「アイラップって、普通のポリ袋と何が違うの?」
スーパーやドラッグストアで見かけたことはあっても、
実際にどんな使い方ができるのか知らない方もいるのではないでしょうか。
私も2児のママ目線で防災について考えるようになると、
「普段の家事で使えて、災害時にも役立つもの」
を備えておくことの大切さを感じます。
そんなアイテムのひとつが
「アイラップ」です。
食品の保存はもちろん、冷凍や湯せんなどさまざまな用途に使えるため、
普段のキッチンだけでなく防災用品としても活用できます。
普段は食品保存や家事に使う。
災害時には調理や食器の節水などに活用する。
使いながら備える「ローリングストック」に向いているアイテムです。
アイラップとは?普通のポリ袋との違い
アイラップは、岩谷マテリアルが販売している袋型のキッチン用品です。
見た目は一般的なポリ袋と似ていますが、
食品の保存など幅広い用途に使用できます。
代表的な特徴として、
- 食品の保存に使える
- 冷蔵・冷凍保存に使える
- 電子レンジで使用できる
- 湯せんに利用できる
- 食品以外の小物整理などにも使える
といった使い方があります。
ただし、電子レンジや湯せんなどで使用する際には、必ずメーカーが案内している使用方法・注意事項を守ることが大切です。
アイラップが防災に便利な理由
災害時に困ることのひとつが
「水を自由に使えなくなること」です。
大きな地震が発生すると、停電だけでなく断水する可能性があります。
普段なら、
- 料理する
- 食器を洗う
- 手を洗う
- 調理器具を洗う
といったことに何気なく水を使っています。
しかし断水すると、
飲料水を食器洗いに大量に使うわけにはいきません。
そんなときにポリ袋を上手に活用すると、水の使用量を抑える助けになります。
便利な使い方① 食器にかぶせて洗い物を減らす
断水時に覚えておきたい方法のひとつが、
お皿に袋をかぶせて、その上に食べ物をのせる方法です。
食べ終わったら袋を外すことで、お皿を直接汚しにくくできます。
断水時には「飲める水」がとても貴重になります。
食器を洗うための水をできるだけ減らせれば、
飲料・調理用の水を温存しやすくなります。
子どもがいると食器の数も増えやすいので、
こうした方法を知っているだけでも役立ちます。
便利な使い方② 食品の冷凍保存
アイラップは、普段の食品保存にも便利です。
例えば、
- お肉
- 魚
- ご飯
- 野菜
- 下ごしらえした食材
などを小分けして冷凍しておけば、普段の料理にも使いやすくなります。
そして、この
「普段から使っている」
という点が防災では重要です。
災害が発生してから初めて使い方を調べるのではなく、
普段から使い慣れているものを災害時にも使う
ほうがスムーズです。
便利な使い方③ 湯せん調理に活用する
アイラップの防災活用でよく知られているのが
湯せん調理です。
災害時にカセットコンロなどが使用できれば、
袋を利用して食品を加熱する方法があります。
例えば、ご飯などを袋の中で調理する方法が防災レシピとして紹介されることがあります。
複数の食品を袋に分けて調理できれば、
鍋そのものを汚しにくくするメリットもあります。
袋が鍋底や鍋肌など高温になる部分へ直接触れないようにすることが重要です。
耐熱皿を鍋底に敷くなど、メーカーが案内している方法を確認して使用してください。
直火にかけたり、空焚きしたりすることはできません。
便利な使い方④ 災害時の簡易調理袋として
災害時は普段のような料理ができるとは限りません。
水道が止まり、電気も止まり、ガスも使えない。
そんな状況でもカセットコンロと水が確保できていれば、
袋を活用した調理方法が選択肢になります。
特に、
- 調理器具をできるだけ汚したくない
- 使用する水を節約したい
- 家族分を分けて調理したい
といった状況で活用できます。
便利な使い方⑤ 手を汚さず食材を混ぜる
断水時には手洗いに使える水も限られます。
そんなとき、袋の中に材料を入れて
袋の外側から揉んで混ぜる
方法も便利です。
例えば、材料を混ぜたり下味をつけたりするときに、
直接食材へ触れる回数を減らすことができます。
普段の料理でも使える方法なので、
日頃から試しておくと災害時にも慌てずに済みます。
便利な使い方⑥ 生ゴミや使用済み用品をまとめる
災害時にはゴミ収集が通常どおり行われない可能性があります。
特に夏場は、生ゴミのにおいも気になります。
袋があれば、
- 食べ残し
- 生ゴミ
- 汚れたティッシュ
- 使用済みの衛生用品
などを一時的にまとめる用途にも使えます。
災害時は「食べること」だけでなく、「食べた後・使った後をどうするか」まで考えておくことが大切です。
便利な使い方⑦ 小物をまとめて防災リュックへ
防災リュックの中は、細かいものがバラバラになりがちです。
例えば、
- マスク
- 乾電池
- 子どもの小物
- 衛生用品
- 着替え
などを袋に分けておけば整理しやすくなります。
