地震や台風、大雨に備えて、
水や非常食、非常用トイレを準備しているご家庭は多いと思います。
でも、非常用トイレを確認していると、
ふと気になることがあります。
「トイレットペーパーって、災害用に何個あればいいの?」
わが家は子どもが2人いる4人家族。
もし大きな災害で物流が止まり、
しばらく買い物へ行けなくなったら、
トイレットペーパーも普段のように買えるとは限りません。
しかも断水時に非常用トイレを使えても、
トイレットペーパーがなければ困ります。
そこで今回は、
災害時にトイレットペーパーは何個必要なのか、4人家族の7日分を実際に計算してみます。
結論|4人家族の7日分なら約4ロールがひとつの目安
最初に結論です。
経済産業省が紹介している目安では、
一般的な市販のトイレットペーパーの場合、
1人が1週間に使用する量は約1ロールとされています。
1人 × 7日 = 約1ロール
4人 × 7日 = 約4ロール
つまり、
4人家族で7日間なら約4ロールがひとつの計算上の目安になります。
ただし、これはあくまで平均的な目安です。
家族構成や年齢、体調、普段の使用量などによって、
実際に必要な量は変わります。
「じゃあ4ロール備蓄すればOK?」ではない
ここは特に注意したいところです。
4ロールという数字は、
4人家族が約7日間使用する量を単純計算した目安です。
家庭の防災備蓄として、
経済産業省が推奨しているトイレットペーパーの備蓄量は
約1か月分です。
4人家族の場合
7日分の使用目安 → 約4ロール
1か月分の備蓄目安 → 約16ロール
そのため、わが家なら
「4ロールあれば大丈夫」と考えるのではなく、
普段使う分とは別に余裕を持たせながら、合計16ロール程度を切らさない
ように管理したいと思います。
なぜ災害時にトイレットペーパーの備蓄が必要?
「トイレットペーパーならコンビニやスーパーですぐ買える」
と思うかもしれません。
でも、大規模な災害が起きると、
- 物流が止まる
- 道路が通行できなくなる
- 店舗が休業する
- 一時的に購入が集中する
- 店頭在庫が少なくなる
といった状況が考えられます。
だからこそ、
災害が起きてから買いに行くのではなく、普段から自宅に置いておく
ことが大切です。
4人家族なら何ロール?日数別に計算
「7日だけでなく、3日・2週間・1か月なら?」
という方のために計算してみます。
約3〜4日 → 約2ロール相当
7日 → 約4ロール
14日 → 約8ロール
約1か月 → 約16ロール
こうして数字にすると、
意外と分かりやすいですね。
特に4人家族の場合、
12ロール入りを1パック持っているだけでは、1か月分の目安には届かない
計算になります。
家族人数別|7日間なら何ロール必要?
同じ考え方で、家族人数別にも計算できます。
| 家族人数 | 7日分の目安 | 約1か月分の目安 |
|---|---|---|
| 1人 | 約1ロール | 約4ロール |
| 2人 | 約2ロール | 約8ロール |
| 3人 | 約3ロール | 約12ロール |
| 4人 | 約4ロール | 約16ロール |
| 5人 | 約5ロール | 約20ロール |
もちろん実際の使用量には個人差があるので、
普段のわが家が1週間で何ロール使っているのか
を一度確認するのが一番確実です。
2児ママ目線|子どもがいる家庭は少し多めに備えたい
わが家のように子どもがいる家庭なら、
私は計算ぴったりではなく、
少し余裕を持たせて備蓄したいと思います。
なぜなら災害時には、
トイレットペーパーをトイレだけに使うとは限らないからです。
例えば、
- 子どもがトイレを汚してしまった
- 鼻をかむ
- ちょっとした汚れを拭く
- 非常用トイレを使用するときに多めに使った
など、普段より使用量が増えることも考えられます。
4人家族7日分=約4ロールは「計算上の目安」。
実際の家庭備蓄では余裕を持たせ、
約1か月分の16ロール程度を目標にすると安心です。
シングルとダブルでは同じ「1ロール」でも違う
ここも注意したいポイントです。
トイレットペーパーには、
- シングル
- ダブル
- 長巻き
- 芯なしタイプ
などがあります。
そのため、
「1ロール」という個数だけで比較すると、実際の紙の長さが違う
場合があります。
例えば同じ12ロールでも、
一般的なタイプと長巻きタイプでは総延長が大きく異なることがあります。
普段使っている商品の減り方を基準に考えると、わが家に必要な量を把握しやすくなります。
省スペースなら長巻きタイプも便利
「16ロールも置く場所がない……」
という家庭もありますよね。
特にマンションや収納の少ない家では、
トイレットペーパーの保管場所は意外と悩みます。
そんな場合は、
1ロールあたりの長さが長いタイプを普段使いする方法もあります。
