地震や台風、大雨などへの備えとして、
水や非常食を用意している家庭は多いと思います。
でも、意外と忘れやすいのが、
🔥 カセットコンロとカセットガスボンベ
です。
停電してIHが使えない。
都市ガスも止まってしまった。
そんな状況でもカセットコンロがあれば、
お湯を沸かしたり、食事を温めたりできます。
ところが、防災用品を確認していると、
「カセットコンロはあるけど、ボンベは3本だけ……」
という家庭もあるのではないでしょうか。
2児のママとして考えると、
大人2人+子ども2人の4人家族。
もし1週間ライフラインが使えなかったら、
カセットボンベは何本必要なのでしょうか?
🔥 先に結論
農林水産省の目安は
「1人・1週間あたり約6本」
4人家族なら
6本 × 4人 = 約24本
「24本も必要なの?」
と驚きますよね。
私も数字だけを見ると多く感じます。
ただし、この数字はあくまで家庭備蓄を考えるための目安です。
実際に何本使うかは、
料理の回数や調理時間、季節、食べる非常食などによって大きく変わります。
農林水産省の目安は「1人1週間・約6本」
農林水産省の「家庭備蓄」の案内では、
カセットコンロを災害時の熱源として紹介しています。
そこで示されているカセットボンベの目安が、
1人/1週間あたり
カセットボンベ 約6本
です。
災害によって電気やガスが止まっても、
カセットコンロがあれば、
- お湯を沸かす
- レトルト食品を温める
- カップ麺を作る
- インスタントスープを作る
- 簡単な料理をする
といったことができます。
📖 農林水産省|家庭備蓄について
家族の人数別|1週間に必要なカセットボンベの目安
農林水産省の「1人1週間約6本」という目安を、
家族の人数別に計算してみます。
| 家族人数 | 1週間の目安 |
|---|---|
| 1人 | 約6本 |
| 2人 | 約12本 |
| 3人 | 約18本 |
| 4人 | 約24本 |
| 5人 | 約30本 |
わが家のような4人家族なら、
6本 × 4人 = 約24本
が1週間分を考えるときのひとつの目安になります。
では「3日分」なら何本?
いきなり24本を準備するのは大変……。
そう感じる家庭もあると思います。
そこで、1週間=7日で約6本という目安を、
単純に日数で割って考えてみます。
1人あたり3日間では、
6本 ÷ 7日 × 3日 = 約2.6本
となります。
分かりやすく約3本として考えると、
| 人数 | 3日分の単純計算の目安 |
|---|---|
| 1人 | 約3本 |
| 2人 | 約6本 |
| 4人 | 約12本 |
⚠️ 注意
「4人家族なら3日で12本」という数字は、
農林水産省の1週間・1人約6本という目安を単純に日割りした参考値です。
実際の使用量を保証する数字ではありません。
「4人だから4倍使う」とは限らない?
ここで疑問が出てきます。
例えば家族4人分のお湯を一つの鍋で沸かす場合、
1人ずつ4回お湯を沸かすわけではありません。
つまり、
実際のガス消費量は「人数」だけでは決まりません。
例えば、
- 何回お湯を沸かすか
- どれくらいの量のお湯を作るか
- 何分間火を使うか
- 強火・中火・弱火のどれを使うか
- どんな料理を作るか
- 気温が高いか低いか
などでも変わります。
そのため、
「24本あれば必ず7日間足りる」という意味ではありません。
カセットボンベを節約するなら「非常食の選び方」も大切
災害時に毎食、
お米を炊いて、
おかずを煮込んで、
スープを作って……。
となれば、当然ガスをたくさん使います。
そこで私は、
非常食を準備するときに、
🍙 加熱しなくても食べられる食品も混ぜておく
・缶詰
・常温保存できる食品
・そのまま食べられる非常食
・パン
・シリアル
・お菓子
・常温で飲める飲料
という考え方も大切だと思っています。
「食料はある。でも全部お湯が必要」
となってしまうと、
水とカセットガスの消費量が増えてしまいます。
4人家族なら「一度にまとめて温める」
2児のママとして実際の災害生活を想像すると、
ガスを節約するために意識したいのが、
🔥 火をつける回数を減らす
ことです。
例えば、
家族4人分のお湯を必要な量だけまとめて沸かす。
同じ時間帯に食事をする。
保温できる容器などを普段から活用する。
こうした小さな工夫でも、
無駄なガス消費を減らせる可能性があります。
カセットボンベだけではダメ!コンロも確認
カセットボンベを24本用意しても、
肝心のカセットコンロが使えなければ意味がありません。
🔎 一緒に確認しておきたいもの
□ カセットコンロ本体
□ カセットボンベ
□ 鍋
□ やかん
□ 水
□ 加熱しなくても食べられる食品
農林水産省も、
カセットコンロ・カセットボンベだけではなく、
鍋ややかんも一緒に準備するよう案内しています。