袋そのものも後から別の用途に使えるため、
何枚か防災リュックに入れておく
という方法もあります。
2児ママ目線|アイラップは子育て家庭とも相性がいい
子どもがいると、毎日の生活の中で袋を使う場面が本当にたくさんあります。
食品の小分け、冷凍保存、下ごしらえ、ゴミの一時保管……。
つまりアイラップは、
「防災用品だから押し入れにしまっておくもの」ではありません。
普段から使って、なくなりそうになったら買い足す。
この方法なら、
自然にローリングストックできます。
「防災用品」と「普段用品」を完全に分けないこと。
普段便利なものが、災害時にも便利。
そんなアイテムを少し多めに持っておくと、防災のハードルを下げられます。
アイラップも「使いながら備える」
以前の記事でも紹介しましたが、
備蓄は災害が起きなかったからといって無駄になるものではありません。
普段から使えるものを少し多めに持ち、
使ったら補充する方法なら、
防災と日常生活を両立できます。
アイラップも同じです。
食品保存・冷凍・下ごしらえなどに使う
災害時
節水・食品保存・湯せん調理・ゴミ処理などに活用
減ってきたら
新しいものを補充する
このサイクルを作れば、
わざわざ「防災専用品」として管理する必要もありません。
断水対策として「袋+水」をセットで考える
アイラップなどの袋があっても、
災害時には飲料水そのものが必要です。
地震などでは停電と断水が同時に発生する可能性があります。
そのため、
袋を使って節水する対策と、飲料水を備蓄する対策
の両方を考えておきましょう。
茶トラぶろぐでは、普段飲む水をまとめ買いしながら、防災備蓄として活用する方法も紹介しています。
停電対策と組み合わせればさらに安心
災害時には断水だけではなく、停電も考えておかなければなりません。
停電すると冷蔵庫や冷凍庫が使えなくなるため、
保存している食品への影響も心配です。
冷凍庫に保冷剤や凍らせた水を用意しておくなど、
普段からできる停電対策
も一緒に進めておくと安心です。
茶トラぶろぐでは、非常食や停電・断水への備えについても紹介しています。
災害時に初めて使うのではなく、一度練習しておこう
防災用品全般に言えることですが、
持っているだけでは十分ではありません。
特に湯せん調理などは、災害が起きてから初めて挑戦するよりも、
平常時に一度試しておくほうが安心です。
子どもと一緒に、
- 袋を使って食材を混ぜてみる
- 防災レシピを作ってみる
- 食器に袋をかぶせて食事してみる
といった体験をしておくのもおすすめです。
防災は「知っている」から「一度やったことがある」へ。
この小さな経験が、いざというときに役立ちます。
アイラップを使うときの注意点
便利なアイラップですが、どんな使い方でもできるわけではありません。
- 火のそばに置かない
- 直火では使用しない
- 湯せん時は鍋底・鍋肌への接触に注意する
- 電子レンジではメーカー指定の方法を守る
- 油分の多い食品などは特に加熱方法を確認する
- 使用前にパッケージの注意事項を確認する
特に災害時は普段とは違う環境で調理する可能性があります。
「便利だから何でもできる」と考えず、正しい使用方法を守りましょう。
防災リュックには何枚くらい入れる?
家族構成や避難日数によって必要枚数は変わります。
そのため「○枚あれば絶対大丈夫」と決めるのではなく、
- 家族の人数
- 想定する避難日数
- 調理に使う枚数
- 食器カバーとして使う枚数
- ゴミ袋として使う枚数
などを考えて準備しましょう。
自宅備蓄とは別に、
防災リュックにも何枚か小分けして入れておく
と、避難するときにも持ち出せます。
まとめ|アイラップは「普段使いできる防災グッズ」
アイラップは、普段のキッチン用品として使えるだけでなく、
災害時にもさまざまな活用方法があります。
- 食品の保存
- 冷凍保存
- 湯せん調理
- 食器を汚しにくくして節水
- 食材を手で直接触らず混ぜる
- ゴミの一時保管
- 防災リュックの小物整理
など、一つの袋をいろいろな用途に使えるのが魅力です。
防災用品は「特別なもの」だけじゃない
普段の生活で便利なものを、少し多めに備えておく。
そして災害が起きたら、防災用品として活用する。
アイラップは、そんな「日常防災」に取り入れやすいアイテムのひとつです。
2児のママとしても、
防災用品だけを大量に買って管理するのは大変です。
だからこそ、
「普段使っているものが、もしものときにも役立つ」
という備え方を増やしていきたいと思います。
まずは普段の料理や食品保存で使ってみて、
家族に合った活用方法を見つけてみてはいかがでしょうか。
※本記事は一般的な防災・家事情報を紹介するものです。
※湯せん・電子レンジ・冷凍などに使用する際は、アイラップの商品パッケージおよびメーカーが案内している最新の使用方法・注意事項を必ず確認してください。
※災害時の調理では、火災・やけど・食中毒などにも十分注意してください。
コメントを残す