楽しみにしていた大型連休。
旅行、帰省、キャンプ、テーマパーク……。
家族でいろいろ予定を立てていたのに、天気予報を見ると、
「連休中に台風が日本へ接近する可能性があります」
なんて情報が。
子どもが2人いるわが家なら、これはかなり悩みます。
まだ日本に来ると決まったわけではない。
進路が変わるかもしれない。
でも、直撃してからでは遅い……。
旅行を今キャンセルする? それとも、もう少し様子を見る?
台風の進路がまだはっきりしない時期だからこそ、判断が難しいんですよね。
そこで今回は、大型連休中に台風接近が予想されているものの、まだ上陸するか分からない段階で何をしておくべきかを、2児ママ目線でまとめます。
予定を全部取りやめる前に、今できることから確認していきましょう。
台風の「予報円」に入ったら上陸するという意味ではない
まず知っておきたいのが、天気予報で見る「予報円」の意味です。
大きな円が自分の住んでいる地域にかかっていると、
「ここに台風が来るんだ!」
と思ってしまいますよね。
でも、予報円は台風そのものの大きさを表しているわけではありません。
気象庁によると、予報円はその予報時刻に台風の中心が入る確率が70%と予想される範囲です。
また、予報円の中心を結んだ線が表示されていても、必ずその線の上を進むという意味ではありません。
「予報円に入った=台風が直撃する」と決めつける必要はありません。
一方で「まだ進路が決まっていないから何もしなくていい」という意味でもありません。
数日前の段階では、予定をすぐ全部キャンセルするより、「来るかもしれない」前提で準備だけ進めるのが現実的だと思います。
大型連休の予定はすぐキャンセルした方がいい?
一番悩むのがここですよね。
例えば3~5日後の旅行日に台風が接近する予報。
ホテルも予約済み。
新幹線や飛行機も予約済み。
子どもたちも楽しみにしている。
この段階で「全部キャンセル!」と決めるのは、なかなか難しいと思います。
そこで私なら、まず「キャンセルするか」ではなく「いつまでならキャンセルできるか」を調べます。
まず確認するもの
- ホテル・旅館のキャンセル料
- 飛行機の変更・払い戻し条件
- 新幹線などの変更・払い戻し条件
- レンタカーのキャンセル条件
- テーマパークや施設のチケット
- ツアー会社の規約
- キャンプ場のキャンセル規定
例えば、
「3日前まで無料、前日から50%」
という条件なら、判断期限が分かります。
台風が来るかどうかだけを見るのではなく、「いつまで判断を待てるのか」を先に調べておく。
これだけでも、かなり落ち着いて判断できます。
台風などによる交通機関の運休・欠航時と、自分の判断による事前キャンセルでは、払い戻しなどの扱いが異なる場合があります。
予約したホテル、交通機関、旅行会社などの公式サイトで条件を確認しておきましょう。
「台風が来る場所」だけでなく「移動経路」も確認する
旅行先が晴れ予報なら大丈夫。
……とは限りません。
意外と見落としやすいのが、自宅から旅行先までの途中です。
例えば旅行先では雨がそれほど降らなくても、途中の地域で大雨になると、
- 新幹線の運転見合わせ
- 高速道路の通行止め
- 在来線の運休
- 飛行機の欠航
- 道路冠水
などが起きる可能性があります。
「目的地の天気」だけではなく、「行き」と「帰り」のルート全体を見ることが大切です。
帰宅予定日の天気も必ずチェック
さらに子連れ旅行で気をつけたいのが「帰れなくなる」ケースです。
行く日は晴れ。
でも、帰宅予定日に台風が接近。
こうなると、現地で足止めされる可能性があります。
子ども2人を連れて予定外にもう1泊……となると、かなり大変です。
旅行へ行くか判断するときは、
出発日 → 滞在中 → 帰宅日
まで一連の天気と交通状況を確認しましょう。
