5連休を防災目線で考える!旅行・台風・地震の注意点と休み中にやっておきたい防災対策

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待ちに待った5連休。

旅行へ行く。
実家へ帰省する。
キャンプをする。
家族でテーマパークへ行く。

いろいろな予定を立てている家庭も多いと思います。

わが家も子どもが2人いるので、まとまった休みがあれば、

「せっかくだから、どこかへ行きたい!」

と思ってしまいます。

でも、防災という視点から見ると、5連休には普段とは違う注意点があります。

旅行先で地震が発生するかもしれません。

台風が接近して予定していた交通機関が止まるかもしれません。

高速道路が通行止めになり、予定通り自宅へ戻れなくなる可能性もあります。

逆に、旅行へ行かず自宅で過ごすなら、5日間というまとまった時間は「わが家の防災を見直す絶好の機会」にもなります。

5連休は「災害を心配して何もしない」のではなく、災害への備えをしたうえで楽しむ。

そして時間に余裕があるなら、家族の防災力を少し上げる5日間にしてみませんか?

今回は、5連休を防災の視点から考えて、旅行・台風・地震などの注意点と、連休を活用してできる防災対策を2児ママ目線でまとめます。


5連休だから災害リスクが高くなるわけではない

まず最初に知っておきたいことがあります。

「5連休だから地震が起きやすくなる」ということはありません。

連休と地震発生に直接的な関係があるわけではありません。

ただし、連休には普段と違う生活をする人が増えます。

  • 遠方へ旅行する
  • 海や山へ出かける
  • キャンプをする
  • 帰省する
  • 高速道路を利用する
  • 電車や飛行機で長距離移動する
  • ホテルや旅館に宿泊する

つまり問題なのは、災害そのものの発生確率ではなく、

「いつもの自宅とは違う場所で災害に遭う可能性が増えること」

です。

ここを意識しておくだけでも、旅行前の準備が変わってきます。

旅行前に「旅行先のハザードマップ」を見る

自宅周辺のハザードマップは見たことがあっても、旅行先までは確認していない方が多いのではないでしょうか。

でも、海沿いのホテルなら津波。

山間部のキャンプ場なら土砂災害。

川の近くなら洪水。

それぞれ注意すべき災害が違います。

ホテルを予約したら、「観光地」だけでなく「避難場所」も一度検索しておく。

これだけでも立派な旅行防災です。

国土地理院の「重ねるハザードマップ」では、洪水・土砂災害・高潮・津波などの災害リスクを確認できます。

▶ ハザードマップポータルサイトを確認する

海へ行くなら「地震の後は津波」をセットで考える

5連休に海水浴、海辺のホテル、釣りなどを予定している家庭もあると思います。

海沿いへ行く場合は、

「強い揺れを感じたら、その次に津波の可能性を考える」

という意識を家族で共有しておきたいところです。

特に子ども連れでは、避難を始めるまでに時間がかかります。

ホテルに着いたら、

  • 海からどのくらい離れている?
  • 高台はどちら?
  • 津波避難場所は?
  • ホテルの非常階段は?

くらいは確認しておくと安心です。

ホテルに着いたら最初に「非常口」を見る

ホテルにチェックインすると、子どもたちはベッドに飛び込んだり、部屋を探検したり。

親は荷物整理。

非常口の確認は後回しになりがちですよね。

でも、防災目線では最初に確認しておきたいところです。

部屋から非常階段まで実際に一度歩いてみる。

これがおすすめです。

火災や地震で停電すると、普段通りエレベーターを使えるとは限りません。

子どもにも、

「もし何かあったら、ここから階段で外へ行くよ」

と教えておくだけでも違います。

旅行バッグに「小さな防災セット」を入れる

旅行だからといって、大きな防災リュックを丸ごと持って行く必要はありません。

でも最低限、

  • モバイルバッテリー
  • 充電ケーブル
  • 小型ライト
  • 飲料水
  • 少量の食べ物
  • 常用薬
  • 子どもに必要な薬や用品
  • マスク
  • ウェットティッシュ
  • ビニール袋
  • 現金

