災害時の情報収集はどうする?デマに惑わされないための正しい情報の見分け方
地震、台風、大雨、停電などの災害が起きたとき、子どもがいる家庭でとても重要になるのが「正しい情報をどうやって手に入れるか」ということです。
普段ならスマートフォンで検索すれば、すぐにニュースやSNSを見ることができます。
でも、災害時は少し事情が違います。
SNSには役立つ情報が流れてくる一方で、古い情報や間違った情報、根拠のないうわさ、悪意のあるデマが広がることがあります。
特に子どもがいる家庭では、間違った情報を信じて避難の判断をしてしまうと危険です。
SNSで見つけた情報を、すぐに「正しい」と判断しないこと。
「発信元」「いつの情報か」「他の情報でも確認できるか」をチェックすることが大切です。
なぜ災害時はデマが広がりやすいの?
大きな災害が発生すると、誰もが不安になります。
「このあと大きな地震が来るらしい」
「○○地域は危険だから逃げたほうがいい」
「○○の避難所はもう満員」
「○○で救助を求めている人がいる」
このような情報がSNSで流れてくると、家族を守りたい気持ちから、つい信じてしまうことがあります。
しかし、その情報が本当に最新のものなのか、誰が発信したのか、根拠があるのかを確認しなければいけません。
内閣府も、災害時のインターネット上の偽・誤情報が救命・救助活動や復旧・復興の妨げになり得るとして注意を呼びかけています。citeturn0search1
まず確認したい「信頼できる情報源」
災害時に情報を集めるときは、SNSだけに頼らないことが大切です。
まず確認したいのは、国や自治体などの公的機関から発信されている情報です。
- 市区町村など自治体の公式サイト
- 自治体の公式SNS
- 気象庁
- 内閣府の防災情報
- 消防・警察などの公的機関
- NHKなどのテレビ・ラジオ
内閣府の防災情報サイトでは、災害情報だけでなく、関係省庁の情報や防災関連の公式SNSなども案内されています。citeturn0search2turn0search3
SNSの情報は「すぐ信じない」が基本
SNSは、災害時にとても役立つ情報ツールです。
現地の状況を早く知ることができたり、交通状況や避難所の情報が投稿されたりすることもあります。
だからといって、SNSを使わないほうがいいわけではありません。
大切なのは「SNSで見た情報=事実」と考えないことです。
政府広報でも、災害時のSNS投稿について、情報が最新なのか、誰が発信しているのか、他のアカウントでも同じ情報が確認できるのかなどを確認することがすすめられています。citeturn0search11
デマかどうか確認する「5つのチェックポイント」
① 誰が発信している?
まず確認したいのが発信者です。
自治体、気象庁、消防、警察などの公式アカウントなのか、それとも個人の投稿なのか。
個人の投稿だから間違っているとは限りませんが、重要な判断をするときは、できるだけ公的機関の情報も確認しましょう。
② いつの情報?
災害時は状況が短時間で変化します。
数時間前には正しかった情報が、現在では古くなっていることもあります。
「○時間前」「昨日」「○月○日の情報」など、投稿日時を必ず確認しましょう。
③ 他の情報源でも確認できる?
