大きな地震は、
自宅にいる時に起きるとは限りません。
家族で買い物をしている時。
駅へ向かって歩いている時。
子どもと繁華街にいる時。
仕事や学校から帰っている途中。
そんな「街中」で大地震に遭った時、
私たちは何に気をつければいいのでしょうか。
2児のママ目線で特に覚えておきたいと思ったのが、
街中では「頭の上」にも注意する!
大きな地震では、
窓ガラスや看板、外壁などが上から落ちてくる可能性があります。
地震が起きると、
つい足元ばかり見てしまいそうですが、
ビルが立ち並ぶ場所では
頭上からの落下物も大きな危険です。
今回は、
街中で大地震に遭った時に注意したい窓ガラス・看板などの落下物と、子どもを連れている時の身の守り方
について分かりやすくまとめます。
街中の大地震では「上から降ってくるもの」に注意
オフィス街や繁華街には、
高い建物がたくさんあります。
普段は何気なく歩いている場所でも、
大きな地震が起きると状況が一変する可能性があります。
総務省消防庁では、
中高層ビルが立ち並ぶオフィス街や繁華街について、
窓ガラス・外壁・看板などが落下してくる危険性がある
と注意を呼びかけています。
⚠ 街中で頭上から落ちてくる可能性があるもの
- 割れた窓ガラス
- 店舗などの看板
- ネオンサイン
- 外壁
- 外壁のタイル
- 建物に取り付けられた物
「建物が倒れてこなければ大丈夫」
ではありません。
建物の一部分が落ちてくる危険もある。
ということを覚えておきたいところです。
割れた窓ガラスは広い範囲に飛ぶ可能性がある
今回調べていて、
私が特に怖いと感じたのが
ビルの窓ガラスです。
総務省消防庁の「地震防災マニュアル」では、
オフィスビルの窓ガラスが割れて落下した場合について、
時速40~60kmで広範囲に拡散する
と説明されています。
つまり、
「ビルの真下にいなければ大丈夫」
とは限りません。
割れたガラス片が飛散する可能性を考え、
できるだけ建物から離れることが重要です。
総務省消防庁の詳しい解説はこちらから確認できます。
看板も落下する可能性がある
繁華街で注意したいのが、
店舗などに取り付けられている
看板やネオンサインです。
普段歩いている時には、
看板を見上げることはあまりないかもしれません。
でも繁華街を改めて見てみると、
建物から道路側へ張り出している看板がたくさんあります。
強い地震では、
こうした看板などが
落下したり転倒したりする可能性があります。
💡 覚えておきたいこと
繁華街で大きな揺れを感じたら、
「足元は大丈夫?」だけではなく、
「頭の上から何か落ちてこない?」
という視点を持ちましょう。
地震が起きたら、まずバッグなどで頭を守る
では、実際に街中で大きな地震に遭ったら、
どうすればよいのでしょうか。
消防庁では、
窓ガラスや看板などの落下に備えて
鞄などで頭を保護するよう案内しています。
バッグを持っていれば、
頭の上にかざして頭部を守ります。
バッグがなければ、
できる範囲で腕などを使って頭を守ります。
👜 街中で大きく揺れたら
- 慌てて走り回らない
- バッグなどで頭を守る
- 窓ガラスを意識する
- 看板の下から離れる
- 外壁やタイルの落下にも注意する
- 周囲を確認しながら建物から離れる
「建物のすぐそば」から離れる
ガラスや看板の落下を考えると、
ビルの壁際にいることが安全とは限りません。
消防庁は、
オフィス街や繁華街で強い揺れに遭った場合には、
頭を保護して
できるだけ建物から離れるよう案内しています。
政府広報でも、
街中では看板や割れた窓ガラスの破片が落下することがあるため、
建物の周囲から離れるよう紹介されています。
ただし、
揺れている最中に、危険な場所を無理に走り抜けるのは避けましょう。
周囲の状況を見ながら、
落下物や転倒物から身を守れる場所を判断することが大切です。
「ビルの入口へ飛び込めば安全」とは限らない
頭上から物が落ちてきそうだと、
「とりあえず近くのビルに入ろう!」
と思うかもしれません。
しかし、
地震によってその建物自体が損傷している可能性もあります。
また、
入口付近にガラスが使われていたり、
頭上に看板や外壁材があったりする場合もあります。
そのため、
「屋外だから危険」
「建物の中なら安全」
と単純に判断しないこと。
周囲の状況や施設管理者などの指示を確認して行動しましょう。
前回紹介した「X字のひび割れ」にも注意
大きな地震の後は、
落下物だけでなく
建物そのものの損傷にも注意が必要です。
例えば、
鉄筋コンクリート造の柱や壁などに
大きな斜め方向のひび割れが生じ、
「X字(バツ印)」のように見える場合があります。
これは重大な損傷の可能性を考えるサインの一つです。
ただし、
一般の人がひび割れだけを見て
建物の安全性を判定することはできません。
明らかに大きな損傷がある建物には、
近づかないようにしましょう。
住宅街では「屋根の上」にも注意
頭上からの落下物は、
高層ビルがある場所だけの問題ではありません。
住宅街でも注意が必要です。
消防庁では、
地震の際には住宅から
- 屋根瓦
- ベランダの物
- エアコンの室外機
- 植木鉢・プランター
などが落下する可能性があるとして、
頭上にも注意するよう呼びかけています。
さらに住宅街では、
ブロック塀・石塀・電柱・自動販売機などの
「倒れてくるもの」にも注意します。
子どもと一緒なら、まず子どもの頭を守る
2児のママとして考えると、
