「防災用品をそろえなきゃ……」
そう思ってはいるものの、気づけばもう給料日前。
食費、光熱費、子どもの学校関係のお金……。
2児のママとして家計を考えると、
「今月は防災用品まで買う余裕がない!」
ということもあります。
でも、防災って本当にお金を使わないと何もできないのでしょうか?
実はそんなことはありません。
防災は「買うこと」だけではありません。
家の中を確認する。
避難場所を調べる。
家族で話し合う。
家にある物を整理する。
これだけでも立派な防災準備です。
そこで今回は、給料日前でもできる「お金のかからない防災準備」を2児ママ目線でまとめます。
今日の予算は0円。
買い物をしなくてもできることから始めてみましょう。
防災=高い防災グッズを買うことではない
「防災を始めよう」と思ってインターネットを見ると、いろいろな防災用品が出てきます。
防災リュック、非常食、保存水、ポータブル電源、ランタン、非常用トイレ……。
もちろん、必要な物を少しずつ備えることは大切です。
でも、家族全員分を一度にそろえようとすると、かなりのお金が必要になる場合があります。
だからといって、
「お金がないから来月から防災を始めよう」
と先送りする必要はありません。
まず0円でできることを済ませて、それから本当に足りない物だけを少しずつ買う。
わが家なら、この順番で進めます。
1.家にある食料を全部確認する【0円】
まずキッチンを見てみましょう。
防災専用の非常食を買っていなくても、家には意外と食べ物があります。
- お米
- パスタ
- 乾麺
- 缶詰
- レトルト食品
- シリアル
- お菓子
- 海苔
- ふりかけ
- インスタント食品
冷蔵庫・冷凍庫・食品庫を一度確認して、
「災害が起きたら何日くらい食べられそう?」
と考えてみます。
新しく何かを買う前に、今すでに持っている備蓄を知ることが第一歩です。
2.賞味期限を確認する【0円】
次に、家にある食品の賞味期限を確認します。
奥から、賞味期限が近い缶詰やレトルト食品が出てくるかもしれません。
期限の近いものを手前に置き、普段の食事で食べる。
そして給料が入って余裕があるときに、食べた分を買い足します。
これがローリングストックの基本的な考え方です。
ポイント
「防災専用食品を大量購入する」のではなく、普段食べる物を少し多めに持ち、食べながら補充していけば家計への負担を分散できます。
茶トラぶろぐでは、ローリングストックについてこちらの記事でも詳しく紹介しています。
▶ 備蓄は無駄にならない!「保険+値上がり対策」と考えるローリングストックのすすめ
3.家にあるバッグで「仮の防災リュック」を作る【0円】
防災専用リュックがなくても大丈夫。
まずは家にある使っていないリュックやバッグを探してみます。
その中に、すでに家にある物から、
- タオル
- ティッシュ
- マスク
- ビニール袋
- 軍手
- 筆記用具
- 着替え
- 子どもの下着
- 常備している衛生用品
などを入れてみます。
これだけでも、何も用意していない状態から一歩前進です。
最初から完璧な防災リュックを作る必要はありません。
「今ある物で作る→不足している物が分かる→あとから買い足す」でOKです。
4.スマホでハザードマップを見る【0円】
これは今日すぐにできて、お金もかかりません。
自宅周辺に、
- 洪水リスクはある?
- 土砂災害の危険は?
- 高潮の影響は?
- 避難場所はどこ?
などを確認します。
国土交通省のハザードマップポータルサイトでも確認できます。
「防災用品を買うこと」より先に、自分たちの住んでいる場所にどんな災害リスクがあるのかを知ることが大切です。
5.家族の集合場所を決める【0円】
地震は家族全員が家にいるときに起きるとは限りません。
パパは仕事。
ママは買い物。
子どもは学校。
そんな時間に大きな地震が発生する可能性もあります。
そこで今日、家族で決めておきたいのが、
「連絡が取れなかったら、最終的にどこで会う?」
というルールです。
例えば、
- 自宅
- 指定避難所
- 近所の公園
- 親族宅
など、家庭の状況に合わせて決めます。
スマホが使えなくても行動できるようにしておくことがポイントです。
6.家族の電話番号を紙に書く【ほぼ0円】
スマホの中には電話番号が入っています。
でも、スマホの充電がなくなったら?
故障したら?
子どもだけで避難することになったら?