ひとつの投稿だけを見て判断するのではなく、Googleなどで検索して、複数の情報源を確認しましょう。
例えば「○○市 避難所 開設」と検索し、自治体の公式サイトでも同じ情報が出ているかを確認します。
複数の信頼できる情報源で一致しているかを見ることがポイントです。
④ 「今すぐ拡散して!」には注意
「これはテレビでは報道されていません!」
「一人でも多くの人に知らせてください!」
「至急拡散してください!」
このように不安をあおって拡散を促す投稿には、特に注意したいところです。
もちろん本当に緊急性の高い情報の場合もあります。
だからこそ、拡散する前に発信元と情報の裏付けを確認することが大切です。
⑤ 写真や動画だけで判断しない
災害時には、過去の災害の写真や海外で撮影された映像などが、現在の災害の映像として投稿されるケースもあります。
写真や動画があるからといって、必ずしも「今起きていること」とは限りません。
撮影日時や場所まで確認するようにしましょう。
「救助要請」の投稿にも注意
災害時には、SNS上に救助を求める投稿が出ることがあります。
本当に助けを必要としている人からの投稿もありますが、過去の災害では、偽の救助要請や不確かな情報が問題になったこともあります。
内閣府は、能登半島地震の際に、寄付や募金を求める投稿、公的機関の支援や施設利用に関する不確かな情報、不審者・不審車両に関する不確実な投稿などがSNS上で拡散されたと紹介しています。citeturn0search1
「かわいそうだから」と焦って情報を拡散するのではなく、本当に信頼できる情報なのかを確認することが大切です。
子どもがいる家庭は「情報収集の方法」を複数用意
2児のママ目線で考えると、災害時に一番怖いのは、スマートフォンだけに情報収集を頼ってしまうことです。
停電してスマホの充電が減ったり、通信が不安定になったりする可能性があります。
そこで、情報を手に入れる方法を一つに絞らないことをおすすめします。
- スマートフォン
- テレビ
- ラジオ
- 自治体の防災情報
- 家族・近隣からの情報
スマートフォンが使えないときにも情報を得られるように、普段から複数の方法を考えておくと安心です。
当ブログでも、停電時の情報収集について、「防災ラジオおすすめ|停電・災害時の情報収集に」という記事で詳しく紹介しています。
「災害時にスマホが使えなくなったらどうする?」と考えるきっかけとして、こちらも参考にしてください。
家族で「情報のルール」を決めておく
災害が起きてから家族全員で考えるのではなく、平常時に簡単なルールを決めておくのもおすすめです。
- 避難情報は自治体の公式情報を確認する
- SNSだけで避難の判断をしない
- 不確かな情報を家族や友人に転送しない
- スマホ以外の情報収集方法も確認する
- 家族の連絡方法を決めておく
特に子どもがいる家庭では、親が慌てると子どもも不安になります。
普段から「災害が起きたら、このサイトを見る」「避難情報はここで確認する」と決めておくだけでも、いざというときの行動が変わってきます。
防災は「物」だけではない
防災というと、非常食や水、携帯トイレ、懐中電灯など、何を買って備えるかを考えがちです。
もちろん物の備えは大切です。
でも、正しい情報を手に入れる準備も同じくらい大切だと思います。
例えば、食物アレルギーのある子どもがいる家庭では、避難所で食べられるものが限られる可能性があります。
当ブログでも、「アレルギー対応非常食|子どもがいる家庭の備蓄」について紹介しています。
「何を備蓄するか」と同時に、「災害が起きたときに何を信じて行動するか」も家族で考えておきたいですね。
デマを広げないことも防災のひとつ
災害時は、情報を「受け取る側」だけでなく「発信する側」になることもあります。
SNSで見つけた情報を家族や友人に送ったり、XやInstagramなどで共有したりすることもあるでしょう。
そんなときに大切なのが、
「本当に確認できた情報かな?」
と、一度立ち止まることです。
政府広報も、災害時の偽・誤情報について、真偽を確かめることや、正確性を判断できない情報を安易に投稿・拡散しないことが重要だとしています。citeturn0search6
まとめ|「早く知る」だけでなく「正しく知る」が大切
災害時は、一刻も早く情報を知りたいと思います。
でも、「早く知ること」と「正しい情報を知ること」は同じではありません。
特にSNSでは、役立つ情報と間違った情報が混在しています。
- 発信元を確認する
- いつの情報なのか確認する
- 複数の情報源と比較する
- 写真や動画だけで判断しない
- 確認できない情報を拡散しない
2児のママとして、子どもたちを守るために大切なのは、たくさんの情報を集めることだけではありません。
「信頼できる情報を選んで、落ち着いて行動すること」だと思います。
災害が起きてから慌てないように、今のうちに家族で「どこから情報を得るのか」を決めておきましょう。
正しい情報を知ることも、家族を守る大切な防災です。
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メタディスクリプション
災害時に正しい情報を手に入れる方法を2児のママ目線で解説。SNSに流れるデマや古い情報に惑わされないために、発信元・日時・複数の情報源を確認する方法や、自治体・気象庁など信頼できる情報源を紹介します。
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