【災害で子どもと離れ離れになったら】家族の集合場所は「場所+目印+時間」まで決めよう

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大きな地震が起きた時、
家族全員が自宅にいるとは限りません。

パパやママは仕事中、子どもは学校や保育園。

あるいは、買い物中・習い事中・友達と遊んでいる時に災害が起きる可能性もあります。

2児のママとして想像すると、一番怖いのは
「子どもがどこにいるのか分からない」
という状況です。

そんな時に備えて、家族で
「災害が起きたらここに集まろう」
と決めている家庭もあると思います。

でも、ここでひとつ大切なことがあります。


「○○公園に集合」だけでは不十分です。

集合場所の中の具体的な目印と、待ち合わせる時間まで決めておくことがとても大切です。

なぜなら、同じ場所へ行っても、
到着する時間が違えば会えないから
です。

今回は、子どもと離れ離れになった時に備えて、
家族の集合場所をどう決めればいいのか
を2児ママ目線でまとめます。

災害は「家族が一緒にいる時」に起きるとは限らない

地震などの災害は、いつ起きるか分かりません。

家族がそろって夕食を食べている時かもしれませんし、

  • パパは会社
  • ママは買い物中
  • 上の子は学校
  • 下の子は保育園

というように、家族全員が別々の場所にいる時かもしれません。

内閣府も、災害は家族が離れ離れの状態で発生する可能性があるため、
家族の集合場所や連絡方法を事前に決めておくこと
を案内しています。


▶ 内閣府「今日から始める私の防災」を確認する

「○○公園に集合」だけでは会えない可能性がある

家族で集合場所を決める時、

「大きな地震が起きたら○○公園に集合しよう」

という決め方をしていませんか?

もちろん、何も決めていないよりはずっと良いと思います。

ただし、大きな公園の場合、

  • 入口が複数ある
  • 広場が何か所もある
  • 体育館がある
  • 駐車場がある
  • 避難してきた人が大勢いる

ということもあります。

その状態で
「○○公園」だけ
決めていても、家族がお互いを探し回ることになるかもしれません。


集合場所は「場所の名前」ではなく「そこに行けば会える地点」まで決める。

集合場所は「具体的な目印」まで決めよう

例えば、集合場所を公園にするなら、

悪い例:
「○○公園」

ではなく、

おすすめの決め方

  • ○○公園の時計台の前
  • ○○公園の正面入口にある案内板の前
  • ○○小学校の正門横の掲示板前
  • ○○体育館の正面玄関右側
  • 避難所受付の横

