水不足に備えて今からできること7選|家庭で始める水の備蓄と節水対策【子育て家庭の防災】
「雨が少ないけれど、水不足は大丈夫かな?」
「もし断水や給水制限になったら、子どもたちとの生活はどうなるんだろう?」
そんなニュースを見ると、子どもがいる家庭では特に心配になりますよね。
わが家も子どもが2人いるので、水が使えなくなったときのことを考えると、
飲み水だけでなく、料理・手洗い・トイレなど、想像以上にたくさんの水が必要になることに気づきます。
水不足は、実際に深刻になってから慌てて準備するよりも、
普段の生活の中で少しずつ備えておくこと
が大切です。
この記事では、子育て家庭の目線から、
水不足に備えて今日からできる7つの対策を分かりやすく紹介します。
水不足になると私たちの生活はどうなる?
水不足というと「水道が突然止まる」というイメージを持つかもしれませんが、
状況によっては節水の呼びかけや取水制限、給水制限などが行われる可能性があります。
また、地震などの災害によって断水することもあります。
水道が十分に使えなくなると、困るのは飲み水だけではありません。
- 飲料水
- 料理
- 歯磨き
- 手洗い
- お風呂・シャワー
- 洗濯
- 食器洗い
- トイレ
など、毎日のさまざまな場面で水を使っています。
小さな子どもがいると、飲み水だけでなく、手洗いや食事、汚れた衣類への対応などでも水を使います。
大人だけの家庭より余裕を持った備えを考えておくと安心です。
① まずは飲料水を備蓄する
水不足への備えとして、まず確認しておきたいのが家庭にある飲料水の量です。
農林水産省などでは、飲料水と調理用水として
1人1日およそ3リットル
を目安としています。
例えば4人家族の場合、
3日分なら……36L
7日分なら……84L
となります。
数字にすると「こんなに必要なの?」と思いますよね。
私も子ども2人を含む家族分を考えると、水の量の多さに驚きます。
最初から1週間分を一気にそろえようとすると大変なので、
まずは3日分を目標にして、少しずつ増やしていく方法でもいいと思います。
政府広報でも、災害への備えとして水や食品を最低3日分、できれば1週間程度備蓄することが推奨されています。
② 水は「ローリングストック」で管理する
大量の水を買って、そのまま何年も置いておくと、
いつの間にか賞味期限が近づいていた……ということもあります。
そこで取り入れたいのがローリングストックです。
① 少し多めに備える
↓
② 普段の生活で使う
↓
③ 使った分だけ買い足す
このサイクルを繰り返す備蓄方法です。
「防災用だから絶対に使わない」と考えるより、
普段から飲んでいる水を少し多めに置いておくほうが管理しやすくなります。
家族みんなが普段から飲む水なら、無駄にもなりにくいですよね。
③ 飲み水とは別に「生活用水」も考える
意外と忘れやすいのが生活用水です。
飲料・調理用の水を確保していても、
トイレや掃除などに使う水が必要になる場合があります。
政府広報でも、飲料水とは別に、物を洗ったりトイレを流したりするための水への備えが紹介されています。
ただし、災害時には排水管が破損している可能性もあるため、
「水があるからトイレに流して大丈夫」と自己判断しないことも重要です。
自治体やマンション管理会社などからの案内を確認しましょう。
「飲むための水」と「生活に使う水」は分けて考えておくと、必要な備えが見えてきます。
④ 普段から無理のない節水を心がける
水不足が心配だからといって、普段から極端に水を使わない生活をする必要はありません。
まずは無理なく続けられることから始めてみましょう。
- 歯磨き中は水を流しっぱなしにしない
- 食器を洗う前に汚れを拭き取る
- 洗濯物をある程度まとめて洗う
- シャワーを出しっぱなしにしない
- 蛇口から水漏れしていないか確認する
子どもにも、
「お水はずっと出したままにしないようにしようね」
と普段から伝えておけば、節水だけでなく防災教育にもつながります。