などを持っておくと安心です。

「旅行用品+小さな防災用品」という考え方がおすすめです。

子どもの物は「予定日数+少し余分」に

大人なら、多少予定が変わっても何とかなることがあります。

でも小さな子どもは違います。

特に、

  • おむつ
  • ミルク
  • 離乳食
  • 常用薬
  • 着替え

などは、旅先ですぐ手に入るとは限りません。

台風や地震で物流や交通が乱れれば、帰宅が1日遅れることも考えられます。

5日旅行だから5日分ぴったりではなく、少し余裕を持つ。

子ども連れ旅行では意識しておきたいポイントです。

5連休で特に注意したい「台風」

連休前に台風が発生すると、

「旅行をキャンセルした方がいい?」

「まだ進路が決まっていないから行って大丈夫?」

と迷います。

この段階で大切なのは、台風が来る・来ないを自分で予想することではなく、予定を変更できる準備をしておくことです。

  • ホテルのキャンセル期限
  • 航空券の変更条件
  • 新幹線の運行情報
  • レンタカーのキャンセル条件
  • テーマパークなどの営業情報
  • 旅行先だけでなく帰宅日の天気

を早めに確認しておきます。

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台風接近中なら「予定通り帰る」にこだわらない

2児のママ目線で特に避けたいと思うのが、

「明日から仕事だから、どうしても今日帰らないと!」

と暴風雨の中を無理に移動することです。

台風によって鉄道や高速道路などに影響が出る可能性があるなら、

  • 帰宅を早める
  • 安全な場所でもう1泊する
  • 移動時間を変更する
  • 別ルートを検討する

など、柔軟に予定を変更します。

旅行の日程を守ることより、家族が安全に帰宅することの方が大切です。

台風が近づく前に自宅の対策も忘れない

旅行先だけではありません。

家を数日空けている間に台風が接近する可能性もあります。

出発前に、

  • ベランダの物を片付ける
  • 物干し竿を確認する
  • 窓や雨戸を確認する
  • 排水口を確認する
  • 停電への備えを確認する

など、自宅側の対策もしておきます。

▼台風前の具体的な準備はこちら

【台風接近前にやることリスト】子どもがいる家庭の備え・買い物チェックリスト

旅行中に大地震が起きたら「すぐ家に帰る」と決めつけない

これは家族旅行でぜひ覚えておきたいポイントです。

旅行先で大きな地震が発生したら、

「早く自宅へ帰らなきゃ!」

と思うのが自然です。

でも大規模地震の直後は、鉄道が止まり、道路も混雑する可能性があります。

政府も、大規模地震発生後にはむやみに移動を開始しないことを呼びかけています。

観光や買い物などで外出中の場合も、安全を確保できる場所にとどまるという考え方が重要です。

大地震発生!

「とにかく自宅へ帰る」ではなく、まず現在地の安全を確保。
その後、交通機関・自治体・施設などの情報を確認して行動します。

車で旅行するなら「燃料」を減らしすぎない

連休中は車で遠出する家庭も多いですよね。

わが家なら、長距離移動するときは燃料をギリギリまで減らさないようにします。

災害や悪天候によって、

  • 高速道路が通行止め
  • 長時間の渋滞
  • 迂回が必要
  • ガソリンスタンドが混雑

といったことも考えられるからです。

「次のサービスエリアで入れればいい」と考えず、余裕を持って給油しておくと安心です。

キャンプ・登山・川遊びは天気の変化に注意

5連休を利用してアウトドアへ出かける家庭もあると思います。

自然の中では、自宅周辺とは違う災害リスクがあります。

特に、

  • 河川の増水
  • 土砂災害
  • 落雷
  • 強風
  • 急激な気温低下

などに注意します。

現地が晴れていても、上流で大雨が降れば川の水位が変化することがあります。

「今ここで雨が降っていないから大丈夫」とは限りません。

出発前だけでなく、滞在中も最新の気象情報を確認しましょう。

5連休を「わが家の防災週間」にするのもおすすめ

旅行へ行かない家庭なら、5日間を防災に活用するのもおすすめです。

防災対策って、普段は、

「今度やろう」

となりがちなんですよね。

そこで5日間のうち、ほんの少しだけ防災に使います。

1日目|非常食と水を全部出してみる

まずは備蓄チェック。

棚や収納から非常食を出して、

  • 賞味期限
  • 数量
  • 家族全員で何日分あるか
  • 子どもが食べられる物があるか

を確認します。

「たくさんあると思っていたのに、実際には2日分しかなかった」ということもあります。

2日目|停電対策を確認する

次は停電。

懐中電灯を実際につけてみます。

ランタンは点灯する?
乾電池はある?
モバイルバッテリーは充電できる?