街中で大地震に遭った時に一番心配なのは子どもです。
子どもは大人より身長が低く、
周囲の状況も把握しにくいと思います。
さらに、
大きな揺れに驚いて走り出してしまう可能性もあります。
👩👧👦 子どもと街中にいたら
- まず自分と子どもの頭を守る
- 子どもを勝手に走らせない
- 窓ガラスのある建物から離れる
- 看板の真下を避ける
- ブロック塀などから離れる
- 安全を確認しながら移動する
普段から子どもに、
「外で地震が来たら、頭を守ろうね」
と伝えておくだけでも違うと思います。
子どもには「上から・横から」を教えてみる
子どもに防災を教える時は、
難しい言葉よりシンプルなルールのほうが覚えやすいと思います。
そこでわが家なら、
街中の地震について
「上から落ちてこない?」
「横から倒れてこない?」
という2つを一緒に考えたいと思います。
上からなら、
窓ガラス・看板・瓦・外壁など。
横からなら、
ブロック塀・自動販売機・電柱など。
街を歩きながら、
「ここで地震が来たら何が危ない?」
と親子でクイズにしてみるのも、
防災を身近にする方法です。
揺れがおさまった後もガラスに注意
大きな揺れがおさまっても、
すぐに安全になるわけではありません。
すでに割れている窓ガラスや、
外れかけている看板・外壁などが、
余震によって落下する可能性があります。
さらに道路には、
割れたガラスが散乱している可能性があります。
⚠ 揺れがおさまった後も建物の真下を避け、
頭上と足元の両方を確認しましょう。
「家族が心配!」でも、すぐ歩いて帰らない
仕事中や買い物中に大地震が起きたら、
「子どもが心配だから、すぐ家に帰りたい」
と思うのは自然なことだと思います。
でも大地震直後の街には、
- 割れたガラス
- 落下した看板
- 倒れた塀
- 損傷した建物
- 火災
- 道路の損傷
など、普段とは違う危険が発生している可能性があります。
政府も、大規模地震の際には多数の帰宅困難者が発生する可能性を想定しています。
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外出中の大地震では、
「とにかく家へ帰る」ことが必ずしも安全とは限りません。
地震直後に無理に移動するリスクや、
家族で事前に決めておきたいことを紹介しています。
災害用伝言ダイヤル171も家族で確認しておこう
「すぐ帰らない」という判断をするためには、
家族の安否を確認する方法を準備しておくことも重要です。
大規模災害では電話がつながりにくくなる可能性があります。
そんな時のために、
災害用伝言ダイヤル171などの使い方を
家族で確認しておきましょう。
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▶ 【災害用伝言ダイヤル171を一度試そう】知っているだけでなく家族で体験してみよう
「いざという時に初めて使う」のではなく、
平常時に家族で体験しておくのがおすすめです。
普段歩く街を「地震目線」で見てみよう
今回の記事でおすすめしたいのが、
普段の買い物や散歩のついでに
街を「地震目線」で見ることです。
例えば、
🔍 街中の防災チェック
- 大きなガラス窓があるビルはどこ?
- 頭上に看板が多い場所は?
- 外壁タイルの建物は?
- ブロック塀が続く道は?
- 自動販売機がある場所は?
- 電柱が多い道は?
- 比較的広い場所はどこ?
- 一時的に安全を確保できそうな場所は?
実際に大地震が起きてから、
危険な場所を一つずつ探す余裕はないと思います。
だからこそ平常時に、
「ここで地震が来たら、どこへ行く?」
と家族で考えておくことが大切です。
街中で大地震!覚えておきたい行動まとめ
✅ その時のために覚えておこう
- まず自分の身を守る
- バッグなどで頭を保護する
- 窓ガラスの下から離れる
- 看板・ネオンサインの下を避ける
- 外壁・タイルの落下にも注意する
- 建物からできるだけ離れる
- ブロック塀・自動販売機などにも近づかない
- 子どもを走らせない
- 揺れがおさまった後も頭上と足元を確認する
- 正しい情報を確認してから行動する
まとめ|街中の地震では「頭の上」を忘れない
大地震が起きた時、
私たちはどうしても
「建物が倒れるかどうか」に目が向きがちです。
でも街中では、
建物そのものが倒壊しなくても、
窓ガラス
看板
外壁・タイル
などが落下してくる可能性があります。
街中で大きく揺れたら、
「頭を守る」
「頭上を見る」
「建物から離れる」
この3つを覚えておきたいと思います。
そして2児のママとしては、
子どもにも難しい説明をするより、
「地震が来たら、上から落ちてくる物にも気をつけようね」
と普段から伝えておきたいです。
いつもの駅前。
いつもの商店街。
いつもの通学路。
何も起きていない時に一度、
「ここで大地震が来たら何が落ちてくる?」
という目線で見てみてください。
危険を事前に知っていることが、
いざという時の一歩につながります。
※本記事は一般的な地震防災についてまとめたものです。実際の地震では周囲の建物、道路、火災、人の混雑などによって状況が異なります。消防・警察・自治体・施設管理者などの指示や公的機関の情報を確認し、その場の状況に応じて安全を最優先に行動してください。

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