「まだ来るか分からない」今こそ買い物を済ませる
台風が直撃すると決まってからスーパーへ行くと、水やパン、電池などが品薄になることがあります。
だからこそ、台風が来る可能性が出てきた段階で、普段の買い物を少し早めに済ませておくと安心です。
確認しておきたいのは、例えば次のようなものです。
- 飲料水
- パンやシリアルなどそのまま食べられる食品
- パックご飯
- 缶詰
- レトルト食品
- 子どもが普段食べている食品
- お菓子・ゼリー
- トイレットペーパー
- ティッシュ
- 乾電池
- ゴミ袋
- 乳幼児がいる家庭はおむつ・ミルク・離乳食
ただし、必要以上に買い込む必要はありません。
「台風が来なくても普段の生活で使えるものを、少し多めに買う」くらいで十分です。
具体的な買い物については、こちらの記事でも詳しくまとめています。
▼あわせて読みたい
【今夜から大雨】雨が強くなる前の買い物リスト|2児ママが選ぶ「今日のうちに買っておきたいもの」完全チェックリスト
連休だからこそ「冷蔵庫の中」も考える
大型連休前は、冷蔵庫に食材をたくさん買っている家庭もあると思います。
でも、台風では停電する可能性もあります。
冷蔵庫や冷凍庫が止まった場合、大量の生鮮食品や冷凍食品を抱えていると困ります。
台風接近の可能性が高くなってきたら、
- 傷みやすい食品から食べる
- 冷凍庫の保冷剤を凍らせておく
- 製氷しておく
- 常温でも食べられる食品を確認する
などを少しずつ進めておくと安心です。
スマホとモバイルバッテリーは100%へ
これは台風が来る可能性が高くなってきたら、早めにやっておきたいことです。
スマートフォンとモバイルバッテリーを充電しておきます。
台風時のスマホは、
- 気象情報の確認
- 避難情報の確認
- 家族との連絡
- 交通情報の確認
など、とても重要な情報手段になります。
「停電してから充電しておけばよかった……」では遅いので、まだ天気が穏やかなうちに充電しておきましょう。
ベランダと家の周りは早めに片付ける
台風が近づいて風が強くなってから、外へ片付けに行くのは危険です。
まだ天気が良いうちに、
- 植木鉢
- 物干し竿
- サンダル
- 子どもの外遊び用品
- 自転車
- ゴミ箱
など、風で飛ばされそうな物を確認しておきます。
「台風が来ると決まってから」ではなく、「来る可能性がある段階」で片付けてしまうのがおすすめです。
結局来なかったとしても、大きなデメリットはありません。
ハザードマップも今のうちに確認
普段はあまり見る機会がないかもしれませんが、台風接近の可能性があるときこそ、自宅周辺のハザードマップを確認しておきたいところです。
確認するのは、
- 洪水
- 内水氾濫
- 土砂災害
- 高潮
- 避難場所
- 避難経路
などです。
国土交通省のハザードマップポータルサイトでは、災害リスクを地図上で確認できます。
特に子どもを連れて避難する場合、雨風が強くなってから初めて避難場所を調べるのは大変です。
「避難するならどこへ行くか」だけでも家族で話しておきましょう。
非常食も一度チェックしておく
台風が来るたびに非常食を買い足す必要はありません。
普段から備蓄しておけば、こういうときに慌てずに済みます。
ただし、
- 賞味期限が切れていないか
- 家族4人で何食分あるか
- 子どもが食べられるものがあるか
- 水やお湯がなくても食べられるものがあるか
は確認しておきたいですね。
茶トラぶろぐでは、非常食を種類や目的別にまとめています。
▼非常食を見直すならこちら
【非常食・保存食まとめ】家族の防災備蓄におすすめの商品・記事一覧
台風では「トイレ」も忘れないで
台風=雨と風、というイメージが強いですが、停電や断水が発生する可能性もあります。
そこで確認しておきたいのが非常用トイレです。
子どもがいる家庭では、
