深夜に突然、強い地震。
家族の無事を確認して、テレビやスマートフォンで情報を見ながら、
ほとんど眠れないまま朝を迎えた……。
そんな翌日、
「今のうちに何か買っておいたほうがいいのかな?」
と考える方も多いと思います。
2児のママとして考えると、
水や食料、トイレ用品などが足りない状態なら、
次の地震や停電・断水に備えて不足分を補っておく
ことは大切です。
ただし、
地震の翌日に何でも大量に買い込めばいいわけではありません。
まず家にある備蓄を確認しましょう。
「ないもの」「家族の人数に対して足りないもの」だけを買い足す。
買い占めではなく、不足分を補うことを意識するのがポイントです。
そもそも地震の翌日に買い物へ行って大丈夫?
まず確認したいのが、
本当に外出して安全なのか
ということです。
強い地震の後は、
- 余震
- 建物や塀の倒壊
- 道路の損傷
- 火災
- 交通機関の混乱
などが起きている可能性があります。
そのため、
「買い物に行かなければ」と焦る前に、自治体・気象庁・警察などの情報を確認
しましょう。
自宅に必要な水や食料が十分にあるなら、
余震が続いている中で無理に買い物へ出る必要はありません。
まず家にあるものを確認しよう
スーパーへ行く前に、
冷蔵庫・食品棚・防災バッグを確認します。
チェックしたいのは、
- 飲料水
- 主食
- 調理せず食べられる食品
- 子どもの食べ物
- 携帯トイレ
- トイレットペーパー
- 乾電池
- 衛生用品
- 常用している生活用品
などです。
例えば水が十分にあるのに、
さらに何ケースも買う必要はありません。
反対に、
携帯トイレが数回分しかないなら、
水よりトイレ用品を優先する
という判断もできます。
優先度★★★★★ 飲料水
最初に確認したいのが
飲料水です。
地震直後は水道が使えていても、
その後の点検や設備トラブルなどで断水する可能性があります。
家族が飲む分だけでなく、
調理にも水を使います。
自宅の備蓄量を確認して、
不足している場合は優先的に補充しましょう。
水は災害時だけでなく普段から飲むものなので、
ローリングストックにも向いています。
優先度★★★★★ 携帯トイレ・簡易トイレ
実は水や非常食と同じくらい、
地震後に確認しておきたいのが
トイレ用品です。
水道が出ていても、
地震で排水管が破損している場合はトイレを流せないことがあります。
特にマンションでは、
自宅から見えない共用配管が壊れている可能性もあります。
買い物へ行くなら、
- 携帯トイレ
- 凝固剤
- 便器にかぶせる袋
- 防臭袋
- トイレットペーパー
の在庫も確認しましょう。
2児のママとしては、
「子どもが急にトイレと言ったときに使える状態か」
まで考えておきたいところです。
優先度★★★★★ 調理不要の食べ物
地震後は、
停電・断水・ガス停止などで料理ができなくなる可能性があります。
そのため、
袋や缶を開ければ食べられるもの
を少し用意しておくと安心です。
例えば、
- 保存パン
- 缶詰
- 栄養補助食品
- シリアル
- クラッカー
- お菓子
- フルーツ缶
などがあります。
特に地震直後は、
「水・電気・ガスを使わなくても食べられるか?」
という視点で選ぶのがおすすめです。
優先度★★★★☆ パックご飯・レトルト食品
カセットコンロや電気が使える状況なら、
パックご飯やレトルト食品も便利です。
- パックご飯
- レトルトカレー
- レトルト丼
- スープ
- おかゆ
など、
普段から家族が食べ慣れている食品を選びましょう。
非常食だからといって、
普段食べたことのないものばかり買う必要はありません。
優先度★★★★☆ 缶詰
缶詰は比較的長く保存でき、
調理不要で食べられる商品も多いため、地震後の買い足しにも向いています。
例えば、
- ツナ缶
- サバ缶
- 焼き鳥缶
- 果物缶
- 豆類の缶詰
などです。
ただし、
家族が普段食べないものを大量に買わない
こともポイントです。
優先度★★★★☆ 子どもが食べ慣れた食品
2児のママとして特に意識したいのが、
子どもが本当に食べられるものです。
地震後は子どもも不安になっています。
