地震や台風に備えて防災バッグを準備するとき、
- 水
- 非常食
- ライト
- モバイルバッテリー
- 携帯トイレ
などは思い浮かびやすいですよね。
でも、普段メガネを使っている方にぜひ確認してほしいものがあります。
防災バッグに「予備のメガネ」は入っていますか?
私も2児のママとして防災用品を考えると、
どうしても子どもの水や食料などを優先して考えてしまいます。
でも、もし災害時に自分のメガネが壊れてしまったら……。
子どもの安全を確認することさえ難しくなる可能性があります。
道路の状態を見る。
避難所の案内を見る。
スマートフォンで情報を見る。
子どもがどこにいるか確認する。
普段当たり前にできていることも、
視力が悪い方にとっては
「メガネがあること」が前提
になっています。
今回は、
防災バッグに予備メガネを入れておく必要性
について、2児ママ目線でまとめます。
内閣府の防災資料でも「眼鏡」は非常持ち出し品
内閣府の防災資料では、
非常持ち出し品について
避難先まで安全に避難し、避難先で困らず過ごすために必要なもの
という考え方が示されています。
その中には、
眼鏡・コンタクトや補聴器など、個人によって生活に欠かせないもの
も挙げられています。
また、内閣府が掲載している地域防災計画の非常持ち出し品チェックリストでも、
「予備メガネ」
が、個人や家庭の事情に合わせて備えを検討するものとして掲載されています。
なぜ防災バッグに予備メガネが必要なの?
普段メガネを使っていると、
「避難するときも今使っているメガネをかけているから大丈夫」
と思うかもしれません。
でも災害は、
いつ起きるか分かりません。
例えば、
- 寝ている時
- お風呂に入っている時
- メガネを外している時
- コンタクトを外した夜
に大きな地震が起きる可能性もあります。
さらに、
- 揺れでメガネが落ちる
- 踏んで壊れる
- 家具の下に入る
- 避難途中に落とす
といったことも考えられます。
普段のメガネ1本だけに頼らない。
防災では「もし壊れたら?」まで考えて、予備を用意しておくことが大切です。
メガネがないと避難そのものが危険になることも
地震直後の道路は、
普段と同じ状態とは限りません。
例えば、
- 道路に物が落ちている
- ガラスが割れている
- 段差ができている
- 建物の一部が壊れている
- 夜間で停電している
可能性があります。
そんな状況で視界がぼやけていたら、
足元の危険を見つけにくくなる
ことも考えられます。
「見えること」は立派な防災対策です。
2児ママとして特に怖いのは「子どもが見えない」こと
私が2児のママとして一番心配なのは、
自分自身の不便よりも、子どもの安全確認が難しくなること
です。
避難中に、
- 子どもがどこを歩いているか
- 足元に危険なものがないか
- 子どもがケガをしていないか
- 人混みの中でどこにいるか
をしっかり確認する必要があります。
視力が悪い状態では、
これらの確認が難しくなる可能性があります。
親が「ちゃんと見える状態」でいることも、子どもを守る備え。
避難所では文字を読む場面がたくさんある
避難所に到着した後も、
メガネが必要になる場面はたくさんあります。
例えば、
- 避難所の掲示板
- 配給の案内
- 自治体からのお知らせ
- スマートフォンの災害情報
- 地図
- 薬の説明
などです。
遠くが見えない方だけでなく、
老眼鏡が必要な方も予備を備えておきたい
ですね。
コンタクト派こそ予備メガネを準備したい
普段コンタクトレンズを使っている方も、
防災バッグにはメガネを入れておく
のがおすすめです。
避難生活では、
- 十分に手を洗えない
- 清潔な水を確保しにくい
- コンタクト用品を持ち出せない
- 長時間装用することになる
可能性があります。
そのため、
「コンタクトがあるから大丈夫」ではなく、メガネでも生活できる準備
をしておくと安心です。
内閣府の防災資料でも、個人に必要な持ち出し品の例として
眼鏡・コンタクト
が挙げられています。
予備メガネは「昔のメガネ」でもいい?
新しい予備メガネを防災専用に用意できれば安心ですが、
必ずしも高価なものを新しく買う必要はありません。
例えば、
以前使っていたメガネで、今でもある程度見えるもの
を防災用にする方法もあります。
ただし、
- 度数が大きく合わなくなっている
- フレームが壊れている
- レンズがひどく傷ついている
- 長時間かけると気分が悪くなる
ようなものでは、非常時に十分役立たない可能性があります。
防災用にする前に、一度かけて確認。
「これなら避難所まで歩ける」「文字を読める」という程度には見えるものを準備しましょう。
ハードケースに入れて防災バッグへ
予備メガネをそのまま防災バッグへ入れると、
荷物に押されて壊れてしまう可能性があります。
できれば、
硬めのメガネケース
に入れて保管しましょう。
そのうえで、
- ケースに名前を書く
- 「予備メガネ」と分かるようにする
- 防災バッグの取り出しやすい場所に入れる
などの工夫をしておくと便利です。
メガネ拭きも一緒に入れておこう
小さいものですが、
メガネ拭き
も一緒に入れておくと便利です。
避難時には、
- ほこり
- 雨
- 汗
- 汚れ
などでレンズが見えにくくなることがあります。
メガネケースの中に1枚入れておけば、
ほとんど荷物を増やさずに備えられます。
家族全員分を確認しよう
パパやママだけでなく、
子どもがメガネを使っている場合は
子どもの予備も必要
です。
特に子どもは成長によって度数が変わることもあるので、
古い予備メガネを何年も入れっぱなしにしないようにしましょう。
防災バッグを点検するときに、
- 現在の度数に大きく合わなくなっていない?