「トイレが使えないから我慢して」
なんて言い続けるわけにはいきません。
自宅に非常用トイレがあるなら、個数や保管場所を確認しておきましょう。
茶トラぶろぐでは非常用トイレや断水対策についてもまとめています。
2児ママ目線で一番避けたいのは「無理して帰る」こと
もし旅行へ出発したあとで台風の進路が変わった場合、私が特に避けたいと思うのが、
「予定通り帰らなきゃ!」と無理をすること。
大雨や暴風の中を子ども2人連れで移動する方が危険な場合があります。
交通機関の運休が予想されているなら、
- 帰宅を早める
- 安全な場所でもう1泊する
- 別ルートを検討する
など、柔軟に予定を変更することも考えます。
「せっかく予約したから」「キャンセル料がもったいないから」という理由だけで、危険な時間帯に移動しない。
家族旅行では、これを最優先にしたいと思います。
台風接近の3~5日前にやることチェックリスト
- □ 気象庁の最新の台風情報を見る
- □ ホテルのキャンセル条件を確認
- □ 飛行機・新幹線などの変更条件を確認
- □ 行きだけでなく帰宅日の天気も確認
- □ 移動経路の天気も確認
- □ 水・食料・日用品の在庫確認
- □ 子どもの食べ物・おむつなどを確認
- □ 非常食の賞味期限を確認
- □ 非常用トイレの在庫確認
- □ モバイルバッテリーを充電
- □ ベランダ・庭の飛びやすい物を片付ける
- □ ハザードマップを確認
台風接近の1~2日前になったら
予報がかなり絞られてきたら、準備の段階を一つ上げます。
- 最新の警報・注意報を確認
- 鉄道・航空会社の運行情報を確認
- 旅行を実施するか最終判断
- スマホを満充電
- モバイルバッテリーを満充電
- 浴槽など生活用水の確保を検討
- 懐中電灯をすぐ使える場所へ
- 雨戸・シャッターなどを確認
- 避難が必要になった場合の行動を家族で確認
そして雨や風が強くなってから、買い物や屋外の片付けをするのは避けましょう。
「結局、台風が来なかった」でも準備は無駄じゃない
早めに水を買った。
モバイルバッテリーを充電した。
ベランダを片付けた。
非常食を確認した。
でも、台風は大きく進路を変えて日本から離れていった。
「あんなに準備したのに……」
と思うかもしれません。
でも、防災ではそれでいいと思います。
買った食品は普段の食事で使えますし、水も飲めます。
そして何より、家族の防災用品を見直す機会になります。
「来なかったから準備が無駄だった」ではなく、「何も起きなくてよかった」。
それくらいの気持ちで早めに準備することが、台風対策では大切だと思います。
まとめ|上陸するか分からない時こそ「キャンセル」より先に準備を
大型連休に台風接近の予報が出ると、旅行や帰省を予定している家庭は本当に悩みます。
でも、進路がまだ定まっていない段階でできることはたくさんあります。
- キャンセル条件を調べる
- 判断できる期限を確認する
- 往復の交通手段を確認する
- 自宅の備蓄を確認する
- 必要な買い物を早めに済ませる
- 停電・断水に備える
- ハザードマップを確認する
そして台風の進路がはっきりしてきたら、最新の気象情報や交通情報をもとに予定を判断します。
2児のママとしては、旅行を楽しみにしている子どもたちを見ると、できるだけ予定通り連れて行ってあげたいと思います。
でも、
「予定を守ること」より「家族を守ること」。
ここだけは忘れないようにしたいですね。
台風が来ても、来なくても。
早めに確認して、早めに備えて、直前に慌てない。
大型連休を安心して迎えるために、まずは今日、旅行のキャンセル条件と家にある防災用品を確認してみてはいかがでしょうか。

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