普段なら食べるものでも、
環境が変わると食欲が落ちることがあります。
だからこそ、
- 好きなお菓子
- いつものパン
- シリアル
- ゼリー
- 食べ慣れたレトルト食品
など、
「いつもの味」も少し用意しておくと安心です。
赤ちゃんがいる家庭はミルク・離乳食を最優先
赤ちゃんがいる家庭では、
大人用の食料より先に確認したいものがあります。
- 液体ミルク
- 粉ミルク
- 離乳食
- 紙おむつ
- おしりふき
などです。
物流が止まると、
赤ちゃん専用品が手に入りにくくなる可能性があります。
茶トラぶろぐでは、
停電・断水時でも使いやすい液体ミルクについても紹介しています。
優先度★★★★☆ カセットボンベ
カセットコンロが自宅にあるなら、
カセットボンベの残量も確認しましょう。
本体があっても、
ガスがなければ使えません。
お湯を沸かせれば、
- レトルト食品
- カップ麺
- スープ
- 温かい飲み物
など食事の選択肢が増えます。
ただし、使用時は換気や火災に十分注意し、
商品の使用方法を守ってください。
優先度★★★★☆ 乾電池
停電に備えて、
乾電池のストックも確認しましょう。
特に、
- 懐中電灯
- 防災ラジオ
- 乾電池式充電器
などを使う家庭では必要です。
買い物へ行く前に、
自宅の防災用品が単3なのか単4なのか
を確認しておくと買い間違いを防げます。
優先度★★★☆☆ モバイルバッテリー関連
スマートフォンは地震後の重要な情報源です。
モバイルバッテリーを持っている場合は、
まず新しく買う前に充電しましょう。
すでに十分な容量を持っているなら、
さらに買い足す必要はありません。
必要なのは
「持っているか」ではなく「今使える状態か」
です。
優先度★★★★☆ ゴミ袋・ポリ袋
災害時はゴミ袋がいろいろな場面で活躍します。
- 携帯トイレ
- 生ゴミ
- 汚れ物
- 簡易的な防水
- 物の仕分け
など用途が多いため、
在庫が少なければ買い足しておきたいものです。
優先度★★★★☆ ウェットティッシュ・衛生用品
断水した場合、
手洗いや入浴が自由にできなくなります。
そこで、
- ウェットティッシュ
- 除菌シート
- ティッシュ
- 生理用品
- マスク
- 紙おむつ
など、家族に必要な衛生用品を確認します。
優先度★★★☆☆ ラップ・ポリ袋
食品用ラップやポリ袋も、
断水時には便利です。
お皿の上にラップや食品用ポリ袋を敷けば、
食器を直接汚しにくくなり、
食器洗いに使う水を減らす
ことができます。
普段のキッチン用品なので、
使い切っても無駄になりにくいのもメリットです。
優先度★★★☆☆ トイレットペーパー・ティッシュ
大地震後は物流が乱れる可能性があります。
ただし、
トイレットペーパーはかさばるため、
不安だからと何パックも大量に買う必要はありません。
「家族がしばらく使える量があるか」を確認して、不足分だけ補充
しましょう。
優先度★★★☆☆ 現金を使えるようにしておく
停電や通信障害が起きると、
- クレジットカード
- スマホ決済
- 電子マネー
などが使えなくなる場合があります。
そのため、
千円札や小銭などの少額現金
があるか確認しておくと安心です。
ただし、大量の現金を持ち歩く必要はありません。
冷蔵品・冷凍品は買いすぎない
地震の翌日にスーパーへ行くと、
つい食料をたくさん買いたくなるかもしれません。
でも、
停電の可能性が残っている状況では、冷蔵・冷凍食品の大量購入には注意
が必要です。
もし停電が長時間続けば、
せっかく買った食品を保管できなくなる可能性があります。
冷蔵・冷凍品を大量購入するより、
常温で保存できる食品を中心に不足分を補う
ほうが管理しやすくなります。
買い占めはしない
大きな地震の後は、
「もっと買わなきゃ」と不安になりますよね。
でも、みんなが必要以上に購入すると、
本当に備蓄が不足している家庭へ商品が行き渡らなくなる可能性があります。
例えば、
家に水が十分ある → 水は買わない
携帯トイレがない → 携帯トイレを買う
非常食が十分ある → 子ども用品だけ補充
というように、
「自宅の不足を埋める買い物」
を意識しましょう。
