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地震に備えて、
保存水を買った。
非常食も買った。
防災リュックも準備した。
携帯トイレもある。
それでも2児のママとして防災用品を増やしていると、
ふと不安になることがあります。
「これ、本当にわが家に必要な備蓄になっている?」
防災用品は、
たくさん持っていれば安心というわけではありません。
例えば、
- 非常食の賞味期限が一斉に切れる
- 買った防災グッズを一度も使ったことがない
- 水はあるけれど調理用まで計算していない
- 家族4人なのに携帯トイレが10回分しかない
- 真夏の停電対策を考えていない
- 冬の防寒用品が足りない
ということもあり得ます。
そんな
「備蓄しているつもり」を見直すきっかけ
になりそうなのが、
高岡武志さん著
『今すぐ役立つ家庭備蓄の「新常識」 巨大地震・火山噴火・感染症パンデミック・石油危機』
です。
著者の高岡武志さんは、
元自衛官・元消防士・防災士として活動する防災アドバイザー。
実際の防災現場や自身の被災経験などを踏まえて、
家庭で備蓄する時に知っておきたい考え方をまとめた一冊です。
※価格・在庫・紙版/電子版などはAmazonの商品ページでご確認ください。
『今すぐ役立つ家庭備蓄の「新常識」』とは?
この本は、
家庭で行う
「防災備蓄」そのものを見直すための実用書
です。
📘 書籍情報
- 書名:今すぐ役立つ家庭備蓄の「新常識」
- 副題:巨大地震・火山噴火・感染症パンデミック・石油危機
- 著者:高岡武志
- 出版社:徳間書店
- 発売日:2026年8月28日
- ページ数:136ページ
- 判型:A5判
- ISBN:9784198662493
テーマになっているのは、
大地震だけではありません。
タイトルにもあるように、
- 巨大地震
- 火山噴火
- 感染症パンデミック
- 石油危機
など、
長期間生活へ影響が出るさまざまな危機
を想定して家庭備蓄を考えます。
著者は「元自衛官・元消防士・防災士」
この本で注目したいのが、
著者の経歴です。
高岡武志さんは、
防災アドバイザーとして活動する一方で、
- 陸上自衛隊
- 神戸市消防局
- 防災系YouTube
- 全国での防災講演
などの経験があります。
さらに、
阪神・淡路大震災で
自宅が全壊した経験
をきっかけに防災へ関心を持ったと紹介されています。
👩👧👦 2児ママとして気になるポイント
「これを買えば安心」という商品紹介だけではなく、
何を・なぜ・どのくらい備えるのか
を考えるための本というところが、
家庭防災には使いやすそうだと感じました。
防災用品をたくさん買っている人ほど読んでみたい
防災初心者だけではなく、
すでに備蓄をしている家庭にもおすすめできそうです。
なぜなら、
防災用品が増えるほど、
「買ったものを管理する」
ことが難しくなるからです。
わが家でも、
保存水。
アルファ米。
缶詰。
携帯トイレ。
乾電池。
モバイルバッテリー。
カセットボンベ。
……と増えてくると、
全部の期限や数量を把握するのは大変です。
備蓄量を増やすだけでなく、
「使える状態で管理できているか」
を見直すことも防災なんですよね。
本書は4章構成|家庭備蓄を幅広く見直せる
本書は、
大きく4つのテーマに分かれています。
📚 本書の主な内容
第1章
意外と知らない備蓄★新常識
第2章
水と食料の備蓄★新常識
第3章
生活用品の備蓄★新常識
第4章
猛暑と寒さに備える備蓄
非常食だけではなく、
生活用品や暑さ・寒さまで扱っている
ところがポイントです。
2児ママとして一番見直したい「水と食料」
家庭備蓄の基本は、
やはり水と食料です。
でも、
「ペットボトルの水を何箱か買ったからOK」
ではありません。
例えば水は、
- 飲む
- 非常食を調理する
- 薬を飲む
- 赤ちゃんのミルクを作る
など、
さまざまな用途があります。
さらに生活用水は別です。
だからこそ、
「家に何リットルある?」
を一度計算しておきたいですね。
4人家族なら飲料・調理用の水はどのくらい?
