テレビやスマホに突然表示される、
「○○地方で震度6弱」といった地震速報。
大きな地震のニュースを見ると、
被災された方々のことが心配になると同時に、
「もし今、わが家の近くで起きたら大丈夫かな?」
と考えることがあります。
でも数日たつと日常に戻り、
防災について考えたこと自体を忘れてしまう……。
そんな経験がある方も多いのではないでしょうか。
2児のママ目線でおすすめしたいのが、
「どこかで大きめの地震が起きたら、わが家の防災袋を見直す」
という習慣です。
地震を予知するためではありません。
ニュースを見て防災への意識が高まったタイミングを、
わが家の備えを確認するきっかけにするという考え方です。
💡 大きな地震のニュースを見たら
ニュースを見る
↓
「怖いな」で終わらせない
↓
防災袋を開ける
↓
不足・期限切れを確認する
↓
必要なものを補充する
なぜ「地震が起きた時」を見直しのタイミングにするの?
防災袋は、
毎日使うものではありません。
そのため、一度準備すると、
- 押し入れに入れたまま
- 玄関に置いたまま
- 中身を何年も確認していない
という状態になりやすいものです。
そこで、
「大きめの地震が起きたら防災袋を開ける」
と自分なりのルールを決めておきます。
地震のニュースを、
防災用品の点検を思い出すスイッチ
にしてしまうわけです。
非常持出品は、一度準備したら終わりではありません。
食料の期限が切れていたり、
ライトの電池がなくなっていたりする可能性があるため、
定期的な点検が大切です。
まずは防災袋を実際に開けてみよう
大きな地震のニュースを見たら、
まずやってほしいのがとてもシンプルなこと。
防災袋を開けてみる。
これだけです。
「全部チェックしなきゃ」と考えると面倒になってしまいます。
まずは玄関やクローゼットから防災袋を出して、
ファスナーを開けるところから始めましょう。
実際に中を見ると、
- 水の期限が近い
- 非常食が少ない
- 乾電池が入っていない
- 携帯トイレが足りない
- モバイルバッテリーが充電されていない
など、意外と気づくことがあります。
① 水と非常食の期限を確認
最初に確認したいのが、
飲料水と非常食です。
防災袋を作った時には十分だったとしても、
数年たてば賞味期限が近づいている可能性があります。
チェックすること
- 飲料水の期限
- 非常食の期限
- 家族人数に対して量が足りているか
- 子どもが食べられるものか
- 調理せず食べられるものがあるか
期限が近い食品は捨てるのではなく、
普段の食事で食べて、新しいものを補充します。
いわゆるローリングストックです。
🐱 あわせて読みたい|茶トラぶろぐ
「備蓄した食料が無駄になりそう……」という方には、
普段の生活で食べながら備えるローリングストックがおすすめです。
② 携帯トイレの数を確認
食料や水と同じくらい忘れたくないのが、
災害時のトイレ対策です。
大きな地震では断水だけでなく、
排水管や下水設備が損傷してトイレが使えなくなる可能性があります。
防災袋に携帯トイレが入っていても、
「2~3回分しか入っていなかった」
ということもあります。
家族4人なら使用回数も増えます。
防災袋の中だけでなく、
自宅に備蓄している携帯トイレの数も一緒に確認
しておきましょう。
③ ライトと乾電池をチェック
懐中電灯が防災袋に入っているから安心、
とは限りません。
いざ使おうとした時に、
「つかない!」
では困ります。
実際にスイッチを入れて、
点灯するか確認しましょう。
あわせて、
予備の乾電池があるかもチェックします。
④ モバイルバッテリーを充電する
今の防災で重要なのが、
スマートフォンの電源確保です。
災害時にはスマホで、
- 地震情報を確認する
- 家族と連絡する
- 自治体からの情報を見る
- 避難場所を確認する
- 地図を見る
といった場面があります。
ところが、防災袋に入れたモバイルバッテリーが
ほとんど充電されていなければ十分に使えません。
🔋 地震のニュースを見たら
防災袋を確認すると同時に、
モバイルバッテリーの残量も確認して充電
しておきましょう。
⑤ 子どもの防災用品を見直す
2児ママとして特に重要だと思うのが、
子どもの成長に合わせた見直しです。
子どもはどんどん成長します。
去年準備した防災袋には、
- もう小さくなった服
- サイズの合わない下着
- 今は必要なくなったおむつ
- 年齢に合わない食べ物
などが入っているかもしれません。
逆に、成長したことで新たに必要になるものもあります。
「子ども用品は入っているか」だけでなく、
「今の子どもに使えるか」を確認する。
これが大切です。
⑥ 季節に合わせて中身を入れ替える
防災袋は、
一年中まったく同じ中身でいいとは限りません。
例えば夏なら、
- 汗拭きシート
- タオル
- 暑さ対策用品
- 着替え
などが役立ちます。
冬なら、
- 防寒着
- 手袋
- 使い捨てカイロ
- アルミブランケット
- 厚手の靴下
などを追加したくなります。
地震のニュースを見た時に、
