テレビやスマートフォンに突然表示される、
「レベル5 大雨特別警報」
もし自分が住んでいる地域や、
今いる地域に発表されたら、
あなたはどうしますか?
「避難所へ行けばいい?」
「自宅にいたほうがいい?」
「会社から帰ったほうがいい?」
「学校にいる子どもを迎えに行く?」
「旅行中ならホテルへ戻る?」
「帰省中なら自宅へ帰る?」
大雨特別警報が発表された時の正しい行動は、
その時に自分や家族がいる場所によって変わります。
そこでこの記事では、
茶トラぶろぐで紹介している
「大雨特別警報が発表された時にどうする?」シリーズ
をまとめました。
⚠ 最初に覚えてほしいこと
大雨特別警報が発表されてから、
「さあ避難しよう」という考え方ではありません。
危険な場所にいる人は、警戒レベル4までに避難することが基本です。
レベル5では、
すでに災害が発生・切迫し、
安全に移動すること自体が難しくなっている可能性があります。
大雨特別警報が出た!あなたは今どこにいますか?
まずは難しく考えなくても大丈夫です。
今、自分がどこにいるのかから確認してみてください。
☔ あなたの状況に近いものを選んでください
🏠 自宅にいる
→ 自宅から避難する?それとも家の中で安全確保?
🏢 職場にいる
→ 会社から帰る?職場に残る?
🏫 子どもが学校にいる
→ すぐ迎えに行く?学校で待機?
🛍 買い物・病院など外出中
→ 自宅へ帰る?安全な建物に残る?
🧳 旅行中
→ ホテルへ戻る?旅行を中止して帰る?
🏡 実家へ帰省中
→ 実家に残る?予定通り自宅へ帰る?
まず知っておきたい|レベル4とレベル5の違い
個別の状況を見る前に、
一番大切なことがあります。
それが、
警戒レベル4と警戒レベル5の違いです。
| 警戒レベル | 取るべき行動 |
|---|---|
| レベル3 | 危険な場所にいる高齢者などは避難 |
| レベル4 | 危険な場所から全員避難 |
| レベル5 | 命の危険!直ちに安全確保 |
レベル5=避難開始ではありません。
「大雨特別警報が出たら避難しよう」
ではなく、
危険な場所にいる場合は、その前に避難することが大切です。
🐱 まずはこちらを読んでください
「レベル4で避難するの?」
「レベル5になったらどうする?」
「大雨特別警報と緊急安全確保は同じ?」
そんな疑問を詳しく解説しています。
① 自宅にいる時に大雨特別警報が発表されたら?
自宅にいる時、
大雨特別警報が発表されると、
「すぐ避難所へ行かなきゃ!」
と思うかもしれません。
しかしレベル5まで状況が悪化している場合、
すでに道路が冠水しているなど、
外へ出ること自体が危険になっている可能性があります。
🏠 自宅にいる場合のポイント
✓ レベル5になってから避難を開始するのではない
✓ 自宅の浸水・土砂災害リスクを確認
✓ 外へ出るほうが危険ではないか確認
✓ 川や用水路を見に行かない
✓ 冠水した道路へ入らない
✓ 屋外避難が危険なら、その時点で可能な安全確保をする
自宅にいる時の判断については、
こちらの記事で詳しく解説しています。
▶ 【レベル5大雨特別警報】自宅にいる時に発令されたらどうする?外へ避難する?命を守る行動を解説
② 職場にいる時に大雨特別警報が発表されたら?
仕事中なら、
「電車が止まる前に帰ろう」
「子どもを迎えに行かなきゃ」
「車なら帰れるかも」
と考えてしまいますよね。
でも、
災害時に「帰宅すること」が必ずしも一番安全とは限りません。
🏢 職場にいる場合のポイント
✓ 慌てて会社を飛び出さない
✓ 職場周辺の危険度を確認
✓ 自宅周辺の状況も確認
✓ 帰宅ルートの冠水・河川・交通状況を確認
✓ 職場が安全なら待機も考える
✓ 子どもの学校・保育園からの連絡を確認
▶ 【レベル5大雨特別警報】職場で勤務中に発令されたらどうする?帰宅する?会社に残る?命を守る行動を解説
③ 子どもが学校にいる時に大雨特別警報が発表されたら?