飲料・調理用として
1人1日約3L
を一つの目安にすると、
4人家族では、
3L × 4人
=12L/日
です。
3日なら、
36L
1週間なら、
84L
になります。
数字にすると、
「思ったより多い!」
と感じる方もいるのではないでしょうか。
茶トラぶろぐ|4人家族の水不足対策はこちら
非常食は「何食ある?」まで数える
食品庫に非常食が入っているだけで、
安心してしまうことがあります。
でも大切なのは、
家族が何日食べられる量なのか
まで分かっていることです。
例えば4人家族なら、
1日3食として、
4人 × 3食 × 3日
=36食
1週間なら、
84食
です。
もちろん、
子どもの年齢・食事量などによって必要量は変わります。
でも、
一度数字にしてみる
だけでも不足に気付きやすくなります。
茶トラぶろぐ|4人家族の非常食3日分を実際に計算
「賞味期限までに食べ切れない」を防ぐ
非常食でよくある失敗が、
同じ時期に大量購入することです。
例えば5年保存の非常食を一度に50食買えば、
約5年後に50食の期限が近づく可能性があります。
すると、
「こんなに食べ切れない!」
となってしまうことも。
そのため、
購入時期を分散したり、
普段の食事で食べながら補充したりする方法も考えたいところです。
ローリングストックなら「食べながら備える」
わが家でも積極的に取り入れたいのが、
ローリングストックです。
食べる
↓
買い足す
↓
一定量を備蓄
例えば、
- 水
- パックご飯
- レトルトカレー
- 缶詰
- 常温保存豆腐
- 乾麺
- 子どものお菓子
など、
普段から食べる食品を少し多めに置いておきます。
茶トラぶろぐ|備蓄を「保険+値上がり対策」と考える
🐱 ローリングストックについて
茶トラぶろぐでは、
防災備蓄を
「災害が起きなければ無駄になるもの」
ではなく、
日常生活にも役立つストックとして考えています。
2児家庭なら「子どもが食べるか」まで確認
いくら栄養があって、
5年間保存できても、
子どもが食べてくれなければ困ります。
だからこそ、
非常食は災害まで未開封にするのではなく、
一度家族で試食しておきたいですね。
例えば、
- このアルファ米は食べられる?
- この保存パンは好き?
- 常温の液体ミルクを飲める?
- 水だけで作った非常食でも大丈夫?
などを確認しておきます。
防災用品も「買ったら一度使う」
食品だけではありません。
防災グッズも、
買ったら一度使ってみましょう。
例えば、
- 携帯トイレをセットする
- 防災ラジオを聞く
- ライトを点灯する
- モバイルバッテリーから充電する
- カセットコンロでご飯を炊く
- 防災テントを広げる
などです。
⚠ 災害の日に初めて使わない
停電した暗い部屋で、
説明書を探しながら初めて防災用品を使うのは大変です。
平常時に一度試すこと自体が防災訓練になります。
「粗悪品をまとめ買い」の失敗も防ぎたい
本書では、
防災用品を購入する際の失敗例もテーマになっています。
ネット通販では、
価格だけを見ると安い商品がたくさんあります。
でも防災用品は、
いざという時に
本当に使えなければ意味がありません。
特に、
- モバイルバッテリー
- ポータブル電源
- ライト
- 携帯トイレ
- 防寒用品
などは、
購入前に仕様・容量・安全性・使用方法を確認したいところです。
生活用品の備蓄も忘れない
防災備蓄というと、
食料ばかりに目が向きます。
でも数日間、
自宅で生活することを考えると、
- トイレットペーパー
- ティッシュ
- ウェットティッシュ
- 生理用品
- おむつ
- ゴミ袋
- ラップ
- 歯磨き用品
- 衛生用品
なども必要です。
子どもがいる家庭なら、
大人だけを基準に備蓄しない
ことも重要ですね。
携帯トイレは想像以上に必要
災害時の備蓄で、
私が特に見落としたくないのが
携帯トイレです。
例えば1人1日5回使うとして、
4人家族なら、
5回 × 4人 × 7日
=140回分
です。
防災リュックに10回分入っているだけでは、
長期の在宅避難では不足する可能性があります。
猛暑への備蓄も「新常識」に
この本で特に今の家庭防災に必要だと感じるのが、
猛暑への備えです。
真夏に停電したら、
エアコンが止まります。
子どもが2人いる家庭なら、
食料や水だけではなく、
- 乾電池式扇風機
- 冷却用品
- 十分な飲料水
- 塩分補給用品
- 日差しを遮るもの
なども考えたいところです。
「非常食があれば大丈夫」ではない
地震は季節を選んでくれません。
8月の猛暑日に発生するかもしれません。
真冬の深夜に起きるかもしれません。
だから、
食べる備蓄+暮らす備蓄
という考え方が大切です。
冬なら寒さへの備蓄も必要
逆に冬の停電では、
暖房器具が使えない可能性があります。
わが家なら、
- 毛布
- アルミブランケット
- 寝袋
- 防寒着
- 使い捨てカイロ
- 厚手の靴下
なども備えておきたいです。
「地震対策」と考えるのではなく、
地震後に家族が生活できるか
まで想像することが重要ですね。
火山噴火への備蓄も考えるきっかけに
タイトルには
「火山噴火」
も入っています。
大規模な噴火が起きた場合、
地域によっては降灰への備えも必要になります。
火山灰によって、
- 交通が乱れる
- 物流が止まる
- 外出しにくくなる
- 電力・水道などへ影響する
可能性も考えられます。
地震だけでなく、
「家から出られなくなる災害」
にも対応できる備蓄を考えておきたいところです。
感染症パンデミックから学べること
災害でなくても、
買い物へ行きにくくなる状況はあります。
感染症が広がった時など、
「できるだけ外出したくない」
という状況になることもあります。
そんな時にも、
水・食品・生活用品を一定量備えておけば、
買い物回数を減らせます。
家庭備蓄は、
地震だけのためではない
という考え方ですね。
石油危機まで想定しているのが興味深い
タイトルには、
石油危機
という言葉もあります。
物流やエネルギー供給が大きく乱れれば、
災害が起きていなくても、
普段通り商品が店頭へ届かない可能性があります。
その意味でも、
「なくなってから買う」から
「少し余裕を持って家に置く」へ
という考え方は、
日常生活にも役立ちそうです。
防災初心者だけでなく「すでに備蓄している人」にも
出版社の紹介では、
初心者から上級者まで知っておきたい知識をまとめた本とされています。
個人的には、
特に
ある程度防災用品を買い始めた家庭
に相性がよさそうだと感じます。
なぜなら、
何も持っていない状態なら、
まず水・食料・トイレを揃えるところから始めればよいからです。
でも備蓄が増えてくると、
- 量は足りている?