- フレームは壊れていない?
- レンズに大きな傷はない?
- ケースは割れていない?
- 家族全員分そろっている?
寝室にもメガネを置く場所を決めておこう
防災バッグの予備とは別に、
普段使うメガネの置き場所を固定する
こともおすすめです。
特に夜中に地震が起きた場合、
停電した暗い部屋の中でメガネを探すのは大変です。
例えば、
- ベッド横の決まった場所
- 落ちにくいケースの中
- 枕元の固定した収納
など、いつも同じ場所へ置く習慣をつけておくと探しやすくなります。
自宅・防災バッグ・職場の3か所に分ける方法も
視力がかなり悪く、
メガネなしでは移動が難しい方の場合は、
1本の予備だけに頼らず分散して備える
方法も考えられます。
例えば、
- 普段使うメガネ
- 防災バッグの予備メガネ
- 職場に置く予備メガネ
仕事中に災害が起きる可能性もあるため、
職場にも古い予備を1本置けると安心です。
職場にはスニーカーと一緒にメガネも
大地震で公共交通機関が停止した場合、
安全が確認された後に徒歩で帰宅することになる可能性があります。
そんな時に、
スニーカーがあっても視界が悪ければ安全に歩くのは難しくなります。
そのため職場の防災用品には、
- 歩きやすいスニーカー
- 予備メガネ
- 飲料水
- ライト
- モバイルバッテリー
などをまとめておくと便利です。
茶トラぶろぐ関連記事|避難袋には「自分に必要なもの」を入れよう
茶トラぶろぐでは、
避難生活で役立つ
帽子を防災バッグに入れておくメリット
についても紹介しています。
【避難袋に帽子を入れるメリット】避難生活で役立つ理由と注意点
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現金など「忘れやすい防災用品」も一緒にチェック
メガネのように、
水や非常食ほど目立たないけれど、
災害時にないと困るものは他にもあります。
そのひとつが
現金
です。
【災害時の現金対策】小銭と千円札を備える大切さ|キャッシュレスが使えない時に困らないために
停電や通信障害でスマホ決済やカード決済が使えない状況を想定し、防災バッグに少額の現金を備えておく必要性を紹介しています。
台風前は防災バッグの中身をまとめて確認
台風は地震と違い、
ある程度前から接近が分かります。
そんな時こそ、
水や非常食だけでなく
予備メガネも防災バッグに入っているか確認
しておきましょう。
茶トラぶろぐでは、
台風接近直前に確認したい防災準備についてもまとめています。
【台風接近直前にやるべきこと】雨風が強くなる前の最終チェックリスト|子どもがいる家庭の防災対策
防災リュックや貴重品を取り出しやすい場所へ移すなど、雨風が強くなる前にやっておきたい最終確認をまとめています。
防災バッグの中身は「全員同じ」でなくていい
防災バッグを作る時に大切なのは、
ネットで紹介されているチェックリストをそのまま真似することではありません。
家族によって必要なものは違います。
例えば、
- メガネが必要な人
- 常備薬が必要な人
- 補聴器が必要な人
- 赤ちゃんがいる家庭
- 食物アレルギーがある子ども
では、必要な防災用品が変わります。
「わが家で、なくなったら本当に困るものは何?」
この視点で防災バッグを見直してみましょう。
防災バッグ点検日にメガネもチェック
予備メガネを一度入れたら終わりではありません。
半年~1年に一度程度、
防災バッグを確認する時に一緒に点検するのがおすすめです。
特に、
- 子どもの視力が変わった
- 普段使うメガネを買い替えた
- 予備が古くなった
といった場合は、
防災用のメガネも入れ替えましょう。
まとめ|「見えること」も大切な防災準備
防災用品というと、
水や非常食、ライトなど
誰にでも必要なもの
を最初に考えます。
でも、普段メガネを使っている人にとって、
メガネは単なる生活用品ではありません。
「見えること」そのものが、安全に避難するための備えです。
地震で普段のメガネが壊れたら、
- 道路の危険を確認する
- 避難所を探す
- 掲示物を読む
- スマホを見る
- 子どもの安全を確認する
といったことが難しくなる可能性があります。
だからこそ、
普段使うメガネとは別に、予備のメガネを防災バッグへ。
コンタクト派の方も、
非常時に長時間コンタクトだけへ頼らなくて済むよう、
メガネを準備しておきたいですね。
2児のママとしては、
自分がきちんと見える状態を確保しておくことも、
子どもを安全に避難させるための準備
だと思います。
今日、防災バッグを開けてみてください。
「もし今メガネが壊れたら、このバッグだけで避難できる?」
この質問で見直してみると、
今まで気づかなかった必要なものが見つかるかもしれません。
※本記事は一般的な防災情報をまとめたものです。視力・眼疾患・コンタクトレンズの使用状況などによって必要な備えは異なります。メガネの度数やコンタクトレンズの使用について不安がある場合は、眼科医・眼鏡店などの専門家にご相談ください。
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