普段食べるものを買えば無駄になりにくい
地震が心配だからと、
普段食べない非常食を大量に購入する必要はありません。
例えば、
- いつものパックご飯
- 普段食べる缶詰
- いつものレトルト食品
- 子どもの好きなお菓子
- 普段飲む水
などを少し多めに購入する方法があります。
何事もなければ、
後から普通に食べればいいだけです。
備蓄は災害時のためだけの出費ではありません。
普段食べる食品を少し多めに持ち、使った分を買い足すローリングストックなら無駄を減らせます。
地震翌日の買い物リスト|保存版
【最優先で確認】
□ 飲料水
□ 携帯トイレ・凝固剤
□ 調理不要の食品
□ 子どもが食べられる食品
【食料】
□ パックご飯
□ レトルト食品
□ 缶詰
□ 保存パン
□ シリアル・クラッカー
□ お菓子
【ライフライン対策】
□ カセットボンベ
□ 乾電池
□ ゴミ袋
□ 食品用ラップ・ポリ袋
□ ウェットティッシュ
【トイレ・衛生】
□ トイレットペーパー
□ 防臭袋
□ 生理用品
□ おむつ
□ おしりふき
□ マスク
【赤ちゃんがいる家庭】
□ ミルク
□ 離乳食
□ 紙おむつ
□ おしりふき
【その他】
□ 少額の現金
□ 家族に必要な日用品
買い物へ行くときの注意点
地震翌日は、
普段とは道路や街の状況が違う可能性があります。
買い物へ行く場合は、
- 余震に注意する
- ブロック塀の近くを避ける
- 古い建物の近くを避ける
- 崩れそうな看板・外壁に注意する
- 道路の亀裂などを確認する
- 家族に行き先を伝える
ようにしましょう。
危険な状況なら、買い物より自宅や避難場所で安全を確保することが最優先です。
子どもを連れて買い物へ行く必要がある?
可能であれば、
地震直後の混雑した店舗へ小さな子どもを連れて行かずに済む方法も考えたいところです。
余震が起きる可能性もありますし、
スーパーが混雑していることもあります。
家族の状況に応じて、
大人一人が短時間で必要な物だけ買う方法も検討しましょう。
もちろん、子どもだけを自宅に残すのは避け、
各家庭の安全な方法を優先してください。
夜までにもう一度備蓄を確認
買い物から帰ったら、
買っただけで終わりにしないことも大切です。
その日の夜までに、
- 飲料水をまとめる
- 防災バッグを玄関近くへ
- 携帯トイレを取り出しやすくする
- ライトを枕元へ
- スマートフォンを充電
- モバイルバッテリーを充電
しておきます。
次の地震が夜中に起きても、
すぐ行動できる状態を作っておきましょう。
まとめ|地震翌日は「大量購入」より「不足分を補充」
深夜に強い地震があると、
翌朝になって
「何か買っておかないと不安!」
という気持ちになると思います。
でも、まずやることは
スーパーへ走ることではありません。
地震翌日の買い物はこの順番
① 自宅の備蓄を確認する
↓
② 外出して安全か確認する
↓
③ 不足している物を書き出す
↓
④ 必要な量だけ購入する
↓
⑤ 次の揺れに備えて使いやすい場所へ置く
「とにかく買う」ではなく、「わが家に足りないものを買う」。
これが、地震翌日の買い物で一番大切なポイントです。
2児のママとして特に優先したいのは、
水・トイレ・子どもの食べ物・衛生用品です。
そして何事もなければ、
購入した食品は普段の生活で使えば無駄になりません。
今夜もう一度強い地震が来たとしても困らないよう、
まずは自宅の棚を開けて、
「何が足りないかな?」
と確認するところから始めてみてください。
※本記事は一般的な防災情報をまとめたものです。実際の地震発生後は、気象庁・自治体・警察・消防・店舗などから発表される最新情報を確認し、安全を最優先に行動してください。
※地震直後は余震・建物倒壊・火災・道路損傷などの危険があります。十分な備蓄がある場合は、無理に買い物へ出かけないことも大切です。
※必要以上の買い占めを避け、各家庭で不足している量を目安に購入してください。
※食物アレルギーや乳幼児、高齢者など家族ごとの事情に合わせて必要な食品・用品を準備してください。
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