2児のママとして、
これは特に不安になる状況です。
「すぐ迎えに行かなきゃ!」
と思ってしまうかもしれません。
しかし、
大雨特別警報=すぐ学校へ迎えに行く
とは限りません。
学校で子どもの安全が確保されている一方で、
親が学校へ向かう道路が冠水している可能性もあります。
🏫 子どもが学校にいる場合のポイント
✓ 学校からのメール・連絡アプリを確認
✓ 学校の待機・引き渡しルールを確認
✓ 学校周辺の危険度を確認
✓ 学校までの道路状況を確認
✓ 親自身の安全も確保する
✓ 危険な道路を無理に通って迎えに行かない
▶ 【レベル5大雨特別警報】子どもが学校にいる時に発令!迎えに行く?学校に任せる?親が取るべき行動
④ 外出中に大雨特別警報が発表されたら?
買い物中。
病院へ行っている時。
子どもの習い事。
電車で移動中。
そんな時に大雨特別警報が発表されたら、
「とにかく家へ帰ろう!」
と思うかもしれません。
でも、
自宅へ帰ることより、安全な場所にいること。
が重要です。
🛍 外出中のポイント
✓ 現在地の災害リスクを確認
✓ 自宅へ帰ることだけを考えない
✓ 安全な建物なら待機も考える
✓ 地下空間は浸水に注意
✓ 冠水した道路を歩かない
✓ 車でも冠水道路へ入らない
✓ 家族全員が無理に自宅へ集合しない
▶ 【レベル5大雨特別警報】外出中に発令されたらどうする?自宅へ帰る?その場に残る?命を守る行動を解説
⑤ 旅行中に大雨特別警報が発表されたら?
旅行先では土地勘がありません。
ホテルの場所は安全なのか。
どこに川があるのか。
どの道路が冠水しやすいのか。
どこへ避難すればいいのか。
普段生活している地域以上に、
分からないことがあります。
さらに、
「新幹線が止まる前に帰らなきゃ」
「ホテルに戻らなきゃ」
「せっかく来たから観光したい」
という気持ちが判断を遅らせる可能性もあります。
🧳 旅行中のポイント
✓ 観光より安全を優先
✓ 現在地の自治体情報を確認
✓ ホテル自体が安全か確認
✓ ホテルへ戻る道が危険なら無理に戻らない
✓ 新幹線・飛行機に乗るため危険な移動をしない
✓ 必要なら延泊も考える
▶ 【旅行中に大雨特別警報】ホテルに戻る?観光を中止する?子ども連れで命を守る行動を解説
⑥ 帰省中に大雨特別警報が発表されたら?
お盆・夏休み・年末年始など、
実家へ帰省している時にも大雨は起こります。
帰省中なら、
子どもだけでなく、
高齢の両親・祖父母の避難について考える必要が出てくるかもしれません。
さらに、
「明日は仕事だから帰らないと」
「子どもの学校が始まる」
「高速道路が止まる前に帰ろう」
と無理をしてしまう可能性があります。
🏡 帰省中のポイント
✓ 実家だから安全と思い込まない
✓ 実家のハザードマップを確認
✓ 高齢の家族がいるなら早めに判断
✓ 帰宅予定日にこだわらない
✓ 車だから帰れると考えない
✓ 川・用水路・田んぼを見に行かない
✓ 必要なら帰省を延長する
▶ 【帰省中に大雨特別警報】実家にとどまる?自宅へ帰る?子ども・高齢の親と命を守る行動を解説
大雨特別警報が出た時に共通して「やらない」こと
場所によって取るべき行動は変わりますが、
共通して避けたい行動があります。
⚠ 大雨時に避けたい行動
❌ 川の様子を見に行く
❌ 用水路・田んぼを確認しに行く
❌ 冠水した道路を歩く
❌ 車で冠水道路へ進入する
❌ 危険な状況で無理に家へ帰る
❌ 家族を迎えに行くため危険な場所を移動する
❌ 「まだ大丈夫」とレベル5まで待つ
❌ SNSの未確認情報だけで行動を決める
「家族全員、自宅へ集合」にこだわらない
大雨が発生した時、
家族が別々の場所にいることもあります。
パパは会社。
ママは買い物中。
子どもは学校。
そんな時、
「全員すぐ家へ帰ろう!」
とすると、
家族全員が危険な道路を移動することになりかねません。
災害時は「家族が一緒」より
「家族それぞれが安全」を優先。
安全に移動できるようになってから、
家族が合流するという考え方も大切です。
2児ママ目線|大雨になる前に「わが家のルール」を作ろう
大雨特別警報が発表されてから、
家族で相談するのでは遅い場合があります。
何も起きていない日に、
- 自宅から避難するタイミング
- 避難先
- 避難ルート
- パパが会社にいる場合
- ママが外出している場合
- 子どもが学校にいる場合
- 連絡が取れない場合
- 夜に大雨になった場合
などを話しておきましょう。
わが家なら、
「大雨になったらどうする?」ではなく、
「大雨になる前にどうする?」
という考え方を大切にしたいです。
ハザードマップは平常時に確認しておく
大雨特別警報が発表されてから、
初めてハザードマップを開くのではなく、
普段から確認しておきましょう。
特に確認したいのは、
- 自宅の浸水リスク
- 想定される浸水の深さ
- 土砂災害の危険
- 避難場所
- 避難ルート
- 避難ルート上の川・水路
- アンダーパスなど低い場所
です。
大雨が近づいている段階で準備を終わらせよう
大雨特別警報シリーズを読んで、
ぜひ覚えてほしいことがあります。
それは、
レベル5になってから準備しない。
ということです。
飲料水を買う。
スマホを充電する。
防災リュックを確認する。
屋外の物を片付ける。
ガソリンを入れる。
こうした準備は、
雨風が強くなる前に済ませておきましょう。
🐱 あわせて読みたい|大雨になる前の準備
大雨特別警報が発表されたら情報はどこで確認する?