節水を特別な防災対策ではなく、家族の日常の習慣にしてしまう
のがおすすめです。
⑤ 水をあまり使わなくても生活できる方法を考える
備蓄する水には限りがあります。
そのため、「水を増やす」だけではなく、
水を使わずに済ませる方法も考えておきましょう。
例えば、
- 食器にラップをかけて使う
- ウェットティッシュなどを活用する
- 調理器具をできるだけ汚さない
- 洗い物の少ない料理を考えておく
- 非常時は携帯トイレを活用する
といった工夫があります。
政府広報でも、ラップを食器に巻いて洗い物に使う水を節約する方法などが紹介されています。
⑥ 自治体の給水場所を確認しておく
実際に断水が発生したとき、地域によっては給水所や応急給水拠点が開設されます。
しかし、いざというときに、
「給水所ってどこ?」
「どうやって水を持って帰ればいいの?」
と調べ始めるのは大変です。
自分が住んでいる自治体の給水拠点を、平常時に一度確認しておきましょう。
スマートフォンの地図だけに頼らず、家族で場所を共有しておくとさらに安心です。
水を運ぶ方法も忘れずに
給水所で水を受け取れても、自宅まで運べなければ困ります。
例えば10Lの水なら、単純に水だけで約10kgあります。
子どもを連れて移動しながら大量の水を運ぶのは、想像以上に大変です。
そのため、
水を入れる容器があるか、家までどう運ぶか
まで家族で考えておくことが大切です。
⑦ 子どもがいる家庭なら「子ども用の水」も意識する
子育て家庭では、大人だけの場合とは少し違った視点も必要です。
特に乳幼児がいる家庭では、
ミルクや離乳食などで水が必要になることがあります。
また、子どもは喉が渇いていても自分からうまく伝えられないことがあります。
暑い時期の断水や水不足では、特に水分補給に注意したいところです。
・家族4人で何日分の水がある?
・子どもが普段飲める飲み物はある?
・料理に使う水まで考えている?
・生活用水はどうする?
・給水所の場所を知っている?
・水を運ぶ容器はある?
水不足が心配になってから買い占めないことも大切
水不足のニュースが大きく報道されると、
「水がなくなるかもしれない」と不安になってしまいます。
ですが、多くの人が一斉に必要以上の水を購入すると、
本当に必要としている人が購入できなくなる可能性があります。
だからこそ大切なのが、
何も起きていない平常時から少しずつ備えることです。
毎回の買い物で少し余裕を持たせ、使ったら補充する。
これなら急に大量購入する必要もありません。
家族4人なら、まず「36L」をひとつの目標に
「結局、何から始めればいいの?」という方は、
まず家にある飲料水を数えてみてください。
1人1日3Lを目安にすると、4人家族の3日分は36Lです。
2Lのペットボトルなら18本分になります。
いきなり全部そろえる必要はありません。
「今週は少し増やす」
「使ったら補充する」
「置き場所を決める」
というように、できることから始めてみましょう。
まとめ|水不足への備えは「普段から」がいちばん大切
水は、私たちの生活に欠かせません。
特に子どもがいる家庭では、水が使えない生活を想像して準備しておくことが大切です。
今回紹介したポイントをまとめます。
- 1人1日約3Lを目安に飲料・調理用水を考える
- 最低3日分、できれば1週間程度を意識する
- ローリングストックで無理なく備える
- 飲料水とは別に生活用水も考える
- 普段から無理のない節水をする
- 水を使わずに生活する工夫を知っておく
- 地域の給水拠点と水の運搬方法を確認する
水不足や断水は、「起きてから何とかしよう」と思っても、すぐには対応できないことがあります。
まず自宅にある水を数えてみる。
足りなければ、次の買い物で少しだけ追加する。
そんな小さな備えの積み重ねが、いざというときの家族の安心につながります。
水不足のニュースを見て不安になるだけでなく、
ぜひ今日から家族で「わが家の水の備え」を確認してみてくださいね。