というように、
誰が聞いても同じ場所をイメージできる目印
まで決めておくことがポイントです。

目印は「なくなりにくいもの」を選ぶ

集合場所の目印を決める時には、
災害で壊れたり移動したりしにくいもの
を選ぶことも大切です。

例えば、

  • 大きな建物の正面入口
  • 学校の正門
  • 固定された案内板
  • 避難所の受付

などです。

反対に、

  • 自動販売機の横
  • ベンチの前
  • 仮設の看板
  • 駐車している車の近く

などは、災害によって移動・破損している可能性もあります。

「災害のあとでも、その場所が分かるか?」
という視点で考えておくといいですね。

実は「場所」だけでなく「時間」も重要

今回、特に家族で決めておきたいと思うのが
待ち合わせる時間
です。

例えば、パパが午後3時に集合場所へ着き、30分待って帰ったとします。

そのあと、子どもとママが午後4時に同じ集合場所へ到着したらどうでしょうか。

同じ場所へ行っているのに、会えません。


「場所は合っているのに、時間が違って会えない」

これは災害時に十分考えられるすれ違いです。

「何時に確認するか」を家族で決めておこう

だからこそ、集合場所だけでなく
「何時にその場所を確認するか」
まで決めておくことをおすすめします。

例えば、

わが家のルール例

  • 午後3時
  • 午後6時
  • 翌朝9時

この時間に、可能なら集合場所を確認する。

というようにしておけば、

「いつ来るか分からない家族を何時間も待つ」

という状況を減らすことができます。

1回だけではなく「次の確認時間」も決める

災害時は道路が通れなかったり、学校や職場からすぐに移動できなかったりする可能性があります。

そのため、
「午後5時に集合」だけではなく、会えなかった時の次の時間
も決めておくのがおすすめです。

例えば、


17時に会えなかったら → 20時
20時に会えなかったら → 翌朝9時

というように決めておきます。

こうしておけば、
「もう帰ってしまったかな?」
と不安になりながら延々と待ち続ける必要がありません。

ただし「決めた時間だから」と危険な中を移動しない

ここはとても重要です。


約束した時間よりも、安全が最優先です。

例えば、

  • 大規模な火災が発生している
  • 津波警報が出ている
  • 道路が危険な状態になっている
  • 建物から移動しないよう指示されている

といった場合は、約束した集合場所へ無理に向かうべきではありません。

あくまで
「安全に移動できる状況なら確認する時間」
として決めておきましょう。

第1集合場所と第2集合場所を決めておく

集合場所そのものが使えなくなる可能性もあります。

例えば、指定していた公園が火災の影響を受けたり、避難所が変更されたりするケースも考えられます。

そのため、

第1集合場所
○○小学校・正門横の掲示板前

第2集合場所
△△公園・時計台前

というように、
2か所決めておく
のもおすすめです。

集合場所までのルートも家族で確認しておく

内閣府の防災情報でも、避難場所だけではなく
具体的な避難ルート
を決めておく例が紹介されています。

ルートを共有しておくことで、家族を探す時の
行き違いを減らす
ことにもつながります。


▶ 内閣府「災害に備えて家族で決めておくこと」を確認する

例えば、普段から子どもと一緒に、

  • 自宅から学校
  • 学校から避難場所
  • 自宅から避難所

まで歩いてみるのもいいと思います。

子どもにも「目印」を覚えてもらう

大人同士だけで決めても、子どもが理解していなければ意味がありません。

子どもの年齢に合わせて、


「地震が起きてパパやママと会えなかったら、この時計の前ね」

というように、実際の場所を見ながら伝えておきましょう。


写真を撮っておくのもおすすめ

家族で集合場所を訪れ、具体的な目印の写真を撮っておけば、「ここだよ」と子どもにも説明しやすくなります。

子どもだけで無理に移動させないことも大切

子どもが学校や保育園にいる時は、
学校や園の災害時ルールを優先
することも重要です。

「家族の集合場所を決めたから、地震が起きたら一人でそこへ行ってね」

という意味ではありません。

子どもが学校にいる場合は、先生や施設管理者の指示に従い、安全な場所で保護されることが基本になります。

家族の集合場所は、
学校などから安全に離れられる状態になった後の最終的な合流方法
として考えておくとよいでしょう。

電話がつながらないことも想定しておこう

災害時は電話が集中し、家族へ連絡しにくくなる可能性があります。

内閣府も、災害時の安否確認方法として
災害用伝言サービスなどを事前に確認しておくこと
を案内しています。

だからこそ、

  • 連絡が取れたら集合場所を確認する
  • 連絡が取れなくても行動できるルールを決める

この両方を準備しておくことが大切です。

家族のルールを紙にも書いておこう

スマートフォンの中だけに保存していると、

  • スマホの電池が切れる
  • スマホをなくす
  • 通信できない

といった時に確認できなくなる可能性があります。

小さなカードに、

家族防災カードに書いておきたいこと

  • 第1集合場所
  • 具体的な目印
  • 第2集合場所
  • 集合を確認する時間
  • 家族の電話番号
  • 親戚などの連絡先

を書いて、家族それぞれが持っておくのもおすすめです。

わが家なら、こんなふうに決めておきたい

例えば、家族4人ならこのようなルールです。

第1集合場所
○○小学校

具体的な場所
正門を入って右側の掲示板前

確認時間
15時・18時・翌朝9時

第2集合場所
△△公園の時計台前

ルール
危険な場合は無理に移動しない。学校にいる子どもは先生の指示に従う。

ここまで具体的に決めておけば、
「どこに行けばいいの?」「いつまで待てばいいの?」
という迷いを減らせます。

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災害が来る前の準備
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家族で一度、実際に集合場所へ行ってみよう

場所を口頭で決めるだけではなく、
家族みんなで実際に歩いて行ってみる
ことをおすすめします。

その時に、

  • 具体的な待ち合わせ位置
  • 目印
  • 家からのルート
  • 危険そうな場所
  • 第2集合場所

を確認しておきましょう。

内閣府の防災情報でも、家族で避難経路を実際に確認し、情報を共有する重要性が紹介されています。

まとめ|集合場所は「場所+目印+時間」まで決めよう

災害で子どもと離れ離れになった時、
家族が再び会うためには、事前の約束がとても大切
です。

ただ
「○○公園に集合」
と決めるだけではなく、


場所 + 具体的な目印 + 時間

この3つをセットで決めておきましょう。

特に忘れやすいのが
「時間」
です。

同じ集合場所へ行っても、

パパは15時。

ママと子どもは17時。

では、会うことができません。

だからこそ、


「15時に確認。会えなかったら18時。次は翌朝9時。」

というように、次の確認時間まで決めておくと安心です。

もちろん、災害時は約束よりも安全が最優先です。

危険な状況なら無理に移動しない。
子どもが学校にいるなら先生の指示に従う。

そのうえで、

「連絡が取れなくても、家族がお互いにどう行動するか分かっている状態」

を作っておくことが大切です。

2児のママとして考えると、災害が起きてから子どもを探し回る状況だけはできるだけ避けたいと思います。

今度家族がそろった時に、
「もし今地震が起きて、みんな離れ離れだったら、どこで何時に会う?」
と話してみてはいかがでしょうか。

※本記事は一般的な防災情報をまとめたものです。実際の災害時には、自治体・警察・消防・学校・施設管理者などからの避難情報や指示を確認し、安全を最優先に行動してください。

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