- 期限は大丈夫?
- 重複していない?
- 本当に必要?
- 使い方を知っている?
という
「備蓄の質」
を考える必要が出てきます。
こんな人におすすめ
✓ 防災備蓄を何から始めればいいか分からない
✓ 非常食をたくさん買ったけれど管理できていない
✓ 4人家族の備蓄量を見直したい
✓ 子どもがいる家庭
✓ ローリングストックを始めたい
✓ 防災用品の買い方で失敗したくない
✓ 真夏・真冬の停電まで考えていなかった
✓ 地震だけでなく火山噴火や感染症にも備えたい
✓ ポータブル電源など大型防災用品を購入する前に勉強したい
✓ 「とりあえず買う防災」から卒業したい
防災グッズを増やす前に
「わが家の備蓄」を一度見直す
本を読んだら「わが家の備蓄チェック」をしてみよう
この本を読むだけで終わらせるのではなく、
実際に家の中を確認してみるのがおすすめです。
✅ 2児家庭の備蓄チェック
- 家族4人で水は何日分ある?
- 非常食は何食分ある?
- 子どもが食べられる食品は?
- 携帯トイレは何回分?
- カセットボンベは何本?
- 停電時の照明は?
- スマホ充電は何回できる?
- 真夏の暑さ対策は?
- 真冬の防寒対策は?
- 生活用品は1週間なくても困らない?
これを一度数字にしてみるだけでも、
今まで見えていなかった不足が見つかります。
「足りないもの全部を今日買う」必要はない
防災について勉強すると、
「あれもない!」
「これも足りない!」
となりがちです。
でも、
一度に全部買う必要はありません。
私なら、
今月 → 水を少し追加
来月 → 携帯トイレを追加
次 → 夏の停電対策
その次 → カセットボンベを追加
というように、
家計に無理のない範囲で増やします。
防災は、
一気に完成させるものではなく、少しずつ強くするもの
だと思います。
まとめ|防災用品を「買う」から「使える備蓄を作る」へ
今回紹介した
高岡武志さん著
『今すぐ役立つ家庭備蓄の「新常識」 巨大地震・火山噴火・感染症パンデミック・石油危機』
は、
家庭の防災備蓄を幅広く見直せる一冊です。
📘 今回のポイント
- 2026年8月28日発売
- 徳間書店
- 136ページ
- 著者は高岡武志さん
- 元自衛官・元消防士・防災士の経験を生かした内容
- 水・食料の備蓄を見直せる
- 生活用品の備蓄も扱う
- 猛暑・寒さへの備蓄も扱う
- 巨大地震だけでなく火山噴火・感染症・石油危機も想定
- 備蓄でありがちな失敗を減らすヒントがある
2児のママとして防災用品を集めていると、
ついつい
「次は何を買えばいい?」
と考えてしまいます。
でも本当に大切なのは、
新しい防災グッズを次々と増やすことだけではありません。
今ある水は何日分?
今ある非常食は何食?
携帯トイレは家族で何日使える?
カセットコンロはあるけれど、
ボンベは足りる?
停電したら、
真夏の夜をどう過ごす?
真冬なら?
そうやって
「災害後の生活」を具体的に想像する
ことで、
本当に必要な備蓄が見えてきます。
「持っている防災」から
「使える防災」へ。
そして、
期限が来たら捨てるのではなく、
普段から食べる。
普段から使う。
使ったら買い足す。
そんな防災なら、
子育て中でも続けやすいと思います。
家に防災用品が増えてきた方こそ、
一度立ち止まって、
「わが家の備蓄、本当にこれで大丈夫?」
を確認してみてください。
その答えを考えるための参考になりそうな一冊です。
家族4人の備蓄を
「なんとなく」から「使える備え」へ
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※本記事内の備蓄量は一般的な目安をもとにした例です。年齢、健康状態、食事量、居住環境、地域の災害リスクなどによって必要な備蓄量は異なります。
※防災情報については、政府・自治体・気象庁などが発表する最新の情報もあわせて確認してください。
※災害時は備蓄品の確保よりも生命を守る行動を最優先してください。

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