ロール数を抑えながら、
同程度の紙の長さを備蓄しやすくなります。
おすすめは「防災用にしまい込む」よりローリングストック
トイレットペーパーは、
非常食のように「防災専用」として何年間も押し入れへしまう必要はありません。
わが家なら、
普段使いしながら一定量を切らさないローリングストック
にします。
① 普段使う
② ストックが減る
③ 決めた数量になったら買い足す
④ 常に一定量を家に残す
例えば4人家族なら、
16ロール程度を備蓄の目安として、
それを大きく下回らないように買い足していく方法です。
これなら防災用品として存在を忘れにくく、
普段から使うので無駄にもなりにくいですね。
トイレットペーパーは湿気・水濡れにも注意
紙なので、保管場所にも注意が必要です。
例えば、
- 湿気が多い場所
- 水漏れの可能性がある場所
- 床へ直接置く
といった保管方法は避けたいところです。
袋に入った状態で、
できるだけ清潔で乾燥した場所へ保管しましょう。
1か所に全部置かない方法も
防災用品では、
「一か所にまとめておけば安心」と思いがちです。
でも大きな地震で家具が倒れたり、
収納扉が開かなくなったりすると、
その場所から取り出せない可能性もあります。
そこで、収納スペースに余裕があれば、
📦 防災備蓄 → 予備
🎒 防災用品置き場 → 非常用トイレと一緒に数ロール
というように、
少し分散して保管する方法も考えられます。
トイレットペーパーだけあってもトイレは使えない
そして、今回の記事で一番忘れないでほしいことがあります。
災害時は、トイレットペーパーを備蓄しただけではトイレ対策になりません。
断水したり排水設備が使用できなくなった場合には、
水洗トイレが使えない可能性があります。
そこで一緒に備えておきたいのが、
- 携帯トイレ・非常用トイレ
- 凝固剤
- 汚物袋
- 防臭袋
- 使い捨て手袋
- ウェットティッシュ
- 手指衛生用品
などです。
非常用トイレは4人家族なら何回分?
トイレットペーパーと一緒に、
非常用トイレの数も確認してみましょう。
非常用トイレの備蓄では、
1人1日5回をひとつの目安として考える方法があります。
4人 × 5回 × 7日
= 140回分
つまり4人家族で1週間なら、
トイレットペーパーだけでなく
非常用トイレも140回分程度をひとつの目安として考えることになります。
茶トラぶろぐでは、
100回分の非常用トイレについて実際に家族人数から計算しています。
凝固剤だけでは足りない!トイレ用品をセットで備える
非常用トイレを準備するときは、
「凝固剤だけ大量に買えば大丈夫」とは限りません。
排泄物を受ける袋や防臭袋、
手袋、衛生用品なども必要になります。
茶トラぶろぐでは、
災害時のトイレに必要なものをまとめた記事も掲載しています。
便器が使えない場合も考えておこう
地震では断水だけでなく、
便器そのものが破損してしまう可能性もあります。
その場合、
普段の便座に携帯トイレをセットすることもできません。
そんなケースに備えて、
折りたたみ式などの簡易トイレを準備する方法もあります。
2児ママ目線|わが家なら「16ロールを切らさない」を目標に
今回計算してみて、
4人家族の7日分は約4ロールがひとつの目安だと分かりました。
でも、私なら4ロールだけを「防災備蓄」として用意するのではなく、
約1か月分の16ロールを目安に、普段使いしながらストックします。
🧻 7日分の計算上の目安 → 約4ロール
🧻 家庭に置いておきたい目標 → 約16ロール
🚽 非常用トイレ → 家族人数に合わせて備蓄
🧤 手袋・防臭袋・衛生用品 → トイレ用品と一緒に保管
これなら普段は普通に使えて、
災害が起きてもある程度の余裕があります。
まとめ|4人家族7日分は約4ロール。でも備蓄は約1か月分を目標に
最後にまとめます。
🧻 1人1週間 → 約1ロール
🧻 4人家族7日間 → 約4ロール
🧻 4人家族約1か月 → 約16ロール
🧻 実際の使用量には個人差がある
🧻 長巻き・シングル・ダブルなど製品差にも注意
🧻 普段使いしながら備えるローリングストックがおすすめ
🚽 非常用トイレ・凝固剤・袋・衛生用品も忘れずに
トイレットペーパーは、
水や非常食ほど「防災用品」というイメージが強くないかもしれません。
でも子どもが2人いるわが家では、
災害時に
「トイレットペーパーがあと1個しかない!」
という状況にはしたくありません。
特別なものを買わなくても、
いつも使っているトイレットペーパーを少し多めに置いておくだけで始められます。
まずは今日、家にあるトイレットペーパーを数えてみませんか?
4人家族なら「16ロールある?」をひとつのチェックポイントにしてみましょう。

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