風接近直前は新しい準備を始めるのではなく、
安全な場所で最終確認をする時間と考えています。
▶
【台風接近直前にやるべきこと】雨風が強くなる前の最終チェックリスト
「片付け忘れた!」と気づいても、
すでに雨風が強いなら無理に外へ出ないことが大切です。
片付けより「写真を撮る」が先になる場合も
自宅や車などに台風による被害が出た場合は、
すぐ全部片付ける前に被害状況を記録しておくことも考えましょう。
安全を確保できる範囲で写真を撮っておくと、
後から被害状況を確認するときに役立つ場合があります。
ただし、
写真を撮るために危険な場所へ近づくのはNG。
切れた電線・倒木・壊れた屋根などがある場合は、
撮影より安全確保を優先します。
「台風が終わったら片付け」ではなく「安全確認してから片付け」
台風後の片付けは、
どうしても早く終わらせたくなります。
でも家族で覚えておきたい順番は、
① 最新情報を確認
↓
② 家の中から周囲を確認
↓
③ 大人が安全を確認
↓
④ 危険物には近づかない
↓
⑤ 安全が確認できてから片付け
です。
台風前に片付けておくことが、台風後の安全にもつながる
台風後の片付けを少なくするためにも、
大切なのは台風が来る前の準備です。
植木鉢・自転車・物干し竿・ゴミ箱など、
風で飛ばされる可能性がある物を事前に確認しておけば、
自宅や近隣への被害を減らすことにもつながります。
▶
【台風接近前にやることリスト】子どもがいる家庭の備え・買い物チェックリスト
まとめ|台風後は子どもより先に大人が安全確認を
台風が過ぎて晴れてくると、
「もう大丈夫」と思って外へ出たくなります。
でも台風後には、
- 切れた電線
- 倒れた電柱
- 割れたガラス
- 金属片
- 飛散物
- 倒木・折れた枝
- 冠水した場所
- 壊れた設備
など、子どもには判断しにくい危険が残っている可能性があります。
台風が過ぎると、子どもたちは
「外に行っていい?」
「お手伝いする!」
と言うかもしれません。
でも、そんなときこそ少し待ってもらいます。
まず大人が確認。
危険な物には近づかない。
安全が確認できてから子どもと外へ。
片付けは後からでもできます。
台風対策は「台風が過ぎたら終了」ではありません。
家の周りが安全になり、家族がいつもの生活へ戻れるところまでが台風対策。
子どもを守るためにも、焦らず安全確認から始めたいですね。
茶トラぶろぐでは、台風・大雨・停電・断水など、
子どもがいる家庭で実践しやすい防災対策を紹介しています。

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