持っているだけではなく、実際に使えるか確認することが大切です。

3日目|非常用トイレを確認する

断水すると困るのがトイレです。

家族の人数に対して、非常用トイレが何回分あるのか数えてみます。

箱を一度開けて、

「便器にどう取り付ける?」

まで確認しておくと、いざというとき慌てにくくなります。

4日目|家族で避難場所まで歩いてみる

せっかく家族がそろっているなら、散歩を兼ねて避難場所まで歩いてみます。

地図で見るのと実際に歩くのでは全然違います。

  • 子どもの足で何分?
  • 危険なブロック塀は?
  • 狭い道路は?
  • 夜でも歩けそう?
  • 別ルートはある?

などを確認できます。

5日目|家族で「防災会議」をする

最後は家族会議です。

難しい話をする必要はありません。

子どもに、

「学校にいるとき地震が来たらどうする?」
「パパとママに電話がつながらなかったら?」
「家に帰れなかったらどこで待つ?」

と話してみます。

家族が別々の場所にいるときに災害が起こる可能性もあります。

5連休で家族全員がそろう時間を、「わが家の防災ルール」を確認する機会にしてみましょう。

全部やる必要はない!1日30分でも十分

ここまで読むと、

「せっかくの5連休なのに防災ばかり?」

と思うかもしれません。

もちろん、全部やる必要はありません。

せっかくの休日です。

家族で楽しむ時間も大切です。

例えば、

午前中30分だけ防災 → その後はお出かけ。

これでも十分です。

5日間で合計2時間30分。

それだけでも、備蓄確認、停電対策、トイレ、避難ルート、家族の連絡方法までかなり確認できます。

5連休・旅行前の防災チェックリスト

旅行へ行く家庭

  • □ 旅行先のハザードマップを見る
  • □ ホテルの避難経路を確認する
  • □ 台風・大雨予報を確認する
  • □ モバイルバッテリーを充電する
  • □ 飲料水・軽食を持つ
  • □ 常用薬を忘れない
  • □ 子ども用品を少し余分に持つ
  • □ 現金も用意する
  • □ 車なら燃料を確認する
  • □ 帰宅できない場合も想定する

自宅で過ごす家庭

  • □ 水と非常食の期限・数量を確認
  • □ 懐中電灯・ランタンを点灯
  • □ 乾電池を確認
  • □ モバイルバッテリーを確認
  • □ 非常用トイレの数量を確認
  • □ 家具の転倒リスクを確認
  • □ ハザードマップを見る
  • □ 避難場所まで歩く
  • □ 家族の連絡方法を確認

まとめ|5連休は「楽しむ+少しだけ防災」で十分

5連休だからといって、災害を怖がって旅行やお出かけをすべてやめる必要はありません。

大切なのは、

「もし旅行中に災害が起きたら?」

と少しだけ考えてから出発することです。

台風なら予定を変更できるようにする。

地震なら旅行先の避難場所を確認する。

大地震が起きたら、無理に自宅へ戻ろうとしない。

そして旅行へ行かないなら、5日間のほんの一部を防災に使ってみる。

5連休すべてを防災に使う必要はありません。

1日30分だけでも、5日あれば「備蓄・停電・トイレ・避難・家族の連絡方法」を一通り確認できます。

2児のママとしては、子どもたちに怖い話ばかりするより、

「旅行を楽しむために、もしもの準備もしておこう!」

くらいがちょうどいいと思っています。

楽しい5連休を、家族の防災力もちょっとだけ上げる5日間にしてみてはいかがでしょうか。

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