災害時には、
SNSだけではなく公的機関から発表される最新情報を確認しましょう。
気象庁では、
警報・注意報、キキクルなど、
さまざまな防災情報を確認できます。
あわせて、
お住まいの市区町村や現在地の自治体から発表される
避難指示・緊急安全確保などの避難情報
も確認してください。
大雨特別警報シリーズ|状況別早見表
| 今いる場所 | まず考えること |
|---|---|
| 自宅 | 外へ避難できる状況か?自宅は安全か? |
| 職場 | 無理に帰宅せず、職場と帰宅ルートの安全を確認 |
| 子どもが学校 | 学校からの連絡と引き渡しルールを確認 |
| 外出中 | 自宅へ帰るより現在地で安全確保 |
| 旅行中 | 観光を中止し、現在地・ホテルの安全を確認 |
| 帰省中 | 実家のリスクを確認し、帰宅予定にこだわらない |
まとめ|レベル5になってから「どう逃げる?」ではなく、その前に安全な場所へ
大雨特別警報について、
この記事で一番伝えたいことはシンプルです。
警戒レベル5まで待たない。
危険な場所にいる人は
レベル4までに避難する。
そして、
大雨特別警報が発表された時にどこにいるかによって、
取るべき行動は変わります。
自宅なら、
自宅と周辺の安全を確認。
職場なら、
無理な帰宅をしない。
子どもが学校なら、
慌てて迎えに行く前に学校からの連絡を確認。
外出中なら、
自宅へ帰ることより現在地での安全確保。
旅行中なら、
予定より命を優先。
帰省中なら、
帰宅予定日にこだわらない。
それぞれ状況は違いますが、
共通していることがあります。
「予定通り動くこと」より
「家族の命を守ること」
です。
2児のママとして考えると、
子どもがいる家庭では、
避難するだけでも大人より時間がかかります。
だからこそ、
大雨になってから、
「どうしよう?」
と考えるのではなく、
普段から家族で話しておきたいですね。
「自宅が浸水したらどこへ行く?」
「パパが仕事中なら?」
「子どもが学校にいる時なら?」
「連絡が取れなかったら?」
そんな話を一度しておくだけでも、
いざという時の判断につながります。
大雨特別警報が発表されてから家族を守るのではなく、大雨特別警報が発表される前から家族を守る準備をしておく。
それが、
大雨災害から家族の命を守るために、
私たちが今からできる防災だと思います。
※本記事は一般的な防災情報をまとめたものです。実際の災害時には、気象庁・自治体・警察・消防・学校・勤務先・交通機関などから発表される最新情報を確認し、安全を最優先に行動してください。
※警戒レベル5になるまで避難を待つのではなく、危険な場所にいる場合は警戒レベル4までに避難することが基本です。
※レベル5の段階では、屋外への移動がすでに危険になっている可能性があります。その場合は無理に遠くの避難場所へ向かわず、災害の種類や現在地に応じ、その時点で可能な安全確保を行ってください。
※避難方法は洪水・土砂災害・高潮などの災害の種類や、建物・地域によって異なります。ハザードマップと自治体の最新情報を確認してください。
コメントを残す