「今夜避難するとしたら、この中身で大丈夫?」
と考えてみると、不足しているものに気づきやすくなります。
⑦ 防災袋の重さも確認する
意外と忘れがちなのが、
防災袋の重さです。
備えを充実させようとして、
水や食料、防災用品をどんどん追加すると、
リュックがかなり重くなることがあります。
でも、実際の避難では、
その防災袋を背負って歩かなければならないかもしれません。
🎒 一度、実際に背負ってみよう
玄関から背負って歩いてみて、
「この重さで子どもと一緒に避難できる?」
と確認してみましょう。
2児家庭では、
子どもの手を引いたり、
場合によっては抱っこしたりする可能性もあります。
「たくさん入っている=良い防災袋」ではありません。
実際に持ち出せることも重要です。
⑧ 防災袋の置き場所を確認する
中身が完璧でも、
すぐ取り出せなければ困ります。
例えば、
「防災袋は押し入れの奥。
その前には段ボールがいっぱい……」
という状態では、
緊急時にすぐ持ち出せません。
防災袋は、
避難するときにすぐ持ち出せる場所
に置いておきましょう。
玄関付近など、家族が場所を把握しやすいところも候補になります。
⑨ 家族で避難場所と連絡方法を確認する
せっかく防災袋を見直すなら、
家族の防災ルールも一緒に確認しましょう。
大地震が、
家族全員が自宅にいる時に起きるとは限りません。
パパは会社。
ママは買い物。
子どもは学校。
そんな状況で地震が起きる可能性もあります。
家族で確認しておきたいこと
- 避難場所はどこか
- 家族が離れている時はどうするか
- 誰が子どもを迎えに行くか
- 連絡が取れない場合はどうするか
- 集合場所はどこにするか
防災袋を「完璧」にしようとしなくていい
防災について調べ始めると、
必要そうなものが次々に出てきます。
「あれも必要」
「これも必要」
と考えているうちに、
結局何もしないまま終わってしまうこともあります。
だから私は、
一度に完璧にしなくてもいい
と思います。
大きな地震が起きた時に、
防災袋を開ける。
そして、
何か1つでも改善する。
それだけでも以前より備えは前進しています。
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「そもそも防災リュックには何を入れればいいの?」
という方はこちらも参考にしてください。
保存水や非常食だけでなく、
ライト・ラジオ・非常用トイレ・寝具など、
防災リュックに入れておきたいものを紹介しています。
「地震が来るかも」ではなく「備えを確認するきっかけ」に
ここはとても大切です。
どこかで大きな地震が起きたからといって、
必ず自分の住んでいる地域でも大地震が起きるという意味ではありません。
不確かな地震予知やSNSのうわさに振り回される必要もありません。
大切なのは、
「次はここに来るかもしれない」と怖がることではなく、
「この機会に、わが家の備えを確認しておこう」
と行動すること。
地震のニュースを、
不安を大きくする材料ではなく、
防災行動につなげるきっかけにしてみましょう。
わが家の「地震が起きたら10分チェック」
毎回何時間もかけて防災用品を確認する必要はありません。
例えば、
10分だけチェックするというルールでも十分です。
✅ 10分でできる防災チェック
- 防災袋を開ける
- 水・非常食の期限を見る
- 携帯トイレの数を見る
- ライトを点灯してみる
- モバイルバッテリーを充電する
- 子ども用品のサイズを見る
- 季節用品を追加する
- リュックを一度背負ってみる
- 置き場所を確認する
- 家族で避難場所を確認する
全部できなければ、
今日は3つだけでも構いません。
「地震のニュースを見たら何か一つ防災行動をする」
という習慣を作ることのほうが大切です。
まとめ|大きな地震を「わが家の防災を一歩進める日」にしよう
大きな地震のニュースを見ると、
どうしても不安になります。
でも、
不安な気持ちだけで終わらせるのではなく、
そのタイミングを防災袋の見直しの日にしてみてはいかがでしょうか。
確認するのは難しいことではありません。
- 水と非常食は大丈夫?
- 携帯トイレは足りる?
- ライトはつく?
- モバイルバッテリーは充電されている?
- 子どもの用品は今の年齢・サイズに合っている?
- 季節に合ったものが入っている?
- 実際に背負える重さ?
こうした小さな確認の積み重ねが、
いざという時の安心につながります。
大きな地震のニュースを見たら、
「防災袋を開ける日」にする。
怖がるだけではなく、
今日できる備えをひとつ増やしておきましょう。
2児のママとしても、
家族全員分を一度に完璧にするのは大変です。
だからこそ、
地震のニュースを目にするたびに少しずつ見直す。
その習慣が、
わが家の防災力を少しずつ高めてくれると思います。
※地震に関する情報は、気象庁・内閣府・自治体など公的機関からの最新情報をご確認ください。

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