意外と、自分の家族の携帯番号を覚えていないこともあります。
そこで、家にある紙に、
- 家族の電話番号
- 勤務先
- 学校
- 親族
- 避難場所
を書いておきます。
子ども用の防災リュックにも入れておくと安心です。
7.家具の置き場所をチェックする【0円】
家具転倒防止用品を買う前に、まずは家具の配置を見直します。
例えば、
- 寝ている場所の横に大きな家具がないか
- 家具が倒れる方向に布団がないか
- 玄関や廊下を家具がふさぐ可能性はないか
- 高い場所に重い物を置いていないか
を確認します。
場所を変えるだけなら0円です。
特に子どもが寝る場所の周囲は、一度チェックしておきたいところです。
8.家の中の「危ない物」を低い場所へ移す【0円】
棚の上に、
花瓶、ガラス製品、重い箱、家電などを置いていませんか?
大きな地震では、それらが落下する可能性があります。
重い物や割れやすい物を、できるだけ低い場所へ移動します。
これも買い物不要です。
「落ちたら危ない物は上に置かない」
というだけでも、家の安全性を見直せます。
9.停電した時に使える物を一か所に集める【0円】
家の中を探してみると、
- 懐中電灯
- 乾電池
- モバイルバッテリー
- ラジオ
- ランタン
などがバラバラの場所にありませんか?
災害は夜に起きることもあります。
停電して真っ暗になってから、
「懐中電灯どこだっけ?」
と探すのは大変です。
まずは使えるか確認して、家族全員が分かる場所へまとめておきます。
モバイルバッテリーを持っているなら、充電状態も確認しておきましょう。
10.「給料が入ったら買う物リスト」を作る【0円】
ここまで確認すると、今のわが家に何が足りないか見えてきます。
そこで、スマホのメモなどに「防災・買い足しリスト」を作ります。
例えば、
- 飲料水
- 非常食
- 非常用トイレ
- 乾電池
- ライト
- モバイルバッテリー
など。
ただし、全部を一度に買う必要はありません。
給料日① → 水を少し追加
給料日② → 非常食を追加
給料日③ → 非常用トイレを追加
というように、家計に無理のない範囲で少しずつ増やせばOKです。
「0円防災」で分かった不足分だけ、あとから備える
ここが今回一番伝えたいポイントです。
防災用品は「とりあえず全部買う」のではなく、家にある物を確認してから不足分を買う。
これなら無駄な買い物も減らせます。
非常食が不足していることが分かったら、茶トラぶろぐの非常食まとめも参考にしてください。
▶ 【非常食・保存食まとめ】家族の防災備蓄におすすめの記事一覧
今すぐ買う必要はありません。
まず「何が足りないのか」を知っておくだけでも十分です。
子どもと一緒にやれば「防災教育」も0円
せっかくなので、子どもたちにも参加してもらいます。
「地震が来たらどうする?」
「学校にいる時だったら?」
「ママと連絡できなかったらどこへ行く?」
そんな話をするだけでも防災教育になります。
避難場所まで家族で散歩してみるのもおすすめです。
実際に歩けば、
- 危ないブロック塀はないか
- 狭い道はないか
- 川の近くを通らないか
- 子どもの足で何分かかるか
など、地図だけでは分からないことも見えてきます。
給料日前の「0円防災チェックリスト」
今日やることをまとめました。
- □ 食品庫・冷蔵庫・冷凍庫の食料を確認
- □ 食品の賞味期限を確認
- □ 家にあるバッグで仮の防災リュックを作る
- □ ハザードマップを見る
- □ 家族の集合場所を決める
- □ 家族の連絡先を紙に書く
- □ 家具の配置を確認
- □ 高い場所の重い物を下ろす
- □ 懐中電灯の場所を確認
- □ モバイルバッテリーを充電
- □ 避難場所まで実際に歩いてみる
- □ 足りない防災用品をメモする
ここまでやっても、新しく買った物は0個。
それでも、何もしていなかった昨日より、確実に防災は進んでいます。
まとめ|お金がなくても「今日できる防災」はたくさんある
給料日前。
子どもの出費もある。
食費も上がっている。
そんな時に、無理をして何万円もの防災用品を買う必要はないと思います。
防災で大切なのは、高価な物を持っていることだけではなく、災害が起きたときに家族がどう行動するかを準備しておくことです。
今日できることはあります。
冷蔵庫を開ける。
懐中電灯を探す。
家具を見る。
ハザードマップを見る。
家族と話す。
避難場所まで歩いてみる。
全部、ほとんどお金はかかりません。
「お金がないから防災できない」ではなく、「今日は0円でできる防災をする」。
そして給料が入ったら、本当に足りない物を一つだけ追加する。
それを毎月続ければ、家計に大きな負担をかけずに家族の備えを少しずつ強くできます。
2児のママとして、家計も家族の安全もどちらも大切。
完璧を目指さず、「今日は一つだけ」から始めてみませんか?

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