カセットボンベにも「使用期限の目安」がある
防災用として買ったカセットボンベ。
物置の奥へ入れて、
そのまま10年以上……。
これは避けたいところです。
農林水産省の案内では、
⏰ 使用期限の目安
カセットボンベ:約7年
カセットコンロ:約10年
とされています。
ただし、製品の状態やメーカーの表示なども確認し、
実際に使用する製品の注意事項・期限を優先してください。
「防災専用」にして忘れるよりローリングストック
24本のボンベを買って、
押し入れの奥へしまう。
そして7年後に、
「あっ、こんなところにあった!」
となるより、
私は普段から使いながら買い足す方法が管理しやすいと思います。
♻️ カセットボンベもローリングストック
① 少し多めに備える
↓
② 普段の料理などで古いものから使う
↓
③ 使った分を買い足す
↓
④ 常に一定数を家庭に残しておく
これなら、
使用期限を意識しながら備蓄できます。
冬はカセットガスストーブとの「共用」に注意
ここはかなり重要です。
もし家庭にカセットガスストーブがあり、
災害時の暖房として使う予定なら、
料理+暖房で同じカセットボンベを消費します。
つまり、
「食事用として24本用意したから大丈夫」
とは限らなくなります。
冬場にカセットガス暖房を想定する家庭では、
暖房器具の取扱説明書に記載されたガス消費量や使用時間を確認し、調理用とは分けて必要量を考える
ことが大切です。
茶トラぶろぐ|カセットガスと一緒に考えたい防災記事
茶トラぶろぐでも、
停電時の熱源や非常食について紹介しています。
🔥 冬の停電対策はこちら
【停電・防災の寒さ対策】イワタニ「マイ暖III」CB-STV-MYD3を2児ママ目線で紹介
停電時に電気を使わず暖を取る方法を考える記事です。冬場にカセットガスを暖房にも使う家庭は、今回の記事とあわせて確認してみてください。
カセットコンロを使うときは「換気」と火災に注意
災害時だからといって、
カセットコンロをどこで使ってもよいわけではありません。
🚨 カセットコンロ使用時の基本
・使用する製品の取扱説明書を守る
・換気に注意する
・可燃物の近くで使わない
・カセットボンベを火や高温に近づけない
・大きすぎる調理器具を使用しない
・カセットコンロを2台並べて調理器具を載せない
・テントや車内など危険な場所で安易に使用しない
災害時は普段とは違う環境で調理することがあります。
だからこそ、
「非常時だから仕方ない」と危険な使い方をしない
ことが重要です。
2児ママなら「全部を加熱する備蓄」にしない
子どもがいる家庭では、
災害時でもできれば温かいものを食べさせてあげたい。
私もそう思います。
でも、1週間の食事を全部カセットコンロに頼ると、
ガスだけでなく水も必要になります。
そこで、
👩👧👦 わが家なら3種類に分けて備える
① そのまま食べられるもの
↓
② お湯だけで食べられるもの
↓
③ カセットコンロで調理するもの
このように分散しておけば、
カセットガスを節約しながら、
温かい食事も取り入れやすくなります。
保存版|わが家のカセットガス備蓄チェック
🔥 今週末に確認したい7項目
□ カセットコンロは家にある?
□ 正常に使える状態?
□ カセットボンベは何本ある?
□ 使用期限の目安を過ぎていない?
□ 家族の人数に対して備蓄量は十分?
□ 加熱不要の非常食もある?
□ 冬は暖房用のガスも別に考えた?
まとめ|4人家族なら「1週間24本」をひとつの目安に考える
カセットガスボンベは、
防災用品の中では少し地味な存在です。
でも、
停電やガス停止が長引いたとき、
「温かいものを食べられる」
というのは、
子どもがいる家庭にとって大きな安心につながります。
🔥 カセットボンベ備蓄の基本
農林水産省の目安
1人・1週間 約6本
だから4人家族なら
約24本
ただし、実際の使用量は調理方法や使用時間などで変わります。
まずは今日、
家にカセットボンベが何本あるか数えてみる。
もし3本しかなかったら、
次に買い物へ行ったときに少し買い足す。
そんなところからでも、
家庭の防災は前へ進みます。
備える。
普段から使う。
使ったら買い足す。
カセットボンベもローリングストックしながら、
家族に必要な量を少しずつ準備しておきたいですね。
※本記事は農林水産省が公表している家庭備蓄情報を参考に作成しています。カセットボンベの実際の消費量は、使用する器具、火力、調理時間、気温、使用環境などによって異なります。
※カセットコンロ・カセットボンベを使用・保管する際は、必ず各製品の取扱説明書やメーカーが示す注意事項に従ってください。
※カセットガスストーブなど調理以外の用途にも使用する場合は、その分の消費量を別途考慮してください。

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